マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2018.11.01
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カテゴリ: 生活雑記
~酒盛りで夜は更けて~

 エシャロット  

 弟が来る5日ほど前から、客用の布団などを4度干していた。体調を維持したいとの願いが叶って、まあまあの状態でその当日を迎えた。その日は日本酒とビール、刺身などを買った。夕方の来宅なので、午後遅くから支度を始めた。これはエシャロット。言ってみれば西洋のラッキョウだが、臭みはなく、味噌を付けて食べたら美味しい。

  ホヤ

 珍しくホヤを売っていたので買った。ホヤの収穫時期は夏なので、これは冷凍していたのだと思う。ホヤ自体の液と酢を混ぜ、キュウリを和えた。酢が強過ぎたと感じ、暫くしてから液体を捨てるとさっぱりした味に。学生時代に魚屋でアルバイトをしていたこともあるくらいなので、弟は好物のはず。

 戻りガツオ   

 先日買ったクジラの刺身を探したがない。そこで手ごろな値段の戻りガツオを購入。これも冷凍だが、夕方までにはほど良く溶けるはず。庭の南天の葉を切って皿に添えた。これは私の分で少ない方。彼にはもっと多めに盛った。腹の身が薄い部分は翌日の自分用にして残す。

  ニシンの塩辛

 別の魚コーナーに珍しいものを発見。こちらはニシンの塩辛。まあ酒のつまみには持って来い。そしてもう一品は白魚。茹でれば白くなるが、生食用だった。こちらも小鉢に盛り、庭の柚子を切って、果汁を垂らした。まだ青さが残っているためか、少し苦味があるようだが邪魔にはならず、生臭さも消えた。

   白魚   

 弟は従兄弟の運転するタクシーに乗って、5時ごろ着いた。従兄弟にも上がってもらい、3人で昔話をひとしきり。30分も話すと、従兄弟は仕事に戻った。客を乗せて運転する身なので、アルコールは禁物。親戚の近況などを彼から聞いた。従兄弟は奥さんをガンで亡くした身。66歳だからまだまだ働けるはずだ。


 手もみの漬物

 早速夕食の支度。準備したものをテーブルに並べると、「まるで居酒屋だね」と弟。ご飯は食べないと言う。それは私も同じなので手っ取り早い。弟と酒を飲むのは彼が水戸勤務の時以来だから、多分20年ぶりくらいのはず。

    大吟醸 一ノ蔵  

 私が買っていたのはこれ。弟は普段は日本酒は飲まず、焼酎だと言う。何せ宮崎なら美味しい焼酎も多い。私も普段は薄い焼酎のウーロン茶割り1杯で十分なのだが、特別な日なので大吟醸を奮発した次第。飲んだらかなりの甘口。だが昔話に夢中になり、気が付いたら10時を過ぎていた。弟は風呂にも入らずに就寝し、私はどうやら食器を洗って寝たようだ。

  漬物

 翌朝眼が覚めたらもう8時近く。慌てて布団を上げ、朝食の準備。その間に風呂を沸かし、弟を入れた。朝食はサンマの一夜干し。これは自分で作ったもの。ポテトサラダと野菜炒め。そしてワカメと豆腐のシンプルな味噌汁。漬物2種を添えた。体調がおかしいと感じて不安になったのだが、どうやら原因は二日酔い。日本酒の他に、焼酎も飲んだのだ。

   ユズ   

 9時ころに兄嫁が車で迎えに来、皆で墓参りに行った。兄は折りたたみ用の車椅子に乗っての墓参。途中でにわか雨に遭ったものの無事に終了。兄弟そろっての墓参りは、多分これが最後になるはずだ。家まで送ってもらって、そこで別れた。弟は新幹線で長女のところに向かう由。

  弟

 勤務先の宮崎で妻を亡くし、偶然そこで出会った女性と結婚。2人の子供もそれぞれ独立し、悠々自適の毎日。今回は前妻の墓参りが口実だが、独り暮らしになった私を心配し、仙台まで足を延ばしてくれたのが真相とのこと。後何度彼と会えるかどうか。お土産を開けたら、浅草の牛肉の佃煮だった。弟よ、わざわざありがとうね。これからも元気で、奥さんと仲良く暮らしてね。ではまた。





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Last updated  2018.11.01 00:00:19
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