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2009年01月12日

手紙　(東野　圭吾)　本

(4)

カテゴリ：映画　本

　もしも自分の兄弟が、自分の為のせよ、殺人事件を起こしてしまったら、自分ならどうするんだろう。この本の兄は弟の学費の為に空き巣に入り、家の人に見つかり、とっさに殺してしまう。そして、刑務所に入る。
　弟はその事で世間から白い目で見られ、兄の事件に為に就職も恋もうまくいかない生活になってしまう。兄は弟に毎日、手紙を出すけれど返事など１度も書かずに、いつしか兄を恨むようになる。
　私には弟が２人いる。どちらかが殺人を犯したら、きっと家族はバラバラになると思う。それぐらい、人を殺すというのは本人だけではなくて周りをも巻き込むものだと思う。
　この弟は、何も悪いことなどしていないのに、、兄のせいで暗い孤独な人生になってしまった。
　ようするに、差別だ。生きていくには人間関係が付いてまわる。そして差別もなくならない。私だってとてもその人が良い人でも家族に殺人者がいると思うと、その人とは関係ないと思っていても、引いてしまうだろう。
　殺人を犯した者。その家族のそれからの人生。そして周りの差別。それぞれの考えも違う。何だか考えさせられた。

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最終更新日 2009年01月12日 11時10分32秒
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■コメント

Re:手紙　(東野　圭吾)　本(01/12)

janji2006 さん

僕もこの作品
本も映画も拝見しました！
兄が刑務所で弟に申し訳なく思いながら…
手を合わせ涙を流すところ…。
ものすごく心に響きました！ (2009年01月12日 17時08分25秒)

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こんばんは

越後屋手代さん

手代もこの本読みました。
自分が兄だったら・・・
自分が弟だったら・・・
なんて、違う立場で想像してみようとしたけれど、
想像なんてできなかったです。わからないですね。実際同じ立場になってみないと・・・

時間が必要ですよね。受け入れるには・・・

(2009年01月12日 19時41分48秒)

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Re:手紙　(東野　圭吾)　本(01/12)

ピカさん65 さん

難しい問題ですね。どちらの立場でも、その苦悩は、大変だと思います。人は残念ながら結果が先に優先してしまいます。
そしてその目で見てしまいます。きっと私もそう思うのです。頭で理解しても行動がそうするか、疑問です。でも人は社会の中で生活していかねば、なりません。
矛盾をふくみながら、生活していくのでしょうね (2009年01月12日 21時32分17秒)

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Re:手紙　(東野　圭吾)　本(01/12)

ハルト227 さん

とても考えさせられる作品でした。
考えても考えても、やはりこの弟の周りと同じように、僕もそういう態度に出てしまうんだろうなと…。
そうじゃいけない。
でも、そうせざるを得ない。

個人は個人である。
でも、家族は家族である。

人の命は尊い。
でも、今は人の命が軽くなってしまっている。
生きることそのものが素敵なことなのに、それを放棄してしまっている人のなんと多いことか…。

難しいです。
考えさせられます。
でも、それによって自分が成長していないことが、なんだかとても悔しいと思える作品でもありました。。。
(2009年01月13日 16時29分39秒)

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