マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2022.01.29
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カテゴリ: 生活雑記
~出て来た俳句ノート~



 3日連続でウォーキングをした。「思いついたが吉日」との意気込みだったが、直ぐに腰痛発生。上り坂で前傾姿勢になると、腰に負担がかかるのだろう。時々立ち止まって腰を回したり、手で叩いたり。家の中では自己流の腰痛体操とラジオ体操と軽いストレッチ体操なども。なかなか腰痛は治まらないが、下肢と臀部の筋肉が少しだけ戻ったような気がする。寝たきりにならないためにも、なるべく運動したい。



 小春日和のある日。朝から洗濯と布団干しを決行。ついでに畑に埋めた小ぶりの大根を3本掘り出した。凍ったまま埋めたせいかまだ凍り、葉を切り落とした部分から腐り始めていた。30cmの地下でも、そんな変化があるのかと改めて認識。冷蔵庫に残っていた大根を先ず使おう。皮は刻んでピクルス用に、「本体」はザク切りにしてニンジンと一緒に圧力鍋で煮た。

  茹でたメカブ

 それから買い物へ。いつもは週末にしか行かないのだが、冷蔵庫の食品が乏しくなっていた。連日3食を自宅で摂れば、減るのは当たり前だ。思い切って通常の2倍ほどの金額を購入。店を出ると駐輪場にSさんがいた。最初と2番目の職場の先輩。会ったのは1年ぶり。80歳を過ぎても自転車で来る。しかも普通のママチャリ。近く新しいのを買う予定と。しばし健康談議に花が咲いた。



 帰宅後すぐに食品をそれぞれの場所に収納。続いて料理に着手。昨夜から解凍していたもの、朝から下処理していたもの。それらを大鍋に入れ、いつも通り適当に味付け。これで4日分にはなるはず。メカブ(昆布の根元)を小さく切って茹で、ピクルスを作り、その合間に魚を捌いて刺身になる部分、焼き魚にする部分、味噌汁代わりの鍋にする部分などに仕分け。我ながら手慣れたものだ。

  タラの白子

 珍しくタラの白子を買った。美味しいが高いため、10年くらい食べてなかった。タラの切り身、白菜、ネギ、豆腐、捌いた魚の不要な部分と一緒に鍋物に。白子はオスの精巣で、仙台ではかつて「キク」と呼んでいた。北海道の本場でなく、三陸近海でもマダラが獲れるようになったのだろう。さて、どんな出来栄えになるかは不明。アイスランド産のクジラのベーコンも買った。こちらも懐かしい味だ。



 先日文書整理をしていたら、俳句ノートが出て来た。721番から2696番までは北陸勤務時の作品で、それ以前はやはり捨てたようだ。その後に転勤先で詠んだ作品が続いていた。まさか水戸でも詠んでいたとは。そこは定年前に辞職を決意した地。19年前の緊迫した心情がまざまざと蘇った。苦しみの中で走り、句を詠んだあの日々。それらの作品を、いずれ必ず読み返すつもり。

    職辞して春風われのものとなる  (しょくじしてしゅんぷうわれのものとなる)

  山本読書室

 江戸末期の京都にあった「山本読書室」をあるテレビ番組で知った。主宰者の儒医山本封山は私財を投じ事実を究める活動をしていた由。門弟は武士、貴族、町人、農民など1600余人と言う。蝦夷地を探検し、こよなくアイヌを愛した松浦武四郎も門弟の一人。私塾は事実や実物を重視し、60年間で51回の「物産会」を開催。蒐集品も記録も膨大過ぎて刊行不能だったが、その業績が現在見直されている由。

           北京冬季五輪マスコット 

 元NBA(アメリカプロバスケットボール協会)の中国人選手姚明(ようめい)氏が現役のエネス・フリーダム選手を中国に招待したい旨表明。これに対してフリーダム選手は「もしウイグル族の奴隷労働収容所」に一緒に行ってくれるなら招待に応じよう」と応えた由。同選手はウイグル族と同じ文化を持つトルコの出身。ウイグル族に対する中国の弾圧に抗議して名前をフリーダム(自由)に変えた信念の人。

  エネス・フリーダム選手

 性的被害を訴えた女子プロテニス選手の抗議すら、合成写真やフェイクニュースで「亡き者」にした中国。ウイグル族への人権侵害は「ジェノサイド」(皆殺し・民族撲滅)と主張する国家もあり、北京冬季五輪への政府関係者派遣をボイコットする国も出た。今回の動きも、きっと陰で中国共産党が手を回しているはず。嘘は中国及び中国人にとって恥ではない。「嘘も方便」。それが彼の国古来の文化であり、歴史でもある。今回のフリーダム選手の勇気ある行動を支持し、拍手を送りたい。<続く>





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Last updated  2022.01.29 10:19:51
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