マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.09.27
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カテゴリ: 園芸・家庭菜園
~花の写真の在庫一掃 その1~

  クレマチス

 去年の暮れ以来、撮った写真がパソコンに取り込めずに困っていた。このパソコンを買った近所の電器店の息子は、特約店のメーカーがパソコンを生産しなくなったので責任は持てない。生協のパソコン教室で相談してくれと。仕方なくパソコン教室へ行った。すると何とか取り込むことは出来たが、ブログには載せられないまま。悪戦苦闘、試行錯誤の結果、ブログへの掲載に成功。

           タチアオイ   

 その間、ネットから写真やイラストを借りた。それでも用は足りたが、たとえ下手でも自分が撮った写真は格別。嬉しくて手あたり次第写真を撮った。最初の対象は近所の花壇の花。向かいのKさんが愛情込めて育てたものだ。古い写真は6月ころ。それを古いのから順番に載せようと言う魂胆。つまり在庫一掃だ。しかも名前を知らない花も多い。そんなシリーズに果たしてどんな意義があるのか。




 どちらも名前を知らない。そして既に姿を消した。花壇は元々石ころだらけの荒地。それを花好きのKさんが苦労して石を取り除き、土質を改良し、花の種や苗を購入して、今では見事な花壇に大変身。昔の状態を知る人にとっては信じられないほどの変わりよう。バスを待つ人たちは季節ごとの花を愛で、通行人は笑顔で通り過ぎる。まさに花の力は偉大だ。

  ヒルサキツキミソウ

 私がこの花と初めて出会ったのは、確か沖縄の石垣島。名前を知らないが何だか夢みたいな花。それが第一印象だった。その後この花を近所でもみかけるようになり、名前も分かった。やはり夢みたいな花に相応しい名前だった。



 この花も名を知らない。野草であれ、園芸種であれ、大抵の植物には名前がある。それを私が知らなかったり、忘れただけの話。最近は良く名前を忘れ、何かの拍子にふと思い出す。きっと記憶の配線が切れかかかっているのだろう。それが偶然つながることがある。その程度の関心だが、良いじゃないの。美しい花が慰めになるだけで十分。




 ここからは9月に撮影したもの。6月末からの長雨。7月の梅雨明けからは猛暑が続き、あまり外へ出なかった。急激な気温の変化が体調悪化に繋がったのだ。そして8月中旬からは、早朝のうちの草取と、植木の剪定と畑の整備。その激務で検査入院と相成った。写真はいずれもマツバボタン。茎と葉が「スベリヒユ」に良く似ている。どうやら仲間みたい。山形では畑のスベリヒユを食用にする由。



 白花のシュウメイギク。わが家の庭でも一斉に咲き始めた。花が咲く茎だけが高く延びて大変。それで花のない茎をバッサリ切ったらかなりスッキリ。



 これもバス停前の花壇のコスモス。花びらが「プリーツスカート」みたいで、隙間がない。コスモスも早いのは6月から咲いていた。今は色んな園芸種があるようだ。



 ナス紺色の鮮やかなアサガオ。朝顔は中国原産の植物でシルクロードを伝ってヨーロッパに渡り、観賞用として大ぶりのセイヨウアサガオに品種改良された。日本へは奈良時代に遣唐使船で渡った学僧らが種を持ち帰ったと聞く。貴族らが愛したようだ。



 オキザリスは片喰(カタバミ)の仲間で、園芸品種として改良されたもの。地下の球根で増え、結構繁殖力が強い。私もきれいだからと思って移植したが、今では増え過ぎて困っている。



 百日紅(サルスベリ)は夏の真っ盛りに花をつける。幹の樹皮が剥げると、その下はツルツル状態で、木登りの上手な猿も滑り落ちるだろうとの意からの命名。むろん夏の季語である。

      寺もまたいくさにほろぶ百日紅   石田勝彦        <続く>





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Last updated  2021.09.27 06:31:27
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