マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2007.11.26
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 いや~、参りましたなあ。何がって、つい先日妙齢のご婦人から結婚して欲しいってお願いされましてね。それが実に優しそうな人で、私好みなんですよねえ。ところが残念なことにお願いされたのは私じゃなくて、うちの3男坊なんですよ。うちに男の子が3人もいたかですって?それがいるんです。

 歳はまだ9歳ちょっとなんですが、もうアゴヒゲが白くなって来てるんです。おまけに毛むくじゃらで全身が真っ黒なんですよ。名前もマックスと言って、日本人離れしてるんですがね。えっ、もしかしたら犬じゃないかって?そうそう、ご名答。結婚してくれと言われたのは我が家の愛犬でしてね。

 それでお相手はですって?同じラブラドルでもチョコレート色の毛とブルーの瞳を持った、まだ1歳数ヶ月のココちゃんなんですよ。ココにはトムと言う許婚がいたんですが、このトム君ご主人同様にちょっと太目(失礼!)でね。それに力が強過ぎて、ココちゃんが嫌がるようなんですよ。

 じゃあ何故我が家のマックスにお鉢が回って来たかですって?う~ん。まあ相性がトムよりは良いってことかな。まだ春先のこと、ココが嫌がらずに自分の匂いを嗅がせたのはマックスだけだったみたいです。それが人間の歳だと22歳くらいの彼女はマックスよりも体も大きくなり、かつ強くなった感じなんですよねえ。だから彼女の姿を見ると逃げ腰になる情けない最近のマックス君なんです。

 今朝も50mほど先にいるココの姿を見つけて、ビビッていたんです。角を曲がって姿が見えなくなって安心した様子だったのが、何とココが待っていたんです。ご主人の話では、やはりマックスのことを遠くから気づいたようで、家に帰らず道路で動かなくなったとのこと。う~ん、若い娘のココが、人間で言えば50歳を過ぎた我が家のマックス君に関心があるとは、どうしたもんでしょうねえ。

 マックスがまだ幼犬のころ、私は仙台の自宅から山形へ通勤していたこともあって忙しく、彼はほとんど犬社会に慣れていないんですよ。やはり子犬の頃から仲間と接してやらないと、性格が人見知りならぬ犬見知りするようになるんでしょうかねえ。

 さて、降って沸いた今回の結婚話ですが、来年春ココが発情する頃、果たして我が家の3男坊がプロポーズを受ける度胸があるかどうか。先方は子犬を産ませたいのでしょうが、親としてはどうも心配だなあ。って、本当のところは未だに独身の長男や次男の方が心配なんですけどね。さて、我が家の3人の息子共の運命は、一体どうなるんだろうか?う~む。





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Last updated  2007.11.26 17:20:53
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