マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2007.06.01
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 近所を流れている小川の畔にエゴの花が咲き出した。白くて星のような形をした花だ。木の高さはさほどでもないのに、こんもりと茂る様子はいささか陰鬱でもある。河川敷には毎年「苦菜」の花が咲き、今はそれが菜種になっている。5月の連休の頃は、毎年この蕾を摘んでお浸しにする。少し苦いけど私達夫婦は案外好きだ。

 曲がりくねった土手の奥にはフキの群落がある。ここのは大きい割に柔らかい。筍などと一緒に煮ると立派な献立の一品になる。その手前のサクランボの木には毎年数千もの可愛らしい実がたわわに実る。それがようやく色づいたと思った途端、ほとんど一日で食べ尽くされるのが不思議。犯人はヒヨドリだ。私も一度摘んで食べたが、小さいけどちゃんとサクランボの味がした。そのサクランボの枝がここ数日前から茶色に枯れている。護岸工事の人が出入りしてるせいかも知れないが、正確な原因は分からない。枯れた枝は数本なので、きっと鳥達の食べる分は残るだろう。

 夕方愛犬との散歩を兼ねて買い物へ行った帰り、ある家の軒先から賑やかな声が聞こえて来た。見ると巣の中から数羽の雛が必死に嘴を伸ばしている。ツバメの親が餌を与えようとしているところだ。バス停の前の美容室にはたくさんのツバメの巣があった。それが昨年のある日、改装のために巣は壊された。確かここの巣は昨年から見かけたので、ひょっとしたらこちらへ引っ越したのかも知れない。小川の傍なら虫も多く、巣の材料になる泥や土もある。ツバメのためにはその方が良かったのだと思いたい。

 さて我が家では、つい最近新しい冷蔵庫を買った。届けてくれたのは近所の電気屋さん。量販店の方が安いのは知ってるが、近所の店だと簡単な修理は只でしてくれるのでとても助かる。その電気屋さん曰く。この辺にはカモシカやハクビシンやタヌキがいると。カモシカ、ハクビシンは私も道路端で見た。タヌキはゴミ置き場から袋ごと持ち去り、離れた場所で食べる習性があるとのこと。散歩の時に良くキジの鳴声も耳にする。ごく近くに豊かな自然が残っているのはとても嬉しい。色んな生物達の生き様を身近に見られるからだ。

 庭のドウダン、アヤメ、マーガレット、セキチクなどが咲き出した。また今日の午後は、垣根に吊るした植木鉢の花をパンジーからペチュニアに入れ替えた。移植した余分なトウモロコシの苗は昨夜の雨で根付いたようだ。そして昨年咲かなかったシャラが、今年は幾つもの花芽を持っている。どうやら今年は花が見られそうだ。

 私は明日の朝早くバスに乗る。明後日「東京喜多マラソン」を走るためだ。天気予報ではレース当日の日曜日は24度Cになるみたい。仙台なら夏に近い気温だ。さて、今回はどんな風に走ろうか。それが目下の最大の問題だ。





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Last updated  2007.06.01 19:35:54
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