マックス爺のエッセイ風日記

マックス爺のエッセイ風日記

2022.04.21
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カテゴリ: 生活雑記
~物憂げな日々の中で~



 朝ドラ「ちむどんどん」開始11回目で、お父さんが亡くなった。沖縄弁だと「あきさみよ~」。と言った感じ。あれまあ、一体どうしたのかなくらいの意味。そのためお母さんは日雇いの工事現場で働き、末娘は熱を出した。最後に「ハブに注意」の看板。まさに「あきさみよ~」の展開だ。しかし昭和30年代末の沖縄の農村で、子供たちがあれほど意地悪をするとは思えない。当時のヤンバルでは現金収入の道は限られ、きっとどの家も貧しかったと思うのだが。



 北方領土の択捉島や国後島でロシア軍が軍事演習をしてるようだ。照明弾で空が光り、時々砲弾の音が根室辺りで確認出来たとのこと。ロシアに拉致されたウクライナ人が樺太に送還されたり、大勢の子供たちをロシア人の養子にするための規則改正を急いでいるようだ。まさにロシアは国際法を無視した犯罪国家。ロシア下院の議長が「北海道の北半分はロシアに全権がある」と言い出したそうだ。



 ある人が言っていた。「ロシアは資源と武器しかない国だ」と。だがその武器も、ロシアだけでは製造出来ない。半導体やベアリングの部品や精密機械などかなちの部分が外国からの輸入品。それが経済制裁でストップすれば、影響は間もなく現れるだろう。津軽海峡を通過したロシアの艦船は、かなりの旧式でオンボロだったと聞いた。戦車も保有数はかなりだが、部品がないため動かないものも多いとか。



 有能な人物の才能を生かさないのも昔から。そして独裁者に都合の良い意見しか伝えず、賄賂や不正がはびこるのも専制主義国家の特徴だ。中国然り。北朝鮮然り。情報機関出身のプーチンは、謀略で不都合な国家を攻め、不都合な人物を毒物などで抹殺して来た。恩義を着せたチェチェンのならず者や、軍事会社のゲリラ兵や金で雇われたシリアのゲリラ兵が今ウクライナで戦っている。



 ウクライナ南部で捕縛したウクライナ人を東部戦線に兵士として使う卑怯な実態も明らかになっている。ウクライナ人同士を戦わせる気だ。東部、南部のウクライナ人はロシア語が母語の人が多い。マリウポリの製鉄所に避難した市民を避難させる「人道回廊」が成立したようだが、ロシアはこれまで何度も約束を破った。なお立て籠もるウクライナ兵に対しては化学兵器や核兵器使用の可能性がある。



 国連では近々安保理事会におけるロシアの「拒否権」行使を禁止する法案が共同提案される予定。常任理事国が国連の規則を守らないのでは、国際秩序が保てる訳がない。対応が遅すぎたくらい。ウクライナの犠牲によって、世界は大国のわがままを許していたら平和が守れないことをようやく知った。ウクライナ自身があくまで不正義と戦う姿勢を示したことが、世界中の共感を生んだのだ。



 「平和ボケ」の日本人もようやく気付き始めたのではないか。理不尽な侵略者に対しては戦う姿勢を示さなければ、領土が乗っ取られると。「憲法9条があるから平和」など成り立たない。国民の安全を守るために防衛を警固にするのは国家としての当然の任務。政府にあれこれ難癖つけていた「日本学術会議」もようやく体制改革に乗り出した。国内にはロシアや中国のスパイや協力者が相当いるみたいだ。



 この人の妄想から始まった大戦争で、美しかったウクライナの国土は無残に破壊され、正義を信じる善良な国民の血が流れた。家を失い、家族を失い、帰る国家さえ失った人々の苦しみを、私たちは連日流されるニュースや映像で知った。この戦争はまだ続きそうだ。ウクライナにはなんとか頑張って欲しい。そしてこの人の政権が一日も早く倒れることを願っている。





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Last updated  2022.04.21 00:00:08
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