マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2007.06.25
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 妻と日帰りバスツアーに行って来た。今回のはサクランボ狩りがメインで、昼食はソバ、そして温泉で入浴と言う内容だ。サクランボ狩りの場所は山形の天童市。今年は天候の関係で成育が1週間ほど遅れ、色の付き具合があまり良くないそうだ。バスから降りる前に添乗員さんから、バッグなどにサクランボを入れて帰らないようにとの注意。そして降りてからは農園の人からサクランボを取る際の注意があった。

 昼食前の40分間でどれだけ食べられるか分からないが、サクランボの木がある場所まで歩いて移動する時間が勿体無い。着く早々色んな枝に手を延してサクランボを取る。そして次々に口の中へ。たちまち甘い汁が口じゅうに広がる。少し酸味がある実もあるが、それはそれで美味しい。ほとんどの品種が「佐藤錦」のようだが、日向と日陰では色づきも甘さも少し違う。

 サクランボ狩りは初めての経験。脚立に登って高い場所の実を取るのも楽しい。合計で60個も食べただろうか。甘いサクランボジュースを5、6杯も飲んだ感じだ。料金は1人1800円とか。十分に元は取ったので、時間を残してバスに戻った。

 バスは最上川の3難所である碁点、三ヶ瀬、隼の付近を通った。最上川の急流は芭蕉の句「五月雨を集めて早し最上川」で有名だが、急流と言うより岩礁が覗く危険箇所が所々にあったと言う方が正確なのではないか。山形の紅花や米を大坂、京へ運ぶために底の平たい川舟を利用したようだ。そして河口の酒田港で西廻り船に荷を積み替え、帰りは京や大坂で仕入れた品々を再び川舟で最上川沿いの諸藩へと運んだ。当時の最上川には「川番所」も設けられていたほど運輸の大動脈だったのだ。

 村山市はソバ街道発祥の地とか。更科とか信州のソバは蕎麦の実の中心の粉しか使わないため色が白く、細くて食べやすいようだが、ここ山形は蕎麦粉100%色黒の太い麺で食べ難い代わりに香りが強い。また盛りが良いことでも有名だ。この日食べた「板ソバ」も1.5人前もあったろうか。キュウリのおしんこ、キクラゲやワラビの漬物なども美味しく、いつもは小食の妻も残さず食べた。

 温泉は陸羽東線沿いの瀬見温泉で、私達が入浴したのは天皇皇后両陛下がまだ皇太子殿下、妃殿下だった頃に泊まった宿だった。美しい庭園を眺めながら温泉に入れるなんて最高の気分。ただし、メタボリックシンドローム気味の裸体を見せられたのには、いささかうんざりした。(笑)美味しいものを食べるだけじゃなく、もっと健康にも気をつけなくちゃね。8月のバスツアーは福島の「桃狩り」を予約済み。これも楽しみですねえ。





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Last updated  2007.06.25 16:45:35
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