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播磨椋

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2012.03.19

積読消化の話。

(3)

カテゴリ：漫画・小説

境界線上のホライゾン2下巻、読み終わりました。
1000ページ超の大作で、読むのにけっこう時間が掛かりました。
読み始めたの先月下旬くらいだったと思います。

【送料無料】境界線上のホライゾン（2 下）
価格：1,250円（税込、送料別）

↑今回読み終えたやつ。

いやー、おもしろかったです。
メインとなるのは点蔵の恋物語と歴史再現（メアリ処刑阻止・アルマダ海戦）。
アルマダ海戦の歴史再現はとても熱かったですねー。
主人公的立場の極東・武蔵を応援しつつも
セグンド率いる三征西班牙（トレスエスパニア）の撤退艦隊も応援していました。
セグンド、おっさんだけどすげーかっこよかったです。
セグンドが、戦闘行為をしている武蔵側の人間は
皆18歳以下の子供であることを改めて認識して
国力も武力もさほどではない武蔵が
強国相手に渡り合えるだけの連帯感を生み出すその正体について
考える場面とか、とてもいい感じです。
今後にも活きてくる描写だったなと思います。

隆包（三征西班牙）とノリキ（極東）の戦闘もなかなかおもしろかったです。
主人公のトーリが、ノリキに対して「大丈夫か？と聞くことは失礼だ」
というあたりが、なんともいえずいいですね。
先に挙げた、武蔵の連帯感の解の一端が見え隠れした、トーリの言動でした。
てゆーかアレね、ノリキが絡む戦闘って、なんで毎回おもしろいんだろ。
ノリキ自体は派手な戦闘というより堅実な戦闘だから
見栄えとしては他の人の戦闘より迫力がない筈なんだけどね。
なんでだろ、むしろクールだからかね。
使用する創作術式もかっこいいしね。（睦月ね）
面倒な手順を踏まなきゃ発動しないあたりとか、凄く好みです。
ノリキはね、クールなだけじゃなくて相手を慮ることも出来ますし
何よりね、役職持ち（総長連合でもないし生徒会でもない）じゃないのに
相手の役職持ちと渡り合えるところが素敵です。
素晴らしい少年だと思います。

そんな感じで長かった2巻（上下巻）を読み終えました。
で、今はBD第1巻の初回版特典「きみとあさまで上」を読んでいます。

本編の少し前の話みたいです。
タイトルの「きみとあさまで」ってのは
「君と朝まで」っていう意味なんですかね。
それとも「喜美と浅間で」という意味なんでしょうか。
（葵・喜美っていう人と浅間・智）っていう人がいるのです）
若しくは両方か、他にも意味があるのか。
まぁそれは読んでいけばわかりますかね。

「きみとあさまで」の上下巻を読み終えたら
次はこれ（↓）読みます。同作品の3上巻。
2下巻程ではないですが、これもなかなかのボリュームです。

【送料無料】境界線上のホライゾン（3 上）
価格：914円（税込、送料別）

といった感じで、積読（つんどく）も着々と消化なうでございます。

ところで、こんなの見つけたけど

積読派閥系統

積極的積読派
本がそばに積んであるだけで幸せなんだよ派（幸福追求派）
読みたい本を積み上げるのが快感なんだよ派（現在享楽志向派）
読みたい気持ちを我慢して積んで置くのが快感なんだよ（倒錯的享楽派）
いつか読む日が来るまで積んで置くんだよ派（未来志向派）
積んで寝かせてから読むのが良いんだよ派（熟成派）
買って積んで置かないと無くなる可能性があるんだよ派（在庫確保派）
資料として必要だから手元に積んで置くんだよ派（学術派）
本は積むために存在しているんだよ派（過激派）

消極的積読派
積むだけで全く読まないのは罪だよ派（良心派）
読む量よりも買う量が多いんだよ派（過剰供給派）
読むたくても読む暇がないんだよ派（余暇欠乏派）
関連本を積んだのに興味の対象が変わるんだよ派（変化反映派）
積んだ本を自分で電子化するんだよ派（電子派）
死ぬまでには全部読むよ派（現実逃避派）

私は、読む量よりも買う量が多い、過剰供給派みたいです。

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