マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2019.12.18
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カテゴリ: 生活雑記
~長いシリーズを書き終えて~

  お土産1=出雲そば

 29回に亘ったシリーズ「旅・歴史と美を訪ねて」をようやく書き上げた。第1回が11月10日なので、まるまる1か月かかったことになる。大げさなタイトルにしたおかげで、自分自身が苦しむ結果となったが、それはある程度予想していた。だがたとえ苦しんでも、そのタイトルでこの旅を描きたかったのだ。「美」は何とかなる。最悪写真の羅列でも済むはずだ。だが「歴史」となればそうは行かない。

       お土産2=金福だんご   

 苦しみながら「歴史」もでっち上げた。長年抱いていた歴史上の謎を、自分なりに解いてみた積りだが、その試みは消化不良だったはず。何分最近の研究を知らない。それを乏しい知識と推論とで補おうとしても、補い切れるものではない。歴史学や考古学は、それほど甘い学問ではないのだ。ただし「夢」なら語るのは自由。今回のはそんな夢と思うことにしよう。完成のご褒美に、出雲土産を食べた。



 香港の区民選挙で民主派が圧勝した。勢いづいた学生たちは、香港政府に対して改めて5つの項目実現を香港政府に迫ったが、反応はない。ないどころか、中国政府の反応は冷ややかだ。しかし若者たちがあれだけの騒動を起こして、一般市民たちはどう思ったのだろう。迷惑と感じた人よりも、香港の自由と民主化のために、若者たちの暴走に目を瞑ったのだろうか。



 アフガニスタンで医療や復興事業に携わっていた1人の日本人医師が過激派によって銃殺された。初めから彼、中村医師の殺害を目的にして待ち伏せしていたようだ。アフガニスタンの大統領自らが彼の棺を担ぎ、心からの感謝と哀悼を捧げた由。何の報酬も願わず、貧しいアフガニスタンの国民のために命を捧げた彼の行為。数年前には若い彼の同僚も、現地で殺されている。無償の愛の行動への報酬は残酷だ。



 北朝鮮が再び挑発を始めた。大陸間弾道ミサイルの燃焼実験のようだ。これに対してトランプ氏は、高圧的な警告を発した。こんな中で韓国の国内情勢が異常だ。ある地方都市の市長選挙に裏工作して大統領の知人を当選させ、検察の事情聴取を受ける予定だった配下が自殺した。辞任したタマネギ男は、以前この市長の選挙対策委員長だった由。次々に暴かれる政治の闇。韓国とはどれだけ愚かなのだろう。



 アメリカ議会は先に香港の民主化に関して、ある法案を通した。中国政府は直ちに反発し、香港へのアメリカ軍用機と艦船の寄港を禁じる措置を採った。何とか中国艦船の海外進出を止めようとして、インド洋から太平洋にかけての封鎖網を敷こうとしているアメリカとその同盟国。これに対して中国はロシアやイランと手を結んで逆封鎖を試みようとしている。今アジアはパワーゲームの試験場と化している。 



 今や「地球温暖化」などと言う生易しいものではないらしい。相次いで日本列島を襲った台風もその一つ。海水温が上昇して100年に一度、あるいはそれ以上の規模の大災害を起こしている由。北極や南極のみならず、ヒマラヤやヒンズークシュ山脈の氷河も解け、氷河湖の崩壊も起きつつある由。「桜を見る会」などで国会が空転している暇などないんだよ。そう地球が悲鳴を上げている。



 旅の紀行を書いているうちに、季節はすっかり変わった。破れたシーツやパジャマを捨て、新しいのを買った。「洗濯ばさみ」を新しいのに換え、食器を置く水切り台の装置も買い換えた。植木鉢の雑草を抜き、室内の乾燥を抑えようと、濡らしたタオルを居間に吊るす試みも始めた。地球の悲鳴には応えられない、貧しい老人の営みを笑えば笑え。こんなことにでも心が朗らかになる、つつましき暮らしに幸あれ。





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Last updated  2019.12.19 10:41:41
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