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新緑が目に染み入ります 今回は金華山ドライブウェイをご紹介するのですが...なんとなく、以前にもこのブログにてご紹介した記憶があったので調べてみると、2010年の記事だったようです 調べないと解らないくらい昔の記事...ということで、過去記事と被っている点について、ご容赦いただけますと幸いです。 ~桜はとうに終わっているけど~ 岩戸公園側から出発 ワタシの担当する記事は、基本的に自分の趣味の延長で書かせていただいており、自転車や登山に関するものばかり...。飲食系の記事を書けるほどの舌を持ち合わせておりませんし(苦笑)。 今回も自転車で登ります。 桜は既に散っていたのが残念でしたが、代わりに眩しいほどの新緑が目を楽しませてくれます 緑のトンネルを進むのは、気持ちの良いもの。 これで、ヒノキ花粉が飛んでなければ超快適なんだけどなぁ... 金華山サークルトレイルの記事でご紹介した鷹巣山は、この角度から見ると堂々とした構えを見せます。 切り立った岩肌がカッコいい ~七曲登山道のオイシイとこだけ~ 標高100mをちょっと越えたあたりに切通しがあり、ここから七曲登山道に合流できます。 ここより下の七曲登山道はダラダラした登り、逆にここより上は、尾根をまっすぐ登る階段続きの急登となります。 なのでワタシは、ここから七曲登山道を登ると得した気分になります。「オイシイとこ」だけ頂いているみたいで... ん~わかんないかなあ(笑)。 実際、雨上がりなどで足場が悪い日の夜間登山の際には重宝しています。 ~はるばる南半球の海底からやってきた~ 金華山周辺の山は、チャートでできた山であることは良く知られています。 ドライブウェイ沿いにも、薄い層状の岩が何層にも重なった、チャート特有の岩肌を見ることができます。 このチャートについての説明板が、先ほどの切通し付近に建てられています。 『放散虫の死骸が南半球の赤道付近の海底に堆積したもの』が、プレートの移動で北上したと考えられているとのこと。 実は金華山、南国育ちだったんだ 身近な山の意外な生い立ちに驚かされます。 ~ちょっとした『非日常感』~ ちょっと登るだけで、すばらしい展望を楽しめるのが、金華山の最大の魅力だと思います 遠すぎず近すぎない程度で、軽くフィルタを掛けられたようなクルマの音などが聞こえてくるのが、かえって日常の繁忙を忘れさせるような、ホッとした気持ちにさせてくれます。 いつもすぐそこにある非日常空間。 思い立ったらすぐ(仕事帰りでも?!)行ける、すばらしい非日常空間に、皆様もぜひいらっしゃってください。 そうそう、もう終わっちゃったと思っていた桜に、思いがけず出会えました 粕森公園の枝垂桜 帰りに柳ヶ瀬に寄るため、水道山の展望台から自転車かついで歩いて下ってきたところでご対面 見られないと思っていた桜にも出会えて、大満足です(笑) KTさんからの投稿でした。
2014年04月23日
こんにちは。かえちです。以前、桜の美しい日中友好庭園をご紹介しました。 (記事はこちら) この日の岐阜公園周辺までの移動手段は、自転車岐阜市が実施している「ぎふ・まちなかレンタサイクル」を利用しました岐阜駅の南にあるレンタサイクルポートにて、自転車を借りました。 利用について、少しご説明しますと、 利用料 1日1回 100円利用時間 9:00~19:00 *レンタサイクルポートや時期によって時間が異なります。レンタサイクルポートは、市内5か所にあります。JR岐阜駅南口岐阜市役所南庁舎岐阜公園鵜飼観覧船のりば、長良川うかいミュージアム この日は爽やかなサイクリング日和!自転車に乗っていてとても気持ち良かった この日のサイクリングコース岐阜駅 → 溝端公園 → 伊奈波神社 → 川原町 → 日中友好庭園→ 岐阜公園 → 岐阜駅 途中、麩まんじゅうやパンを買ったので、岐阜公園内の桜や新緑を眺めながら、美味しくいただきました。 自転車のいいところって、気軽に寄り道ができたり、ゆっくりのんびり周りの風景を楽しみながら進めることですね。健康にもいいし! ステキなカフェを見つけることもできました。 皆さんもレンタサイクルを利用して、岐阜市内を散策してみませんか?岐阜市では「岐阜市自転車散策マップ ぎふポタ」を作成しています。いろいろなコースがありますので、ご自分に合ったコースでサイクリングしてみてください。 レンタサイクルのご利用については 岐阜市ホームページ http://www.city.gifu.lg.jp/9790.htm岐阜市自転車散策マップは 岐阜市ホームページ http://www.city.gifu.lg.jp/12589.htmをご覧ください。 かえちさんからの投稿でした。
2014年04月17日
KTさんからの投稿です。 私が毎年この時期に楽しみにしているものをご紹介します。 ~かつての主要産業に欠かせなかった木~この木が何かわかるでしょうか?生えていた場所は、川沿いに茂った林の中です。かつては多く見られたそうなので、ご存知の方は多いでしょう。正解は「桑の木」。そう、学校で「蚕のえさ」として教えられた桑の木です。養蚕を営む農家の方が減って、現在では放置されていることが多いそうです。でも実はこの木、人間が食べてもうまいんです!・・・あ、いや葉っぱをムシャムシャ食べるわけじゃないです。(笑) ~これはもう「果物」なんじゃないか~ 枝先をよく見ると、葉っぱに隠れて、小さな黒と赤の粒々がびっしりとついています。これが今回ご紹介する桑の実。梅雨前のこの時期に実を付けます。黒いほうが熟した実。赤いほうも美味しそうな色をしていますが、まだ食べられません。 形はブラックベリーのよう。食べると甘みの中にかすかに酸味があって、とっても美味しい。種も小さくて気になりませんので、食べやすい。これを果実酒として漬け込むと、とても深い味わいになります。果物として売っていても不思議じゃないくらい美味しい実です。 ~でも、注意事項があります~まず、この実から出る果汁が手や口の周りに付くと、とっても落ちにくいこと。実がとても柔らかく、摘んで食べていると必ず果汁が手に付きます。これが、水洗い程度では簡単に落ちないんです。なので、迂闊に素手で摘めません。それに、この木にはいろんな虫たちが集まってきています。毛虫、クモ、カメムシ等に耐性の無い方は、近づかないほうが良いかもしれませんよ。頭上の枝を掴んで振っていると、熟した実(しかも落ちにくい果汁付き)と一緒に、頭の上へ降ってきますので。(笑) ~久しぶりの長良川左岸堤防~桑の実を摘んだあとは、自転車で以前ご紹介した長良川左岸堤防の日曜休日規制へ。でも、今回は通行止めとなっている堤防道路ではなく、堤防下の道路を走ります。ここは災害時の緊急輸送道路として整備されているようです。 国道21号穂積大橋の下流約300m付近から忠節橋下流まで、約7kmもの長さがあります。道幅も広いし舗装も綺麗なので、自転車で走ると快適です。(雑草の花粉にアレルギーのある私は、すぐに目が真っ赤になってしまうのですが・・・。) 実際に、多くの方々が自転車を楽しんでましたよ。
2012年06月06日
KTさんからの投稿です。『長良川自転車道』は、市内からのアクセス良く手軽に楽しめるサイクリングコースです。ゴールデンウィーク最終日に実走してきましたのでご紹介します。~『自転車道』として整備された道~ 以前ワタシがご紹介した『長良川清流自転車道』に比べると、こちらの『長良川自転車道』はご存知の方も多いことでしょう。このコースは、忠節橋から海津市の木曽三川公園までの36.5kmの区間に整備された『県道』です。わざわざ県道と書いたのは、ここが『岐阜県道岐阜千本松原公園自転車道線』として独立して整備された自転車道だから。自動車の走行空間と分離されており、安心して走れる環境が整えられています。先述の長良川清流自転車道も、同様に自転車道として整備が進められている県道です。近年は自転車を楽しむ方々が増えているようで、街中でもよく見かけます。久々に立ち寄った市内のスポーツ用品店で、スポーツサイクルの売り場が倍増していて驚いたこともあります。このような自転車道が各地に増えれば、サイクリングの魅力がより一層多くの方々に広がるのかな・・・と期待しています。~走行に当たっての注意事項など~自転車道は、起点の忠節橋からは長良川左岸を、河渡橋から先は右岸を通ります。河渡橋までの区間は、以前紹介した記事も参考にしてください。この区間は、日曜日には堤防上の車道も通行止めとなるため、自転車でも快適に走れますよ。河渡橋を渡る際は、北側の歩道を、歩行者に注意しながら通過してください。右岸側に入り口を示す大きな看板がありますので、ここは迷う心配はありません。ただこの先終点までの区間は、注意していないとルートを見失いがちです。特に橋の下を通過する地点は複雑な迂回ルートが多いので注意してください。イネ科のアレルギーをお持ちであれば、これから花粉が飛ぶ時期は十分な対策が必要です。狭い道路の左右に盛大にイネ科の雑草が生い茂ってきて、肌に触れるほどになります。(現時点では、まだそれほど生い茂っていませんが・・・。)実はワタシ自身がアレルギー持ちのため、ここの道路は随分と苦労します。イネ科の花粉は遠くには飛ばないそうなので、症状が酷いときは自転車道を離れたほうが良いかもしれません。このほか、沿線のトイレ等については後述します。~沿線の風景~河渡橋を過ぎて最初にくぐる橋が、JR東海道本線の長良川橋梁です。橋脚の基礎(ウェル)にレンガが使われていて、歴史を感じさせます。橋梁は架け替えされているようですが、それでも一部スパンに大正時代の鉄橋が残っている(根拠文典はWikipedia。)とのこと。轟音を立てて走り抜ける最新鋭の電気機関車の足元で、これらの古い鉄道構造物が現役で物流を支えています。河原では、ノイバラの白い花が咲き始めていました。鋭いトゲを持っている反面、意外と可愛らしい花を咲かせます。ノイバラの小さな実が赤く色づいた頃、リースなどにアレンジしてもきれいです。あっ、イタチだ!水溜りで喉を潤しているようです。そっと近寄って写真を撮った瞬間、気づかれてしまいました。ここでは、こんな小動物を見かけることも珍しくありません。~まだまだ道は続くのですが・・・~墨俣の一夜城が見えてきました。今年もきれいに咲き誇っていた桜並木は、今ではまばゆい緑に彩られています。重厚な佇まいの長良大橋に到着。ここからさらに進むと終点の木曽三川公園に到着・・・なのですが、実はまだ半分も来ていません(笑)。残りの距離は約25kmで、まだまだここからが本番。…なのですが、今回ご紹介するのはここまで。岐阜市のブログですし、市内から大きく離れるわけにはいかないのです・・・。自転車の話題を市内のみで探してくることは、毎回ワタシの頭痛の種だったりします。ルート上に休憩施設がほとんどなく、唯一『道の駅クレール平田』でトイレが利用できます。とはいえ、長良大橋からまだ10kmほどの距離があります。出発前にトイレを済まし、飲み物等を十分持ってお出かけください。なお、堤防上のルートから少し離れればコンビニなどもありますので、あらかじめインターネットの地図サービスなどで場所を調べておくと安心です。~麦畑を渡る風に吹かれながら・・・~風が吹き抜けるたび、麦畑にきれいな波紋が広がります。波紋に追いつくように走ると、耳元で風を切る音がふっと小さくなり、代わりに車輪の回る音、麦の穂先が揺れる音が鮮明に聞こえてきます。『風と一体となる』というのは、こういう体験を表すのかな・・・と思ったり。気候も良くなってきましたので、ぜひ自転車でお出かけください。
2011年05月12日
KTさんからの投稿です。 ~かつての面影を探して~ 忠節駅から、岐阜市の島地区や七郷地区を経由して、揖斐川町の本揖斐駅へと繋がれていた名鉄揖斐線。長い歴史の幕を閉じてからすでに5年以上過ぎ、架線やレールが撤去されるなど、かつての鉄路の名残はだんだん消えつつあります。 そんな中でも、揖斐線の面影が今も残る場所を、沿線住民のワタシがご紹介させていただきます。 ※今回ご紹介する場所には、岐阜市外の場所もあります。予めご了承ください。 ~冷房なんてものはなかった~ 岐阜市内線沿線の現在については、当ブログのライター「あにい」氏が紹介しておられます。 そして今回私が紹介する名鉄揖斐線は、その岐阜市内線のうち忠節支線の終端、忠節駅から続いていた専用軌道の鉄道で、2001年には黒野~本揖斐間が、2005年には残る区間も廃止となりました。 旧伊自良川橋梁架橋地点。橋脚や築堤などは撤去され、現在は左岸側で護岸工事が進められています。 個人的な話で恐縮ですが、小さい頃から慣れ親しんでいた路線で、子供のころは電車といえば揖斐線しか知りませんでした。 なので、名古屋本線のパノラマカーに乗ったときは、異次元の乗り物に思えたほどです(笑)。 旧谷汲駅(旧:谷汲村・現:揖斐川町)のホームに今も保存されているモ750形。(ここには後述するモ510形も一緒に保存されています。) 揖斐線よりも一足先に廃線となった谷汲線を走っていた最後の車両として、ここで一般公開されています。 谷汲線に転属になる前は揖斐線も走っていました。 市内の金公園に保存されているモ510形共々、懐かしい思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか これらの電車には『冷房』がありません。 晴れていれば、車窓を開ければ気持ちのよい風が入るのですが、梅雨時の通学は特に大変でした。 満員電車の中はまるでサウナ。駅につくころには汗でベタベタで、これなら雨に濡れながら自転車で走ったほうがマシだとさえ思ったものです。 後年、冷房付の新型車両が登場したときは、本当に嬉しかったです。 ~赤茶けたレールが物語る歴史~ 最初に書いたとおり、市内を含めて揖斐線沿線では、今ではレールはほとんどが撤去され、バラストと呼ばれる砂利だけが延々と続いています。 そんな中で、現在もレールが残るのがここ、旧黒野駅構内(大野町)。 背後に見える建物は、開業当時(昭和初期)からほとんど姿を変えていない駅舎です。 構内は、架線こそ撤去されているものの、廃止当時からほとんど変わっていない様子。 実はここに佇むレールたちの中に、鉄道レール史を語る証人達がいるかもしれません。 最後でご紹介する参考文献によると、谷汲線内では、開業当時に調達されたフランス製レール(1925年製)や、鉄鋼王アンドリュー・カーネギー(ニューヨークにある有名なコンサートホールの生みの親)の会社で生産された19世紀製(!)のアメリカ製レールなど、多数の輸入レールが確認できたそうです。 黒野駅は谷汲線と同時期に開業したので、きっと上記のようなレールがどこかに残っていることでしょう。 また、更に早く開業した忠節~北方町の区間でも、このような古参レールが廃線まで使用されていたのかもしれません。 旦ノ島~尻毛間。今はバラストだけが残されています。 和暦で言えば1925年は大正14年。遙かヨーロッパやアメリカから日本へやって来て、以来長きにわたり、この地域の発展を足元で支えてきたレール達にも感謝です。 ~少しずつ春めいてきました~ 山間に差し込む日の光にも暖かさを感じるようになりました。 自転車で走っていると、季節の変わり目を肌で感じることが出来ますよ。 参考文献:大島一朗(2005) 『谷汲線 : その歴史とレール ローカル線からかいま見る激動の日本と世界』 岐阜新聞社
2011年03月09日
KTさんからの投稿です。錦繍が青空に映える季節がやってきました。一年中で最も豪華に彩られる木々たちに、金華山へ逢いに行きました。 ~まずは金華山ドライブウェイから~金華山ドライブウェイは、金華山の南側にある水道山を通っています。沿道にはたくさんのモミジが見られ、それらが一斉に真っ赤に色づいた様は市内からも赤い帯となって遠望できます。…まあ岐阜市にお住まいの方であれば、今更ワタシがご紹介するまでもなかったでしょうか…。土曜、日曜、休日は、岐阜公園から展望台入り口までの区間が、岐阜公園側からの一方通行となっています。展望台入り口の規制の様子。お帰りは、反対側の岩戸公園側への下山となります。お間違えないないよう、お気をつけください。実はワタシ、普段からよく自転車で山や峠道へ遊びにいくのですが、金華山を登るのは初めて。街中の山には、これまではなかなか足が向きませんでした。でも登り始めてすぐ、鬱蒼と茂る木立の中には確かに山の空気が流れていました。小鳥たちのさえずりが心地良く響き渡る中、遠くに街の喧騒も聞こえてきて、不思議な感じ。肝心な紅葉は、ちょっとだけ時期が早かったみたいですが、いつもの山と同じように気持ちよく走れました。市街地から自転車で10分足らずでこの景色。ずいぶんお手軽でゼイタクな紅葉狩りだと思います。~モミジの葉っぱは真っ赤♪…かな?~しかし、なかなか真っ赤なモミジが見つかりません。このあたりの沿道は、おそらく来週には真っ赤に染まるのではないでしょうか。春の桜もそうですが、本当に美しい時期に巡り合えるには、『運』みたいなものも必要です。山の神様に試されてるのかなぁ…。~そして『今日イチ』の紅葉が~自転車を降りて、歩いて上のほうの様子も見に行きます。七曲登山道で頂上へ。この山のシンボル、岐阜城が見えてきました。あちこちの登山道やロープウェイで登ってきた人たちと合流し、ずいぶん賑やか。そして今日イチ(今日一番)の紅葉は、岐阜城の前に。やったね、ビューリフォ!~下山の楽しみ~下山は足元ばかり見ることになるため少々つまらないものですが、この時期は足元を見ていても飽きません。可愛らしいどんぐり。これはクヌギ。いつものお水も写っています(苦笑)。登山のお供にも最適ですよ。自転車併用だったので、下山はあっという間でした。(山頂から30分足らず。)紅葉は見ごろです。ぜひお出かけになってみてください。
2010年11月24日
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