マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2010.02.22
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カテゴリ: 人生論
 この冬、初売りの割り増し商品券を使って、妻が眼鏡を作り変えた。ずっと我慢をしていたのだが、仕事で書類を書くのに不便で限界を感じたのだろう。ところがこれまでの眼鏡を調べた店の人に「乱視が入ってない」と言われたそうだ。それを聞いて私にも思い当たることがあった。



 昨日は妻と連れ立って話題の映画「アバター」を観に行った。前回は満員だったため仕方なく別な映画を観たが、今回は開館前から並んでチケットを買った。ところが空席は前列のわずか6席だけで、しかも妻とは離れ離れの席になった。観終わった妻が言うには、「3Dの眼鏡が合わなかったため目が痛くなった」由。良く聞くと上下逆にかけていたようだ。

 私の方は時々3D眼鏡がずり落ちたため、何度かかけ直した。妻が目が痛かった原因は、きっと瞬きをせずに観ていたからだと思う。そして、アバター達が空を飛ぶ場面が怖かったため、最初は眼鏡を外したそうだ。私も妻と同様高所恐怖症のため空中から下を見るのが怖かったが、これは作り物だと言い聞かせているうちに慣れて来た。

 昨年観た「2012年」もそうだったが、SF物はどうしても奇をてらう傾向が強い。ストーリーが奇抜だし、映像が立体的に見えるのだから別世界の気分を味わえるのは確か。巨費をかけ、膨大な手間をかけた話題作だから当然人気が高く、観客数も多いのだろうが、深い味わいや感激といった点ではどうなのだろう。

電話 先日妻の職場の上司から電話があった。来月末で定年になるが、それ以降の意志を確かめるものだった。それとなく聞いていたら、妻は仕事に生き甲斐を感じているのでこれまで通りに働きたいと答えていた。次の区切りは65歳で、最大67歳までは勤務出来るそうだが、妻は65歳まであと2年間頑張る積もりらしい。

 その頃には公的年金が支給され、個人年金の支払いも始まるからだと思う。そして、その後は私と一緒に外国旅行をするのが夢とのこと。一方の私は、出来ればこのまま70歳まで勤務し、さらに事情が許せば警備員の仕事だけを72歳くらいまで勤めたいと願っている。それは飽くまでも私の希望であって、会社の判断とは別問題なのだが。

 元気で仕事が出来るのはありがたいことだ。生きる上での張り合いになるし、健康も保てる。そして体は疲れるが、経済的に助かるのも本当のところ。だからこそ気軽に温泉にも行けるし、映画も観られるし、子供や孫達に贈り物をすることも可能なのだ。後数年、何とか元気に働きたいものだ。小さかった「ふきのとう」がようやく膨らみ、クリスマスローズの苗全てに花芽がついているのが嬉しい。待たれる春よ。





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Last updated  2010.02.22 19:53:42
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