Welcome to the Mentor’s world

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2019.05.24
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​​らららクラシックで紹介していましたが来年がベートーベン生誕250年だそうです。色々な特集も組まれるということで楽しみです。
先日のクラシック番組ではベートーベンの交響曲第7番(通称ベトシチ)をマーラーが編曲した版の演奏を聴きました。よりベートーベンが表現したかった音に近づける編曲ということでしたが納得です。マーラーは指揮者でもあったので自分で振ってみてこうしたほうがいいというのを譜面にしたんだと思います。今の時代であれば、オーケストラをマルチマイクで録音して小さい音の楽器の音量を上げればいいんでしょうけど、まだ、クラシックの演奏家でそこまでやっている人はないようです。
でも、ずっと以前に書きましたが小澤征爾とサイトウキネンの録音のメイキングCDを聞くと音の強弱については小澤さんよりもプロデューサーの意見が反映されているようでした。「まだ大きいです」「もっと下げるの」といったやりとりが結構ありました。当然、お二人で曲想を共有していて、小澤さんの求めるバランスが録音で反映されるようにということでしょうけど。
先日のエンター・ザ・ミュージックで指揮者の藤岡さんは高校生の合唱部とプロの管弦楽団の共演のときに会場に降りてバランスを確認していました。いずれ、マイクを使ったより緻密なバランスの演奏をクラシックの演奏会でも聴けるようになるかもしれませんね。
そうそう、クラシック番組のバックアップをしていたらジョン・ウィリアムスプログラムの演奏会ではオーケストラに混じってシンセサイザーが入っていました。いよいよそういう時代になったんですね。うれしいことです。
おっと話がそれました。マーラー版のベトシチの説明をする指揮者がいっていましたがベートーベンには補足が必要と考える後世の作曲家が多くベートーベンの楽譜をいったん解体し再構築したといっていました。耳が悪くなってからは強弱記号のつけ方がおかしいと感じる指揮者が多く、指示を無視したり変えたりしていたというのは知っていましたが、楽器の発達によって音量が変わったので調整が必要というのは藤岡さんがエンター・ザ・ミュージックで説明していました。藤岡さんの指揮する関西フィルではベートーベンの曲を演奏するときは古楽器をできるだけ使っているそうです。そうするとベートーベンの指示記号どおりでも問題ない場合が多いといっていました。いずれにせよ指揮者は作曲者の意図を読み込むことで譜面に書いている指示記号に盲従しているわけではないということですね。
らららクラシックでは仲道郁代さんがピアノソナタ「月光」を説明していましたが、第1楽章の冒頭はダンパーペダルを踏みっぱなしで演奏しろという指示があるそうですが現代のピアノだと音が濁ってしまうけど、ベートーベンが作曲した時代のピアノを使うと音があまり伸びないのでちょうどいい響きになるそうです。ですから現在のピアニストはペダルの踏み方を細かく調整しながらベートーベンが想定した理想の響きを作るそうです。説明した仲道さんは会場にあるピアノの響きや会場の響きを耳で確認しながら細かく調整するといっていました。譜面に書いてあるからと踏みっぱなしにしたら現代のピアノでは作曲者の意図を再現したことにはならないんですよね。
昨日の日記で紹介した小曽根さんは複雑なコードを禁止されていたバッハやモーツァルトの時代の音楽を表現する際、きっとバッハが今の時代にこの曲を作ったら、複雑なコードを入れただろうというところまで読み込んでいるんだと思います。伝記によるとバッハは演奏家としても優秀で演奏合戦?でも連戦連勝だったとか。時にあまりに前衛的な曲を作って教会での演奏を禁止されたということですが、これは今のジャズに通じると思うのです。もちろん、今のままのバッハでも聞き手は充分感動できますが演奏家は常に作曲者の意図を汲み取りつつ自分の感情を表現するのだから、譜面を無視しているということではないと思いますね。
さて、今日は猛暑がトップニュースでした。今年は4月に雪が降り5月に真夏日。異常気象について書きたくなりますが、これも心のどこかで将来の話だろうという気持ちで書いていたのであって、現実となると怖いので書きませんし忘れることにして、今を楽しもうと思います(^o^)





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Last updated  2019.05.24 20:58:55


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