マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.01.15
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カテゴリ: 生活雑記
 お正月、朝夕美味しい酒を飲んだのは三が日だけだった。そして毎朝餅を食べたのも3日間だけ。中にはお正月の日数が3日間と言う最短のところもあるようだ。7日の七草粥は食べなかった。もっとも日ごろから節制をしているため、そんなもののお世話になる必要もないのだ。食べたいだけ食べ、飲みたいだけ飲んでも、体重も体脂肪率もほとんど変化が無い。長年ランニングを続けていることでストレスが少なく、自ずから暴飲暴食に歯止めが掛かっているのだろう。

 10日は鏡開き。「鏡」は重ねて飾りにする「鏡餅」のこと。「開き」は、めでたい餅を「切る」とか、「壊す」とかの忌み言葉を嫌って言い換えた言葉。つまり鏡開きは、それまで飾っていた餅を切って食べ始めることを意味している。防腐剤を使ったり、プラスチックで被うことの無かった昔は、餅にもカビが生えたものだ。あまり長く置いておくとひび割れし、カビが生えて来るから、その前に食べようとしたのだろうか。

 今はプラスチックに包まれた鏡餅が安く売られている。餅を搗く手間も要らないし、第一衛生的だ。だが実際にこれを食べようとする家はそう多くは無いかも知れない。妻は小さな鏡餅を8個ほどもらって来た。私も大きなのを1個職場からもらって来た。プラスチックを壊しながら、目下一生懸命食べている最中だ。余っているアンコや黄な粉があるからだが、食べ物を粗末にしたくないとの気持も大きい。戦後直ぐの子供の頃、食べ物が無くて飢えた経験がそうさせるのだと思う。

 昨日の14日は「どんと祭」。ところによっては「とんど」とか「松焚き祭」とか呼ぶ地方もある。お正月に飾った松飾や注連飾りを神社などに持ち寄って焼く年中行事だ。仙台ではこの日に「裸参り」をする。白い下帯姿の男が鐘を鳴らしながら神社まで歩く。そして火に当たりながら1年間の健康を祈るのだ。昨日の仙台の最高気温は0度。裸の男達にとっては、きっと肌を刺すような寒さだったことだろう。

 今朝の最低気温はマイナス5度ほど。私の部屋も窓ガラスがほぼ全面凍っていた。こんなことは初めてのことだった。そして今日は現任教育の日。私達警備員は半年に1度定期的に研修を受けることが関係法律で義務付けられている。心肺蘇生やADSの使用方法など人命救助を含む各種の実務研修は、きっといずれの日か役に立つことと思う。元旦から早半月が過ぎた。お正月気分を一掃し、今年も新たな気持で頑張って行きたい。





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Last updated  2010.01.15 20:34:20
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