マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2007.06.26
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 先だってまで巣の中で餌をねだっていたツバメの雛が見当たらない。4羽か5羽は居たはずなのに巣は空っぽ。数日後、電線に停まっている5羽のツバメを見つけた。口ばしがまだ黄ばんでるのできっとあの雛達が巣立ちしたのだろう。ようやく一人前に自分で餌を捕れるようになったのだ。それにしてもあんなに大きくなったら一つの巣では狭いだろうに、彼らは一体どんな風に暮しているのだろうか。

 昨日も今日も雨が降り、少しは梅雨らしくなって来た。ミヤコキンバイやラベンダーも咲き出したが、やはりこの季節は紫陽花が一番元気だ。紫のと白い紫陽花が庭の片隅で次々に花を咲かせている。昨日はトウモロコシに肥料を施し、土寄せして見た。日曜日にバスツアーで行った山形県村山市の蕎麦屋の畑で、土寄せしている畝を見て家でも試して見たのだ。

 何度か移植したキュウリの苗は何とか根づいたようだ。この雨でゴーヤの苗も急に大きく育ち、蔓を伸ばし始めた。トマトはちょっと目を離すと脇芽が伸び過ぎて幹に栄養が廻らなくなるので注意を要する。ゴミの中から発芽したカボチャも元気に育っている。困ったのは山芋。千切れた根から発芽して盛んに蔓を延している。旺盛な生命力には驚嘆の一語だ。

 昨日はユスラウメの種を抜く作業をした。一粒ずつ潰しながら種を取るのはとても面倒で、ランニングシャツがピンクの汁に染まったり、最後は左手が痙攣するようになる。ザルに残ったのを数えたら160粒あった。全体ではその10倍ほどなので1600粒を潰した計算だ。人に上げたのまで加えたら枝から取ったのは1800粒ほどになる。

 作業は1時間半ほどかかったか。山盛りになったユスラウメの鍋を妻に渡す。レモンの汁を加え、コトコト煮たてて妻はジャムを作ったようだ。枝にはまだ150個ほど実がついている。ヒヨドリの餌になるのも良し、彼らが残したのを取って食べるのも良い。高級なサクランボほどではないが、戦後の少年期に飢餓を経験した身にはそれでも十分美味しい。

 キヌサヤエンドウの勢いが衰えて来た。この春になってから種を蒔いたのだが順調に育ち、我が家の食卓を賑わしてくれた。まだ少しずつは取れそうだが、大事に食べてやろうと思う。先日畑から抜いて裏庭に干してあるタマネギも、ボツボツ食べられるだろう。今年も新タマネギのサラダが美味しい季節になった。小さな畑からの大いなる恵みに感謝しつつ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.06.26 15:00:42
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: