マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.01.08
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カテゴリ: 人生論
 昨夜は2度トイレに起き、次に目が覚めたのは朝の6時半だった。床に着いたのが9時頃だったので、9時間半の睡眠。前日23km走った疲れが出たのだと思う。カーテンを開けると家々の屋根が真っ白に覆われている。この冬何度目かの雪だ。

 そう言えば年賀状にも何枚か雪の写真があった。筑波時代のバトミントン仲間Uさんからのものは、福島県猫魔岳の一面真っ白な雪と樹氷。職場は違っていたのに、未だに年賀状が届く。山形のUさんからのものは穂高連峰ジャンダルムの絶壁。「日本100名山」完登まで残り26座。「後2、3年かかるがガンバリます」とある。若い頃研修で一緒だった一夏の出会いが、未だに年賀状のやりとりが続いている。

 ブログでもたまに雪の写真を見る。稚内の方は積雪が50cmを越える写真。晴れた日には樺太の真っ白い山々。その写真も観たが年配の彼が樺太ではなく「サハリン」と書くのが悲しい。新潟の銀のねこさんは、新年早々からの雪山ラン。年々強さが増す彼女だが、育児の陰でこんな努力をしているのだ。みんな良く頑張っているねえ。

 その「頑張る」が好きでない人も稀にいる。香川のTさんはレース中に「頑張れ!」と言われるのが嫌いだそうだ。本人は必死で頑張っているのに、その上頑張れと声援されると辛い由。古稀を過ぎた彼は昨年100kmのレースを完走し、ハーモニカの演奏を11回開いている。茨城のSさんは僧侶。人生は頑張るのが当たり前なので、敢えて頑張ると言う必要はないとの考えのようだ。ふ~む。

 私は「頑張る」も「一生懸命」も結構好きな方。そして日本人は真面目なので、大抵の人はこの言葉が好きだと思う。茨城のSさんは宗教活動の合間を見て本を著し、陶器の作品展を開かれている。まさに「頑張る」手本みたいだ。

 沖縄の知人2人の年賀状には、基地反対、オスプレー配属反対の字句。それが沖縄人の普通の気持ちだと思う反面、不思議にも感じる。それだけ反対しているのに、何故選挙では自民党が圧勝するのだろう。太田元県知事の「本土の人は沖縄を植民地と思っているんじゃないか」との年末の発言には驚いた。そう思う日本人は1人もいないはず。それなのになぜ被害者意識が強いのだろう。

 それは沖縄が長い歴史の中で「差別」を受け続けたせい。いや正確には「差別」を受けたと「感じる」ためだろう。江戸初期の薩摩藩の侵攻、明治期の琉球処分、太平洋戦争の地上戦、戦後の米軍統治、そして日本復帰。それらを屈辱的と感じる人がいるのも事実。加えて幼少からの学校教育と、琉球新報と沖縄タイムス2大紙の主張で、それが「真実」になるのだろう。

 潤沢な振興予算を与えられてなおかつ「悪いのは米軍と日本政府」はおかしくないだろうか。一体誰がその平和な島を守るんだろう。沖縄の走友Hさんからの年賀状が遅れて届いた。私が不整脈の手術を2回行ったことを知って驚いたのだと思う。あの南の島を再び走りたいものだ。沖縄に寄せる私の想いを確かめるためにも。





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Last updated  2013.01.08 11:20:09
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