Welcome to the Mentor’s world

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2019.11.07
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​​項を改めました。次はパロディについて。
これについては山ほど出ていますがお勧めできるのは限られます。僕もたくさん持っていますが読み返す気にならない作品がほとんどです。舞台設定を現代にしている作品もありますし、原作者が存命なら怒り狂うような作品もあります。もっとも、先のブログに書いたとおり原作者はホームズが嫌いだったので、原作をもとに演劇が作られた際に脚本家が「ホームズを結婚させてもいいか」とドイルに質問したら「結婚させようが殺そうが好きにせよ」と返事をもらったそうなので、どうとも思わないかもしれませんが。ひどかったのはホームズが馬と交尾させられそうになり、馬と比べて粗末な持ち物が理由で振られたなんてやつです。
逆にパスティーシュといってもいいくらいの出来栄えのものもあります。以下、紹介いたします。
「シャーロック・ホームズの優雅な生活」
先日、イングランドに紳士の精神がなくなったと書いたときに久しぶりに読み返しましたが、今読んでも面白いです。といっても聖典を読んだあとじゃないと面白さは半減するかもしれません。
聖典でホームズはバイオリンを弾くのですが、それがストラディバリなんですよね。聖典では質屋で安く売っているのを見つけたとありますが、そんなことはありえないということで様々な説をシャーロッキアンが考えていますが、この作品が秀逸。ロシアの貴族である女性が優秀な子種を求めて、その相手にホームズを選んで拉致するのですがホームズはワトソンと恋愛関係にあり異性に興味がないと嘘をついて断ります。ご迷惑をおかけしたお礼にバイオリンをもらったというオチ。
「シャーロック・ホームズの素敵な冒険」
最初に読んだときはあまりの出来の良さに感動しました。聖典でホームズは悪の親玉であるモリアーティと戦って相打ちになり、4年後に帰還するのですが、その4年間の空白がシャーロッキアンにはたまらない謎です。この作品は、それをホームズの麻薬中毒による妄想だとして、その4年間は治療のためだったとしました。傑作です。
「シュロック・ホームズの冒険」「シュロック・ホームズの回想」
これは完全なパロディです。でも、笑えない箇所がないくらいに面白い作品です。これは聖典を知らなくても笑えます。知っていればもっと笑える作品です。ある種、聖典のホームズ物語の矛盾をついている作品ともいえます。
例えば、聖典のホームズは物語の最初に依頼人の職業などを見ただけで当てます。この作品は同じことをするのですが全部外れます。
秀逸なのは女性が隠した手紙を探す手段。聖典では偽の火事騒ぎを起こします。ホームズ曰く、「女性は緊急の際に一番大事なものを守ろうとする。母なら子のところに行くように。だから彼女はきっと手紙の隠し場所に行く」と。実際にそうでした。ところが、この作品は違います。同じく偽の火事騒ぎを起こしたのですが、女性が駆けつけたのは消火器のある場所。しかも、その裏に秘密の通路があるというオチ。
この作品は傑作選ということで全部を翻訳してあるわけじゃありません。僕としてはどんなにつまらなくても全部の作品を読みたいと思うのです。
他にもワトソンが女だったとか、生まれ変わって犬になったとか、ふざけた話が山ほどあります。ただ、これらも聖典を知っているから楽しめるものじゃないかと思うのです。是非、ホームズを読んでください!!






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Last updated  2019.11.07 20:26:54


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