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じゃっかすさん「さあ、到着だ」
山の中を通り、一軒の家の前で車を降りた。
「ふ~ん、なかなかすてきじゃないの・・・・・・・・・・!」
ログハウス風な広さのある別荘だった。
辺りを見渡すと、いろんなデザインの建物が、距離をおいて建っている。
鍵を開け、中へ入ると・・・・・・・・。
木のテーブルやいす。豪華ではないが、生活に十分な一とおりの家具が揃えてあった。
砂絵は窓を開けると外を眺めて・・・・・。
「わぁー、涼しい・・・・・・!」
ひんやりと爽やかな風が入って来る。木々が立ち並び、風に揺られていた。
クーラーが必要ないらしく、そばに扇風機だけ。
二人はいすに座った。
「さて、一週間たっぷりあるぞ。何をしようか?」
速水は背のびをしてくつろいだ。
「ふふふ・・・・・・・・。テニスでもする?」
二人は顔を合わせると、笑った。
「別荘に泊まれるなんて最高・・・・・・・・。静かだし、すごしやすそうね」
「ああ、そうだな・・・・・」
速水の勤めている会社が経営している、リゾート地。
ペンションのようなもので、社員の特権、優待割引で安く借りられたのだ。
冷蔵庫は空である。
「食料を用意しなきゃいかん。スーパーが近くにあった、買って来いよ。俺は家の作業だ」
「そう・・・・・・。自転車があるから使おうかな。じゃ、行ってくるからよろしくね」
砂絵は軽い足どりで出て行った。
~つづく~
小説 「PRIVATE」・・・12 2010年08月14日
小説 「PRIVATE」・・・11 2010年04月22日
小説 「PRIVATE」・・・10 2010年03月14日