マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2020.05.26
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カテゴリ: 生活雑記
~マックス爺のコロナ便り(18)~

  シャラの葉と雨粒

 5月下旬のある日。その日も朝から雨。天気予報によれば、わが仙台は札幌よりも寒く、気温が上がらないままの一日とのこと。石油ヒーターと空調機の両方を点ける。室内が寒過ぎると、血圧を測定しても高めに出る。寒さで血管が収縮するせいだろう。こんな時は無理せずに室温が上がってから起き出し、ゆっくりと布団を上げる。PCタイムも足元の電気ストーブを点けながら。

     トタン屋根の家   

 ジュネーブのWHO総会での米中の対決姿勢が、とても厳しい。新型コロナウイルス感染症への対応で、WHOが中国よりの姿勢を貫いたため各国での対応が遅れ、大きな被害をもたらしたと主張するアメリカ。対する中国は自国の対応は適切で、WHOへの通告も早かったと主張。それに台湾の排除問題も絡んで、世界を二分する争いになった。紛糾はまだまだ続くはず。それほど事態は深刻だ。

  雨の日の畑

 テレビで次のようなコメントを聞いた。コロナ自粛で我慢し続けていると不満が爆発することがある由。「自粛警察」のように、少しでも違反行動を見つけるとつい注意や警告をする人が増える。特に生真面目な日本人はその傾向が強く、それを防ぐためには「正確さを競わない」ことが肝要と。医師でもない人がワイドショウで仕入れた知識をひけらしてもしょうがないと言うことだろう。

          トマトの花   

 脳科学者中野信子さんの新著『人はなぜ他人を許せないのか』の新聞広告に載った同著の「見出し」を参考に載せておこう。〇自分は絶対正しい 〇他人の言動が許せない 〇正しさは時に毒となる 〇考えの異なる人=悪と考える理由 〇SNS炎上に乗る人の心理 〇誰でも「正義中毒」になる可能性がある 〇個人の意思よりも集団の目的が優先される日本社会 〇人の不倫を叩きたくなるのは脳のせい

  健康野菜「雲南百薬」

 〇加齢とともに頑固になるのは脳の老化現象 〇「昔は良かった」は脳の衰えのサイン 〇老けない脳をつくるトレーニング 〇「許せない」をコントロールし穏やかに生きる方法 〇あの人はなぜ「他人の意見を聞かない」のか そして解説には~すべての人の心に潜む「正義中毒」という快楽を最新の脳科学者が解き明かす~ とある。耳が痛い文字列だが、こんな時だからこそ読む価値があると思うのだが。

      伐られた木  

 YouTubeでインド独立の父マハトマ・ガンジーの半生を見た。イギリスに支配されていた母国を、若き弁護士であった彼が「無抵抗主義」と言う戦い方で独立を勝ち取った生きざま。その運動と精神は南アの黒人初代大統領ネルソン・マンデラやアメリカのキング牧師に継承され一大運動になる。だが崇高なガンジーの生涯は自国の貧しい男に暗殺されて終わる。貧困は人から考える行為を奪うのだ。

  ライラックとテレビ塔

 札幌のブログ友たくちゃんさんによれば、札幌は今ライラックが満開のようだ。ライラックは英語名でフランス語名はリラ。私はその花の姿も花の芳香も大好きだ。彼女のブログに触発されてライラックの花を詠んでみた。コロナ自粛に喘ぐ日々の癒しになれば嬉しい。

     ライラック北の大地で薫りけり 
     リラ冷えや怯へ過ごしし日々の数  *おびえ
     リラ冷えや自粛疲れの北の蒼穹   *そら
              コロナ禍に負けず香れやライラック   *コロナか





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Last updated  2020.05.26 00:00:14
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