クラシックどっぷり日記　～音楽回想～

< 新しい記事

新着記事一覧(全3361件)

過去の記事 >

2008.07.30

ホルスト・シュタインが亡くなった・・。

(3)

テーマ：好きなクラシック(2329)

カテゴリ：最新・勝手にクラシック情報

今朝、新聞を読んでいたら、訃報のところにあった。

ホルスト・シュタイン

死去だった。

彼は、本当にココ最近では、指揮者活動もなく、消息もどうなのか？という状態だった。

Ｎ響の名誉指揮者であり、バイロイト音楽祭に出演して、ワーグナー指揮者として定評があった。バンベルク響やウィーンフィル、ベルリンフィルなどを指揮し多くのドイツ系（ベートーヴェンやブルックナー、ワーグナーなど）演奏を残してくれました。オペラにも定評があった指揮者です。

私にとっては、本当に身近というわけではありませんが、スイス・ロマンド管の音楽監督だったこともあり、他人事ではありません。

４代目の音楽監督となり、今ではシベリウスの交響曲第２番や管弦楽曲が残されています。演奏は正統で、キッチリ型にはまった演奏をするという、あまり揺らしたりとかはしない、典型的な人だと私は思いました。日本でもＮ響に演奏しては、ファンを魅了してくれました。
彼の見た目は、本当に独特で、おでこが異様なくらい出ていて、顔立ちがしっかりしていた。振るものは、地元であるドイツを主体にしており、多くの名演を残してくれた。

偶然にも、会社の行きと帰り何を聞こうか？と思って昨日ＭＤに収録したのが、久々に聴こうとしたスイス・ロマンド管と演奏したチャイコフスキーの交響曲第５番（海賊版？）だった。本当に何も考えずに、適当にえらんで、「そういえば今何やってるんやろう？」と思って録音していた。それが、まさかこんな偶然にも一致してしまうとは何か運命を感じる。

実際は、まだ聞けていないけど、今日中には流れてくると思います。それを聴きながら彼の追悼としたいと思います。８０歳、まだまだ元気が人がいるのに、本当に残念。

彼の演奏を聴きなおしてみようと思います。ご冥福をお祈りいたします。