マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.03.11
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カテゴリ: 生活雑記
~つれづれなるままに~



 歯医者に行ってきた。歯周ポケットの定期点検と歯石除去のため。2か月に1回のペースで、とても丁寧な診察。ドクターの奥様が前日までに、絵入りの葉書をくれる。診察を忘れないための案内だが、今回は「おちょやん」のモデルの浪花千栄子の絵が描かれていた。何と「オロナイン軟膏」のコマーシャル付きで。あの温和な顔を思い出す。しかしおちょやんの相方一平のモデル渋谷天外は全く知らない。

            渋沢栄一  

 渋谷天外は後年浪花千栄子以外の女性との間に子を作る。夫婦の喜劇役者や漫才で思い出すのは、ミヤコ蝶々と南都雄二、京唄子と鳳啓助のコンビだが、いずれも夫が浮気を繰り返してその後離婚。女の方はしぶとく芸人として生き残った。大河ドラマの主人公の渋沢栄一はもっと凄い。こちらは離婚こそしなかったが、妻以外の女性との間に20人もの子を為した艶福家。それでも偉人に変わりはない。



 庭の椿がまだ咲いている。ネットで調べたらどうやら「友の浦」と言う品種のようだ。友の浦は和歌山近郊の海で、昔から名の知れた観光地。私は和歌山城から高野山の南大門まで走って往復するレースに出たことがあった。アップダウンの激しいコースで、両膝を傷めて苦しんだ。帰路の坂道でスピードが出過ぎて骨折した選手がいた。私も最後は月を見ながらゴールまで歩いたっけ。



 苦しみながらもアイヌの話を11回書いた。最初の2回は体調が悪化して言葉が思い出せなくなり、とても短い文章で終わった。疲労と長時間同じ姿勢でPCに向かっていたために肩と首が凝り、きっと脳の血流が悪くなったのだろう。これはひょっとして脳梗塞の前触れかと心配したが、テーマを変えて気楽に書いているうちに体調が復帰した。よだれが出たりして、あれは怖い体験だった。

  クリスマスローズ

 2度目のアイヌシリーズを執筆中も、異常を感じた。脳内に熱いものが流れるのを2度感じたのだ。これは脳出血かと急いで手を動かし、幾つかの言葉を発してみた。この時も大丈夫で、血圧も通常値で済んだ。あるブロ友が「自分も独り暮らしみたいなもの」とコメントしてくれた。そこで「みたいなもの」と「一人暮らしは違います」と返事を書いた。似て非なるもの。男の独り暮らしはとても不安なものだ。

    クリスマスローズ   

 先日近所の人が声を掛けてくれた。「どうしてますか」と言うので、「何とか生きてます」と答えると、返事に困ったようだ。だがそれが私の本音。愛想がないし、もう少しお上手を言えば良いのだろうが、私は相手がどう受け止めようが斟酌しない積り。東日本大震災、新型コロナ、そして熟年離婚と高齢化に伴う体調不良。心配でない訳がない。それでも何とか一人で頑張って生きている。

  豊後梅(ブンゴウメ)

 もう2か月ほど睡眠薬を飲まないでいる。夜中に何度かトイレに起きるが、その都度また眠り、朝まで布団の中。朝もゆっくり目の起床で、日中も眠たいと感じたら昼寝。先日は散歩しようと久しぶりに外に出、信号で走ったらそれだけで息が切れた。運動不足を痛感。それでも明朗でなくても良い。たとえ仏頂面でもあまり気にせず、出来るだけしぶとく生きるのだ。俺はそれで良い。

     蝋梅   

 歩いて郵便局へ行き、往復はがきを買って来た。来年度の「俳句教室」の申し込みだが、間違って書いたため買い直したのだ。途中の家の庭に蝋梅が咲いていた。先日は他の場所で匂いを嗅いだ。とても良い春の薫りだ。庭の梅、クリスマスローズ、スイセンが咲き始めた。この日は歯医者と郵便局へ2度歩いた。日差しはすっかり春のものとなった。そろそろジャガイモのを植える時期だ。





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Last updated  2021.03.11 00:00:11
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