マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2009.01.20
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カテゴリ: 健康
 走ることって素晴らしい 

スマイル走り終わった時のあの清々しさは、他に例えようがないほどだ。1回について30分以上走ると、人間の脳からはアドレナリンやベータエンドロフィンとか言う興奮物質が分泌されるようだ。それが異常な高揚感を生むのだとか。ランナーはその時の気持ち良さを忘れられず、繰り返し走るようになるのだと思う。

ランニングによって得られる効用とは何だろう。簡単なのは足が丈夫になることか。長い間走っているうちに走るために必要な筋肉がつく。そしてそれに代わって脂肪が分解される。有酸素運動の代表であるランニングは、走ることで体内のエネルギーを大量に消費するからだ。従って自然に体重が落ち、体脂肪率が下がる。

また、呼吸数が増えることで気管支の繊毛が活発に動く。そのために肺や気管支に付着した有害物質が、痰と一緒に体外に排出される。最終的には肺もきれいになるだろう。また心肺機能が高まり心臓が強くなる。この結果心臓が普通の人よりも大きくなって脈拍数が減り、血圧も下がる傾向にある。

代謝機能が高まって血糖値が下がるために、メタボリックシンドロームの解消に役立つ。また一般的には骨密度が上がり、骨が丈夫になる。ケースによっては心臓に障害がある人もランニングすることで一定の効果を得られると、雑誌で読んだ記憶がある。

ウォーキングやサイクリングもランニング同様有酸素運動なので同じ効果がある由。私の場合はランよりウォークの距離の方が長い月もあるほどだ。毎日愛犬との散歩を欠かさないし、自転車に乗った距離の40%をウォークとして加えているせいもある。ウォーキングの消費エネルギーはランと同じで、自転車の場合はランの40%に相当するとか。警備員の仕事でも毎日の巡回を累計すれば、月に40kmは歩いているがこれは加えていない。

さて先日観たテレビで、ランニングやウォーキング、日記を書くこと、旅行をすること、簡単な計算をすることなどが認知症の予防にとても良いと言うことを聞いて驚いた。毎日日記を書くことや簡単な計算をすることはそうだろうと思っていたが、まさかランニングなどが認知症の予防に役立つとはビックリ。

そう言えば「ランナーは同じ年齢の人に比べて若い」との感想を良く聞くし、自分でもそう思う。またウルトラレースに参加するのは旅行そのもので、計画も自分で立てる必要がある。当然色んな計算もしなければならない。つまり私達ランナーは全く意識しないうちに、知らず知らず認知症の予防をしていたことになる訳だ。これはとても嬉しいニュースだった。大笑い

一方ランニングによる障害はどうだろう。走り過ぎれば足などに故障を起こす。年齢が上がれば、その傾向は一層高まる。加齢と共に関節や筋肉や靭帯などの機能が低下するからだ。また、赤血球数の減少もランナーの特徴だ。走っている時には体重の3倍が足にかかるため、赤血球が破壊されるからだとか聞いた。だからその対策さえ採れば、障害は防げると思う。

ランニングは万能ではないが、注意して取り組めば人生を豊かにし、健康な未来を約束してくれるように思う。適度の運動と十分な休養、それにバランスの良い栄養を心がけたいものだ。これからますます歳を取れば走る距離は短くなるだろう。それでも最後はウォークがある。最後の最後まで何とか自分の足で地上を歩きたいと願っている。 <続く>





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Last updated  2009.01.20 17:52:38
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