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百円硬貨ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大。
2016.03.31
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アンジェラ・アキサクラ色
2016.03.30
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紀友則(きのとものり)ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ古今和歌集 84 / 小倉百人一首 33大空の光ものどかな春の日になぜ落ち着きもなく桜の花は散るのだろう。註ひさかたの:「天(あめ・あま)、空」にかかる枕詞(まくらことば)。転じて「日、月、雨、雲、光、星、夜」など天象に関わる語に冠し、さらに「都、鏡」などにかかる。語源は「久堅」または「久方」とされる。下二句は、「など」(なぜ、どうして)、「などてか知らねど」(なぜかは知らないが)などの疑問語が省略された形と解され、これを補って読むのが定説。しづ心:穏やかな心。静謐な、落ち着いた心。* 画像クリックで拡大ポップアップ。
2016.03.30
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正岡子規(まさおか・しき)桜さく上野の岡ゆ見おろせば根岸の里に柳垂れたり雨にして上野の山をわがこせば幌ほろのすき間よ花の散る見ゆ大川の川の堤つつみにさく花の薄花雲はたなびきにけり桜さく隅田の堤人をしげみ白鬚しらひげまでは行かで帰りぬ明治34年(1901)註上野の岡:東京・上野公園。(上野の岡)ゆ:~より。~から。根岸の里:自宅(現・東京都史跡「子規庵」)付近。幌ほろ:人力車であろう。(すき間)よ:「ゆ」に同じ。~より。~から。大川:隅田川の通称。人をしげみ:上古語の「ヲミ語法」。人が多いので。(病身の作者にとって)殷賑に過ぎるので、雑踏を避けて。白鬚しらひげ:隅田川東岸の現・東京都墨田区東向島付近の地名。地名の元となった白鬚神社がある。付近には、隅田川に架かる白鬚橋や向島百花園などがある。この歌では白鬚橋を指すか。 歌川広重 上野清水きよみづ堂不忍しのばずノ池 / 上野恩賜公園ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大
2016.03.30
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松田聖子チェリーブラッサム Prunus cerasus (野生の桜)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大
2016.03.30
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2016.03.30
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大塚寅彦(おおつか・とらひこ)さくらばなあふるる白のひそめゐる青みるときぞいつかあらなむ歌集『声』(平成7年・1995)桜花 ──。あふれる「白」が潜めている「青」を見る時がいつかあるのだろう。/ いつあるのだろうか?註論理的な意味内容はよく分からないというほかはないが、ものすごく魅力的な一首であることは間違いない。「純粋詩」の美を放っている。幻視的な感覚の鋭敏さと「白つながり」で、巨匠・佐佐木幸綱の「竹は内部に純白の闇育て来ていま鳴れりその一つ一つの闇が」(歌集『夏の鏡』昭和51年・1976)をちょっと連想する。
2016.03.29
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大塚寅彦(おおつか・とらひこ)花の宴たちまち消えて月さすは浅茅がホテル・カリフォルニア跡第一歌集『刺青天使』(昭和60年・1985)註花の宴:「荒城の月」の歌詞「春高楼の花の宴」を踏まえる。浅茅がホテル・カリフォルニア:上田秋成の古典『雨月物語』の一篇「浅茅が宿」の説話を踏まえる。その映画化の『雨月物語』(溝口健二監督、京マチ子・森雅之・田中絹代主演、昭和28年・1953、大映)は、日本映画史上屈指の名作として知られる。また、ロック史上に輝くイーグルスの名曲「ホテル・カリフォルニア」の歌詞は難解を以て聞こえるが、虚飾に満ちた現代世界を痛烈に批判していることは間違いないだろう。そういった幻滅とアンニュイに満ちたイメージを重層的に鏤ちりばめている。→ イーグルス ホテル・カリフォルニア
2016.03.29
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後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)桜咲く遠山鳥のしだり尾の ながながし日も飽かぬ色かな新古今和歌集 99桜が咲いている遠い山に棲む山鳥の枝垂り尾のように長々しい日も飽きない花の色だなあ。註柿本人麻呂作に擬せられている名歌「あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」(拾遺和歌集778/小倉百人一首3)の本歌取り。この本歌は、万葉集2802の歌の詞ことば書きに別案として記載されている。ただ、この歌が柿本人麻呂作であるという確証はなく、歌風から見ても現在ではほぼ否定されているが、年代を経るにつれて評価が高くなっていったのは事実であろう。なお、万葉集2802本文は、「思へども思ひもかねつあしひきの山鳥の尾の長きこの夜を(思っても思いは尽きない 山鳥の尾のように長いこの夜を)」である。
2016.03.29
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清木場俊介桜色舞うころPart 1Part 2
2016.03.29
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西行(さいぎょう)ねがはくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月もちづきのころ山家集願えるのならば桜の花のもとで春死のう。その如月の満月の頃。註(花の)下:読み方は「もと」と「した」の両説があり、確定し難い。如月の望月:旧暦二月十五日の満月のこと。新暦では例年3月末~4月初め頃の桜の季節に当たる(今年でいえば今月23日)。ねがわくは・・・死なむ:厳密にいえば「願うことは・・・死ぬであろうこと」の構文なので、この「む」は終止形でなく連体形で、「こと」などが省略されている「連体形の準体言(見なし体言)用法」ではないかとも思われる。西行:本名、佐藤義清(のりきよ)。「歌聖」といわれ、後世の詩歌への影響は絶大。俳聖・松尾芭蕉の傾倒ぶりは有名。若い頃は、鳥羽上皇院政下の北面の武士(御所の南大門を守った天皇家の近衛兵)で、武勇を以って聞こえた。あの平清盛とも同い年の同僚で、親友だった。この友情は晩年まで続き、伊豆の流人だった挙兵前の源頼朝や、奥州平泉の藤原秀衡を尋ねたりしている。あるいは、政治的な含みがあったとも考えられる。1140年、23歳の時、卒爾として地位も妻子も捨てて出家し真言宗の僧侶となり、現世げんぜへの執着に苦しみながらも、各地を漂泊して数々の名歌を詠んだ。伺候した一条天皇の崩御で世を儚はかなんだとも言われるが、詳細は不明。ほとんどの歌は家集『山家集(さんがしゅう)』に収められ、新古今和歌集にも多数入集している。仏教の目的である、輪廻転生の煩悩から解脱して西方浄土へ行くという祈願を示す「西行」という出家名も印象的。経歴から見ると、決してなよなよとした青白きインテリではなく、むしろマッチョな男っぽい男だったと思われる。マッチョ系の作家、アーネスト・ヘミングウェイとか三島由紀夫とか石原慎太郎みたいな感じだろうか。現代の歌人でいえば、衆目の一致するところ、巨匠・佐佐木幸綱氏。ほぼこの歌に詠んだ(予告した?)通り、西行は健久元年(1190)の旧暦2月16日に入寂した。奇しくもこれは、釈迦(ゴータマ・シッダールタ、紀元前566頃-前485頃)の涅槃(ニルヴァーナ)と同じ日であった。当時としてはかなりの長命といえる72歳の天寿を全うした。現在では、2月15日が西行忌とされているという。* 画像は筆者撮影。クリックすると拡大ポップアップ。
2016.03.29
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西行(さいぎょう)春風の花を散らすと見る夢は さめても胸のさわぐなりけり山家集春風が花を散らしているさまに圧倒されわななくように見る夢は覚めても胸が騒いでいるのだよ。
2016.03.29
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西行(さいぎょう)ながむとて花にもいたくなれぬれば 散る別れこそかなしかりけれ新古今和歌集 126ずっと眺めていることで花にもたいそう慣れて(情が移って)しまったので散る別れが哀しくてたまらないなあ。
2016.03.29
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西行(さいぎょう)吉野山こずゑの花を見し日より 心は身にも添はずなりけりあくがるる心はさても山ざくら 散りなんのちや身にかへるべき家集『山家集』吉野山の梢の花を見た日から、私の心は私の体を離れてしまったのだなあ。身を離れた心ははてさて山桜が散ったあとにこの身に帰るのだろうか。註「魂が(肉体を)離れる」という、動詞「あくがる」(憧れる)の原義がよく分かる歌である。「ところ」などを漠然と示す形式名詞「あく」+「離(か)る」(離れる)が語源。
2016.03.29
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さくらさくらさくらさくら やよひの空は 見わたす限り かすみか雲か にほひぞ出づる いざや いざや 見にゆかん (江戸古謡)さくらさくら 野山も里も 見わたす限り かすみか雲か 朝日ににほふ さくら さくら 花ざかり(文部省 昭和16年改訂)作詞・作曲者不詳文部省音楽取調掛『筝曲集』(明治21年・1888刊)所収。* 幕末頃より琴の練習曲(筝曲)として用いられていた謡曲を採譜したものという。註やよひ:旧暦では、桜が咲くのは如月(きさらぎ、二月)から弥生(やよい、三月)頃だった。
2016.03.29
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2016.03.29
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AKB48RIVER
2016.03.28
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AKB48桜の木になろう Cerisier du Japon Prunus serrulataウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2016.03.28
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AKB48桜の栞
2016.03.28
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AKB4810年桜
2016.03.28
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AKB48桜の花びらたち
2016.03.28
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宇多田ヒカルSAKURAドロップス
2016.03.28
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在原業平(ありわらのなりひら)世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし古今和歌集 53世の中にまったく桜がなかったら(今日は咲いたか、はたまたもう散ってしまっただろうかなどとやきもきすることもなく)春の心はのどかだろうなあ。註たえて:(否定語を従えて)「まったく、全然、すっかり(ない)」を表わす副詞。語源は動詞「絶ゆ」だが、独立した別語と見なされる。この造語法は古語動詞「敢あふ」と副詞「あへて(あえて)」などの関係と同様。せば・・・まし:「せば」は過去の助動詞「き」の未然形「せ」に接続助詞「ば」がついたもので、「~だったとすれば」の仮定条件となる。同様の文脈は、現代語でも「~だったとすれば」のように(英文法でいえば)過去形になる。反実仮想(事実に反した想像)の助動詞「まし」と対応して上記のような構文となる。のどけからまし:文法的には、形容詞「のどけし」(のどかな様子だ)の未然形の一つ「のどけから」に、「まし」が接続したもの。語源的に見れば「のどけく・あら・まし」の約つづまったものである。
2016.03.28
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小野老(おののおゆ)あをによし奈良の京みやこは 咲く花のにほふがごとく今さかりなり万葉集 328青と赤の彩りも美しい奈良の平城京は咲いた桜の花が輝くように今盛りだ(ということだ)。註上司・大伴旅人とともに九州・大宰府に左遷された部下である作者の痛切な望郷の歌、という背景事情を知っても知らでも馥郁たる名歌である。あをによし:「奈良」に掛かる枕詞。「青丹よし」(青緑色と朱色が美しい)の意味という。ちなみに、「にきび」の語源は「丹黍」(赤いキビの実)といわれる。 奈良公園ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大
2016.03.28
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後伏見院(ごふしみのいん)なにとなく見るにも春ぞしたはしき 芝生にまじる花のいろいろ風雅和歌集 291何ということもなく見るにつけても春は慕わしいものだなあ。芝生に交じる色とりどりの花。 サンドロ・ボッティチェリ 春(プリマヴェーラ)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大
2016.03.28
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後鳥羽上皇(ごとばじょうこう)ほのぼのと春こそ空に来にけらし 天あまの香具山霞たなびく新古今和歌集 2ほのぼのと春は空にやって来たらしいなあ。天の香具山に霞がたなびいている。註新古今集編纂の勅命者であった後鳥羽院による、おおどかな名歌。「ひさかたの天あめの香具山このゆふべ霞たなびく春立つらしも」(万葉集 1812)の本歌取り。(春)こそ:強調・詠嘆のニュアンス。天:万葉集では普通「あめ」と読み、古今集以後は「あま」と読む。ちなみに「雨」は、あるいは「天」と同じ語源(推定「天つ水」などの約)かも知れない(筆者説)。 天香久山(奈良県橿原市南浦町)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大
2016.03.28
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本居宣長 六十一歳自画自賛像 寛政2年(1790)旧暦8月賛文「これは宣長六十一寛政の二とせといふ年の秋八月に手づからうつしたるおのがかたなり筆のついでに しき嶋のやまとごころをひととはば朝日ににほふ山ざくら花」(筆者註:適宜濁点を加えた。)本居宣長(もとおり・のりなが)敷島しきしまの大和心を人問はば 朝日ににほふ山桜花自画自賛(自分の肖像画に銘として書いた和歌)日本人の心とは何でしょうかと人が問うならば朝日に照り映える山桜の花(と答えよう)。註敷島の:「やまと(大和)」に掛かる枕詞の一つ。* 交配でソメイヨシノが作り出されたのは幕末で、普及したのは明治時代とされるので、当時は桜といえば野性味のある山桜のイメージが強かった。 本居宣長 / オオヤマザクラウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大。
2016.03.28
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ケツメイシさくらライヴ
2016.03.27
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河口恭吾桜
2016.03.27
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森高千里渡良瀬橋河口恭吾渡良瀬橋* 森高千里 「渡良瀬橋」と私(公式動画)* 栃木・足利 八雲神社 公式ウェブサイト 渡良瀬橋(栃木県足利市)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン * 画像クリックで拡大。
2016.03.27
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pizzicato fiveIt's a Beautiful Day
2016.03.27
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PerfumeFLASH
2016.03.26
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flumpool証
2016.03.26
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H2O思い出がいっぱい
2016.03.26
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Pet Shop BoysWinner ロンドン・オリンピック 2012(ホーリー・ブラッドショー / マリア・シャラポワ)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2016.03.25
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映画『ちはやふる』公式サイト → 在原業平「ちはやぶる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは」
2016.03.24
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山本潤子冷たい雨
2016.03.23
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山本潤子卒業写真翼をください山本潤子&小田和正卒業写真
2016.03.23
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福山雅治木綿のハンカチーフ関口衣菜木綿のハンカチーフ ASKA木綿のハンカチーフケンドーコバヤシ木綿のハンカチーフ
2016.03.22
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アンジェラ・アキ手紙 ~拝啓 十五の君へ~
2016.03.22
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森山直太朗さくら(独唱)
2016.03.22
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海援隊贈る言葉註暮れなずむ(暮れ泥む):「なずむ」(旧仮名遣い「なづむ」)は、「行き悩む、滞る」意味の動詞。混同されやすい「なじむ(馴染む)」(旧仮名遣いも「なじむ」)は「馴れ染む」の音便であり、無関係の別語。したがって、「暮れなずむ」は「(日が)なかなか暮れない」「暮れそうで暮れない」といった意味になる。詩歌の実作者であれば心得ておかねばなるまい。
2016.03.22
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旅立ちの日に 埼玉県秩父市立影森中学校ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2016.03.22
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宇都宮 オリオン通り全域にオープンカフェ憩いあるアーケード街へ10月にも実験、来春展開【下野新聞(栃木) 21日付朝刊1面トップ】 宇都宮まちづくり推進機構・魅力ある都心創造部会(安藤英夫部会長)は20日までに、宇都宮市江野町と曲師町のオリオン通り全域で、パラソルやいす、テーブルを設置した常設のオープンカフェ事業を展開することを決めた。 通り沿いの飲食店などがそれぞれ出店、管理する形を想定。10月にも社会実験を行い、その結果を踏まえて2017年4月の本格実施を目指す。 アーケード街全域でパラソルなどを設置するオープンカフェは全国で初めて。中心市街地に関するこれまでの調査で「オリオン通りに休憩場所がほしい」などの要望が多かったのを受け、同部会が発案した。通り自体の魅力を高め、さらなるまちなかのにぎわい創出に結び付けたい考え。 地域の理解・協力を得るため、宇都宮オリオン通り商店街振興組合、オリオン通り曲師町商業協同組合や市のメンバーなどによるプロジェクトチームを発足。オープンカフェ事業先進地の東京都新宿区や大阪市、札幌市を調査、群馬県高崎市を視察し、総延長約500メートルのオリオン通り内にパラソルやテーブル、いすなどのセットを設置することにした。今後、組合加盟店などに設置協力を呼び掛ける。 オリオン通りウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2016.03.22
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はっぴいえんど風をあつめてはっぴいえんど風をあつめてライヴはっぴいえんど&スーパーバンド風をあつめて
2016.03.21
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鈴木茂砂の女山下達郎 砂の女カヴァー ライヴ 鳥取砂丘ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2016.03.21
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The Alan Parsons ProjectDays Are Numbers(The Traveller)
2016.03.20
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Jim Croce Operator(That's Not The Way It Feels)Jim Croce Operator (Live)□ 解説 日本語訳など
2016.03.20
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ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンヴァイオリン・ソナタ 第5番ヘ長調 作品24 『春』ヴァイオリン:クシシュトフ・シミェタナピアノ:コリン・ストーン ベートーヴェン (リーデル画、1801年)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2016.03.19
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雄略天皇(ゆうりゃくてんのう、大泊瀬稚武天皇・おおはつせわかたけるのすめらみこと)御製(ぎょせい、おおみうた) 長歌ちょうか籠こもよ み籠持ち 堀串ふくしもよ み堀串持ちこの岳をかに 菜摘なつます子 家聞かな 名告なのらさねそらみつ 大和の国はおしなべて われこそ居をれしきなべて われこそ座ませ われこそは告のらめ 家をも名をも万葉集 1籠かごだなあ 美しい籠を持って箆へらだなあ 美しい箆を持ってこの丘に春の若菜を摘んでおられる娘よ。家を聞こう。名のりなさい。そらみつ 大和の国は押し靡なびかせて私がいるのだ。平らげて私が座しているのだ。私こそは告げよう 家をも名をも。註この岳をか:現・奈良県天理市付近の段丘と比定される。(家聞か)な:「~しよう」。活用語(この場合は動詞「聞く」)の未然形に接続して、話者の意志を示す上古語終助詞。万葉集に頻出する。おそらく、奈良時代当時の口語だったのだろう。(家と名を)告のる:求婚、婚約の儀礼(プロポーズ)。そらみつ:「大和」に掛かる枕詞。語源・語義未詳。われこそは告のらめ:係り結び。「われは告のらむ(私は宣言しよう)」を強調した形。 山の辺の道(奈良県天理市)ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2016.03.19
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