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2011年05月12日
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カテゴリ: サイクリング

KTさんからの投稿です。

『長良川自転車道』は、市内からのアクセス良く手軽に楽しめるサイクリングコースです。ゴールデンウィーク最終日に実走してきましたのでご紹介します。

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~『自転車道』として整備された道~

以前ワタシがご紹介した 『長良川清流自転車道』 に比べると、こちらの『長良川自転車道』はご存知の方も多いことでしょう。


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このコースは、忠節橋から海津市の木曽三川公園までの36.5kmの区間に整備された『県道』です。

わざわざ県道と書いたのは、ここが『岐阜県道岐阜千本松原公園自転車道線』として独立して整備された自転車道だから。自動車の走行空間と分離されており、安心して走れる環境が整えられています。先述の長良川清流自転車道も、同様に自転車道として整備が進められている県道です。

近年は自転車を楽しむ方々が増えているようで、街中でもよく見かけます。久々に立ち寄った市内のスポーツ用品店で、スポーツサイクルの売り場が倍増していて驚いたこともあります。

このような自転車道が各地に増えれば、サイクリングの魅力がより一層多くの方々に広がるのかな・・・と期待しています。

~走行に当たっての注意事項など~

自転車道は、起点の忠節橋からは長良川左岸を、河渡橋から先は右岸を通ります。河渡橋までの区間は、 以前紹介した記事 も参考にしてください。この区間は、日曜日には堤防上の車道も通行止めとなるため、自転車でも快適に走れますよ。

河渡橋を渡る際は、北側の歩道を、歩行者に注意しながら通過してください。

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右岸側に入り口を示す大きな看板がありますので、ここは迷う心配はありません。

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ただこの先終点までの区間は、注意していないとルートを見失いがちです。特に橋の下を通過する地点は複雑な迂回ルートが多いので注意してください。

イネ科のアレルギーをお持ちであれば、これから花粉が飛ぶ時期は十分な対策が必要です。狭い道路の左右に盛大にイネ科の雑草が生い茂ってきて、肌に触れるほどになります。

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(現時点では、まだそれほど生い茂っていませんが・・・。)

実はワタシ自身がアレルギー持ちのため、ここの道路は随分と苦労します。イネ科の花粉は遠くには飛ばないそうなので、症状が酷いときは自転車道を離れたほうが良いかもしれません。

このほか、沿線のトイレ等については後述します。

~沿線の風景~

河渡橋を過ぎて最初にくぐる橋が、JR東海道本線の長良川橋梁です。

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橋脚の基礎(ウェル)にレンガが使われていて、歴史を感じさせます。橋梁は架け替えされているようですが、それでも一部スパンに大正時代の鉄橋が残っている(根拠文典は Wikipedia 。)とのこと。

轟音を立てて走り抜ける最新鋭の電気機関車の足元で、これらの古い鉄道構造物が現役で物流を支えています。

河原では、ノイバラの白い花が咲き始めていました。

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鋭いトゲを持っている反面、意外と可愛らしい花を咲かせます。ノイバラの小さな実が赤く色づいた頃、リースなどにアレンジしてもきれいです。

あっ、イタチだ!

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水溜りで喉を潤しているようです。そっと近寄って写真を撮った瞬間、気づかれてしまいました。
ここでは、こんな小動物を見かけることも珍しくありません。

~まだまだ道は続くのですが・・・~

墨俣の一夜城が見えてきました。

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今年もきれいに咲き誇っていた桜並木は、今ではまばゆい緑に彩られています。

重厚な佇まいの長良大橋に到着。

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ここからさらに進むと終点の木曽三川公園に到着・・・なのですが、実はまだ半分も来ていません(笑)。残りの距離は約25kmで、まだまだここからが本番。

…なのですが、今回ご紹介するのはここまで。岐阜市のブログですし、市内から大きく離れるわけにはいかないのです・・・。自転車の話題を市内のみで探してくることは、毎回ワタシの頭痛の種だったりします。

ルート上に休憩施設がほとんどなく、唯一『道の駅クレール平田』でトイレが利用できます。とはいえ、長良大橋からまだ10kmほどの距離があります。出発前にトイレを済まし、飲み物等を十分持ってお出かけください。
なお、堤防上のルートから少し離れればコンビニなどもありますので、あらかじめインターネットの地図サービスなどで場所を調べておくと安心です。

~麦畑を渡る風に吹かれながら・・・~

風が吹き抜けるたび、麦畑にきれいな波紋が広がります。

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波紋に追いつくように走ると、耳元で風を切る音がふっと小さくなり、代わりに車輪の回る音、麦の穂先が揺れる音が鮮明に聞こえてきます。

『風と一体となる』というのは、こういう体験を表すのかな・・・と思ったり。

気候も良くなってきましたので、ぜひ自転車でお出かけください。





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最終更新日  2011年05月12日 11時53分43秒
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