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2010/01/22

明日、保育実践研究会。

そこで、わが園の３年目の某先生が
「幼児理解と保育記録のとり方」というテーマで
発表します。

なので、昨日、事前練習的に
職員の前でまとめたレポートを発表してくれました。

クラスの子ども達の記録を日々とる中で
子どもの姿がどう見えてくるのか、それがどのように幼児理解につながるのか・・・
入園から２学期まで、特に成長を感じた某園児の事例をあげて
忙しい中まとめたレポートでした。

その内容が素晴らしい。

先生の見る視点・角度から、子ども達の行動（記録）は
良くも悪くも受け取れてしまうが、その行動をどう受け止め
理解していくかが重要だと言う。

表面の姿を鵜呑みにするのではなく、行動の裏にある子どもの思いに気付き
読み取る事が大事だと。

その通りだと思う。

担任から離れて１０年弱経つあたしも、担任をしていた頃も含め
表面的な子どもの姿だけでまだまだ判断してしまう部分も多々あるような・・・。
今担任を持ったらどんな保育をするんだろう？
もう全く想像もつかないけど。

というか、人を表面的な事だけで結構判断してるんじゃない？？あたし・・・。
彼女のレポートを聞いて、改めて反省したのでした。

日々、ちょっとした子どもの姿を
メモ書きでも書き残しておく事が、後々大きな宝になります。

特にわが園は、月１回　おたよりノートで毎月のその子の成長や様子を保護者に伝え、
各学期末には、生活の記録という書類でその子の１学期間の成長や様子を伝えるので
どんな記録も大事です。

でも、今回の彼女のレポートを聞いて
記録はただとればいい訳ではない事に気付かないとね。

彼女はレポートの最後にこうまとめてます。

集団行動していると、集団のペースと異なる行動をとって目立つ子どももいるが
その子のペースで成長している事が記録からも分かると、安心でき、焦らず見守っていこう、
と思い直すことができ、一人ひとりとの関わりを見直す事ができる。

記録はただとればいいわけではなく、担任の自分勝手な願いを押し付けたような見方をして
記録をとったのでは、本当の子どもの姿は見えて来ないし、その子を真に理解する事はできない。

なぜか聞いてて、うるうるしてしまいました。
ホントに素晴らしい！！

明日の本番、緊張するでしょうけど
自信を持って発表してきてね！！

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