マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2011.01.15
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カテゴリ: 生活雑記
 起床すると、外は一面真っ白だった。今日も雪。新年早々こんなに寒いのも珍しい気がする。一時は吹雪いた雪も9時過ぎには一旦止んだ。家の周囲と前の道路を簡単に雪かき。今日はどんなに天気が悪くても実行しようとしたことが2つあった。1つ目は古書店巡りで、2つ目がランニングだ。

 自転車に乗って先ず遠い方の古書店に行く。表通りの雪はほとんど融けていて危険は無さそう。1番目の店で大量の宮城谷の著書を発見。喜び勇んで籠に入れた。念のために値段を確認してビックリ。何と定価の半額よりかなり高い。「あれっ、前回は105円だったのに?」と思って良く見たら、安い本は別の棚にあった。

 高かったのは新本に近いセット物だったからみたい。一方105円と安い本は、ページ数が少ない本や、紙質が古くなった本、それに上下が揃わない本など、それなりに理由があるようだ。慌てて高めの本を戻して安い棚を探す。吉村昭著の「破船」と「海の祭礼」を買う。そして宮城谷昌光のものは「沙中の回廊」の下巻と「夏姫春秋」の下巻のみ。合計で420円也。

 次に約4km離れた別の店へ急ぐ。こちらは古書の専門店で、かなりの在庫があることは先日行って確認済み。宮城谷の作品を探すと、「沙中の回廊」と「夏姫春秋」の上巻を直ぐに発見。作戦は正解だった。複数の店を丹念に探せば、こうして欠本を補えることもあるのだ。

 喜び勇んで「風は山河より」1~3巻(4巻欠)、「重耳」上巻、中巻(下巻は欠)、「花の歳月」、「春の潮」を購入。こちらの合計は2300円だった。店の小母さんが次回に使える「1割引き券」をくれた。どうやら上得意客と見込んだのだろう。2店の合計は2740円也。新本の専門書だと1冊しか買えない金額。それで13冊の文庫本が買えたのだから実に愉快だ。

 昼食後、吹雪の中を走りに行く。先日の成人の日に脚を傷めて以来、4日間走らなかった。痛めた夜は湿布薬を張り、翌日は消炎スプレーで膝の周辺を冷やした。3日目には走れそうだったが痛みが完全に引くまで我慢した。寒い時は怪我をし易い。そして歳を取っての怪我は治り難い。だからこそ「走らない勇気」が時には必要なのだ。

 緩い坂道を往復しているうち、次第に体が温まった。汗をかきそうに感じた所で帽子とウインドブレーカーを脱ぐ。だが2重の手袋はそのまま。脱げばたちまちが冷えて来るからだ。1時間10分後には妻も走りに来た。行き交う毎に何度か妻とハイタッチ。暖かくなったのか、いつの間にか彼女は手袋を脱いでいた。心配して聞いたら、大丈夫とのこと。

 今日は2時間走るのが目的。そろそろ終わりに近づいた時妻に尋ねた。「台所の鍵は開いてる?」。彼女は大きく頷いた。帰宅して台所の入口に廻ると、戸が開いたままの状態。鍵ではなく、戸が開いていたのにはビックリ。相当慌てていたようだ。幸い泥棒が侵入した様子はない。帰宅した妻にそのことを話すと、驚いた様子。そして、大きなくしゃみをした。やはり手袋を脱いだのが悪かったようだ。





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Last updated  2011.01.15 17:23:57
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