マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.05.25
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カテゴリ: 生活雑記
<言葉と評価> 



 5月19日(火)。仙台は雨が降り続き、寒い一日だ。この雨に打たれて、満開だったモッコウバラが散り始めた。3日間雨が続くそうだが、雨が止むころにはモッコウバラはすっかり姿を変える。咲き終え雨に打たれたあとのモッコウバラは薄汚れて実に無残なのだ。その雨の中、傘を差して庭の花などを撮る。ブログのカット用だ。ブログ公開は6日後。そんな早くから私は予約機能を使って書いている。





 競泳の池江璃花子さん(19歳)がTVにこんな姿で現れた。昨年の1月、彼女は白血病であることを告知し、入院生活を続けていた。抗がん剤の服薬と放射線治療のせいで頭髪は抜け落ちてウイッグを使用していたようだ。だが、病と闘う自らの姿を見せることで病気に苦しむ人の助けになればと、今回の行動に及んだ由。その精神の気高さと潔さに驚いた。彼女の姿は、多くの人に勇気を与えたはずだ。 



 彼女は水中出産で生まれ、生後2か月で母親から超早期水泳教育を受けた。5歳の時には、4つの泳法全てで50mを泳いだ由。2018年高校2年でアジア競技大会に出場し、6種目全てで優勝する偉業を達成。日大へ進学して東京オリンピックを目指している途中、突然の発病だった。どれだけ無念だったことか。だが彼女の闘志は不変。筋肉は落ちたが、彼女は再起を目指して立ち上がった。頑張れ璃花子。



 コロナ禍に喘ぐ日本を応援し、医療従事者へ感謝の気持ちを伝えるため、各地のホテルなどではビルの照明を使用してエールを送る動きがあるそうだ。またこの「パターン」をCGで作成してデータを送っている大学生もいるそうだ。検査キットが不足しながら、奇跡的な死者数に留まっているのは不思議と世界から評価されているわが国。マスクの使用、行動規制、手洗いなどのお陰との分析もある。



 その一方でこの人の評価が下がっている由。森友問題、桜を見る会、身勝手な昭恵夫人の行動、新型コロナへの対応と東京高検検事長の定年延長問題など、口では「丁寧に説明します」と言いながら、その丁寧な説明を聞いたことがない。政治家は口がうまいだけじゃダメ。特に先頭に立つ者は実行力がなくちゃね。元法相の河井夫妻の選挙違反などは言語道断。離党どころか即刻議員辞任を申し渡すべきだと思うんだが。



 共にパリーグの球団を有し、IT企業の長であるこの2人はとても対照的。在日朝鮮人として恵まれない幼少期を過ごした孫さんは高校生の時に渡米し、苦学してカリフォルニア大学バークレー校を卒業し、帰国後次々に会社を興した。ところが投資に失敗して、このほど1兆4千億円の大赤字を出した由。抜群の経営感覚の持ち主もとうとう焼きが回ったか。それとも不死鳥のように再起するかが見ものだ。



 一方の三木谷さんは神戸大学名誉教授の父を持ち、一橋大学経営学部を卒業、ハーバード大学経営大学院修了の英才。後発のIT企業ながら厳しくかつ手堅い経営で、手がけた企業は全て躍進し、念願の携帯電話分野へも進出。今回のコロナ対応では両社とも検査キットで味噌をつけたが、楽天の方が軽傷で済んだのに対して、ソフトバンクの方はかなりの深手を負ったように感じるのだが。 





 お口直しに雨の日のわが家。傘を差しながら花の写真などを撮った。それでも十分に楽しい。





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Last updated  2020.05.25 09:53:19
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