以前も、弟が、出張先で倒れた時も、そして、亡くなった時も、真夜中に電話があった。
だから、夜中の電話は、出るのを、躊躇してしまうし、出る時は、何か、身構えてしまう。
昨日の夜も、やっぱりそうだった。
伯母さんが亡くなったとの電話。
以前は、小国に住んでいた親戚の伯母さん。
もう10年ほど前に、福岡の娘さんが、引き取って暮らしていたけれど、数年前に、伯父さんが亡くなり、昨夜、痴呆症で入所していた施設で、息を引き取ったとの事だった。
優しくて、品のある伯母さんで、私の憧れの伯母さんでもあった。
もう10年ほど、お顔も見ていないけれど、福岡に移ってからは、痴呆が出てきて、とうとう、施設に入られたとの噂を耳にした。
初めは、あんなに、気丈なしっかり者の伯母さんが・・・
信じられなかったけれど、人間、年をとると、本当にどうなるかわからないものと思った。
その伯母さんも、とうとう亡くなられた。
「今まで、お疲れ様でした。
天国で、伯父さんとお会いして、
又、楽しい天国での生活をされて下さい。
ご冥福をお祈りします。」
でも、やっぱり、真夜中の電話が嫌なものだ。
出来たら、出たくないなと思う。
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