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an-daleさん
Nuvenusさん
80486DX4さん
じゃっかすさん3人はひと泳ぎをした。
そしてあたりは夕焼けが染まり始めてきて、車に乗り家路へと向かう。
ワゴンは空気が入ったままの浮き輪やビーチパラソルなど、
荷物でいっぱいである。
「みんなよく日焼けしたなぁ~。細川も焼いた方がかわいいぞ」
真鍋はひやかした。
「あ、そう?やっぱり?惚れ直したでしょう~」
恵理子は上機嫌でポーズをつける。
「ふだんより、やせて見えるってことだ」
「もう~!」
ひとみが口をはさんだ。
「先生、やっぱりよく泳げるんですね!頭がいいだけじゃなくて、
エネルギッシュでカッコよかったぁ~・・・・・・・」
「それはうれしいよ。これ以上ほめても何もおごらないぞ。ハハハハ!」
みんなまだまだハイテンションである。
そしてひとみの家で車を停め、降ろしてあげた。
「先生、楽しかったです。ありがとう!えり、またね~」
親しいので、ふだんからえりと呼んでいる。
「おう。俺も楽しかったよ。じゃあな」
「バイバーイ、また遊ぼうねー!」
ひとみと別れて車が走りだし、2人になった。
次は恵理子の家に向かっている。
「今日はホント楽しかった・・・・・。ひとみも喜んでくれたし。
先生、ありがとう」
「いえいえ、どういたしまして」
真鍋はしばらく会話をしながら、デジャヴのような不思議な感覚になった。
遠い記憶の中で、恵理子とこんな場面があったような・・・・・・・・。
真鍋はひとみに告白のような話をされてから、
自分の気持ちに気づき、ある決意をしていた・・・・・。
「家の場所、この道でよかったっけ?」
ハンドルをにぎりながら聞いたが、返事がない。
後ろをふり返ると、恵理子は泳ぎ疲れたのか、スヤスヤと眠っている。
真鍋は前を向いて安心し、一息つくと運転を続けた。
~つづく~
小説 「PRIVATE」・・・12 2010年08月14日
小説 「PRIVATE」・・・11 2010年04月22日
小説 「PRIVATE」・・・10 2010年03月14日