2011年12月18日
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 どうもこのドラマの視聴率が良く無いようです。

 第1部の平均が17%、

 第2部が13%、

 今年になって、第3部の第10回が12.7%、前回は11%ですから、

 一ケタ台は目前です。


 どうして、視聴率が低いのかというと、面白くないからというのは明白でしょうし、

 何故、面白くないかというと、いろいろな理由があるのでしょうけど、

 今回の放送を見て思ったのは、時間が足りずに描き切れていないからではないかという気がしました。


 前半の陸軍は、はしょってはしょりまくっているので、

 原作を読んでいない人は、何がなんやら判らないでしょうし、

 原作を読んでいる人は、あれも描かれていない、これも描かれていない、あそこがおかしい、ここがおかしい、ということになって、

 フラストレーションがたまってしまうのではないでしょうか。


 その点、海軍は、それなりの時間をかけて描かれていましたから、

 あそこがおかしい、ここがおかしいという点があるかもしれませんが、

 それなりに面白いと思いながら見ることができました。


 90分の13回では無くて、大河ドラマのように45分の47回ぐらいで放送してもらった方が視聴率も稼げたのではないかと思うし、

 見る方も幸せになれたのではないかという気がします。


 ところで、バルチック艦隊が対馬を通るのか、津軽を通るのかは、

 バルチック艦隊の航路を予想した地図を販売する出版会社もあったそうですから、

 国民的な関心事であったわけです。


 第2戦隊司令官「島村速雄」少将から

 「長官は、バルチック艦隊がどの海峡を通って来るとお思いですか」

 と聞かれて、連合艦隊司令長官「東郷平八郎」大将は、

 「それは対馬海峡よ」

 と言ったとされているわけです。


 それで、司馬遼太郎は、

 『世界の戦史に不動の位置を占めるにいたるのはこの一言によってであるかもしれない。』

 と、書くのですけど、この言葉にはそのような価値は無かったように思います。


 というのは、ドラマでも東郷が言っていたように、

 東郷の幕僚である参謀長「加藤友三郎」少将と先任参謀「秋山真之」による計画に何ら変更は与えなかったからです。


 東郷が世界の戦史に不動の位置を占めるに至ったのは、

 やはり、戦時における自らの幕僚人事の断行であって、

 島村を更迭して加藤を迎え入れたことに尽きるような気がします。


 それほどまでに日本海海戦における加藤の役割は多分大きかったのだろうと思うのです。


 「ミイラのようなしかもミイラほどの愛想のない」と評せられた加藤ですが、

 内閣総理大臣の椅子に座るほどの才能と人望を持ちあわせていて、そのような加藤だからこそ、

 天才参謀秋山真之の能力を最大限活用できたのではないでしょうか。





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最終更新日  2011年12月18日 23時07分58秒
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