CLUBまっちょ

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2010.01.12
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カテゴリ: ゲーム
先日買った
またひとつ、マブラヴオルタの見識を深めることが出来た。
さすがに疲れたけど。

で、この本の影響を受けて
マブラヴオルタの原作ゲームを再プレイしたり、
サウンドトラックを聞きかじったりしているんだけど、
改めて聞くと、なんというか、泣けるわけですね。
特に、人類の存亡を賭けた桜花作戦前に流れる
挿入歌・Carry on
(歌:遠藤正明、作詞:影山ヒロノブ、作曲:河野陽吾)がやばい。
以下は歌詞の一部を抜粋。


涙をぬぐって さぁ微笑んで
軽いジョークで 俺を見送ってくれ
目も眩むような 朝焼けに背を向けて今
死神が手招き誘うあの戦場へ 何もためらわずに

誰かがつぶやく「世界は、終わりさ」
あきらめの言葉 俺は認めやしない
最後に振られた ダイスの行方は誰にも
そうさ Nobody knows the future 愛しいお前の未来と
夢をこの手で護りたい

Carry on my way! たとえこの命 捧げても
Carry on my way! 誰よりも深い tenderness
決してなくしはしないさ
Carry on my way! Carry on my world!
絶望の中に 輝く一筋の
希望目指して try again try again…


…という感じです。
ゲームだと、桜花作戦に赴く主人公たちを、
横浜基地の全員が敬礼をして見送るんですよ。

s_月詠.jpg

s_3バカ.jpg

上官だとかそういうの関係なく、たぶん全員ね。
基地に残った人間も、彼らに託すしかないわけですよ。


公式メカ設定資料集のスタッフインタビューを読んだんだが、
マブラヴオルタネイティヴを製作するきっかけになったひとつの要素として、
靖国神社だったかな?にあった本があるらしい。
その本には、戦争に赴く少年たちが綴った、
恋人や家族への思いが書かれているそうです。
それはもう、今の若い世代とは比較にならないほどの知識と理解と思念で。
そりゃあ確かに、戦時中の若者と今の若者を比較したら
明らかに今の若者は貧弱だし頭も弱い。
そんな貧弱な若者でも、今まさに世界の危機というときに、
家族や恋人を残して戦いに赴く際、同じように振舞えるだろうか?
正直わからんな。それだけ今の若者は貧弱で頭が弱いから。

戦争に赴く際、何を思ったかは本人にしか判らないことだが
誰しも自分の世界を救う為に戦っているとは思うんですよ。
自分の世界っていうのは、自分を中心にした世界のことです。
理詰めで云うなら、自分を中心に都合よく世界を構築した場合、
自分が護らなきゃいけないものは自分の財産や大切なものなわけです。
その「大切なもの」の中には、恋人や家族が含まれる。
その「大切なもの」とは、安否だけではなく、
そういった人の“未来”も含まれる。
大切な人に明日を迎えてほしいが為に、自分の命を捧げるわけですね。
ぶっちゃけ、そこまでの悟りはかなり極度の危機的状況でないと開けません。
それこそ戦争にでもなるか、地球滅亡のカウントダウンが始まるとかしないと。

つまり、戦争っていうのは
人を極限まで追い詰めるわけですよ。いろんな意味で。
そこまでいかないと判らない気持ちとかもあるんですけどね。
吊り橋効果じゃないけど、
危機的状況だからこそ生まれる気持ちに、大切なものがあるのは事実だ。

で、このCarry onの歌詞の内容は、
主人公・白銀武が、BETAによって狂った世界と、
恋人・鑑純夏を救うことを歌っているというのもあるけど
桜花作戦が始まると、別の意味にも感じるわけですね。
桜花作戦のあ号標的攻撃部隊、つまり武が所属する部隊の隊員は、
次々に死んでいくわけですよ。武のことを思いながらね。
でもその死は決して無駄死にではなく、
選び得る最良の未来を選択しての死なんです。
選んだ最良の未来とはつまり、武が生き残ることなんです。
結果、武は部隊の殆どを失いますが、作戦を成功させます。
皆、口には出さなかったけど武が好きだったんですよ。
武の為に、武に明日を迎えてほしいが為に戦っていたわけですよ。
Carry onは、部隊のメンバーの気持ちも汲んでいるわけです。

A-01部隊…通称・伊隅ヴァルキリーズには3つの格言がある。
・死力を尽くして任務にあたれ
・生ある限り最善を尽くせ
・決して犬死にするな
…部隊の皆は、伊隅大尉のこの教えに反しているだろうか?
答えは、否だ。

スタッフインタビューにも書いてありましたが、
マブラヴの世界は、云ってみれば社会そのものなんですよ。
人類が自分だとして、
人類の敵であるBETAは、上司だったり、
社会情勢そのものだったりするわけです。
上司や社会情勢という、
自分の力だけでは圧倒的にどうにもならないものを相手に
自分はどう行動を起こし、どのように戦っていくのか。
仲間を作って一緒に戦うでもいい。
資格を取って自分自身を強化して挑むのもいい。
でも、自分だけが頑張っても状況はそううまく好転しないものです。
物事には流れというものがあるし、
それは読むことも逆らうことも出来ない。
時には他力本願という状況もあると思う。
つまり、自分の知らないところで、
知らない力が暗躍しているわけですね。
マブラヴのゲームで云うところの政治問題がそれにあたったりします。

武の思惑なんて、そうそううまくいったことはありません。
信じて裏切られて、地面に這いつくばって、涙と鼻水で顔を汚して…
それでも世界を救うことをやめなかった。
勿論、諦めそうになったときもあった。
でも、そんなときは叱ってくれる誰かがいた。
何より、実際は諦めることすら許されない存在だった。
世界という強大な力は、武を求めていたわけだから。
武もまた、選び得る最良の未来を選択出来る人間だったわけだ。

実際は、選び得る最良の未来の選択なんて結果論でしかない。
選択した未来はやり直すことは決して出来ない。
だったら選んだ未来を受け入れるしかない。
その選んだ未来が最良の選択だったかどうか…
それを決めるのは、
国連軍総司令でもないし、夕呼先生でもない。自分だ。
自分が良いと思えば、周りがどう思おうがそれは最良の選択となる。
人生とは、未来の選択の繰り返しだ。
時には最良とは云えない選択もするだろう。逆もあるだろう。
この節の冒頭で触れたように、未来の選択は所詮は結果論。
結果的に、良いと思えばそれは最良の選択であるといえるのだ。

至極当たり前なことを書いているけど、
実際、ここまで理解し、認識している人はそう多くない。
この日記を読んだ人は、どう思うだろうか。

マブラヴは、私にとっては人生の哲学とも云える作品だ。
少なくとも、マブラヴという作品に出会えたことは
最良の未来を選択した結果によるものだと私は思う。
だって、数限りなくあるパソコンゲーム中から
偶然手に取った1作が、このマブラヴなわけだよ。
マブラヴじゃなくて別のゲームを手に取った世界があるなら、
価値観も考え方も全く異なる別の私が存在する。
数ある並行世界の中でも、
マブラヴを手に取った私が、最も最良の選択をしたと私は思う。





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最終更新日  2010.01.14 23:12:12
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