マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2021.10.26
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カテゴリ: 生活雑記
~ただ自分の感性を信じて~



 月曜日の夜NHKの「ファミリーヒストリー」を観た。今回は俳優堤真一の家族の物語。私が彼を初めて知ったのは2003年放送「武蔵MUSASI」の又八役。武蔵役海老蔵に比べてなんと弱っちい人物だろう。それがその時の偽らざる印象だった。ところが今年の「青天を衝け」で演じた一橋慶喜の重臣役では、とても深みのある人物を好演していた。18年の年月が役者を成長させることを痛感したものだ。



 新型コロナウイルス感染症の感染者数が激減している。誰がこの事態を予測していただろうか。日本での感染が始まったころ、少なくとも4万5千人は死亡すると言っていた専門家もいたほど。だが横浜へ入港したクルーザーの乗客を救ったのを皮切りに、良く頑張った日本の医療スタッフ。つい先日までの恐怖が嘘のようだ。菅前総理がファイザー社の社長に掛け合って大量のワクチンを確保したことが最大の要因。野党もマスコミもくそみそにけなしたが、あれがなければ、今頃はトンデモナイ結果だったろう。



 ところが中国では今新型コロナが復活しており、北京冬季オリンピックまでに収束するか懸念されている由。それからウイルスの流出疑惑のある中国で、2019年の夏PCR検査器の輸入が急増したことが今頃になって判明した。それも集中して使用されたのはあのウイルス研究所のある武漢市周辺。やっぱりなあと思うのは私だけではないはず。隠蔽し、嘘をつき、逆に追及者を脅すのは中国の常とう手段だ。



 日曜日の参院補選では、山口で自民党の候補者が圧勝し、静岡では野党推薦の候補が圧勝した。衆院選の予備選挙と目されていたが、結果は1勝1敗。だが元々はどちらも自民党議員が前職でいただけに、落胆が大きかったのは与党の方だろう。衆院選の当落予測が良く出るが、私は信用しないことにしている。予測はあくまでも予測。最後まで何が起きるか分からないのが選挙。コロナ同様油断は禁物だ。

  渋沢栄一

 何度かブログに書いたこの人の子供の話だが、最初の妻千代が死んだ後、後添えをもらったことをつい最近youtubeで知った。妻と妾が同居していたことは「青天を衝く」でも明らかだが、正妻と妾では全く立場が異なり分別があったようだ。嫡子庶子合わせて認知された子は10人以下だが、認知してない子が50人いたとも言われる。当時はそれでも不道徳ではなかった。それより栄一の反骨精神が凄い。



 先日北極圏で自腹で観測を続けている日本人ボランティアの話を書いたが、高額な防寒着は全く役に立たなかったそうだ。それで彼はイヌイット(従来のエスキモー)に依頼して、特別に彼らの服を譲ってもらったそうだ。帽子と上着はトナカイの毛皮、ズボンはシロクマの毛皮。靴は二重の毛皮で内側にはウサギの毛皮が張ってる優れもの。これで1週間のブリザード(地吹雪)に耐えられた由。凄い知恵だ。



 月曜日も私は腰痛で家にいた。もう1週間以上買い物に行っていない。火曜日の今日も仙台は雨。それでも何とかなるだろう。冷蔵庫と物置に食料品がある。北極圏の厳しさを思えば、これくらいの苦労はまだ天国と言えるだろう。何しろ温かいお風呂にも入れるし、テレビやパソコンが観られ、新聞も読めるのだから。






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Last updated  2021.10.26 00:00:06
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