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2012.06.20

積みゲーを消化していこう。 39作品目～この大空に、翼をひろげて～経過報告その3

テーマ：楽天写真館(357497)

カテゴリ：ゲーム

ガレージがとり壊され、事実上活動拠点を失ったソアリング部。
しかし彼らは諦めてはいませんでした。

あの後から、今の自分たちに出来ることをしてきました。
小鳥はあんちゃんの工場でバイトをし
給料代わりにグライダーの部品になる材料をもらう。
碧とあげはは、飛行場に通い詰め
碧はグライダーを操縦する資格を取得し、技術も身につけました。
あげはは、整備方法や技術を身につけました。

そんなある日のこと。

この春に学園へやってきた双子が、碧と小鳥が住む寮にやってきます。
この双子が、今日からこの寮で過ごすことになるのですが
彼女らが使用する筈の部屋はちょっとマズいことになっていました。

双子姉妹が使用する筈の部屋にあったもの、それはグライダー。
ガレージがとり壊される際、学園側が接収したものを
碧らがこっそり盗み出し、ここに隠していたのでした。
こうして風戸亜紗・依留姉妹もソアリング部に巻き込まれていきます。

しかしまぁ、ずっと寮に隠しておくわけにもいきません。
そこで名乗り出たのが、亜紗でした。
亜紗のおじいさん（学園理事長）がかつて使っていたドッグを提供します。
その代わりに、ソアリング部に入れてほしいと懇願する亜紗。
碧・小鳥・あげはが楽しく活動しているのが羨ましかったのと
彼女もまた、空に思いを馳せていたのでした。
こうして亜紗がソアリング部に加わります。

出会いから一年が過ぎ、気付けばいつも傍にいる小鳥。
碧は小鳥のことを異性として意識し始め
小鳥もまた、碧のことを異性として意識し始めていきます。

しかし小鳥は自信が持てません。
自分の身体が普通ではないから、好きになっても迷惑をかけてしまう、と。
碧も碧で、自分の気持ちに自身が持てずにいて
二人とも肝心なところでうまくいきません。

関係が進展しない二人をよそに、
改良型グライダーが遂に完成します。
このグライダーは、天音先輩が残していった設計図を元に作られた
モーニング・グローリーに辿り着くことに特化した機体です。

そしてフライト。搭乗したのは碧と小鳥。
このフライトで、碧はある決意を抱いていました。

そう、告白。碧は小鳥に思いを伝え
小鳥もまた、呼応するように思いを伝えます。
で、その告白合戦が、常時オープンだった無線を通じて
陸にいるあげは達にも筒抜けで大恥をかくというね。

二人は付き合うことになります。
幸せ絶頂ですが、波乱は突然起こります。
この後、とある事故によって小鳥は家族の問題で苦しみます。
小鳥のパートナーである碧もまた、難しい局面に立たされます。
あと、事故の影響でグライダーが学園に接収されてしまいます。

もうすぐ夏休みが終わる。そんなある日
去年と同じようにモーニング・グローリーの前兆が現れます。
が、問題は山積み。
1.小鳥は家族問題を解決する為に学園を辞めて実家に帰ってしまう
2.グライダーが学園に接収されたまま
3.離陸の際に使うウインチが何者かに壊され、離陸手段がない

1は碧が小鳥の真意に気付くことで解決。
2はあげはが強奪して解決。マジパねぇ。
3は天音先輩と依留の天才的頭脳フル回転で打開策が見出された。

碧と小鳥が乗るグライダーは再び空へ。

そして遂に現れたモーニング・グローリー。
実は去年のそれは偽物（縮小版）で、今回のこそが本物。

かつてイスカが目指した雲の回廊を渡る碧と小鳥。

一人ではここまで来れなかった。
たくさんの人の協力があって、辿り着けたこの場所。
この場所に至ることを諦めで逃げてしまった先では
小鳥の未来は閉ざされてしまいます。
空を見上げることすら出来なくなるかも知れない。
だから碧は最後まで小鳥を諦めませんでした。
小鳥をこの場所に連れて来ることを、諦めませんでした。

エピローグ。
手術とその後のリハビリにより
車椅子なしでも行動可能になった小鳥。
一躍有名になったソアリング部に入った新入部員と共に今日も空を往く。

といった感じの小鳥ルートでした。
後半は恋愛要素多めでしたが
小鳥・あげはの女の友情にも注目したいところです。
それにしてもソアリング部の一体感はパねぇです。
その一体感が、周りも巻き込んでいく様子がとても楽しい。
私が学生の頃にロボット製作をやっていて
そのときのメンバーが他の研究班の興味を引いたり
先生方まで巻き込んでいったことを思い出しました。
やっぱ青春はこうでなくちゃね。

次はあげはルートをプレイしようと思います。

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