マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2012.01.17
XML
カテゴリ: 健康
 実験と診断(3) 

右の人差し指に黴菌が入り、腫れ上がっていた。風邪で喉が痛く体調が悪かった。右足の底部に鈍痛があり、階段を下りる時右膝に痛みが走った。そして不整脈のせいで時々胸苦しくなる体調。それが昨年末から年始にかけての状態だった。これでフルマラソンを走るのは無理。自分ではそう思っていたが、少しでも体調を取り戻す努力だけはしてみよう。それが偽らざる心境だった。

思い切って整形外科へ行ったのは1月11日(水)。初めて診断を受けたドクターからは呆れられるほどの状態で、「このままだと靭帯が切れますよ」と言われた。あれは単なる脅しだったのか、それとも真実の言葉だったのか。ともあれ足底筋膜炎のために1本、くるぶし内側靭帯の腱鞘炎のために1本、変形性膝関節症のために1本。計3本の注射を打ってもらった。

それから4日間は休足。その間に右の脹脛(ふくらはぎ)が痛んだ。きっと痛む足を庇って走ったため、知らず知らずのうちに無理なフォームになっていたのだと思う。1月15日(日)。天気はまあまあか。満を持して近所の坂道まで走りに行く。もし痛みが生じた場合は直ぐ家に帰れるのが良い。それにこの日はある実験を試みる積りだった。

シューズは2番目に底が堅いものを選び、ドクターの指示通り医療用インソールを敷いた。12月の初旬に足を傷める元になった新しいシューズを履く勇気はさすがにない。これはネットを通じて2足購入したため、もし履いて痛みがなければとても助かるのだが。嬉しいことに痛みは出なかった。やはり注射が効いたようだ。6.5km走って一旦帰宅。

医療用インソールを抜き、靴屋で買ったフェルト製の中敷きと交換。次はこれで走る実験だ。フェルトが新しいせいか、坂道ではシューズの中で足が滑る。同様に6.5kmを走ったが、幸い痛みは出なかった。距離が長くなればどうかは分からないが、ゆっくりでも13kmは走れることは確認出来た。次の改善点は心臓。不整脈が良くなれば、走るのも今よりはずっと楽になるはず。

1月16日(月)。第1現場の勤務を10時で終わり、初めての病院に向かう。その前にコンビニで3個のお握りを購入。今日の診療はどれくらいかかるか分からない。多分昼食は病院内になるはずと思ってのことだ。通院している個人病院からの紹介状は持った。今日は診断と検査になるだろう。その結果、入院して手術を受けることになるかどうか。

意外かも知れないが、私にとって入院は吉報。その理由は症状が改善される見通しがある人だけが手術を受けられるとの考えだ。バスの終点から歩く。私の最初の職場だったT大の病院。そしてその隣が医学部。さらに西行すると左手に白亜の病院。かつてはT大の附置研究所の一つである「抗酸菌病研究所」(結核の専門医療機関)だったところ。今ではすっかり機能も組織も改組されたが、果たして今日はどんな結論になるのか。<続く>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.01.17 19:08:22
コメント(4) | コメントを書く
[健康] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: