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KTさんからの投稿です。
私が毎年この時期に楽しみにしているものをご紹介します。
~かつての主要産業に欠かせなかった木~
この木が何かわかるでしょうか?
生えていた場所は、川沿いに茂った林の中です。
かつては多く見られたそうなので、ご存知の方は多いでしょう。
正解は「桑の木」。
そう、学校で「蚕のえさ」として教えられた桑の木です。
養蚕を営む農家の方が減って、現在では放置されていることが多いそうです。
でも実はこの木、人間が食べてもうまいんです!
・・・あ、いや葉っぱをムシャムシャ食べるわけじゃないです。(笑)
~これはもう「果物」なんじゃないか~
枝先をよく見ると、葉っぱに隠れて、小さな黒と赤の粒々がびっしりとついています。
これが今回ご紹介する桑の実。
梅雨前のこの時期に実を付けます。
黒いほうが熟した実。
赤いほうも美味しそうな色をしていますが、まだ食べられません。
形はブラックベリーのよう。
食べると甘みの中にかすかに酸味があって、とっても美味しい。
種も小さくて気になりませんので、食べやすい。
これを果実酒として漬け込むと、とても深い味わいになります。
果物として売っていても不思議じゃないくらい美味しい実です。
~でも、注意事項があります~
まず、この実から出る果汁が手や口の周りに付くと、とっても落ちにくいこと。
実がとても柔らかく、摘んで食べていると必ず果汁が手に付きます。
これが、水洗い程度では簡単に落ちないんです。
なので、迂闊に素手で摘めません。
それに、この木にはいろんな虫たちが集まってきています。
毛虫、クモ、カメムシ等に耐性の無い方は、近づかないほうが良いかもしれませんよ。
頭上の枝を掴んで振っていると、熟した実(しかも落ちにくい果汁付き)と一緒に、頭の上へ降ってきますので。(笑)
~久しぶりの長良川左岸堤防~
桑の実を摘んだあとは、自転車で以前ご紹介した長良川左岸堤防の日曜休日規制へ。
でも、今回は通行止めとなっている堤防道路ではなく、堤防下の道路を走ります。
ここは災害時の緊急輸送道路として整備されているようです。
国道21号穂積大橋の下流約300m付近から忠節橋下流まで、約7kmもの長さがあります。
道幅も広いし舗装も綺麗なので、自転車で走ると快適です。(雑草の花粉にアレルギーのある私は、すぐに目が真っ赤になってしまうのですが・・・。)
実際に、多くの方々が自転車を楽しんでましたよ。
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