マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2009.01.19
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カテゴリ: 健康
 長い距離を走る理由とは 


私の趣味の筆頭はランニングだ。他に趣味として挙げられるものは園芸、歴史研究、プロ野球観戦などだろうか。美術鑑賞もかなり好きな部類だ。趣味ではないが否応なしにしてるのが散歩と自転車。それらは全て仕事の合間にするのだが、毎日結構忙しいと言うのが私の実感。たまに趣味の無い人が定年後暇を持て余し、家でじっとしているなどと聞くことがあるが、私にはとても考えられない。

なぜ趣味に打ち込むのかと問われたら答は簡単、「単に好きだから」だ。元々不器用なので、とても「好きこそものの上手なれ」とは行かないけれど、そのうち少しずつコツらしいものが掴めてくる。フルマラソン以上の距離を走るウルトラマラソンだって最初から出来た訳ではない。ランニングを始めたのは35歳からだが、最初のフルマラソンを走ったのが45歳の時。そして目下の生き甲斐になっているウルトラマラソンを初めて走ったのが50歳の時だった。

ランニングを続けているうちにタバコは止めた。体調も良くなり、いつ風邪を引いたかすっかり忘れてしまった。何しろここ30年以上寝込んだ記憶がないのだ。今では好きなものを好きなだけ食べ、飲みたいだけ飲んでも体重や体脂肪率はほとんど変わらない。永年ウルトラマラソンを目指し続けたせいで、恐らくは無意識のうちに食べる量や飲む量をコントロールして、少しも苦にならなくなったのだろう。そして本来は年齢と共に低下するはずの代謝効率も、依然として良好なのだと思う。

ウルトラマラソンは案外お金がかかるスポーツだ。先ずエントリー料が普通のレースに比べて高いし、遠隔地で開催されるレースの場合は、旅費や宿泊費も必要になる。だがフルマラソン以下のレースと比べて決定的に違うのは、達成感の大きさだろうか。苦しい思いをしただけ、ゴール後の感激は一入なのだ。

まれに周回コースのウルトラマラソンもあるが、変化の多いコースであることもウルトラマラソンの特徴だろう。まさに山あり、谷あり、海あり、川あり。100kmも走れば天候も始終変化する。雨、風、暑さ、寒さ。道端での熱心な応援も受ければ、全くの無人の道で孤独と戦うこともある。10時間走、24時間走などの時間走大会、海抜0mから3000mまで登るなどの登山マラソン、山中がコースのトレイルマラソンなど、種類も実に多彩だ。

こんなレースの話を一般の人にしても、理解を得ることはなかなか容易ではない。例えば200km超級のレースで2昼夜寝ないで走っていると、幻覚や幻聴に襲われることがあるなどと話すと、「ええっ?」と仰天されるのは確実。そして、もしゴール直後に血液検査を受ければ、ドクターに直ちに入院せよと勧告されるのも確実だ。ウルトラはそれだけ身体には過酷なスポーツなのだ。

でも、レースに参加して走っている本人にとっては、単純に楽しいだけのこと。それに人体は実に良く出来ていて、数日すれば即入院状態の体調が再び元のように戻るのだから摩訶不思議。若い時のようなスピードが出なくなっても、ゆっくりと長い距離を走れる中年、老年ランナーは、むしろウルトラマラソン向きとも言える。だからこそ加齢と共にウルトラマラソンにはまる人が多いのだと思う。<続く>





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Last updated  2009.01.19 16:50:34
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