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ブログ更新しました。瀬戸内の島を世界で売る!
2015年07月09日
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ブログ更新しました。埼玉新築アパートのすすめ
2014年05月10日
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ブログ更新しました。バンコク400万円激安コンドミニアム地帯を行く
2013年09月30日
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ブログ更新しました。マレーシア散髪日記
2013年07月24日
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ブログ更新しました。金沢爆食日記海鮮丼は、2000円出して、一番豪華なやつを頼もう♪
2013年02月11日
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ブログ更新しました水海道(茨城)ブラジルタウンへGO!
2013年02月08日
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ブログ更新しました。オーストラリア版特進クラス
2013年01月05日
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ブログ更新しました。米国で銀行口座開設成功!
2012年09月28日
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ブログ更新しました。中国・反日デモねた、かる~いノリで中国で「うなぎ麺」、食いたいっす・・・
2012年09月19日
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ブログ更新しました。怒りのエクスペディア
2012年09月17日
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おはようございます。早速ですが、ブログ更新しました。北千住、焼肉の旨い街食べ物ネタ好きな方は、クリックしてみてくださいね。 ↓不動産投資 ブログランキングへ
2012年06月10日
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ブログ更新しました。ダイエット目標達成!不動産ブログランキング、Manachanブログを応援しましょう! ^ ↓不動産投資 ブログランキングへ
2012年05月29日
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福岡空港から、Wi-Fiつかって、アメブロ更新。いま福岡です不動産ブログランキング。Manachanはいま何位? ↓不動産投資 ブログランキングへ
2012年05月22日
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不動産メルマガ更新しました5/22、福岡での講演決定 【要約】・賃貸住宅フェア@福岡での講演日程およびタイトルが決まりました。5/22(火) 16:00~16:50会場:福岡国際センタータイトル「日本の財政破たんに備えた、海外不動産投資」・やや物騒なタイトルではありますが、穏やかに、オーソドックスな話をするつもり。・日本を主語にするのではなく、世界が主語・・・鳥瞰的な視座で語りたい。・賃貸事業経営者としての、グローバルな視野と、変化への適応力、フットワークの軽さが必要・・・というところに結び付けていく話をしていきたい。
2012年03月20日
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フィリピンのビーチリゾートといえば、日本人にはセブやパラワン島が有名ですが、ボラカイ島は、おそらく、その上を行く存在でしょう。世界でも有数とよばれる、白砂のビーチの綺麗さと、空港から渡し船で島に渡るという、新奇さも手伝って、この島は、中国、台湾、韓国のツーリストに大人気。ホテルの建設ラッシュ、深夜まで盛り上がるビーチ沿いのナイトライフ・・・その急成長ぶりは、目を見張るものがあります。プライベートビーチで泳ぎました!ボラカイ空港は間もなく拡張されて、ジェット機が就航できるようになるという。近い将来、東京や大阪からも、直行便が出るらしいので、日本人にもきっと人気出ることでしょう。アジアにおける、伸び盛りのビーチリゾートの一つですね。私は今回の旅で、ボラカイに来る予定はなかったのですが、なぜ来たのかというと、昨日、マニラのレストランで、DMCI社(フィリピンを代表する大手建設会社)のセールスマンと食事した時、「ボラカイ島に、DMCI社の建設したリゾート・コンドミニアムがあって、すで2年間稼働している。良い投資案件だと思うので、見に来てみない?」と誘われたからです。私はもちろん、「行く!行く!」と、二つ返事でOKしたのは、言うまでもありません。私はDMCI社から、マニラのコンドミニアムを一つ買っている「お客様」ということもあり、今回、ボラカイ島での宿泊料金、および食事は、DMCIに払ってもらいました。マニラ~ボラカイ間の飛行機だけは、さすがに自分で払いましたけどね・・・。リゾート、なかなか良かったですよ。グレードとしては、ボラカイでは「中の上」でしょうけど、高台にあって、ボラカイ島を一望できるし、プライベートビーチあるし、ネット予約すれば、運良ければ1泊6000円足らずで泊まれるし、利用者としては、コストパフォーマンスに優れた宿だと思います。最近は、台湾人や中国大陸人ツーリストに人気出つつあるようで、私が泊まった晩は、ほとんど満室でした。台湾アクセントの中国語が、そこかしこで聞こえてきました。この案件、投資としては、見送りました。確かに、高稼働している「コンドテル方式」(ホテルの一室を所有して、宿泊費の一部を収益として手にできる)は興味ありますが、、私が、リゾート投資の検討基準としている、4条件のうち、1つをクリアできなかったからです。・自分名義の所有にできる ←これはクリア・総額1000万円以下で買える ← これは楽々クリア・購入時の「手出し」が、諸経費込み200万円以下で済む ← これもクリア・15年程度の銀行融資を組めて、かつ宿泊費収益で元本・利息の100%近くをカバーできる ←これが、クリアできなかった!要は、この物件を買ったとして、確かに自分のモノにはなりますが、今後15年間ずっと、月2~3万円程度ではありますが、現金を出し続けて、維持しなくてはならない。それが、イマイチかな~と思ったので、見送りました。ま、私はキャッシュフロー重視の投資家なので、そういう判断になりますが、人によって、もちろん、判断基準は違います。今後、ボラカイ島の観光がブレイクする、資産価値が上がるという面は、大いに期待できますし、(ハワイと比べれば、まだ数分の1の値段ですし・・・)ボラカイ島で、年に1回ほど、家族でリゾートライフを楽しむ方であれば、買うという選択は、大いにあるのではないでしょうか。。もし興味あれば、私まで連絡くださいね。余談ですが、私は去年の夏、北海道の千歳空港の近くで、「別荘」を買いました。ボラカイ島が、南のリゾートだとすれば、北海道は、北のリゾートですね。北海道美瑛・ラベンダーの丘私は、北海道を、不動産投資のマーケットとしては、さほど高く評価していませんが、リゾートとしての価値は、東北アジアでピカイチだと、思っています。北方の大自然を活かした、スキー、ゴルフ、ドライブ、温泉・・・観光資源の宝庫。そして何より、圧倒的なグルメの魅力。海産物のクオリティは、おそらく世界一!今や世界の成長センターとなった、東アジアの各都市から、千歳空港までのアクセスも快適。私が買った物件は、首都圏在住シニア向けの、セカンドハウスという位置づけの、少しリゾートっぽいマンション。ホテルみたいに、家具付き、サービス付きではありませんが、私は将来、ここをリゾートみたいに、使おうと思っています。夏の間だけ、涼しい北海道で滞在するとか、週末だけ行って使うとか・・・もちろん、上に挙げた4条件は、全てクリアしています。ちゃんと賃借人さんもついて、実質、私の代わりに、15年ローンを払ってくれています。人に貸してるうちに、いつの間にかローン払い終わっちゃって、北のリゾートが無借金で自分のものになる・・・それが最高ですね♪
2011年11月25日
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大変お待たせいたしました。過日、ブログでご案内させていただいた、福島県の農家からリンゴを直接販売する件、ようやく、ネット注文の仕組みが整いましたので、ご連絡いたします。【ここから注文できます】http://dno.sakura.ne.jp/DNO/fukushimaouen/【説明書き】http://www.facebook.com/note.php?saved&¬e_id=2237458458531私も先ほど、滞在先フィリピンから、ネット注文したところです。便利な世の中になりましたねー。今年の暮れは、果物三昧するぞー!!
2011年11月24日
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「餃子の街」として全国的知名度を誇る、栃木県宇都宮市。以前、妻と一緒に行った時も、名物の餃子、食べまくってきました。「ウツノミヤ」という地名が発音しにくいので、妻などは、「ギョーザ・シティ」と呼んでいます。その宇都宮市が、市民一人あたり餃子の消費額で、全国一の座を明け渡すかもしれないという話。今年3月は、さすがに東日本大震災の影響で、一気に消費額が落ち込みましたが、そこから復興してきた4月以降も、月別の餃子消費額が、一度も全国1位に届かないとのこと・・・市民の間で、餃子離れが始まっているのかもしれません。「このままでは、宇都宮が餃子の街ではなくなってしまう」・・・危機感を覚えた地元は、11月5~6日の週末に開催される、宇都宮餃子祭りで、日本一の座、死守に動いているそうです。宇都宮に、別に義理があるわけじゃないけど、美味しい餃子食いに、ちょっくら行ってこようかな。宇都宮と同様に、長年守ってきた一位の座を、明け渡すかもしれない国が、南欧にあります。いま、経済危機の真っ只中、国家財政デフォルトとユーロ離脱が、ほぼ確実視されているギリシャ。この国は、世界的なコンドームメーカーDulexの調査によると、国民一人あたりの、平均セックス回数が世界一♪なんだそうです。参考までに、同社調査によると、日本人のセックス回数はダントツで世界ワースト一位、ギリシャ人の3分の1程度。実に嘆かわしい・・・アダム徳永が大いにほえる。かくいう我が家も、日本人平均の数値を上げる貢献ができてないのが悩ましい。ま、それはそうと、経済危機によって、ギリシャ人のセックス回数がどうなるのか?輝かしい世界一の座を他国に明け渡すのか?それがいま、世界的な注目を浴びています(俺だけか・・・)。同国がデフォルトすると、一番困るのは当のギリシャ人なのか、それともドイツ人なのか・・・という議論はさておき、理論的には三つのシナリオが考えられます。シナリオ1)生活苦、ストレス増大によってギリシャ人のセックス回数は減り、他国に世界一の座を譲るシナリオ2)財政デフォルトなんかで、世界に誇るギリシャ人の性欲は影響受けるはずがない。したがって世界一のまま。シナリオ3)仕事なくてヒマになるから、彼らのセックス回数はさらに増えて、ぶっちぎりで世界一になる。私は、シナリオ3になりそうな気がするなあ・・・なんとなく。今回は、どーでもいい話でしたね。シモネタ失礼しましたっ。
2011年10月22日
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不動産メルマガ更新しました。見せよ、日本人投資パワーそうそう、福島県の農家から取り寄せた桃、届いたんですよ。右の箱が、福島市茂庭の山川農園から16玉左の箱は、福島市飯坂温泉の菅野ファームから15玉。全部で大玉31個も!! どうやって食おうかな 昨日から、食べまくってますが、とても、一人で食える量じゃないので、この木曜日、「アジア太平洋大家の会」オフィスに持っていって、会員の皆さんに、おすそわけしようと思います。福島が誇る桃は、味、香りとも、申し分なし。いや、どんな言葉で表現していいか、分かりません。とにかく、「生きててよかった」と思うくらい・・・とりあえず、食いましょう♪
2011年08月22日
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不動産メルマガ更新しました。不動産で人助け?今日ふと、「フルーツ食べて、さっぱりしたいなあ」と思い、ネットサーフィンをしていると、福島の農業者を支援する東京のNPO団体「団塊のノーブレス・オブリージュ」(DNO)のウェブサイトで、福島県産の桃のネット販売を始めることを知りました。紹介ページによると、福島県内でも放射線量が低い地域の農園で収穫された安全な桃を、首都圏の消費者に届けるという・・・福島の桃って、すごく美味しいんですよ♪「こりゃ、いいこと聞いた!」と思って、よく読むと、二つの選択肢があって、1)ふるさと交流を何年もやってきた、ベテラン農家の山川農園 or2)31歳、脱サラして農業をはじめたばかりの、新米農家の菅野農園どちらも、プロの目で厳選した、最高に美味しい桃を送ってくれるという・・・う~食いたい、我慢できん!どっちにしようかな、迷うなあ。最低ロットが3kgだから、いくら桃が好きでも、私と家族で食い切るのがやっとだろうな。年齢の近い、菅野さんから買おうか?しかし、山川農園のこの写真見ると、すごくうまそうだし・・・捨てがたい。思い切って両方から買って、「アジア太平洋大家の会」の仲間と、桃の食べ比べでもしようかな?
2011年08月17日
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不動産メルマガ更新しました。前回の続きです。海外不動産を地元民に貸す~その2いま、柏の実家にいます。都内から柏へ向かう途中、旨いラーメン屋が多いと評判の「松戸」で途中下車しました。松戸駅東口ペデストリアンデッキデッキを降りると、やたら暗く、寂しい道が・・・そこに忽然と現れた光、ラーメンの名店「兎に角」黒胡椒ががっつり効いた「油そば」に大満足!皆、真剣に喰ってます。いい顔してますね。
2011年06月11日
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不動産メルマガ更新しました海外不動産を現地人に貸す~その1日本で、海外不動産投資への関心が高まっている昨今ですが、それでもいま、日本で売り出されている海外(特にアジア新興国)物件の多くは、「プレビルド」(Pre build)といって、数年後に完成する物件の「権利」になります。数年後、それらの物件が無事完成したとして、今度は売却するか、或いは持ち続けて賃貸に出すかを、選択しなければなりません。賃貸に出し続けてキャッシュフローを狙う人も、多分多いことでしょう。そこで、「海外物件を貸すって、実際どうなの?一体どういう問題が起こるの?」という関心は、当然出てきます。私は、オーストラリアの物件を、現地人に貸して9年目という、日本人にしては稀有な経験を持っていると自負しています。そこで、その9年間で体験したことを、良いこと、悪いことも含めて、今後皆さんとシェアしていきたいと思います。結論からいえば、オーストラリアの物件を遠隔経営することで、大した苦労はしていません。もちろん、現地の人と英語で普通に話せたり、契約書等を読みこなす能力があることが前提になりますが、その前提さえあれば、日本での賃貸経営よりも、かえってラクというか、苦労することは少ないというのが、私の正直な実感です。オーストラリアは、住宅市場の状態が良いですし、システムもしっかりしていますから。それでも、やはり外国のことですから、いろんな面で、日本と違いはありますし、不慣れだった時期は、苦労したこともあります。また、日豪間で常識の違いもいろいろあるので、今後、オーストラリアなど、英米圏先進国で物件を経営する人が直面するであろう課題も、ある程度予測はできます。その辺の事情を、今後数回に分けて、書いていきたいと思います。そして近いうちに、「実際どうなの?海外物件経営」みたいなセミナーでも、企画したいと思っています。乞うご期待。
2011年06月10日
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東京・江東区にある、私の自宅近辺で、街で中国語や韓国語を聞く機会が、3月の震災以降、めっきり減りました。もちろん、震災ショックや、原発事故の影響を懸念して、大勢が一斉に帰国したことが原因です。震災前の数年間は、それこそ、「年々、アジア系外国人が増えている」ことが体感できていたので、震災後の一ヶ月間で、時計の針が数年間、一気に戻ったような感覚です。東京は、中国系をはじめとする、アジア系外国人の観光客や留学生を、大量に受け入れている街なので、彼らの一斉帰国のビジネスへの影響は、決して小さくありません。都内の日本語学校や各種専門学校のなかには、入学時期を4月から、ゴールデンウィーク明けの5月6日に延期したところも多いですし。外国人を対象とする賃貸シェアハウスや、外国人観光客やビジネス客をあてにしていたホテルや土産物屋も、軒並み、踏んだり蹴ったりの状況でしょう。実は、私もこの4月だけで、中国からの来客を3件、こなす予定でした。その多くは、記者の取材や、不動産がらみの商談・相談ですが、それが、震災の影響で、軒並みキャンセルになりました。幸い、ドタキャンではなく、皆さん律義にも、丁寧なメールを書いてきてくれました。「東京で、鈴木さんと是非、お会いしたかったのですが、原発事故が終息していないため、来日を延期することにしました。また機会を改めたいと思います」。また、震災以降、中国の家族を安心させるため、不本意ながら帰国した在日中国人の身の上相談も、何件か受けています。たとえば、「日本が大好きで、東京近郊に家も買い、これから腰を落ち着かせようとしていた矢先に、この震災で、人生計画が狂ってしまいました。今は中国の両親のもとにいますが、このままでは日本のビザが切れてしまうのが心配です。良い方法ありませんか?」「私は震災以降も東京を離れる気はなかったのですが、専門学校の入学時期が5月に延期されてしまい、4月一杯、日本でやることがなくなったので、いま中国の親元にいます。5月初めには東京に戻りますので、また高田馬場で飲みましょう」相談を受ける側としては、なかなか複雑な気分です。彼ら中国の友人に対して、「東京はもう安全だから、いつでも来てくださいね」と言える客観的状況にはまだほど遠く・・・かくいう私は、4月12日に、家族をオーストラリアから東京に呼び戻しましたが、それは私が日本育ちで、子供の頃から地震に鍛えられ、それなりにリスクをとれるからであって、そういう条件のない外国人に対して、東京への訪問を一律にお勧めするわけではありません。原発も心配ではありますが、それ以前に、東京は毎日揺れてますもんね。震度3~4程度でも、地震のない地域で育った人にとっては、十分恐怖でしょうし、それで交通機関が止まったりしたら、日本語ができないと大変な思いをしますので。一日も早く、地震と原発がおさまり、誰でも安心して訪問できる東京になって欲しい。それは、天の神様にお願いするしかありません。でも、中国にいる、私の友人たちは、いつか、必ず日本に来て(戻って)くれるはずと、信じています。震災と原発問題で、海外からみた日本の魅力がなくなったと嘆く人もいますが、私はそう思いません。普段から、外国人との厚い信頼関係を築いていれば、いつかは彼らを、日本に呼び戻せると信じるからです。
2011年04月15日
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昨日アナウンスした、地方激安物件のご案内ですが、すでに多くの反響をいただいたので、締め切りました。今日は、朝から子供たちを耳鼻科に連れていって、その足で、八潮市民大学での講演打ち合わせ、その後、アパート経営フェスタに直行という、なかなか忙しい一日になりそうです。
2010年10月02日
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グローバルIT技術者メルマガ更新しました。中国人留学生に脱帽中国人、日本人を問わず、最近は優秀でやる気に満ちた20代の方々との出会いが多く、私自身も、大変刺激を受けています。彼らと話しているだけで、人生が本当に楽しくなりますね♪ところで、話は変わりますが、私が最近、物件を買った山梨県甲府市が、B級グルメの世界で、一躍、全国区の知名度になりましたね。B級ご当地グルメ「甲府鳥もつ煮」 ←2010年B1グランプリ優勝!!富士宮焼きそば、厚木シロコロ・ホルモンなどと同様、甲府がB級グルメで、街おこしをしていければ、将来、とても楽しみですね。いま、鳥もつ煮は山梨でも東京でも、爆発的人気のため売り切れ続出とか・・・ブームが去った頃、甲府の蕎麦屋で、さりげなく食してみたいものです。
2010年09月22日
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来週末、8月20日(金)から24日(火)にかけて、中国大陸に行きます。今回の行き先は、上海と杭州です。上海といえば、万博ですが、最高気温が39度や40度にもなる酷暑の上海、炎天下の時間待ちも嫌なので・・・万博に行く代わりに、上海周辺にいる、たくさんのお友達に会うことが、メインのテーマになります。上海~杭州間は、すでに新幹線が通っているので、席がとれたら乗ってみたいと思います。あと、もちろんリニアモーターカーも。私は、2005年から07年にかけて、中国・大連に住んでいました。そこから、日本へ越してきたわけですが・・・・中国と比べて、日本は生活環境が整っているし、清潔で安全だし、空気も水もいいし、モノやサービスのレベルが高いし、確かに暮らしやすいんですが、一つだけ、不満な点があります。それが、日本は、果物の値段がやたら高い!!特に今年は、長雨の影響なのか、果物も野菜も例年より値段がずいぶん高く感じます。リンゴ買いたくて、スーパーに行っても、安くて1個198円、高いものは1個397円・・・となると、あまり買う気がしません。いま旬なはずの、ナシだって、1個120円は確実にする。ここは産地(千葉県)に近いにもかかわらず・・・円高だからなのか、輸入品のマンゴーやパイナップルの方が割安だったりします。そしてバナナは激安。逆に、国産だと何でも高い。メロンは超高い、スイカも高い、ブドウも高い、唯一、許せるのは、桃くらいか。2個298円のセットを、よく買って帰ります。我が家は果物を大量に食べるので、かなりの出費になります。果物に関してだけは、中国の生活の方が良かったなあと、思うことしきり。中国は、本当にフルーツ天国です!!中国の都市部、大手スーパーでは、それこそ、日本のスーパーに数倍する種類の果物が売られています。そのほとんどは、中国国内産ですが(米国や日本からの輸入果物はすごく高い!)、なにぶん広大な国のこと、南は海南島から、北は黒竜江まで、東は上海から、西は新疆ウイグル自治区まで、広大な中国各地から運ばれた各種の果物で溢れかえっています。バナナ、パイナップル、パパイヤ、ドラゴンフルーツから、メロン、ブドウ、リンゴ、ナシ、モモ、ブルーベリーに至るまで、全て「国産」で賄えるのです。その、バラエティ豊かな果物が、売り場にドカンと置いています。お客はそこから、好きなだけ取って、量り売りしてもらいます。かつ大連の場合、周辺の農村部から、住宅地にトラックを乗りつけて果物を売りにくる行商人がたくさんいます。街の屋台や菜市場で買える果物も多い。そのほとんどが採れたてで、旬。特にモモ、ブドウが美味しかった♪値段は30円とか、40円とか・・・だから、いくらでも買える。フルーツ天国・大連(2005年8月25日)果物のことだけ考えれば、中国に住んだ方が良いと思ってしまいます。
2010年08月13日
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今日は土曜日。今から、物件を見に、山梨県の甲府に行ってきます。甲府は東京から近く、高速バスで2時間も揺られれば着きます。交通費も、片道2000円かかりません。この蒸し暑い、東京の夏。山梨なら避暑目的かと思うかもしれませんが、高原地帯ならともかく、甲府盆地の夏は、たぶん東京より暑い(泣)。逆に甲府の人が、真夏に東京に来たら、それが避暑なのかもしれない。北関東と同じですよね。甲府近辺には、石和温泉や湯村温泉があるから、日帰りの露天風呂でも行ってこようっと。暑い真夏に露天風呂というのも、いいかもしれない。山また山の山梨県、山の風景を眺めながらの入浴は、私の心を、きっと癒してくれることでしょう。西に向かえばすぐ山、東に向かえばすぐ海。東京は実に良いところだと思います♪
2010年07月31日
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いま愛知の一宮市に来ています。東京から夜行バスで一宮に直行、その足で喫茶店に入り、モーニングサービスいただいて、寛いでいます。当地のモーニングサービスは有名で、コーヒー一杯の値段でトーストと茹で卵がついてきます。ジャムの種類も半端なく、しかも朝からカレーまで出してる!!牛肉の味噌風味カレーとか、名古屋文化圏らしい発想かも。とにかく広くて快適、漫画や新聞がたくさん置いてあって、何時間でも粘れますねえ。しかもwifiの電波入りまくりで、無料で使えるのも嬉しいです。一宮大好き!!今回はiphoneからのブログ更新でした。
2010年07月24日
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中国語ブログ第四弾を発表。「日本の不動産がお買い得な理由」(日本房価超値的理由)中国語のブログ文を、日々こんなに量産できるとは、思ってもいませんでした。やってみるもんですねえ。アクセス数はまる4日間で2662。最初に書いた「日本の不動産で儲ける戦略」は、すでに1185名が目を通したようです。今回は、日本より平均所得の低い中国で、不動産価格が日本より高いのはなぜか?それは両国での値上がり期待の差によるものだ・・・という自説を展開しました。誰もが、不動産は買えば値上がりするはずだと信じている市場では、人々は無理しても家を買う。親がかり、親戚がかりでも買う・・・これが、いまの中国。逆に多くの人は、不動産は買っても値下がりすると考えている市場では、人々は無理して家を買おうとせず、需要不足、供給過剰になって値崩れする・・・これが、いまの日本。しかし、値上がりにせよ値下がりにせよ、いずれはピークアウトして、正常な状態に戻るわけなので、いま、歴史的にみても大変お安くなっている日本の不動産は狙い目ですよと、私は申し上げました。もう少し思考を整理して、メルマガに発表しようと思います。
2010年06月28日
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一応、海外だけど、異国の地という感じがあまりしない台湾。それもそのはず。台北の若者に人気の、原宿そっくりな街には日本語が溢れ、スーパーマーケットのBGMは日本語ポップス。TVをつけたら、「クレヨンしんちゃん」、「ちびまる子ちゃん」、「あたしんち」、「プリキュアGo Go」、「花田少年史」、「キテレツ大百科」、「名探偵コナン」、日本アニメ7連発は凄い!その上、高速インター付近にはラブホテル林立、街の貼り紙は「振り込め詐欺に注意」・・・ここは日本ですか?それに加えて、台湾人の気質や性格が、不思議なほど「日本人っぽい」ことも、異国を感じさせない要因のひとつかもしれません。たとえば、滞在先のホテルでは、中国大陸の団体旅行客が多く滞在していますが、彼らと、台湾人のホテル従業員とのやりとりをみていると、話す言葉は中国語でも、何となく、中国人客と日本人従業員のやりとりのような感じがします。もちろん、台湾人と日本人の間の違いもあります。概して、台湾人の方がおしゃべりで、話がストレート。楽天的で明るく、食べっぷりが豪快・・・等々。でも中国大陸人(特に北方の中国人)と比べた場合、台湾人の気質・性格は日本人との共通点の方が多い印象があります。例を挙げれば、1)台湾人と日本人は、小さくて可愛いものを好むが、中国大陸人は、大きくて強いものを好む。2)台湾人と日本人は、物腰が柔らかいが、中国大陸人は、そうではない。3)台湾人と日本人は、他人によく謝るが、中国大陸人は、謝りたがらない。4)台湾人と日本人は、周りの人が不愉快な思いをしないように気を配ることが多いが、中国大陸人はそうではない。5)台湾人と日本人は、相手を信じることが対人関係の基本となっているが、中国大陸人は、まず相手を疑うことが基本となる。例えば詐欺事件が起こった時、台湾と日本では、騙す方が悪いとされるが、中国大陸は、騙される方が悪いとされることが多い。6)台湾人と日本人は、時代に乗り遅れるなとばかり、トレンドに飛びつきたがるが、中国大陸人はそうではない※)上記は私の観察に基づく一般論ですので、個別に見れば例外はたくさんあります。なぜここまで共通点が多いのか?それは、台湾人も日本人も「海洋の民」、「島の民」であることが、大きく影響していると思います。上に述べた台湾人・日本人の特徴は、同じくアジア島嶼部に位置するフィリピン人やインドネシア人にも、多かれ少なかれ、言えることだからです。さまざまな民族、宗教、伝統、価値観を持つグループが入り乱れて暮らす大陸の環境では、暗黙の了解が通じない。そのなかで、各グループが平和的に共存できるようなルールや契約の概念が発達する。世界的な宗教、グローバルスタンダード的なものも、多くは大陸で生まれる。一方、島国の社会は、どうしたって同質化しやすい。だから、お互いを信じることを基本とする、内輪重視の、微温的な人間関係になりやすい。そのことが、物腰の柔らかさとか、相手を信じる傾向とか、よく謝るとか、そんな性格をつくっているような気がします。台湾と日本は、どちらもアジア大陸の東、太平洋上にある島で、いずれも、アジア大陸からの開拓農民がつくった社会です。開拓の年代は、それぞれ違っても、いずれも、島嶼的な風土が基礎にあって、その上に、アジア大陸発祥の、漢字とか箸を使う文化とか、儒教や仏教・・・などが乗っかっている構造なのでしょう。アジア太平洋の島嶼部は、「・・・ネシア」(「島々」の意)と呼ばれることが多い。インドネシアとかミクロネシアとか、ポリネシアとか・・・そのアナロジーから、日本を「ヤポネシア」と呼ぶ人もいます。その意味でいえば、台湾も「ネシア」の一員なのでしょう。よく考えれば、この島に漢民族が移住してから、たかだか400年しか経っていません。それ以前の台湾は、海と黒潮を通じて、フィリピン諸島や日本列島と交流する、長い歴史を持っていたのでしょう。実際、東南アジア島嶼部と太平洋上の島々に広く分布する「マレー・ポリネシア語族」の発祥の地は、台湾らしいです。台湾原住民の話す言葉は、フィリピン諸語、マレー語、インドネシア語や、太平洋諸島の各言語のルーツといえるらしい。また、フィリピン人と人種的に一番近いグループは、台湾原住民のアミ族であることが、数々の遺伝子研究から明らかにされつつあるとも聞きます。今日の台湾は、漢民族と中国語が圧倒的多数を占める社会です。但し、上に述べた、アジア島嶼部との長い交流の歴史が、この島の文化的ルーツの一つであることも事実で、この点に着目すれば、台湾を「シナネシア」(中国化されたネシア)と呼ぶべきなのかもしれません。このことは、台湾人の気質・性格が、中国大陸人よりも日本人に近いと思われることや、台湾人が、アジアのどの民族よりも、日本文化を好む傾向があることと決して無縁ではないのでしょう。
2010年05月24日
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日本全国に存在する大都市や、県庁所在地クラスの地方中都市・・・その多くは、戦国時代(1467~1590年)に原型がつくられました。いわゆる城下町ですね。日本の歴史を振り返ると、この戦国時代ほど、数多くの都市がつくられた時代は他に見当たりません。ある意味、日本人が経験したなかで、最も生き生きした勃興の時代だったのかもしれません。ところが、戦乱が終わって、江戸の世になると、途端に、都市創造の営みが止んでしまいます。江戸時代は天下泰平なようでいて、実は長く暗い、停滞の時代だったのかもしれません。戦国時代の他に、日本で多くの都市がつくられた時代は、明治以降、現在に至るまでの「近現代」。特に第二次大戦後は、東京、京阪神、名古屋の三大都市圏に人口が集まり、それら大都市(特に東京)の周辺に、多くの近郊都市が形成されました。「たかが、東京のベッドタウンじゃん?」などと、バカにしてはいけません。戦前から大都市だった横浜、川崎は別としても、戦後になって発展した「さいたま市」と千葉市は、人口100万クラス、「札仙広福」並みのサイズに成長しましたし、それに続く、相模原市(71万)、船橋市(60万)、八王子市(55万人)なども、たいていの県庁所在地よりも大きい。東京近郊に出現した、数多くの新興都市を数珠繋ぎにつないでいるのが、国道16号線・・・その沿線自治体の人口を合わせると、なんと1000万人を超えます。日本国民の1割が、国道16号沿いの首都圏都市に住み、この地を故郷としているのです。私の出身地・千葉県柏市も、その一つです。東京から30km離れた、人口40万の都市。柏駅前だけ超都会で、百貨店とオフィスビル、個店が並びますが、その外側は、地~味な住宅街。国道16号線沿いはショッピングセンターや量販店の嵐。さらに外側は田園地帯で、コシヒカリが名産・・・こうした「都市地域と田園の並存」、「駅前商業地とロードサイド商業地」は、どの首都圏都市でも典型的に見られる風景です。国道16号線・・・日本人の約1割は、こんな風景のなかで育つ!世界全体を見渡しても、東京ほど、郊外部に多くの「ミニ中核都市」を成立させている都市は、類例をみません。ニューヨーク、ロンドンでさえ、東京ほどではありませんし、上海に至っては、巨大都市にも関わらず郊外部の都市は未発達。特に国道16号沿いに象徴される、首都圏都市は、世界(特に英語圏)の都市学では、どのように位置づけられるのか、調べてみました。どうやら、「衛星都市」(Satellite city)、あるいは「エッジシティ」(Edge city、周縁都市)と呼ばれるようです。衛星都市という言葉は、日本でもよく使われますが、エッジシティは、多くの人にとって、目新しい概念でしょう。衛星都市とは・・・大都市の近くにあって、独自の都市機能を持ちながらも、大都市圏に組み込まれ、その機能の一部を分担するようになった都市エッジシティとは・・・大都市圏の周辺部で、交通機関の発達にともなって新しく形成された、職・住・商業など、一通りの都市機能を揃えるに至った都市どちらも、似たように聞こえるかもしれませんが、平たくいえば、ロンドンの中心から20km離れた小都市が、拡大するロンドン都市圏に呑み込まれて、近郊住宅都市になったら → これは衛星都市ですアトランタの都心から少し離れた、高速のインターチェンジ周辺(以前、何もなかった所)に、にわかにオフィスビルやショッピングセンターが集積して、都市らしくなったら → これはエッジシティです都市学は英語圏で発達していますが、なかでも米国は極端なクルマ社会。都市部では自家用車通勤が普通で、1950年代には早くも、道路網整備による郊外住宅地の発達と中心市街地の空洞化がみられました。その後、郊外住宅地が成熟して、各種の専門人材が集まってくると、そこから近い、インターチェンジ周辺などにオフィスが次々とでき、商業も集積して都市化していきます。全米各地の大都市周辺部に、続々と出現した新興都市は、1991年、「エッジシティ」と名づけられ、今に至ります。今や、米国民の過半数は、エッジシティで働いているとの話もあります。米国のエッジシティ残念ながら、日本の首都圏都市のことは、英語圏ではあまり研究が進んでないようで・・・Wikipediaでも、「アジアのエッジシティ」の例として、日本の都市はほとんど出てきません。時々出てくるのは、韓国ソウル近郊のプンダン(盆唐)やイルサン(一山)、マレーシア・クアラルンプール近郊のペタリン・ジャヤなど・・・。しかし、ソウルやクアラルンプールよりも、東京・首都圏の方がずっと大きく、成熟した都市構造を持っているはずなので、英語圏の学界で、もっと研究が進んで良いと思います。さて、16号沿いに数多く存在する首都圏都市は、衛星都市なのかエッジシティなのか?・・・難しい質問ですが、八王子にしろ町田にしろ、柏にしろ、拡大する東京に呑み込まれる以前も、小なりとはいえ「街」だったので、その意味でいえば、「衛星都市」に分類されるのかと思います。一方、東京周辺のエッジシティといえば・・・さいたま新都心とか、つくば研究学園都市、千葉ニュータウンみたいなイメージになるのかな。いずれも、つい最近まで何もなかった所に、にわかに住宅街やオフィスビル、ショッピングセンターができて、都市らしくなった土地です。日本版エッジシティ~さいたま新都心
2010年04月27日
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明日は5時半起きして、家族(香港行き)を成田空港まで見送ったあと、私ひとり、実家へ直行します。4歳と、1歳の子供を持った親というのは、それはそれは忙しいものでして、特にこの冬は二人ともいろんな病気をしたので、親は日々、疲労困憊。私も妻も、時間と心に全然余裕がないから口論も絶えず・・・だから、年に2回くらいは、こうやって息抜くのがいいかもしれない。空港で妻と子供を見送った後、束の間の気楽な一人暮らし(すごく楽しみ~♪)。「シャバでの最初の美味い飯」(これが偽らざる気持ちです・・・)は、我孫子(あびこ)駅ホームの立ち食いそば「弥生軒」にしようと考えています。「弥生軒」は、昔からあった店ですが、昨今は新メニュー「唐揚げそば」が大ヒットして、TVにもとりあげられ、遠方からもわざわざ食べにくるほどの、超人気店になりました。なんでも、「唐揚げで器がかくれてしまい、麺が見えない」のが特徴だそうで・・・普段なら、こんなヘルシーじゃないメニュー、頼まないんですが、久々に「シャバに出た」開放感とあいまって、一度くらいならいいでしょと、自分に言い聞かせる(注.我が家は子供がいるので、普段食べてるものは、なかなかヘルシーなんです)。愛好者によれば、天つゆと唐揚げのハーモニーがたまらないそうで・・・この不況のご時勢、弥生軒は大繁盛。決して大きいとはいえない我孫子駅のホームに、立ち食いそば店だけで、すでに3軒もオープンしたそうです。そのほかに、「弥生軒キオスク」もあるから、今や我孫子駅は、右も左も弥生軒だらけの状態。「あの弥生軒が・・・大ブレイクねえ」。この地域で生まれ育った私にとって、実に感慨深いものがあります。私の実家の最寄り駅は、柏駅。今はここが、千葉県東葛地区の中心駅ということになってて、特急フレッシュひたちも、特別快速も停まり便利ですが、私の幼い頃は、柏よりも隣の我孫子の方が便利な駅だったのです。当時、上野を出た常磐線の急行は柏を素通りして、我孫子に停車したものです。だから、家族で水戸方面に旅行に行く際は、まず柏から快速電車で我孫子に出て、そこから急行に乗り換えるのが一般的でした(今では、「急行」って、ほとんど見なくなりましたね)。当時は、我孫子駅に1軒だけ、立ち食いそばの「弥生軒」がありました。売ってるものも、月見そばとか、たぬきそばとか、いたって普通。味の方も、むちゃくちゃ美味しいという印象はありませんでした。小腹が空いた時、「我孫子で立ち食いそばでも食ってこか・・・」みたいな位置づけでした。その弥生軒が、今や首都圏ワイドの人気店に・・・話のたねに、唐揚げそば食っていこうっと(弥生軒駅そばレポート)。
2010年03月13日
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この週末は、オーストラリア不動産投資のメルマガ記事でも書こうと思っていたのですが、それどころではなくなりました。子供二人が、ノロウィルスにやられた・・・昨日未明の2時半頃、まず息子ポニー(生後11ヶ月)が吐き、その30分後、娘ソフィア(4歳)も吐き、明け方まで、二人のどちらかがゲーゲー吐き続け、私も妻も、寝るヒマがありませんでした。ノロウィルスは、胃腸にくるのが特徴のようです。今日は午前中に、行きつけの小児科に二人を連れていきました。その時点で二人とも、38度台の熱が出て、いかにも辛そう。服を着せて、タクシーに乗せるまでが一苦労でした。小児科に着くと、他の子供たちも軒並みノロウィルス感染者。今がちょうど、流行のピークだそうで、看護婦さんたちは「ノロは、今日明日がヤマだね」と言ってました。今は自宅で、二人ともゆっくり寝ていますが、熱は38度台からあまり下がらず、ついさっきまで、熱さましの座薬を入れたり、イオン水をゆっくり飲ませたりしていました。ポニーの方は、食欲が戻ってきて、回復は早そうですが、ソフィアはもう少し、時間がかかりそうです。たぶんソフィアが、幼稚園でもらってきたウィルスだろうな。寒い日が続きますので、皆さんも、お気をつけください。
2010年01月23日
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再建か、倒産か、身売りか・・・JAL株が、紙くず同然になって、数週間が経ちました。再建の目処は、全く立っていません。JAL株を持っていた人は、無事、売り抜けられたのでしょうか?我が家では幸い、JAL株は持っていませんでしたが、JALマイレージの引き換え航空券だけ持っています。引換航空券の使用予定は、今年3月ですが、それまでの間、JALがどうなるか分かりません。今のところ、マイレージは従来通り使用できるとされていますが・・・ふと頭をかすめるのは、9年前に倒産した、オーストラリアのアンセット航空です。当時、通常のチケットは保護されましたが、マイレージの引換航空券は、紙くずになってしまったのです。ですが、3月の航空券がどうなっても、私はすでに、JALでマイレージを貯めようという考えをあきらめました。その理由は、数ヶ月前から、JALカードのマイレージ換算率が変わってしまったからです。以前は、カード消費額の100%を、JALマイレージにできたのですが、現在では、消費額の10~15%しか、マイレージにできていません。残りは、DCカードのポイントになるだけです。要は、いつの間にか、JALのショッピングマイルが使えなくなってしまったわけです。いつ、どういう経緯で、こうなったかを聞くまでもありません。聞く気もなくなりました・・・。こうなった以上はもう、他社に乗り換えるだけです。ANAにするか、台湾エバー航空にするか、キャセイにするのか、分かりませんが、すでにマイエアラインとしてのJALは、この世に存在しなくなりました。
2010年01月18日
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みなさま、明けましておめでとうございます。2010年も、Manachan's worldをご愛読のほど、よろしくお願いいたします。私は、12月30日より、オーストラリア北部の熱帯の街・ケアンズにいます。妻の実家に居候しておりますが、二人の子供の世話で、外に出る間もない程、忙しいです。もっとも、ここ数日のケアンズの天気は、むちゃくちゃ暑いか、土砂降りかのいずれかなので、外出するのも億劫なわけですが・・・でもよく考えれば、子供の世話が忙しくて、良かったかもしれない。もし、子供がいなければ、この田舎町で、死ぬほど退屈していたでしょうから。私はやはり、大都会が性に合っているようです。働き盛りの私には、東京がいい。活気と、チャンスと、出会いと、情報に溢れる街・東京は最高です♪しかし、そんな私も、あと20年もすれば、体力・活力が衰えて、次第に、老境に入っていくのでしょう。人間である限り、「老い」と「死」という宿命からは、逃れられません。そんな年齢になったら、私はきっと、大都会・東京のエネルギーを、持て余してしまうでしょう。もっと静かな、小さな街で、余生を送りたいと思うことでしょう。そんな時、ケアンズは、人生最高の舞台になります。まず、この圧倒的に美しい自然!海を見ても、山を見ても、世界遺産なんですから・・・そして、熱帯のけだるい雰囲気、のんびりした生活のリズム。溢れかえる南国のフルーツ、新鮮な食材。色とりどりの花、華麗な姿の鳥や蝶。山から流れ落ちる、新鮮で美味しい水。ハッピーリタイア、という言葉は、まさにケアンズのためにあるような気がします。しかし、ケアンズ(オーストラリア)だけでは、やはり物足りません。私も妻も、暮らしに、どうしても「日本」が必要です。日本の食べ物、日本のお風呂、日本の商店街、日本の景色、日本の和室、日本の大衆文化・・・そして何より、日本のサービス。約束と時間を必ず守り、お客のために誠心誠意尽くす、思いやりのこもった日本品質のサービス。このクオリティは、日本に暮らさない限り、手に入れることができません。だから私は、大橋巨泉さんみたいに、日本とオーストラリアを往復しながら、老後を過ごしたいと思います。具体的には、柏とケアンズに、それぞれ自宅を持ち、たとえば一年のうち、半年づつ住むとか、柏が寒くなったら暖かいケアンズに行くとか、そんな風に過ごしたい。家は、日豪とも、2~3部屋のマンションで十分。部屋は、夫婦で使う寝室が一つと、子供たちや友人が泊まれる客間が一つあれば、それでいい。年を取ったら、広い家など不要。掃除も大変だし、空間を持て余してしまうから。ましてや、自分の庭など要らない。特に熱帯のケアンズでは、庭を放っておけば、すぐジャングルになるわ、蛇が出るわで、メンテナンスが大変だから。その代わり、広めのバルコニーかデッキがあれば良い。そこに簡単なテーブルと、プランターが置ければ良い。家庭菜園がやりたくなったら、近所の農地を借りれば良い。柏など、市街地をちょっと離れれば、いくらでも農地が余っているから。ケアンズも然り。でもって、家以外は、極力モノを持たない、シンプルライフを目指したい。家具家電、衣服や書籍も、必要最低限でいい。モノが余ったら、オークションやガレージセールで売って、いつも身軽でいたい。日豪とも、クルマは必要でしょうが、持つよりは借りる方法を考えたい。いずれ、年を取ってくれば、運転する頻度も少なくなるんでしょうから。公共交通の便利なところで、暮らしたい。できれば、自宅から歩ける範囲で、日常の買い物ができて、街医者にも行ければベストと思う。私は、あと20年は、ビジネスの第一線でバリバリ働きたいと思います。その間、お金を稼いで(或いは賢く運用して)、20年後の日豪リタイアに向けて、次のことを実現したいと思います。・柏のマンション(購入済)を、無借金状態にする・ケアンズでマンションを購入し、無借金状態にする・日本円での安定したキャッシュフローを、月20万円ほどつくる (※年金と不動産所得の合算)・豪ドルでの安定したキャッシュフローを、邦貨換算で月20万円ほどつくる (※同上)上がすべて実現できれば、他の不動産や金融資産は全て処分して良いし、また貯金が少しでも構わないと思います(少なくとも、キャッシュフローの目減りを補える程度で良い)。今から準備すれば、実現は十分可能だと思います。リタイアまであと20年ありますが、そんなに時間はかからないでしょう。不動産やネットビジネスで成功を追い求めている人からみれば、ずいぶん控えめな目標かもしれませんが、私は本当に、これで十分なのです。ここまでできれば、私は「足るを知る」ことができ、自らの人生に心から満足するはずと思います。話は変わりますが、ここケアンズも、不景気みたいですね。オーストラリア全体で見れば、景気は上向いているようですが、ケアンズにはまだ波及していないみたい。公共工事や観光に頼る経済構造だから、失業率もかなり高く、大変みたいです。もっとも、今年からは、徐々に上向いていくんでしょうけど。先日、地元の不動産広告を見ましたが、「あれっ、ケアンズの物件って、こんなに安かったっけ?」と、驚きました。当地の不動産価格は、2007年にピークを打った後、そこから1~2割、下落しているような感じです。特に、豪邸とか、ホリデーアパートメントなどは、苦戦しているようです。もっとも、場所にもよりますけどね。そういう意味では、ケアンズの物件って、今が買いどきかもしれません。もっとも、今後、ローン金利も上がるでしょうし、人口規模が小さいだけに、空室率の推移も気になります。いずれにせよ、長期的な金銭的構造を見極めてから、仕込んでいきたいと思います。
2010年01月01日
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いま、シドニーにいます。東京から直接飛んでくると、「やっぱり、ここはオーストラリアだなあ」と感じます。セキュリティチェック係官の動作がトロくて、大した人数でもないのに待たされる。キオスクや免税店をのぞいても、購買意欲をそそられるものは何一つない。値札を見ても、何でも高く感じる・・・。でも、カフェラテだけは素晴らしい。日本より強めに淹れたコーヒーと、濃いミルクのハーモニー。ブラウンシュガーをパラパラと入れて、この緩ーい空気のなかで味わうと、格別の美味しさ。これで3.6ドル(290円)は安いかも。思えば、これが今年6回目の出国。行き先は、オーストラリア2回、台湾2回、シンガポール、マレーシア各1回。滞在延べ日数は37日。内訳は、出張が3回と、プライベートが3回・・。昨年は、出国が5回、滞在日数が46日だったので、例年、似たようなもの。1年のうち1~2ヶ月を海外で過ごすライフスタイルは、相変わらずです。昔から旅好きな私。20代や30代前半の頃は、出国するだけで胸が踊ったものですが、40の声を聞いた今となっては、「海外行くのは、もうこんなもんでええんちゃう?」と感じます。今回みたいに、夜行便で飛ぶのも結構疲れるし・・・。でも、組織のなかで、責任がどんどん重くなっているので、来年の海外出張の回数が、今年より少なくなることは、たぶんないでしょう。空から、オーストラリアの大地を見下ろす。人口は順調に増えているそうですが、日本に比べれば、断然、家が少なくて、土地が広い。「近い将来、家族と一緒に、この国で暮らすかもしれない」という思いが、脳裏をよぎる。かつて、5年暮らしたこの国への、再移住・・・とはいえ、それを実行に移すとしても、たぶん、子供たちを日本の小学校で学ばせてからになると思うので、今すぐの話ではないですが、いつでも戻れるように、家も、永住権も残してあります。ところで、私にとって、海外で暮らす意味って、何だろう?海外だからといって、別段、大きな感慨はありません。単に、住む場所と働く場所、使う言葉が変わるだけの話。まるで隣り町に移り住むような、気軽な感覚です。海外でも、シドニーに住めば、飛行機に9時間半も乗れば日本の実家に帰れますし、今はインターネットがあるので、どこに住んでも、いくらでも好きなだけコミュニケーション取れるわけですし・・・技術革新によって、「海外が近くなった」のもさることながら、私が、柏という、首都圏(東京の郊外)で生まれ育ったことも、海外移住に対する気楽な感覚に、大きく寄与しているような気がします。首都圏というのは、日本の歴史上、そこに住む人と土地との関係が、最も希薄で、淡白な地域ではないでしょうか?なにしろ、日本全国から大量の人々が移り住んで、せいぜい1~2世代しか経っていない土地です。核家族化と個人主義が進み、大人になると親と同居しない人が多い。親戚づきあいや冠婚葬祭はうるさくないし、墓参りさえ、しない人が多い。ですので、ここが「故郷」という感覚もなければ、「生まれた土地に縛られている」という感覚は、ほぼ皆無です。では、首都圏に育った人間が、どんどん他所の土地に出て行くのかというと、そんなことはありません。なにしろ、出て行く理由がないですから・・・便利な土地だし、気候も良いし、東京にはいくらでも仕事があるし、実家もあるし。こないだ、中学時代の友人と20数年ぶりに飲んだのですが、ほとんどの仲間が、柏近辺に家を買って、今でも住んでいます。故郷という感覚はなくても、「地元」感覚はふんだんにある土地柄です。結果的に、ほとんどの人間が「地元」に留まる、首都圏出身者。それでも、地元に縛られているという感覚はありません。地元に留まるのも、他所に移り住むのも、各個人の自由。海外移住する人は、ごく少数ではありますが、それでも心理的な抵抗は少ない。そんな土地に育ったからか、私にとって海外移住は、気持ちの上では限りなくお手軽、お気軽なのです。逆に今後、オーストラリアに再移住したら、人生のある時点で、限りなく故国(日本)が恋しくなるのでしょうか?男性は年配になると、その傾向が強くなるといいます。私は、まだ年配という歳ではないので、その気持ちは分かりませんが、ただ、私の場合、故国といっても、帰るべき場所が首都圏なので、限りなく恋しくなるのかどうか・・・。生まれた土地に、強い紐帯や束縛を感じて、それを振り切って移住した人なら、故郷が恋しくなるのかもしれませんが、私の場合、そういう状況にはなかったもので・・・一生、隣り町感覚で、日本とオーストラリア、そしてアジアの国々を、行き来するのかもしれません。でも、海外に住んでいる時、特に懐かしいと思った日本の風景は、東京の下町でした。私の生まれた柏から、東京下町の葛飾区まで、電車でわずか20分。子供の頃から、柴又帝釈天とか、亀有とか、よく行ってました。あの一帯にあるのは、密集した木造家屋、細い路地、植え込み、水路、土手、銭湯、一杯飲み屋、ホーロー引きの懐かしい看板・・・都市化が進んだ東京近辺にあって、珍しく、「故郷」を感じさせる土地だと思います。たまにYoutubeなどで、葛飾区あたりの下町風景を見ると、無性に、日本へ帰りたくなったものです。しかし、その感覚も長続きせず、次の瞬間には、土地へのこだわりが希薄な「首都圏人」に戻るのです。こんなふうに、限りなく軽ーい土地感覚を持ちながら、私は一生を終えていくのかもしれません。
2009年12月28日
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いま、成田空港にいます。これから、ジェットスター航空のゴールドコースト行きの夜行便に乗ります。ゴールドコーストでは、入国手続きをせず、飛行機乗り換えとセキュリティチェックだけやって、その足でシドニーに飛びます。シドニー着は、現地時間で明朝11時の予定。台湾に行くのに比べれば、ずいぶんな長旅です。その後、シドニー空港で時間をつぶし、午後、ケアンズから到着する妻と子供たちを迎えて、そのままシドニー市内のホテルに直行・・・という予定です。ジェットスター航空は、機内食が有料(3000円)。今回、機内食は頼まなかったので、出発前に腹を一杯にしてきました。次回からは当面、シドニーからの更新になります。
2009年12月25日
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台湾出張から日本に帰ってきました。とはいえ今回、日本にいるのは、わずか2日だけ、今日は朝から出勤して、仕事帰りに、尾張一宮物件の売買契約に行ってきました。もちろん、明日も朝から出勤。帰りは成田空港に直行して、その足でオーストラリア・シドニーへ移動・・・慌しい日々が続きます。オーストラリアでは、10日余り滞在して、年明けの1月7日に日本に帰ってきます。しかし、私の頭にあるのは、未だに台湾のことばかり・・・。台湾で買ってきたCDを聞きながら、台湾の美味しい食べ物に思いを馳せる。また食べにいきたいなあ。来年も台湾出張の機会が、きっとあるでしょう。毎年、台湾に行けるなんて、本当に夢のような仕事だ。転職してよかった♪揚げ豚足今回の台湾出張で、一番美味しかったのがこれでした♪海老蒸しサイズ、味とも、申し分ない。客家小炒客家人の伝統料理。見た目は地味だけど、ハマれば毎回、食べたくなる!ホルモン鍋胡椒が、かなりピリッとくる。肌寒い日には最高♪薬膳牛雑湯私は、肉より内臓のほうが好き♪下水湯漢字で書くと、美味しそうに聞こえないけど、さっぱりしたスープが胃に優しい。
2009年12月24日
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成田発、台北行きのフライトは、いつも賑やかです。台北には15回ほど行っていますが、乗客の構成比は、いつも、日本人と台湾人が半分づつ、といったところ。日本人(特に関東人)ばかりを乗せたフライトは、いつも静かですが、台湾人は、平均的な日本人の倍くらいしゃべり、かつ声も大きいので、300人乗りのジェット機に、約半数の台湾人が乗っているだけで、かなり賑やかになります。これが、大阪-台北便になると、日本人乗客の大半が関西人になる分、もっと賑やかなんでしょうね。関西人が半分、残りの半分が台湾人。彼らを乗せた機内がどうなるかを想像すると・・・。余談ですが、「大阪のおばちゃん」と「台湾のおばちゃん」は、本当に見分けがつきません。概して、日本人とよく似た文化・気質を持つ台湾人ですが、彼らは日本人より陽気で、よくしゃべる。そして、よく食べる・・・。台湾の街、特に食堂は、いつも賑やかです。いつも数人のグループで詰めかけ、美味しい食事を目の前に、常におしゃべりと笑いが絶えない。いつも愉快で楽しそうな台湾人ですが、見かけとは裏腹に、この社会は多くの悩みを抱えています。その一つが、世界で最も激しいスピードで進展する、少子高齢化です。少子高齢化といえば、日本の専売特許と思う人がいるかもしれません。確かに、欧米先進国と比べると、ドイツやイタリアと並んで、日本の合計特殊出生率(以下、「出生率」と略)は1.3台と最低レベル。社会の高齢化も急速に進んでいます。ですが、世界で最も、出生率が低く、高齢化のスピードが急激なのは、日本の近隣にあるアジア諸国なのです。台湾はなかでも、2008年の出生率が1.05。これは香港と並んで、世界最低の数字です(注.同年、日本の出生率は1.37)。驚くべきことに、台湾の出生率はここ10年で急速に低下しており、歯止めが全くかかっていないのです。たとえば、日本の出生率は、2000年代を通じて1.3近辺でほぼ横ばいか、わずかな持ち直し傾向が見られますが、台湾の場合、2000年時点で1.68もあったのに、それからわずか8年で、1.05まで急落してしまいました。台湾では、社会の高齢化のピークが、日本より15年ほど遅れてやってきます。日本の人口で一番大きな割合を占めるのは団塊世代(1947~48年生)で、彼らはいま60歳前後ですが、台湾で団塊世代に相当するのが、現在45~50歳前後。彼らが65歳を迎える、2020年代の前半、台湾は人口減少社会に入り、日本以上のペースで、超高齢化社会を迎えると、予想されています。確かに言われてみれば、私が仕事でお付き合いする台湾人をみる限り、日本人以上に、子どもがいない人の割合が高いと感じます。また、子どもがいても、普通1人か2人。3人以上の子持ちは、私と同世代の台湾人の間では、本当に稀です。なぜ、台湾の人々が子どもを産まなくなったのか。その理由は、日本とほぼ同じです。「晩婚化が進み。結婚しない人の比率が爆発的に増えている」「結婚しても、お金に余裕がなくて、子どもをつくれない」「(女性)が子育てのために、仕事や収入を犠牲にしたくない」「自分一人だけ、夫婦二人だけの、自由な時間やライフスタイルを、ずっと大事にしたい」「経済や治安の悪化など、暗いニュースが多く、将来が不安なので、子どもをつくる気にならない」等々・・・台湾の場合、常に日本や欧米先進国を目標にして、経済成長や社会政策を進めてきた面があります。確かに、戦後60年を経て、台湾の経済や社会は大きく発展しましたが、現在、台湾の国民平均所得は、日本の約半分。世界で53位。「先進国クラブ」とよばれるOECDの構成国が30カ国ですから、まだ先進国レベルになりきれていない。キャッチアップがまだ完了していない段階なのに、先進国以上のスピードで少子高齢化に直撃されている、というのが、いま台湾の置かれた状況なのです。人口の高齢化に伴う、日本の苦しい現実は、台湾の人々にもよく知られています。年金や医療の問題、財政赤字の問題・・・等々。台湾の人々は、これを「対岸の火事」とは思っていません。彼らの多くは、日本より約15年遅れて、自分たちが日本よりもさらに厳しい状況に直面するだろうと、予想しています。しかも、経済が日本のレベルにまだ追いつかず、各種インフラや社会制度が、日本と同等のレベルで整備されないままの状態で、厳しい高齢化を迎えると思っています。これは決して杞憂ではありません。だからこそ、日本が高齢化社会にどう立ち向かっていくのか、台湾人は大変注目しているのです。台湾では高齢化に伴い、医療費を中心に、慢性的な財政赤字がすでに始まっています。15年後には、さらに厳しい試練になることでしょう。台湾の人々が、この難問にどう答えを出すのか、現時点ではまだ分かりません。但し、明るい兆候はいくつかあります。その一つが、男性の育児休暇取得率が、2008までは低迷していたのに、2009年から、爆発的に増えてきたことです。また、移民導入による、人口バランスの若返りも、真剣に考える動きがあるようです。実際、台北近郊の工業地帯では、ベトナムやタイからの移住者がたくさん住んでいます。ただ、台湾の場合は日本と同じく、移民が社会にうまく統合されているとは言い難い状況がありますが・・・。日本と台湾は、お互い、東アジアで隣り合う島国同士。高齢化という悩みを共有しつつ、一緒に解決策を考えていきたいものです。
2009年12月22日
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昨日の深夜から、台湾に来ています。ご存知の方もいるかもしれませんが、台湾では一昨日の夜、大地震が起こり、各地で被害が出ています。確か、日本でも津波注意報が出ましたよね。ですので、当地のニュースは地震の話ばっかりなんですが、もう一つ、大きな話題があります。それが、寒波襲来と、記録的な低温今朝、台北の気温は10度を下回り、9度ちょうど。台北郊外の淡水では、7.1度を記録しました。亜熱帯に位置する台湾では、気温10度以下になると、現地の人々にとっては大変な低温です。私は、台湾に来る直前、氷点下1度の柏市で早朝ウォーキングをしたので、寒さは感じませんが、台湾人は、「寒い、寒い」と、震え上がっています。台湾各地で、ジャケットが爆発的に売れ、品切れが続出しているとか。この寒さで、身体を壊す人が各地で続出。風邪引きはもちろん、持病の喘息がさらに悪化するとか、顔面神経が麻痺して表情が引きつる人などが、出ているもようです。あと、経済悪化に伴い、台北でもホームレス(中国語で「街友」。日本語の「ホームレス」より響きのやさしい言葉ですね)が爆発的に増えているそうですが、彼らが着ているのは、せいぜい長袖のシャツだけで、この寒さでは「凍死者」が出かねないと、役所が寝袋を配っているそうです。TVニュースでは、1歳の女の子を含む一家4人がホームレスになり、公園で寒さに震えている様子が映し出され、とても印象的でした。この寒さは、今日一杯まで続き、明日からは、暖かさが戻ってくるそうです。
2009年12月21日
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名古屋の郊外・愛知県一宮市で、不動産オーナーになることが決まりました(12/12の日記「尾張一宮で物件調査」)。つい先ほど、私の入れた買付価格で、家主と合意が取れました。今後は、売買契約書へのサインが今年末、来年1月末までに引渡し・・・という段取りになります。日本国内では、千葉県柏市、福岡市に続き、これが3軒目の自己所有物件になります。私としては、名古屋都市圏の物件を、納得のいく価格で仕入れられて満足です。これからは順調に、収益を上げて欲しいと願っています。私は、一宮市とは、不思議な縁があります。昨年、前の勤め先(インド系IT企業)にいた時、チームメンバーとして採用した男が、一宮市の出身です。実は昨日も、彼と新橋で痛飲したばかり・・・一宮出身者と飲んだからこそ、私はこの物件をゲットできたのかもしれません。そしてもう一つは、私の出身地・千葉県柏市と、愛知県一宮市との、不思議な共通点です。お互い、大都市の衛星都市であり、商都であり、さらに面積、人口、市町村合併の時期も、ほぼ同じなのです。【面積】柏市 114.90km2 一宮市 113.91km2【人口】(2009/12/1現在)柏市 397,690人 一宮市 385,637人【市町村合併の時期】柏市 2005/3/28 沼南町と合併一宮市 2005/4/1 尾西市、木曽川町と合併【近隣の大都市】柏市 → 東京 30km一宮市→ 名古屋 17km(東京圏と名古屋圏のサイズの差を考えれば、柏と一宮の「郊外度」はほぼ同じ)ついでに言うと、年齢別人口構成まで、両市は瓜二つです。つまり、若者比率も老人比率も、両者ほぼ同じということです。そこまで共通点の多い両市ですが、中心市街地の賑わいだけは、雲泥の差があります。クルマ社会の進んだ名古屋圏にあって、一宮の中心市街地は、郊外型ショッピングセンターに客を奪われて、空洞化が進んでいます(12/14の日記「昭和な風景」)。一宮の駅前に、本町商店街というアーケード街があるのですが、お店の約3分の2は閉店ないし開店休業の状態で、完全にシャッター街になっています。一方、柏の中心市街地は、一時期より客足が多少衰えたとはいえ、いつも賑わっています。ざっと見て、柏には一宮の10倍ほどの買い物客がいます。街の規模はほぼ同じなので、客単価が同じとしたら、柏の方が10倍儲かるわけで・・・実際、柏の市街地で、閉店・開店休業状態の店舗は、ほぼ見当たりません。ほぼ100%稼動している状態です(2008/3/24の日記「柏二番街の挑戦」)。しかも、柏の街を歩くのは若い世代が多く、特に女性が多い。男女比率はざっと見て、6:4~7:3で女性の方が多いので、雰囲気も自然、華やかになります。おしゃれして街を歩く若い女性は、本当に人生を謳歌しているようで、見ていて楽しくなってきます。柏の駅前は、ストリート・ミュージシャンの聖地。駅の改札を出ると、いろんな方角から音楽が聞こえてきます。思えば、爆風スランプに始まり、サムシングエルス、奥華子、といったアーティストも、柏の街頭ライブから巣立っていきました。若者が、音楽を通じて思い思いに自分を表現し、周りもそれを暖かく見守り育てる文化が、柏には以前からあります。だから、私は思うのです。一宮の駅前商店街を、柏みたいに賑やかにできたなら、どれだけ楽しいだろう中心市街地の空洞化は、一宮だけでなく、全国各地で起こっています。その背景には、クルマ社会と、郊外型・ロードサイド型大型商業店舗の全国的な普及があるのでしょう。ですが、人生の初めから終わりまで通して見たときに、クルマ乗ってショッピングセンターに買物に行くライフスタイルを、いつまで続けられるでしょうか?たとえばの話、高齢になれば、クルマの運転が難しくなります。それでも、クルマに乗らないと買物ひとつ満足にできないとすれば、そんな街は人間に優しいといえるでしょうか?特に高齢者や、子連れファミリーにとっては、自宅から歩ける範囲に、暮らしのニーズを満たす各種の商店があって、教育施設や公園、医療施設などが一通り揃っている街こそ、住みやすい街だと思います。幸い柏の中心市街地は、その条件を全て兼ね備えており、老後もクルマ無しで、無理なく住める街です。しかし今の日本では、そんな街が日に日に、消えつつあります。全国的に「ファスト風土」化が進んでいます。こんな時代だからこそ、柏が街づくりのモデルとして、日本全国にアピールするのではないか?柏モデルを、全国に売り込むことができるのではないか?私は柏で生まれ、物心ついた頃にはもう、すぐ近くにある、途方もない大都会・東京の存在を意識していました。東京には、魅力的な街がキラ星のように並んでいます。だから、東京圏の周辺部にある柏は、これまで背伸びばかりしていました。「吉祥寺みたいになりたい」、「下北沢みたいな街にしたい」・・・等々。そんな願望のいくつかは、叶えられました。吉祥寺や下北沢と比べれば、まだまだ差は大きいけれど、少なくとも、「千葉県で一番羨ましい街」の一角に食い込むことはできました。吉祥寺・下北沢あたりを目標に、より上を目指すことは、これからも続けなくてはならないけれど、一方で、中心街の空洞化に悩む全国の地方都市に向けて、「柏モデル」を発信することも、同じくらい大事ではないでしょうか。「柏モデル」を移植したら活気が出そうな街。その一つが、一宮市だと思います。一宮は、田舎や過疎地ではありません。超高齢化しているわけでもありません。名古屋から電車でわずか10分。交通の便は抜群に良く、人口は順調に増えています。柏とほぼ同じ人口規模の都市ですから、若者も、柏とほぼ同数いるはずです。彼らの多くは、クルマに乗って郊外のショッピングセンターに行くか、あるいはJRや名鉄に乗って、名古屋駅に直行するために、一宮の市街地では余り見当たりませんが、いることはいます。彼らをどうやって、一宮の街に呼び戻すか。いかにして、街の賑わいを取り戻すか?そう簡単に、答えの出る問題ではありません。が、柏が若者を呼び込むために、これまで営々と取り組んできたこと(古着屋の誘致、ストリートミュージシャンのコンテスト、アーティストのイベント、かしわインフォメーションセンター等)を、ただ猿真似するのではなく、一宮の風土・文化に合わせて換骨奪胎していくことが、まず必要だと思います。そして、「仕掛け人」は絶対に必要でしょうね。一宮の街に根付いて、リーダーとして、いろんな動きを仕掛けて、ムーブメントをつくっていく人が・・・。一宮は、毛織物産業で一時代を築いたこともあれば、名古屋名物「モーニング」(喫茶店の豪華朝食サービス)の発祥地でもあるし、最近では、ココ壱番屋のカレーを生んだ地でもある。人材や街の底力は、まだ十分にあると考えられます。長い不景気でどんよりした日本に、もっと「柏」を・・・そして、一宮の街に、もっと賑わいと華やぎを・・・
2009年12月17日
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私たち家族が、生活の拠点としている国が、二つあります。日本と、オーストラリア(豪州)です。私は日本国籍で、豪州永住権保持者。妻は逆に、豪州国籍で、日本の配偶者ビザ保持者。二人の子供は、日豪二重国籍です。そして、どちらの国にも、自分名義の不動産を持っています。日本と豪州は、ともに経済先進国ですが、この二ヶ国の経済状態は対照的です。日本経済はバブル期までは絶好調でしたが、その後は不振続き。リーマンショック後の大不況から立ち直ったかと思いきや、デフレが進行し景気が二番底に落ち込むかもしれない状況。一方、豪州経済は、90年代の前半までは、余りイケてない状態が続きましたが、その後は「不況知らず」。全世界を巻き込んだリーマンショックで多少の調整はありましたが、その後は先進国で一番早い立ち直りを見せています。豪州経済好調の背景には、毎年、総人口の1%近くに上る移民の流入と、後先考えずガンガン散財する、楽天的な消費者の存在が大きいとされています。その点、日本と対照的といえます。不動産市場の状況も然り。バブル期以降の日本の不動産価格は、大都市の都心部と近郊で、2000年代前半にミニバブル的な状況があった他は、目減りが基調となっています。一方、1990年代前半以降の、豪州の不動産価格は、2004~05年に調整局面があった他は、基本的に上がり基調。値下がり知らずです。では、不動産投資を考えた場合、経済好調の豪州が良くて、日本がダメなのかといえば、そんなことはありません。日本と豪州、両国の不動産市場の構造を踏まえて、お互いの長所を組み合わせれば、まさに天下無敵のポートフォリオが出来上がります。それが、日本の不動産でキャッシュフロー(家賃収入)を狙う豪州の不動産でキャピタルゲイン(値上がり益)を狙ういま、日本の不動産の魅力は、取得コストと、維持コストの安さ。そして利回りの良さです。日本の不動産は、築年数が経つと、資産価値が目減りし、家賃も徐々に下がっていくという欠点はありますが、それでもなお、安いコストで物件を仕入れて、高い利回りで運営していければ、これは、欠点を補って余りあるものです。たとえば、いま日本の地方都市のワンルームマンションなどは激安で、サラリーマンが、1年間貯めたお金で買えるような値段(100万円~)です。ファミリーマンションや戸建てだって、地方都市なら400万円台くらいから、いくらでも見つかります。つまり、借金せずに、貯めたお金でいくらでも買い増していけるところに、最大の魅力があります。私は、「毎年、キャッシュで1室づつ買う」ことを目指しています。一つ一つは小さくても、10年続ければ10室のオーナーになれるわけです。また、ローンを組んだとしても、利率が年2%前後で済むのも魅力です。築古の木造アパート買ってスルガ銀行で借りても、せいぜい年利4%。フルローンでも満室に近い経営ができれば、キャッシュフローは簡単にプラスになります。しかも、得られたキャッシュフローが、日本円の収入であることも大きな魅力です。日本円は今のところ、他の通貨に比べ、経済が不振でも値下がりしにくい、強い通貨といえます。20年前のバブル絶頂期の頃、1米ドルは120円前後でしたが、その後、経済不振の20年を経ても、日本円は米ドルに対して、3割以上も価値を上げてきています。不況知らずだった豪ドルに対してさえ、4割ほど価値を上げています。しかも今、日本円は金(ゴールド)と並んで、「有事に強い通貨」になっています。全世界が不況になったら、なぜか、日本円が価値を上げる。そんな日本円で安定収入が得られるのは心強い。海外に住めば、その素晴らしさがより実感できます。我が家は、いつかは豪州に再移住するつもりでいますが、それまでは、日本で不動産を仕入れて、日本円のキャッシュフローをつくることが、私の責務だと考えています。それでは、日本円のキャッシュフローをつくったら、次はどうするか?もちろん、豪州の不動産に投資するのです。今度は、値上がり益狙いです。豪州の不動産は、日本に比べて、取得コストが概して高い。特にシドニーやメルボルンの不動産価格なんて、むちゃくちゃ高い。すでに東京以上の水準です。豪州は、都市を一歩離れたら、広大無辺の天地が広がりますが、土埃にまみれた田舎町でさえ、日本の地方都市みたいに、400万円で物件がいくらでも買える、というわけにはいきません。だから、ごく一部のお金持ちを除いて、皆さん借金して家買ってるわけですが、借金すると金利が高い。今は歴史的な低金利ですが、それでも住宅ローンは年5%台。あと1年後には、7%に達する可能性もあります。つまり維持コストが高いわけで、借金して買う限り、キャッシュフローがプラスになることは、あまり期待できません。赤字が普通です。その代わり、値下がりリスクが少ないし、また、賃貸するとしても、空室リスクが非常に少ないのが魅力です。豪州全体で、空室率は1%前後だそうで、日本の空室率が13%を超えているのとは対照的です。私も、豪州で5年近く、家を貸していますが、空いたことがありません。私はいま、日本円のキャッシュフローをつくるのと同時並行して、豪州シドニーの美しい海辺に、キャピタルゲイン狙いで物件を仕入れる計画を立てています。老後、自分たちが住むことも視野に入れながら・・・物件価格はとても高いですけど、2年後を目処に実現できると思います。日本でキャッシュフロー、豪州でキャピタルゲイン・・・という戦略を、経済の潮目をみながら適切に実行することによって、私はお金持ちになれる自信があります。とはいえ、お金持ちになる、という結果には、あまり興味ないんですよね。むしろ、その過程が楽しくてたまらないのです♪
2009年12月09日
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リーマンショック後の大不況、そして慢性的な住宅供給過剰、人口減少など、いろいろな要因が重なって、いま日本各地で、賃貸住宅の空室率が急上昇しています。全国の大家さんにとって、実に厳しい時代になったものです。それが最も顕著にあらわれている地域が、たとえば、札幌や福岡などの地方中核都市。これらの都市では、人口は緩やかに上昇中で、若年層も増えてはいるんですが、それをはるかに上回るペースで、賃貸用マンションをバカスカ建てまくったので、受給がだぶついています。空室率が上昇しているところに、リーマンショックが直撃して、家賃水準が下落、それを反映して、投資用マンションなどの売買価格も急降下中です。札幌や福岡は、人口100万を超える大都市なのにも関わらず、中古ワンルームや1Kなどが、100万円ちょっとで買えたりします。じゃ、賃料水準はというと、これも急降下中で、中心部をちょっと離れると、2万円台前半とか、下手したら1万円台後半・・・みたいな世界。しかも、空室率が平気で20%いったりするので、これじゃあ売値を100万円台にまで下げないと、誰も触手は動かないだろうな。ついでに二極化も進行中。市の中心部の家賃でさえ下がり、借りやすくなったので、多くの人は、中心部に住みたがる。そのため郊外物件はさらに苦戦する・・・といった構図。名古屋圏、大阪圏など、さらに大きな都市圏でも、程度の差はあれ、似たような状況のようです。そんななか、唯一の例外になっているのが、首都圏。特に東京23区では、投資用中古物件を、リーマンショック前とほとんど変わらない、強気な価格で売り出すケースが多い。「東京は、全国から人が集まるから、地方都市みたいな空室問題はないし、物件価値も保てる。だから、強気の価格でも客はつく!」と思っているかのようです。でも、本当にそうなんだろうか?そりゃあ、東京の超一等地、例えば六本木とか銀座とか、品川駅の徒歩圏とかなら、寂れる心配は全くないし、物件価値も保たれるでしょう。でも、東京・首都圏全体を見渡してみたら、きっと、今の地方中核都市みたいに、高い空室率に悩む地域が、続出するはずです。東京都の人口ピークは、あと5年後だと言われています。23区内でも、すでに人口減少局面に入っている区が、いくつもあります。そして、「こんなに建てて、ちゃんと満室になるんだろうか」と心配するくらい、マンションをバカスカ建てているのは、東京も地方都市も全く変わらない。あれだけ建てて人口が増えなければ、需給だって、そりゃダブつきますわな。いま、地方中核都市が悩んでいる空室や家賃下落の問題が、数年後の東京で現出するような気がします。ですので、もし投資用の中古物件を買う際、いま、高いお金を出して東京で買うのが得策なのかというと、立地や築年、買い手のマネジメント能力にもよりますが、一般論としては微妙だと思います。将来の空室、値下がりのリスクを考えると・・・。マーケットが下落基調であれば、鉄則として、仕入れ価格は少ない方が良い。たとえばの話、都内で1000万円のワンルームを買った場合、10年後、価値が20%下落しただけで、200万円も目減りします。一方、地方都市で200万円のワンルームを買って、10年後、下落幅がさらに大きい30%となっても、目減りは60万円でしかありません。つまり損する分が、少なくて済むのです。そう考えた場合、いま、札幌や福岡で、100万円台で中古ワンルームを仕入れて、空室に悩みつつも2万円台で貸すような投資は、一番リスクが低いと思います。仕入れ価格がすでに100万円強であれば、今後、下落するといったって、たかが知れているし、また、月2万円台という、すでに十分低い水準の家賃が、今後、さらに下落するとしても、「下げしろ」は低いと考えられるからです。逆に、東京都内の、一等地ではない場所で、1000万円近い中古ワンルームを、月8万円くらいで貸すような投資のリスクは、かなり高いと思います。なぜなら、上に挙げた理由で、物件価格も家賃も、今後大きく下がる可能性があると考えるからです。特に、そういう物件を、借金して買うのは危ないと思います。いま、東京で1軒買うキャッシュがあれば、地方で激安物件を何軒か仕入れた方が良いと思う、今日この頃です。もっとも、ボロ物件を競売などで格安で仕入れて、自分でリフォームして、より付加価値をつけて貸せる人であれば、東京でも十分儲かるとは思いますが。
2009年12月05日
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私の大好きな、長崎チャンポンのチェーン店「リンガーハット」が、いつの間にか、値上げしていました。記事によると、10月1日から値上げしていたそうですけど、普段、滅多に外食しないから、気づかなかった。先日、品川シーサイド駅前のリンガーハットに行ったら、ちゃんぽんが500円で、皿うどんが520円の値札。「あれっ」と、一瞬目を疑いました。どちらも、これまで450円ではなかったか?秋冬限定の「牡蠣ちゃんぽん」に至っては、なんと790円!確か去年は680円だったと記憶しているので、こちらは大幅値上げ。周りを見渡すと、松屋、すき家、吉野家・・・牛丼チェーン店は、軒並み値下げ攻勢に出ています。牛丼290円、あいがけカレー350円・・・みたいな激安世界。このデフレの世の中、あえて「値上げ」という逆張り戦術に出たリンガーハット。業績は決して芳しくないはずなのに、この時期に値上げして大丈夫なんだろうか?勝算はあるんだろうかと心配しながら、790円の牡蠣チャンポンを口に運ぶ。よく見ると、単なる値上げではないらしい。マクドナルドばりに、地域別料金を導入したり(もちろん、東京23区が全国で一番高い)、全店、100%国産野菜使用をうたって、他のラーメン店と差別化したりと、それなりに芸は細かい。私は、値上げはともかく、リンガーハットはとことん、支持します。だって美味しいんだもん。それに野菜が多く摂れるし、しかも国産で契約農家の野菜だから安心できるし・・・これまで、「クオリティの割に安い」のがウリだったリンガーハット。今回の値上げで、他のチェーン店と比べて、割安感はなくなってしまったけど、それでも、野菜たっぷりチャンポン(650円)は、お得だと思います!!これ一品で、一日分の野菜の必要摂取量はクリアできるので、特に一人暮らし男性には、ぴったりのメニューかと。一食、がっつり食ったという実感と、身体に良いものを食べたという満足感も得られて、一石二鳥♪これで650円は安いでしょう。ただ、野菜480gという量はボリュームありすぎて、女性には完食が難しいと思うので、そのミニ版を、500円くらいで提供してはどうでしょう?野菜たっぷりというコンセプトは、女性にも支持されると思いますので。最後に、リンガーハットの海外店舗は、現在、カリフォルニアにしかないそうですが、これから、中国などアジアに進出してはどうでしょうか?リンガーハットのメニューは、中国人にきっと、好まれるはずです。中国で成功した熊本ラーメン「味千」なんかより、ずっと中国人向けの味だと思いますよ。経営陣が、巨大市場・中国に進出する決意を固めたら、私はリンガーハットの株を大量に買うかもしれません。だって、自分の好きな企業を応援したいですもんね。
2009年12月03日
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最近の東京は、結構、寒くなってきました。室内も寒いので、朝晩は暖房をつけるようになりましたが、それでも毎晩、娘(4歳)の「おねしょ」に悩まされています。これまで、夜のトイレは一人で行けていたのに、最近は寒くて膀胱が緩むのか、あるいは尿意を感じても寒くて起きられないのか、毎晩のように、布団や毛布を濡らされています。親の立場からいえば、今の季節は布団も乾きにくいので、毎晩のおねしょは勘弁して欲しいんですが、子供が相手だから、仕方ないですよね。かくいう私は、寒い天気が好きです。最近は、朝の通勤時に、自宅から3km余り離れた新木場駅まで、自転車で行ったりします。朝、外気温が摂氏8度くらいの時、自転車に乗ると、全身がピシッと引き締まるような冷気に包まれて、とても気持ちいいんですね。あわよくば、あと3度くらい、気温が下がって、摂氏5度くらいになってくれると、私にとっては、丁度良い塩梅になります。ここ、東京ベイエリアの冬は、生ぬるい。私はそう感じます。都市気候と、地球温暖化の影響もあるのでしょうが、この地は12月、1月になっても、滅多に氷点下にならない。雪も滅多に降らない。冬の通勤も、たいてい、厚手のスーツ上下だけで事足りてしまう。コートが要る日は、あまりない。私は、東京郊外の、ちょっと内陸にある柏で育ちました。そこは東京都心より、冬場は2~3度寒くなる地域。加えて、私の子供時代は、今より少し寒かった・・・。朝、友達とランニングしに、5時半くらいに起きて外に出ると、外気温は氷点下3度くらいで、肌を刺すような北風の吹く日が、珍しくありませんでした。そんな寒空のなかを、薄着で走ってきた私ですが、それでも、数年前、中国・大連で冬を越した時は、さすがに寒さがこたえました。大連では、一年のうち4ヶ月(12~3月)は、氷点下になる気候。だいたい、朝の最低気温は平均して氷点下7~8度(寒い日は氷点下10度以下)、昼場も0度いくかいかないか・・・そんな日々が、3~4ヶ月続きます。大連の1月の平均気温は、日本でいえば、東京や大阪より約10度低く、本州で一番寒い県庁所在地である盛岡より約2度低く、北海道の札幌とほぼ同じ。もっとも、札幌や盛岡と違って、雪が滅多に降らない分、過ごしやすいかもしれませんが、その代わり、大連は海辺にあり、いつも風が強い。氷点下10度でかつ強風というのは、つらいです。大連で、冬場に会社に出勤する時は、必ずモモヒキを履いて、厚手のスーツにコート、マフラー、毛皮の手袋と、かなり重装備をしなくてはいけません。東京で使うような薄手の手袋は駄目、すぐ凍傷になります。あと、路面が凍ってツルツル滑る時は、ブーツも必需品です。大連は北海道や朝鮮半島と同じく、住宅は完全に寒冷地仕様になっており、セントラルヒーティング完備なので、冬の室内は半袖で過ごせるほど暖かい。冬場、友人の家に行く時などは、外ではパンパンに着膨れするのに、室内では全部脱いでシャツ、短パン姿になるので、いつも着替えしているような感じでした。そんな北国生活も、慣れてみれば何てことありませんでした。東京と大連の温度差は10度(柏と比べると8度の差)、この程度の差であれば、人間、何とか適応してしまうようです。ところが、南国で育った妻にしてみれば、大連の寒さは耐えがたかったそうです。妻が生まれたのは、台湾。育ったのは、オーストラリア熱帯の街・ケアンズ。それらの地域と大連の、最寒月の気温を比べると、その差は優に20度を超えます。人間、10度の気温差は何とか適応できても、20度の差は、さすがに身体に無理を強いるのかもしれません。そんな妻も、寒い寒いと言いながらも、東京の冬には、なんとか適応しています。実際、台北と東京の、1月の平均気温差は11度。なんとか適応可能なレンジに収まっているのでしょう。台湾出身で、中国大陸に住んでいる者は100万人を数えるそうですが、その多くは、上海か、それより南に住んでいるそうです。上海の場合、冬の気温は東京とほとんど同じですから、適応できるのでしょう。逆に北京や大連など、中国大陸北方の都市に定住している台湾人は、かなり少ないようです。いくら大都市でも、冬が寒すぎるのでしょうね。一方、日本人は、大連にはたくさん住んでいます。日本のなかで比較的暖かい東京や大阪の出身でも、大連の冬には十分適応できるのでしょう。ところが、大連以北の瀋陽とか長春、吉林といった都市になると、日本人の姿はめっきり少なくなります。その代わり、朝鮮半島の出身者が目立って多くなります。たとえば、瀋陽の冬は、日本のどの都市よりも寒く、東京との気温差は17度にもなり、適応可能レンジを超えてしまいます。ところが、ソウルと瀋陽を比べると、8度程度の差となり、適応は十分可能になる・・・という事情も影響しているのかもしれませんね。
2009年11月30日
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新型インフルエンザの流行が凄いですね。すでに、日本人の14人に1人が、インフルに感染したという・・。近所の学校や幼稚園でも、学級閉鎖が相次ぎ、夫婦共働きの親御さんは、本当に大変です。ソフィアの幼稚園の親友も、最近、一家そろって感染しました。もはや、身の回りの誰かが感染しても、全然驚きません。そんな状況のなかで、ようやく、新型インフルの予防接種が行われるようになりました。私の住む江東区では、優先度の一番高い「1歳~就学前児童」を対象とする予防接種が、11月16日から開始になりました。11月16~22日にかけて、区役所から接種案内と、助成金の申請用紙、マスクなどが郵送されてくるのですが、これが我が家に届いたのは、11月21日のこと。それ以前の数日間、妻のママ友宅には、接種案内が次々と届いており、妻からは、「なんで、うちだけ来ないの?」、「区役所に確認してよ!」等々、矢のような催促を受けてきました。接種案内が届いた後、近所の行きつけの小児科医に問い合わせると、接種受付を、11月24日(火)の11時から、電話で開始するとのこと。私は、もちろん仕事中でしたが、11時になったと同時に、電話で予約を取ろうとしました。でも、20回くらいかけても、いつも話し中!。「チケットぴあ」で、マイケル・ジャクソンのコンサートを電話予約するより、もっとつながりにくいぞ!その翌日、ちょうど、小児科に行く用事があったので、「接種予約の電話、全然つながらないんですけど・・・」と言ったら、返ってきた答えが、「残念ながら、今回の接種受付は、終了しました」「電話つながらなくて、申し訳ありませんが、皆、同じ条件で受け付けてますから・・・次回の接種受付までお待ちください。」聞くと、診察時間前から、子供の父親とおぼしき男性が、何人も入り口で待っていたという。小児科に来れば、接種の受付をしてくれると思っていたのかも・・・。ま、私は最初から期待してませんけど・・・行きつけの小児科医に行っても、この状況なのだから、他の小児科に行ったらどうなるか、推して知るべし。全国の小児科の現場は、殺到する接種希望者への対応に、悲鳴を上げており、このままでは、過労死も出かねない状況だとか。いま、新型インフルの接種って、受けられただけで相当ラッキーなのね。逆にいえば、早めに罹ってしまった方が、良いのかもしれない。免疫できるし・・・いまや国民の14人に1人が、罹るような病気なのだから、ある意味、「はしか」や風疹と似たようなもんですよね。逆に、いつまでも感染せず、ワクチンが底をついた頃に罹ってしまったら、そっちの方がヤバいかも。いずれにせよ、過度に心配せず、やるべきことをやって、大流行に備えたいと思います。
2009年11月25日
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新型インフルエンザが猛威をふるっているから、というわけじゃないですけど、我が家では、一家4人の体温を、毎朝起きた時と、毎晩寝る前に、測っています。いつも時間に追われているので、水銀体温計を腋の下に入れて5分待つ、みたいな芸当ができるわけがなく、耳の穴に入れて3秒くらいで測れる、スピード体温計を使っています。ですので、どこまで正確に測れているのか分かりませんが、傾向から少なくとも分かることは、我が家で、一番体温が高いのは、娘ソフィア(4歳)で、平熱37.0前後次に体温が高いのは、息子ポニー(9ヶ月)で、平熱が36.7前後妻は、ポニーより少し低くて、36.5前後が平均私の体温が一番低くて、平均36.2前後一見して、血の気が多そうな奴(私)が、実は一番体温低かったとは、驚きです。世の中では、「低体温症」が問題になっているそうですが、そういう方々の平熱って、34~35度近辺らしいので、私は少なくとも、問題なさそうです。ところで、平熱って、大人より子供の方が高いんでしょうかねえ?ソフィアを見る限り、37度を少し超えたくらいでは、「至って普通」という感じです。37.5度を超えてくると、ちょっと熱あるかな、とは感じますが、あと、白色人種は黄色人種よりも、体温高いんでしょうか?欧米の関連書籍を読む限り、大人も子供も、平熱は37度(華氏で98.6度)とされています。そういう本を読むと、私の平熱36.2度が、相当低く思えてくるから、不思議だ・・・日本だと、36.2度なんて、ごく普通だと思うのに。
2009年11月24日
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今回は、私の住む街・東陽町ねたでいきましょう。東京メトロ(地下鉄)東西線、東陽町の駅から北へ、7~8分くらい歩くと、「東京イースト21」という、複合商業施設があります。バブル期に完成したイースト21には、ホテルをはじめ、オフィスビル、小売店、レストラン、スーパーなどが入居しています。約5800人が就業しているそうですから、地域にとっても、貴重な雇用主です。ところが近年は、過当競争といいますか、近隣に似たタイプの大型商業施設がたくさんできたために、旗色が悪くなっているようです。2002年には、西隣の木場駅前に、深川ギャザリアという、ものすごい施設ができました。旗艦店のイトーヨーカドーは、連日大盛況(売り上げ全国一だそうな)。2008年には、東隣の南砂町駅前に、SUNAMOという、すごい大型ショッピングセンターができました。かくして、築20年を経たイースト21は、東西の大型施設に挟撃されるかたちになり、はたから見ても、客足が伸びず、経営は苦しそうです。イースト21入居店舗のなかでも、特に厳しそうなのが、スーパー。なんと、ここ2年で、テナントが2回も変わっている!!私が東陽町に越してきた頃、ここには、アピタというスーパーが入居していました。名古屋資本ユニーの系列で、いつも、「燃えよドラゴンズ」の歌がかかっているのが印象的でしたが、木場イトーヨーカドーとの競合で客足は伸びず、2007年8月19日にあえなく閉店。「3番福留タイムリー、4番ウッズがホームラン、いいぞ頑張れドラゴンズ~♪」のメロディーが聴けなくなって、少し寂しくなったこの地に入居してきたのが、なんと、高級スーパーとして有名なクイーンズ伊勢丹!!2008年4月のことです。「なぜ、東陽町みたいな下町に、高級スーパー?」と思う人もいましたが、私は嬉しかったですよ。だって、自分の住む街に、一軒ぐらい、高級スーパーがあった方が嬉しいじゃないですか?何となく、ステータスっぽく感じますし、それに、クイーンズ伊勢丹のベーカリーとか、ハーブチキンとか、好きですし・・・しかし、フタを空けてみたら、このクイーンズ伊勢丹、全然お客が入らない。アピタどころではない閑古鳥ぶりに、「こりゃ、やばいんじゃないか」と思った頃、リーマンショックと、隣町のSUNAMOショッピングセンター開店の直撃を受け、なんと、開店1年半もたたずに、閉店しました。2009年8月31日のことです。それなりの規模のスーパーが、2年連続で、立て続けに撤退した理由は、簡単に説明がつきます。近隣の食品スーパーが強すぎるのです!!ここ東陽町は、スーパーの超激戦区。このイースト21から、徒歩数分圏内に、「西友」と「OKストア」、「タイヨー」の三店舗が、激烈な競争を繰り広げています。特に、東京安売りスーパーの雄「OKストア」と、千葉安売りストアの雄「タイヨー」が、至近距離でしのぎを削っているのは、壮観です。この2店は、日々、新鮮な食材を、超デフレ価格で提供しています。そのすぐそばにある西友も、近年は、「KY(カカク・ヤスク)」をキャッチフレーズに、露骨な安売り攻勢をかけてきています。特に食料品売り場は、「あれっ、これが西友の値段なの?」と思うくらい安い。こういう買い物環境は、地域住民にとっては嬉しいんですけど、スーパーを経営する側から言えば、たまったものじゃないんだろうな。体力を削って、安売り競争に勝たなければ、生き残っていけないのですから・・・そんな過酷な環境と知りつつ、あえてイースト21への出店を決意したのが、サミットストアサミットは、つい昨日、11月21日(土)にオープンしたばかりです。開店セールの人混みが落ち着いた頃に、行ってみようと思います。それにしても、経済状況の良くないなか、この超激戦地に敢えて出店したのは、いい度胸、もとい、勝つ秘策があるのかもしれません。確かに東陽町界隈は、いまの日本には珍しい、人口急増地域ですし、地域の購買力も、決して高いレベルとはいえないにせよ、上がってきています(既存住民より裕福な新住民の大量流入が原因)。その点では、魅力的な立地といえるのかもしれませんが、人口と購買力が目当てであれば、進出するのはレストラン街でも良いし、映画館でも、子供向けの遊戯施設でも良い。なにも、激烈な競争を強いられるスーパーにこだわらなくてもいいのに・・・と思いますが、ところで、サミットストアのホームページに、出店の経緯らしきものが書いてありました。特に印象に残った部分を抜粋しますと、・約5,800 人が就業しているオフィスビル内への出店となることから、昼食時の弁当や総菜、飲料等の需要増が見込める店舗です。・各部門とも普段の食事の材料に加え、オフィスビル社員の昼食やビジネスマン、OLが購入し需要が高まると思われる商品を積極的に導入、販売していきます・ 鮮魚売場では、「お刺身1 点盛」(4 切入、198 円予定)をお昼の需要を意識し、平日(11~14 時)に数量限定にて特価で販売します。・ 総菜売場では、特に昼食時にボリュームある「弁当・丼」を中心に毎日、最低20アイテムを品揃えして訴求します。また、女性に人気の高い「海鮮ちらし」の販売や「パスタ類」等の品揃えも増やしていきます。なるほど、東陽町で働くオフィスワーカー向けの店舗、という位置づけなんですね。西友、OK、タイヨーと、安売りで競争しないという点と、木場イトーヨーカドーと、総合力で競争しないという点は、よく分かりました。これなら、勝つ見込みは、少しあるかもしれないな。実際、東陽町界隈のスーパーって、惣菜や弁当の品揃えは少ないですから。いずれにせよ、地域に溶け込んで、定着して欲しいものです。
2009年11月22日
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今日は、大変な一日でした。午前中、うちの奥さんの再入国ビザを取るために、レンタカーを借りて東京入管局に行きました。平日でないと手続きできないので、私は会社から半休(午前中のみ)を取り、妻とポニー君(生後9ヶ月)に同行しました。ところが、入管局にて、驚愕の事実が判明すでに、滞在許可の期限が切れていた!!!!これはつまり、オーバーステイ。要は、不法滞在の状態ってことです。再入国ビザを取るどころではありません。一刻も早く、合法的に日本に滞在する状態をつくるために、滞在延長許可をもらわなくてはなりません。そのために必要なのは、・夫である私が、妻(不法滞在者?)の身元保証人になる・必要書類(私の戸籍謄本と住民票、所得証明)を提出する入管局は、東京の港区(品川駅近くの埋立地)ですが、私の住所は江東区、戸籍謄本は足立区にあります。港区と江東区はお隣同士ですが、足立区はかなり遠方。江東区と足立区に行って、書類を取ってくるだけで、半日つぶれてしまう。時は、すでに11時20分。半休は、もうすぐ終わってしまう。さて、どうしたものか?幸い私は、証明書類を常時持ち歩いています。戸籍謄本と所得証明は、カバンのなかにありました(だから、足立区まで行かなくて済んだ♪)。ですが、住民票は持っていませんでした。普段は、持ち歩いているのですが、つい一昨日、娘の幼稚園入園手続きで使ったあと、補充していなかったのです。早速、クルマを飛ばして、住民票を取りに、江東区へ。本来なら、この電子化のご時勢、入管局の端末で、住民票でも戸籍謄本でも、交付できるようにして欲しいんですけど、日本の役所は、まだ、そこまでなっていません。入管局から一番近い、江東区の出張所といえば、豊洲の区民館。レインボーブリッジをわたって、大急ぎで行って帰ってきましたが、入管局に戻った頃には、すでに12時を過ぎて、昼休みの時間になっていました。午後の開庁は、1時から。会社の人に電話して、半休を多少延ばしてもらった後、妻には大急ぎで、滞在延長の手続きを進めてもらいました。1時40分頃、ようやく、妻が入管局から出てきました。結果は、・滞在許可の申請書類が受理された・今後2週間は、日本への滞在が認められた・その間に、はがきが届くはずで、それをもって、再度入管に出頭すれば万事OK結果オーライでした。ただ、これまで通り、3年の滞在が認められるかどうかは分かりませんが、たぶん大丈夫でしょう。ビザの有効期限は、本当に気をつけなくては、と思いました。
2009年11月20日
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先ほど、大阪日帰り出張から帰ってきました。大阪事業所は、東天満という、中心街からちょっと外れたところにあります。日本一長いといわれる、天神橋筋商店街からすぐ近くです。天神橋筋商店街仕事の話は、ほどほどに、大阪に行ったら、楽しみなのは食べ物♪お昼は、お好み焼き定食炭水化物をたっぷり摂った後は、喫茶店へ、コーヒーに入れて飲む生ミルク、大阪では「フレッシュ」って言うそうです。なんでだろ?ホットコーヒーと「フレッシュ」午後の仕事は、さっさと切り上げて、夜は、もちろん焼肉♪大阪の焼肉は、臓物系のメニューの豊富さが魅力特選ハラミ炭火でじっくり焼きます・・・今回行った、このお店は、黒毛和牛専門。BGMに韓国の曲が流れ、食後にいただいたガムも、韓国のガムでした。男3人で、肉と野菜をさんざん食って、焼酎をボトルでガンガン飲んで、デザートも食べて、一人5000円いきませんでした。大阪、いい街です。また行きたい♪焼肉「泰山」南森町店大阪府大阪市北区松ケ枝町1-30 OKビルディング1F 06-6357-2989
2009年11月19日
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今週末、半日だけ、レンタカーを使う用事ができました。私はマイカーを持っていないので、もっぱら、レンタカーを利用。それで全く不自由は感じません。公共交通でどこでも行ける東京なので、行楽か、荷物がある時くらいしか、クルマ使わないんですよね(月に1~2回程度)。レンタカーの料金ですが、一日(12時間)で5000円台後半というのは、まあリーズナブルだと思います。ところが、半日だけ使いたい場合、大手レンタカー屋だと一日料金とあまり変わらず、5000円を下回りません。3500円くらいで、気軽に使えるレンタカーサービスがあったらいいのに、と思った矢先、見つけたのが、一日2525円の激安レンタカー名前は、ニコニコ(2525)レンタカーというらしい。ガソリンスタンドを拠点に、中古車を格安で貸すというビジネスモデルで、目下、急速に勢力を伸ばしています。調べると、うちの近所(江東区南砂1丁目)にも、ニコニコレンタカー南砂店があるようなので、早速、予約しました。10時間しか借りられなかったけど、料金2525円は安いぞ♪中古車を格安で貸す、というビジネスモデルは、すでに世界各国で成功を収めています。私が思い出すのは、数年前、オーストラリア・シドニーに住んでいた時によく使っていた、レンタボム(Rent a bomb)という格安レンタカー屋です。中古車専門、割引なし、キャンペーンなし。その代わり、マニュアル車なら一日26ドル(2170円)、オートマ車なら29ドル(2420円)という激安料金で人気を集め、すでに30年の歴史があります。英語で、ボム(bomb)とは、「爆弾」のことですが、「ものすごく古い車」の意味もあります。確かに、「いつ故障するか分からないほど、古い車」というのは、要は爆弾を抱えているようなもんですよね。シドニーで働いていた頃、通勤に使う車が事故って、2週間ほど修理に出したことがあります。最初は、2週間の我慢と思い、電車とバスでの通勤を試みましたが、クルマだと片道20分で着くのに、公共交通だと片道2時間もかかってしまうので、早くも二日目には音を上げました。そこで、「安いレンタカーを借りよう」と思って、問い合わせたのが、「レンタボム」でした。当時、シドニー都市圏で、レンタボムは二店舗しかありませんでした。グランビル(Granville)工業地帯の真っ只中、排ガスで煙る「レンタボム」のドアを明けると、アラブ系とおぼしき男性が一人で、忙しそうに電話応対をしていました。彼の相棒は、メカニックのお兄さん。中古車だから、よく壊れるのでしょう。これまた忙しそうに、修理に精を出していました。この店で借りた中古車が、なんと、20年落ちのカローラでした。2003年にもなって、1983年製のクルマを出してきたのです!腐っても日本車、そう簡単には壊れないだろうと思っても、20年も経っているので、ところどころ、ガタが来ているのは、素人でも分かります。まずもって、エンジンがかかりにくいし、運よくかかったら物凄い高音を放出(近所迷惑だぞ!)、ギアの入りも甘い。それにもまして、参ったのが、濃厚なココナッツ臭を出すこと車内に入ると、とにかく、くさいのです。甘ったるい、ココナッツの匂いと、油臭さが混じった、なんともいえないアロマ・・・窓を全開しても、この匂いはとれません。古い車に詳しい、オージーの友人にも嗅いでもらったところ、彼は、これこそが、ボムの匂いだよ!と、断言しました。20年も経つと、どんな車でも、この種の匂いを放出するらしい。エンジンオイルが腐っているのか、あるいはもっとヤバい有機溶剤なのか知りませんが、とにかく、こういう匂いがするのは、当たり前らしいのです。「乗っていれば、そのうち慣れるさ」と彼は言いましたが、私は2週間経っても、このボム臭に慣れることはできず、我慢しながら、日々、会社まで通勤したものです。しかし、フタを開けてみれば、これが、私とレンタボムとの「腐れ縁」の始まりでした。その後、シドニーを引き払うまで、私はずっと、レンタボムの上客であり続けました。車を足代わりとしか考えない人間にとって、一日26ドルという激安価格は、何にも増して魅力だったのです。この週末、いよいよ「ニコニコレンタカー」の車を借ります(車種はマーチ)。日本だと、さすがに20年落ちの車は、出してこないでしょうけど。
2009年11月16日
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