がんばれ!1000人のママとパパたち 

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2006.01.07
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明けましておめでとうございます。
小児科医の幾瀬です。
今年一回目となります。
お正月の連休は救急外来などに受診せずに過ごすことができましたか?
休日や夜間になり子供が熱をだしていたりすると不安がつのるものですよね。
今日は小児の時間外診療、休日診療について少し話題提供いたします。
現在、小児科医が不足していて小児科医を希望する医師も少ないとよく新聞等のマスコミでいわれています。
そうなると通常の診療、まして時間外の救急外来診療は困らないのでしょうか?
それにしては東京都立の病院でも小児科診療を止めたり、小児病院を統合閉鎖するなどの動きがあります。
そうするとさらに小児救急診療を行う施設は少なくなってしまいます。
小児の病気は9割方は軽症でその中に入院を必要とする児が存在したり、患者数には季節性がありインフルエンザが流行している時期にはとても多くの患児が外来に殺到しますが夏になると外来は閑古鳥状態となります。
小児医療は疾患も成人と異なるものも多く特殊性があります。
手間がかかり、季節性を考えると不安定で忙しい時期を考えてスタッフをそろえると夏には大変な無駄が生じてしまう特徴があり採算がとりにくいといえます。
外来、入院の診療ともにしかりです。
現在の医療制度では採算性が低い小児医療ですが日本の未来を背負う小児の健康を守ることは大切であることは言うに及ばず、国民の税金を使うに値すると思うのですが。
新聞などで医療費について小児科には優遇しての見直しなどと書かれていましたが、前回の改定では夜間の時間外診療など通常の診療以外の診療報酬が少し上がっていました。
でも小児科医になって夜働きたいと思う医師は少ないと思うのですが・・・これでは夢がもてませんよね。
こんな事で小児科医不足を解消できると本当に国は考えているのでしょうか?
今年の4月に医療費の改定があります。是非とも小児医療を大きな視野でとらえているか注目して下さい。
これからの日本を背負う子供の医療と教育にもっと力を注がないと日本に繁栄して行く未来はないと思うのですがいかがですか?
子供をもつ親が求めている小児の救急医療体制は
1、24時間体制であってほしい
2、検査をうけたり点滴などの治療ができる施設であってほしい
3、入院が必要な場合迅速に対応してほしい、
4、その診療施設は住んでいる地域に在ってほしい
5、そして診療は小児科医が行ってほしい
親の気持ちとしては本当にそのとうりですよね。
小児科医による小児救急体制を実現するにはまず小児科医を育てなければなりませんし小児医療の現状を社会に理解して頂く事が必要です。
直に開始しても時間がかかります。
この多くの小児科医が感じている危機感は日本の小児つまり貴方自身の子供へのものといえます。
本当に必要とされる医療の本質をみんなで考えなければいけない時代であると思うのですがいかがですか。





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最終更新日  2006.01.07 08:47:44
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