今年の1月にリリースされたThe Vaccinesの6thアルバム「Pick-Up Full of Pink Carnations」。 Vaccinesといえば、たしか私は1stを買ったはずです。けっこう気に入ったはずなのですが…行方不明。 そして、何となく音楽から遠ざかっている間に、すっかり彼らのことを記憶の彼方に追いやっていました。
本当に、この1枚はどの曲もキャッチーで耳に残るんです。1曲目の「Sometimes, I Swear」なんて一発でサビを覚えるくらいのインパクト。核となるのは「Heartbreak Kid」なのかな。明るい曲調なのに詞はなんとも含蓄がある(ように思える)。タイトルだけ見たらまんま「失恋したの?」とか思いますが、読んでみるとそれだけじゃない。と思ったら、アルバムの曲ほとんど全部が、言葉の裏を推測したくなる、実に意味深な歌詞なんじゃないかと思ったりもしました。まだまだ勉強が必要です、私。 「Discount De Kooning (Last One Standing)」や「Sunkissed」も頭の中でずっとぐるぐると回り続けるくらいにキラー・チューンです。Sunkissedの歌詞がなんだかもう好き。甘くて。