わたしのブログ

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2008年11月28日
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カテゴリ: 映画 本
 なんてこった、読んでるうちに、頭がぐるぐるしてくる物語。移送屋を仕事にしているミミ。世の中のは引きこもり、暴力、不登校。などなど。狂っているとされている人がわんさかいる。そういう人を無理矢理ではなく納得させて精神病院にすみやかに連れていく仕事。普通の精神の人には出来ない仕事。ミミはそんな人達を力づくでもなく、言葉や態度で説得できる力を持っている。
 でも、一人の少年だけは違った。この物語の中でとても印象に残っているのは、携帯電話とパソコンとゲーム。今の世の中、なくてはならない物。でもそれらの電化製品は微量だけど電磁波を出して、少しずつ、少しずつ、私達の脳を破壊している。実際にはどうかは分からないけど、私自身、携帯やパソコンを怖いと思った事はある。
 私は結構それらの物に執着しない。なければないで生きていける。実際、携帯を失くした時も、パソコンが壊れた時も、まっいいかって思った。そして何故かほっとした。縛られるのが嫌いなのだ。でも友達を見ていると、私と話しているのにメールが来ると、私の話はそっちのけで必死にメールを返している。もの凄く必死に。若い子なんてもっとそうだろう。
 メール。勝手に送って、言いたい事が言える。でも、それに慣れてしまうと世の中、少しずれた子が増えるような気がする。私は古い人間なんだろうか。もともと電話でさえ好きではない。相手の顔を見て話したいのだ。その人の目を見て。
 今、世の中には異常な事件が増えてきていると思っていた。でもこの本を読んでそんな人は昔からいたのだと思った。戦で頭を持ち帰るなんて狂気だ。今、この時代が平和だから、そういう人が突飛に見えるだけなのか?02-lovemusic-a.gif





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最終更新日  2008年11月28日 22時15分52秒
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