マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2014.02.26
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カテゴリ: 健康
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 50日ほど更新されなかったあるブログが更新されたのを昨日気づいた。山の写真を撮るのが大好きなこのブロ友は血圧や血糖値が高く、パソコンの調子が悪いとも書かれていた。あまりにも長いお休みに、ひょっとして入院でもされたかと案じていたのだが、原因は雪道で転倒して両方の肩を強打し、キーを叩くことが出来なかったのだそうだ。長い休止の理由が分って一安心だが、同じくらいの年齢だけに人ごとではないと思った私だ。


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 2月の仙台は雪が多く、ほとんど思うように走れなかった。また低温のせいか、体調が優れなかった日が多かった。きっと血圧が上がったのだろう。それにソチオリンピックによる寝不足や、心配ごとも重なった。何となく息苦しい感じで気分が優れない。そこで循環器内科に行き、ドクターに体調を話した。幸いにして血圧や胸部レントゲン写真や心電図に異常はなかった。血液検査の結果が分かるのは暫く後になる。

 私は3月で古稀を迎える。ふざけて妻に「後何年生きられるだろう」と言った。「後9年だね」。妻はあっさり言った。日本人男性の平均寿命が79歳代と言うのが彼女の根拠のはず。私は最近、走友会のお揃いのジャージを買うことにした。2年前に不整脈の手術を受けたが、走力の衰えはいかんともし難い。今後ジャージを着る機会が少ないことも承知の上だ。それでも購入したのは、私が死んだ時にお棺に入れて欲しいと思ったため。これは本当の気持ちだ。



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 先日九州に住む弟からミカンが届いた。「きよみタンゴール」と何かを掛け合わせた高級な種類だ。謝礼の電話をした時に弟が言った。「○ちゃん、無理してるんじゃないの」。○ちゃんとは私が子供の時呼ばれた愛称。弟がなぜ私をそんな風に呼んだのか分からない。高校卒業後彼は上京し、それ以来離れ離れなのだ。前妻をがんで失い、最後の勤務地で現在の奥さんと出会って再婚した弟。私が長年ウルトラマラソンに挑戦して来たことは彼も良く知っている。

 私が不整脈になったのは、多分過酷なウルトラマラソンのせいだと思っているのだろう。でも、そうではないと私は信じている。思うように走れない最近でも、体重や体脂肪率が増加しないよう注意し、食事にも気をつけている積りだ。もう少し暖かくなればきっと体調も戻り、またゆっくりと走れるのではないか。そう信じて今はじっと我慢の日々だ。「そのうち何か送るから」。そう言って私は電話を切ったが、弟はゴルフ三昧の優雅な日々らしい。


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 妻の表情がどうも浮かない。3月に箱根で予定していた「家族会」だが、調整役の長女の話によれば、東京の長男が参加を渋っているようなのだ。精神的に幼くて人とコミュニケーションを取るのが苦手の彼が、私達親に対しても好感を抱いていないことは感じていた。子供の時から「苛め」に遭って来た彼は、欲求不満やストレスを、上手に処理出来ないでいるのだろう。

 「私の喜寿を祝う会を開くと言ってみたら?」。そう妻に言った。もし今回駄目だとしても、2年後妻が古稀を迎える年に、今度は私が先頭に立って彼女の満70歳を祝う家族会を開こうと思う。四国に住む長女一家、東京でそれぞれ一人暮らしを続けている長男と次男。そして仙台の私達夫婦。離れて暮らす全員が一堂に会することはなかなか困難。今後2人の孫達が高校や大学に進む年齢になれば、なおさらのことだ。



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 妻が図書館から借りて来た本を見て驚いた。5冊の本の一番上に、熟年離婚に関する本が載っていた。これが目につくように置いたのは、きっと妻の意思が働いたのだろう。そう思って本を手にし、パラパラとページをめくった。著者は精神医学の専門家で、名前も聞いたことがあった。目次にはなるほどと思い当たる項目が並んでいる。間もなく結婚44年目を迎える私達夫婦だが、いつの頃からかお互いに違和感を感じて来たことは確かだ。

 元々何の関係もなく育った一組の男女が、ある日偶然出会って夫婦になる。だから何もかも相手を理解し、その全部を受け入れることなど元々無理なのだ。私達家族は私の激しい転勤と、子供達の成長に伴う別離を経験したせいか、夫婦関係だけでなく親子関係も順調だっとは言えず、家族一人一人がそれぞれ何らかの挫折感を味わって来たのだと思う。多かれ少なかれ、そんなことはどの家にもあると私は思うのだが、きっと妻はそう思っていないのだろう。



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 私のもやもやの原因の一つがパソコンの不調だ。買ってから5月で5年目になるが、最近液晶画面がチラチラし出した。どうもバッテリー量が極端に下がるのが原因らしく、放電するため時たまコードを抜いて対応しているがいつまで持つか。ともかくパソコンやネットの世界は、メカに弱い私にとっては苦手な分野。それに加えて、つい最近新たな悩みが加わった。何と詐欺紛いの契約に引っかかってしまったのだ。

 料金がこれまでより安くなると言われて変更したブロバイダーだが、逆にこれまでより高くなることに契約後気づいた。何と巧妙な手口。今さら断ることは出来ず、今後3年間その無用な高額の月額料金を払い続けることになる。妻にまだそのことを話してはいないが、きっとまたもめる原因になり、差額は私の小遣いから補てんすることになりそうだ。

 「内容が良く分からない場合は、むやみに現状を変更しないこと」。これは今回の事件後、出入りの若い電気屋さんに言われた言葉。彼によればブロバイダーの請求金額は不明瞭なのが多いそうだ。わずか数百円を節約するため、結果的につまらないトリックに引っ掛かった私。思い出すだけでも悔しさが募る。私の体調不良と睡眠不足は、当分続きそうだ。目に見えないネットの世界の怖さを、つくづく感じた今回の災難だった。




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 幸運の便所神いわく。「人間は心に余裕がないと駄目ですね」。   





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Last updated  2014.02.26 05:32:36
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