マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.09.08
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カテゴリ: 生活雑記
~手早く体と財布に優しい料理を作るために~



 いやはやたまげた。あれほど暑かった日が去り、一気に秋が訪れたかのような天気の仙台。見事に咲き続けるハイビスカスの鉢を観賞用にと郵便受けの前まで運んだのは良いが、このところの悪天候で全く咲かなくなった。花はおろか蕾まで落ちてしまう始末。ここ数日20度以下の気温は、南国生まれの植物にはまるで「冬」のような寒さだったに違いない。さて、秋の花を買って植え替えをしようか。

  ある日の昼食

 ともあれ、季節に関わらず元気に過ごすためには先ず食事だ。生きるために食べるのか、それとも食べるために生きるのかの論はさておき、人間生き続けるためには欠かさずに食べ続けることが課せられる。大金を持った妻に逃げられ、年金分割の身となった独り暮らしの後期高齢者としては、とも角毎日の食事を摂ることが即ち生きること。さて前置きはそれぐらいにし、早速貧乏料理を披露しよう。

<お手軽料理の部>

  1)   2) 

 1)はピクルス。と言えば聞こえは良いが、とどのつまりは野菜の酢漬け。ニンジン、タマネギ、大根、キュウリなどその時手元にある材料を、安物の穀物酢、レモン果汁、ポン酢を混ぜた液に数日間漬けるだけ。大根は皮も利用し、ニンジンは皮を剥かないまま。それに生のトマトやキュウリを添えた一品。ぺろり

 2)は野菜と安い鶏の胸肉をケチャップ、「ピクルス」の残り汁で味付けし炒めたもの。ここで使った野菜はタマネギ、ナス、ピーマンくらいか。タマネギは自家製で、腐った部分を切り落とし、正常な部分だけを用いる。若干の手間を惜しんでは、とうてい「正統派貧乏料理」とは言えないので、ご注意あれ。ぺろり

 3)  4) 

 3)は若鶏レバーのキュウリ和え。鶏のレバーは大抵2割引きの見切り品を購入。それを適当な大きさに切り、胆のうは半分に切り熱湯で数分煮る。脂分が多い残り湯は裏の腐葉土に掛けて処理。キュウリは千切りにし、ポン酢とごま油を少量。これでお手軽かつ栄養豊富な一品となる。食感も味もグー。ぺろり

 4)は見た目通りのカレー。自家製のジャガイモとニンジンは圧力鍋で予め煮ておく。タマネギと肉類は油を引いた鍋で炒め、そこに残り湯を入れて具材を煮、火が通った頃合いを見てルーを投入し、さらに弱火で加熱。カレーライスも良し。カレーうどんも良し。パンに添えるも良し。冷蔵庫内で4,5日は持ちなかなか重宝だ。ぺろり

 5)  6) 

 5)は自家製ゴーヤ、シシトウ、さつま揚げの佃煮。味付けは出汁醤油、醤油、ピクルスの残り汁、七味唐辛子を適当な比率で。ゴーヤは中の「綿」をスプーンで取り除いてあるが、小さなゴーヤはそのままでも可。今年収穫したゴーヤのうち40本以上は自分で食べたが、チャンプルー、カレー炒め、野菜サラダ、佃煮と工夫して全て腹に納まった。栄養豊富で便秘知らずの優れものだ。ぽっ

 6)はカツオの土佐作りの血合いがあり、小骨がたくさんあって売り物にならない部分で当然見切り品。刺身として食べた後の残りを、出汁醤油とピクルスの残り汁で煮た。まあカツオの佃煮と思えば良い。この残り汁も簡単には捨てず、次の煮魚用に取って置く。調味料の無駄遣いにならない。ぺろり

 7)  8)

 7)はカボチャの煮物。カボチャは1個200円の小さな安物で、見かけは良くないが中身は変わらない。これを適量の醤油、出汁醤油、味醂でことこと弱火で煮る。今年初めてホクホクに煮ることに成功した。大笑い

 8)は普通のソース焼きそば1袋3玉入り88円ほどの品を使用。私は油で炒めることはせずに、フライパンで煮る。この日はうどんの残り汁で自家製タマネギ、ピーマンの千切り、カレーと一緒に煮た。余分な脂分を摂取せず、調味料の節約にもなる。ソースの袋は取っておき、ソース味の野菜炒めやカレーのルーに混ぜたりして使用。お手軽貧乏料理は、体にも財布にも優しいのでR。クール

  9)  10) 

 9)は山芋をすり下ろし生卵と醤油を入れたいわゆるトロロ汁。暖かいご飯にかけて食す・山芋の表面を金属たわしで洗うと「ヒゲ」が落ちる。それを皮ごとおろし金でおろす。簡単だが栄養価が高い一品。

 10)は自家製の健康野菜雲南百薬(うんなんひゃくやく)の葉を摘んで熱湯で茹でたもの。つまり「お浸し」だ。粘り気があって食べ応えがある。茹で汁は緑色で灰汁が強く、さすがの吾輩も残り湯は黙って捨てる。しょんぼり

 11)  12) 

 11)は1匹100円のアジを購入し、自分で捌いて塩を振り一夜干しにしたのを焼いたもの。面倒だが慣れるとさほどの手間でもない。もちろん出刃包丁や刺身包丁も持っている。右は出来合いの「しめ鯖」。脂がのった上物で、酢が強くて美味しかった。しめ鯖は作るのが大変。徳島勤務の頃、私が釣ったサバを前妻がしめ鯖にしたが、その夜強烈な腹痛。当たったのは私だけ。生魚には寄生虫もいて危険なのだが案外知られていない。

 13)  14) 

 13)はモズクの酢の物で出来合いのもの。時々安い出来合いの食品を買うことがある。時間の節約もその理由だが、プロの味を味わいたくなることもある。

 14)の上半分はポテトコロッケ(半分)と、アジフライ(半分)でコロッケは3枚で120円。アジフライは2枚で240円の出来合い。油を使う揚げ物はレンジを汚すため自分ではしない方針。この店のは安くて美味しい。下半分は付け合わせのナスの油炒め(味噌味)で私が作ったもの。ナス、ピーマン、シシトウ、鶏のすり身が入っている。こんな風にして自分なりに栄養のバランスを考えている積り。ウィンク



 果物の積りで買ったハックルベリーが実は「ナス科の野菜」だったと言う話は以前ブログに書いた。あれから10日ほど、冷蔵庫の中に放置していた残り物。先日食べたら少しはフルーツのような食感に変わっていた。リンゴ、バナナ、オレンジなど果物は良く買う方だ。それも糖度の低い安物ばかり。でもそのせいか便秘知らず。入院した時はヨーグルトのお世話になった。食事は大事。そして独り暮らしのせいで、キッチンに立つのが億劫でなくなった。この調子でこれからも頑張りたいと思っている。





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Last updated  2021.09.08 00:00:13
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