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2021年04月28日
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N-VANの納車を楽しみにしている毎日。ネットでソロキャンプを検索したり、関係記事を読んでいると、GOOGLEさんからその手のサイトや広告をいろいろ紹介?してくれる。それをまた見るから増える、という(今のところ)良循環しているなかで目に付いたサイトがあった。
https://www.j-cast.com/2021/04/26410352.html?p=all

市販されているアルコールは主に2種類。
エタノール(エチルアルコール)とメタノール(メチルアルコール)。
私が中学校の頃は、エチルアルコール、メチルアルコールと呼ばれていたが、大学ではIUPACによる命名法を用いていた。
たぶんその頃が移行期間だったのだろう。
エタノールは日本語で「酒精」と呼ばれ、文字通りお酒の成分である。
消毒用や、醸造されたものは飲用にもなっていて、使い方(飲む量)を間違えなければ、安全なものである。
メタノールは「木精」とよばれ、木材を乾留した際に生じる乾留液(木酢液)を蒸留したものである。主に燃料用や化学反応の原料として使われている。

特に人体に有害なのはメタノールであるが、素人には覚えにくい。
そのため、消毒用アルコールが不足した時期に、間違って薬局でメタノールを購入した人も多々いたようである。
覚え方としては、 タノール=チルアルコール= 散るアルコールと覚える。

とにかく薬局や固形燃料などで販売されているアルコール名の初めが「メ」の場合は、「目が散るのメ」だと思っていれば間違いない。

先に書いてしまったが、固形燃料として使われている為、取り扱いには注意して欲しい。
先に挙げたサイトで、固形燃料を使った直火で調理ということを紹介した無知な人がいるようだが、訂正記事が載っていた。
完全燃焼しきれないメタノールが、その上で焼かれている食材にどれだけ残留してしまうのかは不明だし、急性毒性があるほどの量はありえないと個人的には考えているが、直接口に入れるものに有害なものをわざわざ付着させることを推奨する理由はないと思うので、まあやらない方がいいだろう。

また、記事を読んでいてふと思ったのが、幼児が固形燃料をゼリーと間違って(そのまま)食べてしまわないか、ということ。
これは揮発していない「目散るアルコール」(あえてこの表現を使っています)を食べてしまうことになり、しかも体の小さい用事に悪影響を十分に与える恐れがある。

調べてみると、このような食品容器に入れて保存することを推奨してるサイトも。 https://bigvo.net/camp/tool/solid-fuel-storage-case/

子供がいないならまだリスクは低いと思うが、もし子供(特に幼児)がいる家庭では、誤食するリスクが跳ね上がることを考えないのだろうか。
先の固形燃料で直火炊きよりも、こっちの方が多くの危険があるように思える。
固形燃料は「冷暗所に保管」する必要があるため、夏の日射を避ける意味で、もしクーラーボックスや冷蔵庫で保管してしまうと、誤食の可能性はさらに上昇するのではないかと思ってしまう。
人に害があるのは、0.3~1.0g/kg程度、固形燃料に含まれるメタノールは最大80%程度なので、10kgの幼児なら3.75~12.5gほど飲み込めば(解毒治療ができなければ)失明、または最悪命を落とす恐れがある。

山奥のキャンプ場などでは手遅れになる恐れもあるので、絶対に食品容器に入れてクーラーボックスに入れるような愚行は避けて欲しい。





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最終更新日  2021年04月28日 15時04分29秒
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