マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2013.06.03
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≪ 動物編 ≫

 植物編は写真も「本物」が多かったのですが、動物編ははっきり言って「しょぼい」です。例えて言えば赤い色を塗った「大板」を、「大イタチ」などと称して客を呼び込んだ昔の「見せ物」みたいかも。ウィンクそれでも八重山地方の動物を何とか紹介したいとの思いが、少しでも伝われば幸いです。では早速ご覧いただきましょう。




沖縄の魚.jpg



1) 沖縄近海に生息する色鮮やかな魚達です。由布島の資料室にあった標本を撮りました。




由布島水牛3.jpg




水牛水浴び.jpg



2)、3) いずれも由布島で撮影した水牛です。上の水牛は若くて力がないため、まだ車を引っ張る仕事は出来ません。下の写真は水浴びをしている水牛達です。動くと直ぐに体温が上がる水牛は、時々水中に身を沈めて、体温を下げる必要があるそうです。




リクガニ.jpg



4) 由布島で撮ったリクガニです。こんな風に、陸地の樹木の根元に穴を掘って住処にしています。多分これと同じ種類でしょうが、西表島のホテルの廊下をカニが歩いていたのには驚きました。




ヤシガニ.jpg



5) 同じく由布島の資料室で見たヤシガニの標本です。このヤシガニはとても巨大で、熟れたアダンの実が大好物です。「カニ」とついても実際はヤドカリの仲間で、挟まれたら指が切れるほど強力な「ハサミ」を持っています。因みに味は最高級みたいですよ。ぺろり





オオゴマダラ2.jpg



6) 由布島の温室でで育てているオオゴマダラで、日本最大の蝶々です。色はさほど鮮やかではないですが、迫力が全然違いますね。



オオゴマダラさなぎ.jpg



7) 木の枝にぶら下がって金色に光っているのは、オオゴマダラのさなぎです。蝶々もさなぎも今回初めて見ましたが、特にさなぎの妖しい美しさには驚きました。





イリオモテヤマネコ2.jpg



8)西表島のホテルロビーに張ってあった、イリオモテヤマネコの写真です。全島で100匹しか生息していない貴重な動物を、私達が実際に見ることはなかなか不可能。このネコは数千万年以上もこの島に住みついているため、DNA的には全頭が親戚関係みたいです。集団でイノシシの成獣を襲って食べる、原始的で逞しいネコです。




やまねこタクシー.jpg



9) 西表島の大原港で見かけたタクシーです。どこが動物ですって~? ドアをご覧ください。ちゃんと名前が書いてありますから。本土なら笑える名前でも、この島で実際に乗ったら楽しいかもね。大笑い





トントンミー.jpg



10) これは西表島のホテル周辺の道路で見た「ミナミトビハゼ」のモニュメント。沖縄本島では「トントンミー」と呼ばれている干潟に棲む魚です。有明海の干潟に棲む「ムツゴロウ」の親戚と言ったら良く分かるでしょうか。なかなかの愛嬌者です。大笑い




ホテル構内ハブ注意.jpg



11) これは小浜島のホテル構内で見た看板。ハブは夜行性で猛毒のヘビ。もし誤って噛まれたら30分以内に手当をしないと死にます。また手当が遅れた場合は、神経毒のために噛まれた周囲の筋肉が大量に壊死(えし)します。かつての造山活動で何度か海に沈んだ、高さが100m以下の低島ではハブがいないと言うのが通説ですが、100m以下の小浜島や標高の最高が15mしかない竹富島にもハブがいるとの話。多分石垣島や西表島から泳いで来たのでしょう。

 私は3年間沖縄で暮らしましたが、幸い死んだハブに2回出会っただけで、本物のハブに遭遇したことはありません。お墓、城(グスク)跡、御嶽(うたき)のある山などを訪ねる際は、必ず長靴を履き、手に長い棒を持って行きました。ハブは日中湿った場所に潜んでおり、敵が近づくと頭部にある「装置」でその距離を測り、飛びかかって来ます。体長の6割くらいジャンプすると言われています。

 何年か前に恩納村の豚小屋で、体長2.5mのハブが捕まったそうです。ハブはネズミが大好物。ブタの餌を食べに来るネズミを捕えるハブは、こんなに役立っているのに何故か嫌われ者です。同じようにサトウキビの根を齧りに来るノネズミ(ビージャー)もハブの大好物。夜のサトウキビ畑には、絶対に近づかない方が良いですよ~。ウィンク




小浜の朝ラン2.jpg



12) 小浜島での早朝ランで出会ったヤギの親子です。母親はロープで繋がれていましたが、2匹の子ヤギは自由の身でした。暗がりから3頭のヤギがムックリ起き上がった時は驚きましたよ。ヤギの乳は少し生臭いようですが濃厚みたいです。彼らはやがて島民のご馳走になる運命です。親子揃ってのんびり過ごせるのも後数年でしょうか。波照間島のヤギ肉の品質が良いのは、潮風に吹かれた草を食べるから。きっと草には、ミネラル分が多いのでしょうね。




小浜の朝ラン5.jpg



 13) 同じく小浜島での早朝ランで出会った牛です。八重山の和牛は子牛の時に売られ、やがて「松阪牛」や「神戸牛」になると聞きました。この牛のお陰で、私は道に迷ったことに気づいたのです。牛さん、どうもありがとうね。八重山では島民の人口より、牛やヤギの頭数が多い島が圧倒的みたいですよ。<続く>







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Last updated  2013.06.03 13:23:53
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