Toi toi toi ! 指揮者 直井大輔のBlog
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我が家の大切な家族、猫のトラちゃんが、今朝、息を引きとりました。17歳でした。10日ほど前から入院しっぱなしで、大きな手術もしたけど、よく耐えて頑張ってくれたね。入院中どんどん衰弱していきましたが、家族でお見舞いに行くと、声や匂いに反応して、喉をゴロゴロ鳴らしたり、弱った体を無理に起こそうとしてくれたり、たくさん鳴いて、おしゃべりしたりしてくれました。手術を受けた後は、体力が思うように戻らず、ついに、体を動かすことも、声を出すこともできなくなっていました。そんな状態でも、家族の呼びかけに反応して、ゴロゴロ言いながら、無理に手足を動かそうとしてくれました。そのときの帰り際に、一瞬何か言いたそうな目で僕を見てくれました。それが、トラちゃんと僕の最後の別れになってしまいました。僕はいま松山へ来ているため、両親に頼んで、今日退院させて、自宅に連れて帰るつもりでした。術後の経過があまり思わしくなく、昨日の夜、「少し苦しそうです。唇の色もあまり良くありません。」と、病院から知らせが入りました。一晩、特別看護室に入れてもらって、今朝、朝一番で両親が病院にかけつけてくれました。朝9時ごろ、「いま病院に着いて、薬や流動食を入れるための管を鼻に通したり、先生が退院の準備をしてくれてる」と、両親から電話が入りました。が、その10分後、再び両親から電話がきて、「いま息をひきとりました…。処置をしてもらってる間にどんどん脈拍が弱まって、そのまま亡くなっちゃった…。まるで、最後に一目会うのを待っててくれたみたい。」と、声を詰まらせながら、知らせてくれました。疲れたでしょう。ごめんね。辛かったでしょう。ごめんね。心細かったことでしょう。ごめんね。最期は自宅で迎えさせてあげたかったけど、それは叶いませんでした。ごめんね。体を綺麗にして、お花と一緒に箱の中に入れてもらって、トラちゃんは自宅に帰ってきました。明日僕が帰宅するまでは、そのままの姿にしておいてくれるので、明日の夜、お別れと今までの感謝をしたいと思います。
2009.10.11
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