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昨日は、台風15号の影響で交通機関がマヒして関東では帰宅難民がたくさん出たようですね。皆さん、お疲れ様でした。こちらでは、夕方ぐらいから雨と風が強くなり、多くの川で警戒水域を超え、緊迫した状況が続きました。かなり昔の話になりますが、仙台南部で集中豪雨があり、その時に冠水した場所が今回また台風の影響で、かなり冠水しました。その被害は隣町まで来ており、さらには家の近くの川も水位が上がってきました。さらには茨城で震度5の地震があり、こちらでも震度3になりました。そのため、心配でなかなか寝付けませんでしたよ・・・。今日も県内のJRは点検のためか動いておらず、午前中運休となっていますが、今日はどうなるか分かりません。高速道路、冠水した道路も朝は通行止めが続いていましたが、徐々に開通し始めたようです。電車が動いていれば会社に行こうと思っていましたが、この状態では今日も休みになりそうです。明日からは3連休、無駄な2日の休みを加えると5連休です。でも、全然休んだ気になりませんね・・・。沿岸部の被災地では、かなりの地域で避難勧告、避難指示が出されました。特に東日本大震災で地盤沈下した地域は、自宅への浸水が深刻だったようです。今回作られた仮設住宅も、豪雨の影響で浸水するところが多かったようです。やっと避難所から生活できる場所に移った方には、傷口に塩を塗られた気分で大変な思いをされたでしょうね。台風は東北から去ったものの、いまだに河川の水位は高めを推移しており、地盤が雨で緩くなっている地域もあるでしょうから、十分に気をつけて下さい。仮設住宅がそんな状態なのに、財務官僚から「野田さんの財務相時代の最大の功績」と呼ばれている、豪華公務員住宅の建設を再開しました。総事業費約105億円で850戸を建設。家賃は新築3LDK(75平方メートル)で約4万円、駐車場も月額3262円と民間相場の3分の1以下の格安です。 復興増税を行って被災地を支援するとうたっているのに、このような行為は許されるものではありません。これでは自民党時代の「役人天国の復活」と言われてもしょうがないでしょう。無駄遣いを無くさない限り、国民は復興のためとはいえ、増税には賛成しませんよ。さて、台風の影響が一番気になるのが、ほぼ台風が直撃だった福島第一原発への状態です。震災では無傷だった6号機のタービン建屋地下1階で、配管が貫通する壁の隙間から、毎時4トンの水が建屋側に流入していると発表されました。また、1・2号機の中央制御室そばにある見学者用のギャラリー室で、6時間で約4リットルの雨漏りが発生し、バケツなどで対処したそうです。原子炉建屋のカバーの設置など、大型クレーンを使う作業は全面的に取りやめていましたが、やはり建屋内の汚染水は増えたそうですが、あふれ出すほどではないと発表しています。私も心配で、ふくいちライブカメラを見ていましたが、突然画面が映らなくなり、何かあったのではと心配しましたが、約1時間後にカメラは復旧しました。ネットでも映らなくなって大騒ぎになっていましたね。台風の影響で放射線量が上がった?という話もありますが、こちらに関しては真相は定かではありません。こちらについては、これから情報が出始めると思います。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月22日
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昨日も書きましたが、台風15号の影響でかなりの地域が冠水や浸水し、大変な状況になっていますね。これから本土に上陸しますので、被害はさらに大きくなる可能性があります。関東、東北の皆さんも、これから台風の影響が出てくると思いますので、避難できる最低限の準備だけはして下さいね。国土交通省によると、東北、関東では、東日本大震災で被害を受けた河川の堤防2115か所が応急的な復旧にとどまっており、台風15号の影響で急激に水位が上昇すると決壊する恐れもあるとしています。 そのため、利根川や那珂川などの主要河川について、水防団の出動や住民に避難を呼び掛ける目安となる水位を引き下げたり、巡視態勢を強化しています。冠水や洪水で死亡する人は戸外で流されるケースが多いため、「土砂災害の危険があるときの早期避難は大切だが、マンションなど高い所に住んでいる人は、無理に避難しない方が賢明。50センチの冠水でも流れがあれば、歩けず、自動車も浮くので浸水地域には入らないでと呼びかけています。 宮城県では、まだ雨風は弱いものの夕方からの豪雨に備えてか、東北新幹線(山形新幹線は運休)以外のJR全線は朝から運休となっています。そのため、沿線の学校もかなり休校になりました。高速道路も通行止めのところが多く、電車の代わりにマイカーで通勤しようとする方々の車で幹線道路は大渋滞のようです。私はというと、JRの運休情報を確認して早々に休みにしました。今年に入って、休みを取るときは地震や台風の影響で電車が動かないケースばかりです。昨日、仕事を持ち帰ってくればと後悔しています。まあ、近くに一級河川も流れていますので、最悪の場合、家族を連れて避難しなければなりませんので今日は家に居た方が良いかもしれません。こちらに「台風15号 今後の注意点は」ということで記事が載っていますので、参考にしてみて下さい。どちらにしても道路が冠水したり、浸水が始まる前に避難することが大切なようです。既に浸水が始まっている場合は、逆にむやみに外に出ない方が良さそうです。東北に台風の影響となりますと、やはり福島第一原発への影響が気になります。先日の報道で、福島第一原発には、高濃度の汚染水がたまっている原子炉建屋などの地下に一日当たり最大で 500トンほどの地下水が流れ込んでいる可能性があると発表されました。そのため、原発建屋の雨対策を行っても、雨によって地下水が流れ込み、最悪汚染水があふれ出す可能性があります。前回上陸した台風12号は、それほど東北に影響を及ぼさなかったため、今回の15号によってどのような影響があるか心配です。こちらは、東京電力の原発事故後の対応を批判している海外の報道番組です。やはり東京電力の対応は、海外でも酷いと思ったようです。東京電力は対応に皮肉を言われ笑いものになり、企業の無能さを世界に広めてしまったわけです。逆に、本店のエリート連中からの無理な命令に、高濃度の放射能を浴び続け作業を行う作業員たちのことを、「サムライ」と賞賛しています。でも、今も頑張ってくださっている彼らのことを考えると、正直心が痛みます。政府は年内に冷温停止を達成できるとしていますが、現場や専門家から言わせると、有り得ないようですね。小出助教授は、燃料棒が溶けてメルトスルーしている状態で「冷温停止」という言葉を使う自体間違っているとしています。こちらは福島第一原発の現場に携わっているとされる方のツイッターでのつぶやきです。前にもつぶやいたけど、炉内燃料の状況も全然わかんないのに計器もどこまで信用していいのかわかんないのに、純水じゃない有機物の入った淡水で冷却してて、いつゲル状の汚染水が詰まって循環冷却が止まるかわかんないのに…未だに原子炉建屋が高線量でまともに入れないのに…。冷温停止宣言なんて有り得ない。パフォーマンスや偽りの安心感与える為なら宣言なんかしちゃダメだよ。今の状況で絶対に炉内温度100℃超えないって何で言い切れるのかオイラには理解出来ない。もし何らかの理由で炉内温度が100℃超えたら、宣言撤回なんてしたらって考えると怖いよ。国民や世界にはありのままの現実を伝えないと。この福島原発の収束はそんなに簡単な作業じゃないよ。もう一度冷温停止って言葉の意味とそれを宣言する重要度を考えて欲しい。そう考えると、今も東電本店のエリート様と政府が、現場も知らずになのか、また情報隠ぺいなのか分かりませんが、ウソばかり言っていることになります。このようなことばかりしていると、これからも世界の笑いものになるのでしょうね。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月21日
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本日2回目の更新です。また、台風の影響で大変なことになっているようですね。こちらからは何もできませんが、少しでもお力になれればと情報提供です。こちらでも雨脚が強まってきましたが、台風の影響で、名古屋市や兵庫県淡路島などで、およそ56万7000世帯132万人余りに避難の指示や勧告が出されています。現地の画像はこちらのまとめサイトで確認できます。豪雨ばかりか、竜巻の画像まで確認できます。地下鉄なども水没しているようで、尋常ではないことが伺えます。かなり、つながりにくい状況になっていますが、各河川の状況は以下のHPで確認することができます。・国土交通省 中部地方整備局 庄内川河川事務所 ・国土交通省 木曽川上流 画像Web ・豊川・矢作川 また、名古屋市のHPがつながりにくいようですので、市から出ている「避難行動の目安」を転載します。名古屋市は自衛隊に河川氾濫地域への災害派遣を要請したそうです。これからさらに雨量が多くなる可能性が高いので、十分に注意して下さい。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月20日
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今日も昨日に引き続き、雨で気温も20度前後と寒い1日になりそうです。通勤でも上着を着ている人が多かったですが、何も考えずに家を出た私はワイシャツが雨に濡れて震えていました(笑)。だれか私の体を暖めて(爆)。テレビでは、いつものように隠ぺいしたいのか軽くしか報道されませんでしたが、昨日の東京での脱原発デモは物凄い人だったようですね。テレビでは、少なめに2万人とか3万人と報道していましたが、主催者側の公表だと6万人超えだったようです。いつになったら、テレビは本当のことを報道してくれるのでしょうか・・・。枝野経産相は大臣就任会見で「脱原発なのか原発推進なのか」を記者団に聞かれ、「国民的議論を見て」と答えています。原発事故後とはいえ、これだけの人が集まるデモはそうそう無いのではないでしょうか?枝野さん、本当の国民の声は届いていますか?東電から嫌がらせのように200ページにもなる賠償請求の書類が被害者のもとに届き、高齢者らからは「読むだけで大変」、「簡単に請求できないように複雑化しているのでは」と物議をかもし出していました。平野復興対策担当相は、新潟県長岡市に、福島県から避難している被災者と懇談し、東京電力に対し原発事故の損害賠償請求手続きを簡略化するよう求める考えを示しました。平野氏は懇談後、東電が避難に伴う交通費などの領収書添付を求めていることについても「もっと簡便な方法でやるべきだ」と記者団に語っています。そもそも地震、原発事故と、ただならぬ状況下で、着の身着のまま避難した人達に領収書を求めるのは酷でしょう。停電で領収書をもらえないケースもあったかと思います。なぜ被害者に対して、こんな状況にした東京電力から、そんなことを言われなければいけないのでしょうか?領収書が無ければ駄目と言われる筋合いは無いかと思います。こちらは衆議院議員河野太郎さんのブログですが、隠蔽された原発事故をたくさん紹介しています。一部を抜粋して紹介します。例えば、1978年11月2日に東京電力福島第一原子力発電所三号機で臨界事故が起きています。日本で起きた最初の臨界事故だったとされています。操作ミスで制御棒五本が抜け、午前3時から10時半までの7時間半臨界が続いたと思われます。しかし、この事故は発生から実に29年間も隠蔽され、1999年に起きた北陸電力の志賀原発一号機事故の調査に関連して東京電力から同様の事故が過去に起きていたことが経産省に報告され、事故発生から29年後の2007年3月22日になってようやく事実が公表されました。(省略)「制御棒の想定外の引き抜け」と称される事故は、この 1978年11月の福島第一三号機の事故を最初に、 1979年2月東京電力福島第一原発五号機、 1980年9月東京電力福島第一原発二号機、 1988年7月東北電力女川原発一号機、 1991年5月中部電力浜岡原発三号機、 1993年6月東京電力福島第二原発三号機、 1996年6月東京電力柏崎刈羽原発六号機、 1998年2月22日福島第一原発四号機、 1999年6月18日北陸電力志賀原発一号機、 2000年4月東京電力柏崎刈羽原発一号機、 2007年6月東北電力女川原発一号機とたびたび起きています。こんな隠ぺいばかりしている企業に、また原発を再稼動させ、安全性を任せて良いものでしょうか?昨日に引き続き、また外務省ネタですが、東京電力福島第1原発事故による日本の農産物や観光などへの風評被害対策として、フェイスブックやツイッターなどソーシャルメディアの発信者を海外から招く準備に入ったと外務省が発表しました。世界で5億人以上が利用するとされるソーシャルメディアが、中東政変などで大きな影響力を見せていることに着目した試験事業だそうです。被災地を回った発信者に、安全性や感動を伝えてもらうことで、風評被害の緩和を狙う見込みです。海外の情報発信者を使って、国内で得意の情報操作でも行おうとしているのですかね。おそらく招待された外国人は、「安全」と言わざるを得ないような差しさわりの無い場所を案内されることでしょう。そして税金をたくさん使ったVIP待遇で、満足して帰ると思います。そして国の思惑通り「良いところ」「安全な場所」だと書く人がいるでしょうね。ただ、「安全」というのは、強要されるものではなく個人が判断するものです。それを根拠の無い暫定基準値を盾に風評被害のせいだと一方的に言っているのは国、自治体です。そんな偽りの「安全」を税金を使って海外にアピールするのであれば、より厳しい検査、情報公開をする方が「安全」性をアピールできるかと思います。こんなものに税金を使う余裕があったら、より安全性を高める仕組みを構築して下さい。自治体の長が笑顔で食品を食べて、根拠の無い安全性をアピールすることは、国内はもとより国外では絶対通用しませんよ。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月20日
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今日は昨日と打って変わって、朝から霧雨の降る雨模様で、最高気温も21度と、肌寒い日になっています。昨日も飲みすぎたので、今日は家で大人しくして、明日のエネルギーを蓄えたいと思います。でも、しっかりお腹には脂肪というエネルギーをしっかり蓄えていますが(笑)。こちらでは東日本大震災翌日に、停電が解消されたところはほとんど無いため、テレビを見ていた人はごくわずか(ワンセグ、車載テレビぐらいでしょうか?)だと思います。その震災翌日の2011年3月12日14時すぎの報道番組で、「福島第一原発で炉心溶融が始まった」との速報が入っています。「炉心溶融」=「メルトダウン」を原子力安全保安院が認めているわけです。やはり一度メルトダウンを認めたのは事実だったようですね。しかし、その翌日である13日には、一転してメルトダウンを政府、東電も一緒になり否定し始めます。これは明らかに情報統制ですよね。東日本大震災と福島第1原発事故で収入が激減した被災者について、岩手、宮城、福島3県の42市町村のうち9市町村が個人住民税の減額や免除をしていないことが、分かりました。減免している自治体の間でも対象者の条件に差が生じており、住民からは不公平だとの指摘が出ています。42市町村は、大津波で被災した沿岸の37市町村と、原発事故の避難対象区域、緊急時避難準備区域にある5市町村です。被災者への住民税課税について、検討中の福島県飯舘村を除く41市町村は、新たに条例や規則などを整備し、納税義務者が死亡・行方不明になったり生活保護を受けていたりする場合に全額免除で一致しています。自宅が半壊以上と認定された被災者についても、対象者の所得で差はありますが、減免措置を講じる点は同じです。一方、自宅の被害が一部損壊以下にとどまったものの失業などで収入が激減した住民については、対応が別れています。私の住んでいる町も被災した町の1つですが、やはり自宅が一部損壊で修理が必要な方や、家が無事でも会社が被災し職を失った方など中途半端に被災を受けた方には、義捐金も支給されず、ほとんど対応が無いのが実情です。私も一度、会社が倒産し職を失った時に、住民税が高額でしたので免除もしくは控除できないか役所に相談したことがあります。しかし、役所の答えはノーでした。なぜなら住民税は前年分を今年に支払う仕組みのため、基本的には後払いで、今がどうであろうと関係無いのです。そのため、ハローワークから失業保険をもらって税金を支払わなければならないという厳しい状況におちいりました。今回は震災の影響があまりに大きく、今でも全うな職に就けない方が大勢いらっしゃいます。そのような方の中には、すでに失業保険の受給も尽きて、健康保険料、住民税、固定資産税なども支払ず、援助も行ってもらっていない方が大勢いらっしゃいます。当然、家の修理なども行えず、半年経った今でもビニールシートを貼ったりして応急処置をしたままの状態です。それなのに、今度は復興財源のための増税論が検討されており、仮設住宅に住むような被災された方、被災地以外の被災されなかった方より、中途半端に被災された方が一番苦労しているのかもしれません。そのような方にも状況に応じて、支援してもらえる仕組み作りを検討して欲しいです。どうしても被害が一番酷い人たちに真っ先に支援するのは理解できますが、おそらく被災地を知らない人たちは、もう十分支援しているものと思っているでしょうから・・・。外務省は、今年度の第3次補正予算案の要求項目を取りまとめ、この中で、被災地で生産された工業製品や水産加工品の風評被害を払拭するため、こうした産品をODA(政府開発援助の予算)を使って購入し、開発途上国に無償で提供する取り組みが打ち出されています。この試みには賛同はしますが、工業製品ならまだしも食品については、十分放射能汚染のチェックを行ってから輸出するようにしてもらいたいものです。無償とはいえ、風評被害を払拭するために開発途上国を利用するのは間違いありませんので、セシウムを輸出するようなことが絶対無いようお願いします。そうしないと結果的に、さらに風評被害を悪化させることになり、開発途上国の国民の皆さんにも迷惑をかけることになります。その重要性を外務省がしっかり認識していれば良いのですが・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月19日
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今日は3連休の中日ですが、こちらでは33度と日差しが暑い1日でした。こちらの恒例の行事である芋煮会を行いましたが、ずっと屋外にいたのですっかり日焼けしてしまいました。でも酒を飲みまくりでしたので、全然気になりませんでしたけどね。明日は台風の影響で天候も悪化し、気温も22度ぐらいまでしか上がらないので、連休の疲れを取るようにまったり過ごしたいと思います。そろそろ食生活も摂生しないと、メタボリックアーマーが暴走して、体が呪われてしまいそうです・・・・。皆さんも食べすぎには注意して下さいね(笑)。今日、「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」に多くの有名歌手が出演しているのをテレビで紹介していましたが、斉藤和義氏が「ずっとウソだった」を歌ったことは一切報道されませんでした。やはり、反原発の歌を歌う歌手は公にはならないんですかね。こういうのが、どうも情報操作のようで嫌なんですよね。やはり原発利権の影響は大きいようです。東日本大震災で発生したがれきの広域処理について、放射能汚染を懸念した多くの自治体が受け入れ拒否声明を行っていますが、受け入れを打診した八戸市も、放射性セシウムが1キロ当たり20ベクレル以下の廃棄物に限るとの条件を示しました。すっかり暫定基準値に誤魔化されていますが、原発事故以前は、セシウムが1キロあたり100ベクレル以上は一般廃棄物としては処分ができませんでした。それが、放射性物質を含む焼却灰については、暫定基準値として1キロあたり8000ベクレルまでなら埋め立て可能と改正しました。しかし、その暫定基準値も超える数値が続出したため、8月には地下水への汚染防止策などを講じることで、安全な処理が可能と判断し1キロあたり10万ベクレル以下の場合は一般の最終処分場での埋め立てを容認する方針を決めました。八戸市の原発事故前の全うな基準値から判断すると、受け入れの基準とする20ベクレルは妥当な値かもしれません。しかし、我々が口にする牛肉や米などの食品の暫定基準値は、1キロあたり500ベクレルですから、それより高い数値になります。食べるものより、がれきの受け入れ基準値の方が厳しいなんて、何かおかしいと思いませんか?どちらが正しいかと言われれば、私は八戸市のキロ20ベクレル以下が妥当だと思います。測定器の検出限界のからみもありますが、キロ20ベクレル以上の食品は流通させるべきではないです。ユーロがらみで深刻な財政危機に陥っているギリシャにおいて、大量の公務員が退職を希望する事態となっています。現地からの報道では、15、16日の2日間で辞表を出したのは1万人以上おり、政府が財政緊縮策の一環として公務員の退職金や年金のカットなどを打ち出しているため、もらえるうちにできるだけ多く受け取ろうという考えの方が多くいることから、このような状態になっています。日本も十分財政的に危機的状況なのですから、増税増税とばかり言わずに、このような思い切った政策を行うべきです。そもそも、昔からそうですが、公務員はどんな状況になっても雇用が保障されているというのはおかしいですよね。こちらでは被災者のの多くが職を失っている状況が今も続いていますが、公務員と呼ばれる人たちは人員を削減するわけでもなく、夏のボーナスも支給され、震災前と何も変わていません。国民、県民、市町村民の生活を守る公務員が、使命を全うできていないのにおかしいですよね。一般企業では経営が厳しくなると、早期退職者を募ることは最近普通になってきました。今の危機的状況では同じようなことを公務員でも行うべきだと思います。おそらく公務員は雇用、老後が保障されるものではないと決めた時点で、私腹を肥やす輩たちは、自分が一番大事なので、貰えるうちに我先にと辞めていくでしょうね。それで、給料が安くなっても日本を良くしようという強い志を持った方達だけが残れば、良い意味でスリム化になり、日本の未来も明るくなるかと思います。私は役所がらみの仕事をしていますが、正直、無用だと思う方を多く見かけます。おそらくその方たちを排除しても、自治体の運用には一切支障は無いでしょうね。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月18日
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今日も暑いですね。台風も来ていますが、どうも最近また地震が頻繁に起きています。震度3~4ぐらいの地震ですが、東北から関東までの至る所が震源地になっていますので、大きい地震の予兆でないことを祈ります。新米が出回り始めていますね。真意は定かでありませんが、こちらで秋田産の新米を検査したところ、1kgあたり100ベクレル前後の値が検出されました。暫定基準値は1kgあたり500ベクレルですので、それでも問題は無い(国が言うには・・・)のですが、秋田県の検査では、全てND(検出せず)だったのが気になります。実は秋田産と言いながら、秋田の米ではないのか、それとも秋田県の検査が甘いのか分かりませんが、これから新米が流通すれば、このような問題が多々出てくるのでしょうね。ちなみにキロ100ベクレルの米を毎日300グラム33ベクレル食べ続けたとして、生物半減期も考慮すると1年後に体内に2300ベクレルの放射性物質が蓄積されることになるそうです。この値が安全性でどのような意味を持っているか分かりませんが、本当に米を食べ続けて私達の健康は大丈夫なのでしょうか? 武田教授が、鉢呂前経産大臣が記者会見とオフレコの場で新聞記者に不適切な発言があったとしたことに対して、「巨悪は問われず??・・・判断力のないのは日本社会かマスコミ報道か?」ということで、マスコミの報道に関して疑問を投げかけています。我々も悪い癖で、マスコミが報道したことは、何の疑問にも思わず全て真実と捉えがちです。ただ、鉢呂前経産大臣が言ったとされる「放射能をつけるぞ」の全文は、誰も分からないそうです。しかも真っ先に報道したフジテレビの記者は、その場にいなかった(もしくはちょっと遠くにいた?)とされていますので、結局真意ははっきりしていません。そして枝野元官房長官が、経産大臣に就任したわけですが、「死の町」より、「ただちに健康に影響は無い」という虚偽の発言の方が指摘されるべきかと思います。こちらの件に関しても、武田教授がブログに書いていますので読んでみて下さい。昨日は宮城県仙台市の南に位置する名取市の沿岸部で、がれきが燃える事故がありました。昨日の朝から燃え始めて、午後になっても消えず、風によって仙台市内にまで煙と異臭が流れてきました。私も夕方、外に出ましたが、やはりビニールが溶けたような臭いがしましたね。そうなると、当然放射性物質のことが気になるのですが、名取市は仙台市同様、比較的放射性物質による汚染が少ないため、おそらく大丈夫だと思います。秋口になると、田舎では野焼きが行われるところが多いですが、今年は遠慮してもらいたいものです。さすがに福島、宮城で、野焼きを行ったという話はほとんど聞いていませんが、岩手では放射能汚染に対する意識が低いのか、頻繁に野焼きを行っているそうです。そのため、放射能汚染を恐れる方から岩手県に苦情が相次ぎ、県から市町村宛に、野焼き禁止の徹底を呼びかける文書が出回ったそうです。普通に考えれば、県民の生活を守る県が、県民から指摘され行動を正すのはおかしな話ですが、県、市町村も放射能汚染に関しては素人同然ですので、間違っていると思ったことはどんどん指摘すべきです。先日の横浜市が埋め立てに汚染された汚泥を使用しようとし、苦情によって中止に追いやられた件もそうですが、国、自治体を動かすことも、我々の自衛手段のひとつです。小さい声でも、それが重なれば大きな声になります。みなさんも、間違っていると思ったことは、そのままにせず、何らかの形で訴えるようにしましょう。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月17日
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なんか9月も後半なのに暑い日が続いていますね。その割に夜は肌寒いので、気をつけないと体調を崩しそうです。そのせいか、昨日は久しぶりに電力使用率が95%を超えました。ただ、東電に電気を借りていた夏に比べれば、供給電力も少なめでしたので、使用率が上がったんだと思います。今日も昨日よりは若干供給量は上がっていますが、それでも93%に上がっています。こちらは東京電力を取りまく原発利権の関係を示したニュークリア・シンジケート図ですが、かなり分かりやすいですね。すでに公になった関係もたくさんありますが、司法・立法・行政・警察・マスコミ・アカデミズム・大企業が、全て原発の利権に汚染されています。東電は放射能汚染だけが得意ではないようですね。これだけ大がかりに癒着しているのですから、国、マスコミを巻き込んでの、情報隠ぺい、情報統制も簡単にできるわけです。他の電力会社も似たようなものでしょうから、日本は完全に原発利権にむしばまれていますね。やはり企業を一度消滅させない限りは、この関係は消えないのでしょうね。まあ、これら関係している輩たちが消滅させるはずもありませんが・・・。福島第1原発事故による放射性セシウムの食品汚染に関連し、厚生労働省が粉ミルクなど「乳幼児用食品」をほかの食品と分け、新基準値を設ける方向で検討していることが、分かりました。7月に内閣府食品安全委員会が「子どもは放射性物質の影響を大人より受けやすい可能性がある」としたための対応のようですが、こんな当り前のことを今頃言う国は、やっぱりおかしいと思います。それだったら暫定基準値の被ばく限度量年20mSvは、間違っていたのでしょうか?間違っていたのであれば、国が謝罪すべきです。その根拠の無い暫定基準値のお陰で、大丈夫だと言われて住み続け、被ばくし続けた子供達がどれぐらいいるか分かっているのでしょうか?武田教授も同様のことをブログに「遅すぎるが朗報・・・乳幼児向け食材の基準変更」として記載しています。国の対応は本当に遅すぎますよね。今も福島(宮城県南部の一部含む)では、人体実験のように自分では線量を確認できない線量計を常に身に付けさせられています。その方達のことを思うと私はとても忍びないです。国の対応を見ると、水俣病などの対応から何も学んでいないのが分かります。また、数年後に国と健康被害者達との訴訟が長い期間、繰り広げられるのでしょうね。原発事故後、斉藤和義さんが政府の対応を皮肉った替え歌「ずっとウソだった」を福島県の会津若松市で歌いました。この替え歌は、本人が歌っているということで、かなり話題になりましたよね。会場では多くの方が涙しながら歌を聴いていました。歌を聴きながら、それぞれの苦労、悔しさを思い起こしていたのでしょう。【本人主演】【画像・歌詞付】どうせ、まだウソついて隠していることがたくさんあるんでしょ?国は早く本当のことを洗いざらい国民に話して下さい。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月16日
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DASH村のひまわり除染企画がスタートしたばかりですが、農水省からひまわりを植えてセシウムを吸収させる実験は効果が小さく、「現時点での実用化は困難」と発表されました。農水省では、5月から福島県飯舘村などの放射線量の高い場所で、農地の放射性物質を除去する実証実験を行っていました。農地の表面を3~4センチ削った場合はセシウムを7~9割減らせることが確認されましたが、放射性物質を取り込みやすいとされるヒマワリを植えてセシウムを吸収させる実験は効果が小さかったようです。 5月に飯舘村で植えたヒマワリが吸収していたセシウムは1キロ当たり52ベクレル程度で、1平方メートル当たりで10キロのひまわりが育つとすると、現地の土壌中にあるセシウムのうち約2000分の1しか吸収できていない計算になります。 すでに多くの場所で放射能汚染を気にする方がひまわりを植えているようですが、結果的にはあまり意味の無いものになってしまいました。専門家の試算によると、福島第一原発事故に伴って、放射性物質の除染対象になる可能性のある地域は、最大で福島県全体の7分の1に当たる約2千平方キロに及ぶそうです。もし、その土地に対して、土を削り取る除染を行ったとすると、除染土壌の体積は東京ドーム80杯分に相当する1億立方メートルに上るそうです。ひまわりの除染も効果無しという結論に至ったため、結局は一番の除染方法は土を削り取ることのようですが、家や道路などは高圧洗浄するとしても、さすがにこれだけ広い地域の土を削り取るのは現実的に無理があるかと思います。特に山間部の除染に関しては、除染自体ができないというのが多くの専門家の意見です。除染の必要性は認識していても、実際に全面的な除染は難しそうですね・・・。田崎和江金大名誉教授の「放射性物質吸い取る細菌 タンザニアで発見」ということで、除染効果があったとの報告がありましたが、そちらの研究はどうなっているのでしょうかね。昨日、横浜市が放射能汚染された下水汚泥を埋め立てに使用するのは、海洋汚染につながるのでは?という話を書きましたが、同じような考えの方がたくさんいらっしゃるようで、横浜市に苦情が相次ぎ、この計画は当面凍結することになりました。林市長は記者会見で、地元住民や港湾関係者などの理解が得られていないことを理由に挙げ、「説明不足だった。申しわけなく思っている」と謝罪しましたが、凍結の期間については「1、2年のように長い時間はかけられない。国とも相談したい」と語っていました。汚泥焼却灰の保管場所は、横浜市だけでなく、どこも満杯寸前で、国の早急な対策が求めらます。仙台に面白い趣向の居酒屋がオープンしました。その名も「復興支援酒場」です。売上げから営業経費を差し引いた店舗の利益全額を東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県に寄付するそうです。営業期間は来年9月30日までの約1年間となります。 この酒場では3県の地酒計94種類を提供し、食への不安をぬぐい去るため、独自に食材の放射性物質検査を行っています。仕入れ額を下げ、寄付金を増やすため、食材や酒類などの現物供与も受け付けています。 私も復興支援のため、会社の帰りに行かなければなりませんね。ただ飲みたいだけだろという突っ込みは無しでお願いします(;^ω^)。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月15日
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また、福島第一原発事故当時の新たな情報が出ましたね。事故から半年経ってから、重要な情報が出てくる自体、おかしな話なんですけどね・・・。福島第一原発1号機の格納容器の圧力を下げることができなかった場合に発生が想定される事象として、原子力安全・保安院が、敷地境界での被ばく線量が「数シーベルト以上」に達すると見込んでいたことが、情報公開法に基づき開示された同院の内部文書で分かりました。7シーベルトが全身被曝の致死量と言われており、敷地内では人が生きていられない状況になる可能性が政府部内で検討されていたことになります。この文書は「1号機において耐圧ベントができない場合に想定される事象について(案)」と題され、保安院が3月12日午後1時ごろに作成しました。保安院の文書では「ベントができない状態が継続する場合、約10時間後(午後11時)に大量の放射性物質が放出される」「気象条件によっては、発電所から3~5キロの範囲において著しい公衆被ばくのおそれがある」としています。 あの、記者会見での口を揃えて言った「大丈夫」発言が嘘だったことがよく分かりますね。やはり明らかに情報隠ぺいかと思います。まともな避難指示も出さずに、想定していたことが現実になったらどうするつもりだったのでしょうね。いったい彼らは、人の命をなんだと思っているのでしょう。もう、後出しジャンケン発言は聞き飽きました・・・。クリックするとPDFで確認できます。この地図は文部科学省が7月29日に発表した2011年3月の放射性物質の都道府県別月間降下量の資料の中のセシウム137のみの降下量(単位はメガベクレルなので、表示されている数字を100万倍することでベクレルになります。)を各都道府県ごとにわかりやすく表示したものです。数字だけの資料で見るよりも非常にわかりやすいですね。3月に、これだけの放射性物質が大地に降り注いだのですね。これなら、岩手、山形でのセシウムによる汚染牛(稲わら)、静岡でのお茶の汚染なども納得です。宮城、福島は震災後、自治体が機能していなかったため計測不能となっていますが、本当に広い範囲に放射性物質が降下したのが分かります。いまだに放射性物質の放出は続いていますが、なんとかこれ以上汚染が広まらないよう収束させて欲しいものです。と言っていたら、海洋汚染を引き起こしそうな記事を見つけました。横浜市は中区にある南本牧廃棄物最終処分場に、放射性廃棄物を投棄する事を発表しました。中身は、市内で最も高い放射能が検出されている下水汚泥の焼却灰です。南本牧の処分場とは、海水面を埋め立て、新たな「ふ頭」用地を作りだす処分場です。埋め立てに放射能汚染された下水汚泥の焼却灰を使うということは、放射性物質を海に投棄するということです。市のシミュレーションでは被ばく等問題無いとのことですが、そもそも海洋汚染については考慮しているのでしょうか?灰については、コンクリートで固める訳でもなく、ドラム缶などの容器に入れる訳でもなく、「扱いやすいように水分を含ませた状態、まあ、ボソボソくらいの状態にして投入します。」との事です。汚泥の焼却灰の処理については、中間処理施設などの対応が決まるまでは、移動をさせず、厳重保管する事、それに対しての予算は国が負担すると国が名言しなければ、保管場所に困った自治体が、独自の法解釈を行い、今回の対応のようなことを強制的に行っていくと思います。これでは、日本が本当に汚染国家になってしまいますよ・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月14日
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昨日書き忘れましたが、日曜日に放送された鉄腕DASHのDASH村見ましたか?福島第一原発から30km圏内にある村ですから、かなり汚染されているだろうというのは想像できます。JAXAの専門家と一緒に、防護服に空気清浄機まで付けた重装備でDASH村に入ったら、線量計は軽く10μSv/hを超えているのには驚きました。草むらでは20μSv/h、落ち葉にいたっては30μSv/hを軽く超えていました。残念ながら、これが放射能汚染の現実なのでしょうね。滞在時間は2時間に限定されていましたが、それでもこの近くには今も普通に生活されている方がいらっしゃいます。福島県では、県民の被ばく量の検査を実施し、健康には問題無いと結論付けていましたが、今も放射性物質が放出され続けている現在進行形なのに結論を出すのは早いでしょ・・・。そうそう、ちょうど福島第一原発事故から半年の昨日、フランスの核廃棄物質処理施設で、爆発が起き、1人が死亡、4人がけがをしたそうです。今のところ、この爆発による放射能漏れは確認されていないそうですが、原子力大国フランスでも事故が起こったとなれば、世界の原子力に対する見方は当然変わるでしょうね。先月の8月26日に放射能測定器を導入した野菜売り場 『福島さんの野菜』が東京にオープンしました。こちらのお店に訪問した方が説明を詳しく書いてありますので読んでみて下さい。まさに私が求めていたことを全て行っているお店です。 最近は情報公開もろくにせず、暫定基準値以下で安全なのに危険性があるというのは「風評被害」と訴える自治体の長が増えてきています。そもそも暫定基準値自体に安全性の根拠が無く、それ自体が消費者の不安をあおっていることになぜ気が付かないのでしょうか?買う買わないを決めるのは、売る側ではなく消費者です。不安をあおる暫定基準値を排除し、徹底した独自検査、情報公開をすることが、「安全性の可視化」につながり、消費者の不安を解消して、信頼を得られる一番の近道です。こちらのお店のように、世界でいちばん厳しいと言われるウクライナの基準を採用し、これでもかという検査を行って安全性が保証されているのであれば、被災地支援ということで買おうと思う消費者がまだまだいるのも事実です。宮城県の有名な日本酒一ノ蔵ですが、今年の仕込みに使用する酒米は新米を使わず、昨年の酒米を使用しての仕込みを行うそうです。新米を使わないのは今年が初めてのことだそうですが、やはり消費者が放射能汚染を気にしているのを懸念しての対応だと思います。今後はこのような、より安全性を追求したお店が生き残って行くのでしょうね。そうなれば他のお店でも追従せざるを得なくなり、安全性の競争になるのは消費者にとっては大歓迎です。「安全だ安全だ」とアピールすれば消費者が食いつく時代は、これだけ汚染が進んでいる世の中では、残念ながら終わっていますよ。こちらのツールは、ベクレルをシーベルトに変換するためのツールです。入力された ベクレル値を シーベルト(Sv/kg)に変換する簡易ツールとなります。 計算で利用している係数は、ICRP Publ.72 の値です。 (bq.filil.net は、スマートフォンに対応しております。アプリ代わりにご利用下さい。)シーベルト(Sv/Sievert)とは、放射線が人に与える影響の単位です。ベクレル(Bq/Becquerel)とは、放射性物質が放射線を出す能力を表す単位です。私のような「シーベルト?ベクレル?」と言っている素人には、このようなツールがあると数値の理解に役立ちますね。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月13日
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福島第一原発事故をめぐる不適切な言動で辞任した鉢呂前経産相の後任に、枝野前官房長官が内定したようですね。こんなに頻繁に大臣が変わっては、認証式を行う天皇様も大変でしょう・・・。 鉢呂前経産相の発言については、記者クラブが言葉の揚げ足取りを行って辞任に追いやったという話もあり、意外にネット上では辞任する必要はなかったのではという声もかなり上がっています。「放射能がうつる」についても、鉢呂前経産相が防護服のままで現れ、「防護服は脱がないのですか?」という記者の質問に対し、イラだった鉢呂前経産相が「忙しくて脱ぐ暇が無いんだ。放射能うつしてやろうか」みたいな発言だったと聞いています。それでも大臣の発言としては問題かもしれませんが、各マスコミによって発言した言葉が違うので、どうも記者クラブによって作られた感じもします。(読売「ほら放射能」、朝日「放射能をつけちゃうぞ」、毎日「放射能をつけたぞ」、日経「放射能をつけてやろうか」、産経「放射能をうつしてやる」、FNN「放射能を分けてやるよ」)どこのマスコミも発言の全文は載せていません。記者クラブが大臣の職を追いやったのであれば、原発事故後、数々の嘘を公表した輩たちも吊るし上げて欲しいものです。それに関しては、マスコミも賛同して公表した分、同罪で批判できないのは分かっていますが・・・。「ペンは剣より強し」ということわざが使えるマスコミはどこに行ってしまったのでしょうか。昨日、東京で行われた脱原発デモの報道も、1万人を超えるデモより、逮捕者が出たことを公表していますし、参加人数もかなり目減りさせて報道しているようですしね。こちらも問題発言かと思いますが、9月11日のNHK「日曜討論」で自民党の石原伸晃氏が「市民が使用している4~5万円の線量計は正確ではないので、市民には線量を計らせないようにしないといけない」という趣旨の発言をしたそうです。確かに学者、専門家と呼ばれる知識人?からすると、測定器は○○式だから正確な数値は分からないとか、測定方法が間違っているなど、素人が測定していることに対して言いたいのは理解できます。しかし、放射線量が高い、低いぐらいは、数値が違っていても判断できるかと思います。もし、そのような趣旨の発言であれば、「市民が使用している4~5万円の線量計は正確ではないので、市民には線量を計らせないように国、自治体がより細かな測定を実施し公表しないといけない」が正しい見解でしょうね。石原伸晃氏は、別の場で911テロを肯定するような発言もしていますし、これだとまた情報統制、隠ぺいの邪魔をするなと言っているように聞こえます。まあ、どちらにしても、いつも被災地はかやの外ですけどね・・・。東日本大震災後、乳幼児を持つ母親で「子どもが煩わしくてイライラしてしまうこと」が「よくある」「時々ある」と答えた人は7割に達することが、ベネッセ次世代育成研究所のインターネット調査で分かりました。同社が昨年行った郵送調査では、同じ回答は54%で、震災は子育てにも大きなストレスを与えているようです。確かに子育てはただでさえ大変な仕事だと思いますので、自分に余裕が無い時の子育ては、やはりかなりのストレスにつながるのでしょうね。しかも、放射能汚染から子供を守ろうと、気にすれば気にするほど、さらにストレスがたまりますから・・・。母親の気持ちは十分分かりますが、震災でストレスを受けているのは大人だけではありません。子供も、あれだけの震災を目の当たりにすればストレスが生まれないはずはありません。子供を守ってあげられるのは、父親ではなくやはり母親かと思いますので、なんとかストレスを解消して、子供のために頑張って欲しいと思います。母親のストレスを解消するのは、おやち”の役目というツッコミがありそうですが(滝汗)。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月12日
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今日で3月11日の東日本大震災から半年が経ちます。もう半年も経つのかと思う反面、被災地の今の状況を見ると、酷いところでは、まだ避難所暮らしをされていたり、食料の配給に頼らざるを得ない状況のところがあったりと、震災の影響は続いています。9月10日現在での死者・行方不明者は1万9867人。このほか、不明のまま死亡届が受理され、死者・不明者に含まれない人もいるそうです。避難生活者は47都道府県で約8万2000人。学校や公民館などの避難所には依然、約6800人が生活を続けています。仮設住宅は今月5日現在で、必要戸数の94%に当たる4万9124戸が完成していますが、車が無ければ生活できないような不便な場所の仮設住宅も多いことから、入居率は84%に止まっています。岩手県は全戸が完成し、宮城県も今月中に全戸の建設が達成する見込みです。福島県は必要戸数の85%が完成していますが、緊急時避難準備区域内での建設予定もあり、一部は未着工のままです。東日本大震災の発生から半年を迎えるのに合わせ、朝日新聞社は岩手、宮城、福島の3県で各県のテレビ朝日系放送局と共同世論調査(電話)を行い、震災に対する見方や放射性物質への不安などをアンケートを取りました。このうち福島の調査では、放射性物質への不安から、3人に1人が「できれば移り住みたい」と答えています。原発事故による放射性物質への不安では「あなたや家族に与える影響について、どの程度不安を感じているか」と4択で尋ねました。「大いに感じている」は岩手32%、宮城34%に対して福島は54%とやはり不安に思っている方が多いことが分かります。 福島県民だけに「放射性物質による被害を避けるため、県外や放射線量の少ない地域へ、できれば移り住みたいか」という質問をしたところ、34%が「移り住みたい」と回答し、中学生以下の子供がいる家庭では51%に及んでいます。 「県全体で、もとのような暮らしができるのはいつごろか」と4択で尋ねた質問では、福島で「10年より先」に68%が集中し、岩手と宮城は「3年以内」と「5年以内」が少なく、「10年以内」と「10年より先」がともに4割でした。やはり皆さん、復興は長い時間がかかると予想されています。 半年間の政府の復興への取り組みについては「評価しない」が岩手で58%、宮城で63%、福島では67%となり、3県とも厳しく見ています。原発事故への対応でも「評価しない」が3県とも8割前後に上っており、国への不満を伺わせています。 私も震災が無ければ、このブログは当の昔に止めていましたが、震災の状況を多くの方に知って頂きたいと「みっちゃん震災録」なるものを震災直後から書き始めました。その後は、原発事故が続いていましたので、事故対応の情報、国、自治体の放射能汚染対応に対する不満を書き綴ってすでに半年が経ちました。まさか半年経っても原発問題でブログを書いているとは当初夢にも思いませんでした。半年経っても原発事故は収束しておらず、政府、自治体の対応も遅さを感じています。これでは、いつになったらブログを止めれるのでしょうか・・・。まだ先は長そうです(><)。昨日は、楽天マー君、日本ハム祐ちゃんの夢の対決でしたが、やはりプロでは先輩のマー君が貫録勝ちしましたね。マー君は、9回裏に押し出しで1点を与えてしまったため、完封とは行きませんでしたが、かなり悔しがっていましたので、本当は完封で決めたかったのでしょうね。佑ちゃんも登板当初は、プロとアマの実力の違いを見せ付けられていましたが、最近はプロらしい投げっぷりになってきていますので、来年が楽しみです。佑ちゃんが日本ハムのエースになり、エース対決で緊迫した投手戦を繰り広げてくれるのを今から楽しみにしています。原発事故後、ほとんど情報が公表されなかったため税金の無駄遣いと言われていた緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を使った放射性物質の拡散予測がついに開始されることになりました。3時間後までの拡散予測ですが、1時間置きに公表されるため、リアルタイムな情報を取得することができます。これで名実共に、スピーディーになれるわけです。しかし、日本独自の放射能拡散予測が始まるのに、東日本大震災から半年もかかってしまいましたね。緊急時を想定したシステムが、緊急時に使えないものだったとは、本当に悲しくなりますが、今回の失敗を踏まえ、次?からは万全の対応を行ってくれると信じたいです。公開は12日からとしていますが、すでに文部科学省のHPにて、試験的?に情報公開されています。これからは、こちらで放射性物質の拡散予測を確認願います。でも、国の情報提供ではいつものことですが、PDFでの公開は止めて欲しいです。天気予報のように画像で公開を行い、携帯などからでも簡単に閲覧できるようにしてもらいたいものです。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月11日
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2006年の夏の甲子園大会決勝を沸かせた東北楽天・田中将大、日本ハム・斎藤佑樹両投手のプロ初対決が本日10日、Kスタ宮城で実現します。この2人の対決については、シーズン前から楽天星野監督と日ハム梨田監督とも乗り気でしたが、どちらも最初に行うのは自分のホームでと腹の探りあいが続いていました。そのため、シーズン終盤まで実現することはありませんでしたが、梨田監督の方が被災地ということで今回折れた形になりましたかね。待ちに待った対決は、ファンならずとも見てみたいですよね。それを証明するかのように、チケットはかなり前から完売で、その注目度合いが分かります。プロ野球の実績からすると、マー君が1枚も2枚も上手ですが、今季のチーム成績は日本ハムが上です。この対決を制するのはいったいどちらなのでしょうか?さて、武田教授に対し、一関市長が抗議メールを送った一件で、一関市長は武田教授の考えに一定の理解は示したものの「青酸カリを持ち出し、一関市の名を挙げることはいかがなものか」と発言しましたが「教授は発言を取り消さないと言っているので、この問題を終わりにしたい」と事実上、終止符を打った形になりました。報道では、「発言を取り消さない相手に何を言っても無駄だから」という感じに書かれているところもありますが、実際のメールのやり取りを見る限り、一関市の汚染が深刻、子供たちを放射能から守る、早急に除染作業を行うという点では、両者とも共通の意識であることが分かります。武田教授のブログに、武田教授の回答に対する一関市長の返信内容も載っていますので、読んで見て下さい。一関市長のメール内容を読むと、市町村で行う放射能測定、除染には限界があり、福島、宮城同様、国の支援が必要だと訴えています。確かに放射能汚染の対策は、県レベルで対応を決定するのではなく、その土地の汚染度合いによって決定すべきです。宮城もそのため、福島の後追い状態で今も対応が遅れています。その1ヶ月程度の対応の遅れでも、そこに住む人の被ばくは進んでいくことを認識して欲しいです。宮城の対応遅れには、放射能汚染に無頓着?な宮城県知事にも原因があります。彼がもっと国に対して対応を依頼していれば、ここまで放置されることは無かったでしょうね。武田教授の発言より、もっと酷いのが経産大臣の発言です。原発周辺区域を「死の町」と表現したり、記者に「放射能をつけたぞ」などと発言したのを聞いて、なんで子供が大臣になっているんだと呆れてしまいました。本当にこちらの方が大問題ですよ。民主党政権になってからというもの、総理、大臣の発言が軽すぎます。自分がそのような立場にあるのか、発言、行動の影響力をしっかり認識すべきです。こんな話が新聞の一面記事になること自体、日本の恥です。彼は松本元復興大臣のように即刻辞めるべきです。当然、総理にもこのような輩を大臣にした任命責任を明確にして頂きたいです。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月10日
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昨日は武田教授のテレビ発言で、一関市長の抗議メールとそれに対する武田教授の回答をご紹介しましたが、タイミングが悪いことに昨日一関市で育成された2頭の牛から国の暫定基準値を超す583ベクレルと532ベクレルが検出されました。この事実に対し、それ見たことかと言う気はさらさらありませんが、まだまだ放射能汚染という意味では、予断を許さない状況が続いているのだと思います。逆に言うと国の暫定基準値以上の肉牛は、流通させないようなしっかりとした検査体制になっているということですので、私のような40を過ぎた方は流通している牛肉は食べても問題無いかもしれませんね。ただ、お子様に関しては、やはり汚染された食べ物は極力食べさせない方が良いと思いますので、親御さんは十分に気を付けてあげて下さい。子供は食べ物を選べませんから・・・。このような状態にしたのは福島第一原発事故ですが、枝野幸男前官房長官は、東京電力福島第一原子力発電所事故後の3月15日未明、東電の清水正孝社長(当時)と電話で話した際、作業員を同原発から全面撤退させたい、との意向を伝えられたと語りました。菅前首相もそうですが、皆さん職を辞すると口がずいぶん軽くなるようですね。東電は今でも、この撤退騒動を否定し続けていますが、このような方から話が出るとなると、間違いなく真実なのでしょうね。原発事故を収束させるのはもう無理だと逃げようとした電力会社が、今も原発再開を目論んでいるとは、異常としか思えません。東電の撤退の意向に対して、政府は福島第一原発の吉田所長に確認を取り、所長が「まだ頑張れる」と言ったため、撤退を認めなかったそうですが、「もう無理」と言われて撤退を認めたらどうなっていたのでしょうね。もし放置していたとしたら、水素爆発どころではなく核爆発を起こし、放射能汚染は今の比ではなかったでしょう。原発どころか数百キロ圏内は人が近づけるような状態ではなくなっていたでしょうね。そう考えると、今回の教訓は絶対生かすべきだと思います。人間が制御不能になるようなものを使い続けてはいけません。もう原発は終わりにしましょう。以前、福島第一原発のふくいちライブカメラに突然現れ、何かを喋りながら指差しをする作業員が映し出されていましたが、その作業員は私だと名乗り出た方がいらっしゃいます。こちらに、指差しをしたのは私だという内容の文書が載っています。真相は定かではありませんが、画像の持ち物を見る限り、福島第一原発になんらかの形で携わっていた方というのは間違いないようです。指差しを行った理由としては、観察するという方向に指差すという反対の方向を向けたい?と思ったからだそうです。言葉を「下層労働者」から「英雄」「作業員さん」に替えただけで、作業員の方々を"私たちとは違う特別な対象"にしてる点で変わらないよね、ということを指摘したかったそうですが、難しい言い回しで、ちょっと意味が分かりません。おそらく見られている側も同じ人間だとか、そのようなことを言いたいのかと思います。さらに現在の使い捨て状態の作業員の扱いに対し、改善するよう抗議を行っている内容も見受けられます。確かに、東電と言いながらも、実際に現場で作業を行っているのは、下請け、孫受け会社の方です。そこで1時間10万円とも言われている費用が、本人の手元に渡るときは1万数千円にまで下がっているとも聞いています。福島第一原発が収束しない限りは、放射性物質は出続け、汚染は拡がる一方ですので、現場で作業を行う方には、なんとか手厚くできる仕組み作りを行ってほしいと思います。ここでも原発マネーをピンハネする輩が存在するとは悲しくなります。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月09日
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難しい問題なので、こちらではあえて取り上げませんでしたが、中部大の武田邦彦教授が、とある番組の子どもの疑問に答える子ども相談室コーナー内で、「東北の野菜を食べたら僕らはどうなるの?」という質問に対し、岩手県一関市の放射線数値を示したうえで「(子供が)東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言しました。ちょっと乱暴な言い回しですが、武田教授的には、子供にはリスクが伴うものは極力食べさせたくないという思いがあったようです。武田教授は、テレビだと言い過ぎの感はありますが、間違ったことは言っていないと思います。第三者が言葉で説明しても、さらに誤解を招きそうなので、武田教授のブログ「良心的な農家とは?」、「なぜ、子供が被曝を心配するのか?」に本人の思いが書いてありますので読んでみて下さい。そのテレビの発言に対し一関市長は、武田教授に抗議のメールを送りました。そのメール、返信した内容もブログに書いてあります。メールを読む限り、一関市長は農家の意見、武田教授は子を持つ親の意見をお互い代表として語っているように見えます。一関市は岩手県の南に位置し、私も田舎が近いということもあり、親しみがある場所です。しかし、3月の風の影響で放射性物質が海から流れ込み、私の住んでいる福島第一原発から80km圏内の宮城県南よりも汚染が激しい状態です。最近では、一関市よりさらに100kmほど北の県庁所在地盛岡市でも、地域の幼稚園で、最高値が毎時2.8マイクロシーベルトという高い放射線量が測定されています。現在は毎時1マイクロシーベルトを超えた幼稚園、小中学校は、土壌を削り取るなどの除染を行い、かなり数値は下がったそうですが、福島第一原発から250km離れた盛岡市でも放射性物質が大量に流れ込んだことが分かります。そもそも抗議文を送るのであれば、このような状況にした東電か政府に対して送るべきかと思いますが、一関市には7日朝からメールが殺到しました。大半は「市長名の抗議は行き過ぎではないか」「抗議先が間違っている。国や東京電力に抗議すべき」と市長の対応を疑問視する声だったそうです。正直、「東北の野菜」という乱暴な発言で風評被害の矛先にされるだろうと思っていましたので、市長の行為に対し賛同はしても、批判する人はいないのではと思っていました。それだけ放射能汚染に対する危険性、食の安全性(特に子供)を真剣に考える方が増えてきているのでしょうね。一関市長は、暫定基準値以下だから安全だと発言していていますが、政府の決めた暫定基準値の500ベクレルも、かなり乱暴な数値だと個人的には思います。政府が言っているように、それを下回っているから「安全」だとは到底思えないからです。参考までにチェルノブイリ原発事故で毎日食べられている食品の現在の基準値と日本の大半の食品の暫定基準値である500ベクレルを比較している表がこちらにありますので、ご紹介します。これを見ると、世界的に500ベクレルという数値が、いかに高いかが分かります。宮城県知事も消費者は数値を見せても分からないから、500ベクレルを超えた超えない「安全」、「安全でない」だけ表記すれば良いと語っていました。こんな中途半端な情報公開こそ、私は風評被害につながるのだと思います。宮城県知事が「消費者は数値を見せても分からない」と言った真意は分かりませんが、少なくても数値を公開すれば、10ベクレルと499ベクレルのどちらを摂取した方が安全かぐらいは誰でも分かるかと思います。どこかのスーパーで商品の測定値を明示しているところがあるそうですが、そのような形で数値が明確になっているのであれば、消費者は選択の権利が出てきますので、暫定基準値が500ベクレル以下でも安心して買うことができます。「すき家」「ココス」などを展開する外食大手のゼンショーは、グループ全店舗で使用する国産米について、今年度産の早場米から産地を問わず、放射線の自主検査を実施すると発表しました。野菜と卵については3月28日から、国産牛肉については7月20日からすでに独自検査を行っています。国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)以下でも、自然界にある数値以上の値が出た場合には、その食材は使用しないそうです。理由としては国の暫定基準値に対し、不安を持っている方が多いため、安心してもらうためだそうです。 「暫定基準値以下だから安全なのに、体に害があるとは風評被害だ」と語るばかりでなく、このような形で独自の厳しい基準値を設け、それをクリアした商品なのだから安全なんだよとアピールする方が説得力があり、消費者は安心するでしょうね。安全のためにもゼンショーのような企業、自治体が増えていくことを望みます。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月08日
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昨日は岩隈が駄目駄目でした・・・。逆にオリックスの金子は調子良かったですね。最近好調の楽天打線が手も足も出ない感じでした。私が取り上げたり、観戦しに行くと負けるので、もうこちらでは取り上げず、こっそり応援したいと思います(T^T)。たばこ1個700円という厚生労働相の発言で、財務相や官房長官が反発し、早速内閣不和が露呈した形になりましたね。たばこは放射能汚染と比較されたり、いつも悪者扱いですが、最近は喫煙場所も限定されているので、普通に生活していれば、よく問題視される喫煙により生じた「副流煙」を吸う受動喫煙はありえないと思います。たばこを吸う人間のたわごとですから聞き流してもらって結構ですが、今はかなり環境が改善され、他の方に迷惑のかけない酒や甘いものの嗜好品と変わりないものになってきていると思います。もし厚生労働相が国民の健康のためと真剣に語っているのであれば、たばこよりも、子供から老人まで影響のある放射能汚染に対して対策を考えて欲しいと思います。こちらの方が長期的に国民の健康に被害を及ぼすものですから、眺めているだけではなく早急な対応を望みます。こんなことを言うと厚生労働相から私の管轄が違うとか逆に言われてしまうのかしら?内閣の狭間に立たされているJTは、たばこの増税に言及したことに対し「販売数量の減少を一層加速する」と反対し、復興財源確保のためだったら、国が保有するJT株を完全売却するよう求めています。政府が保有するJT株500万株を完全売却すれば約1.7兆円の税外収入が確保できるとして、JTの完全な民営化を強く求めました。企業として、国に振り回されるのは、もうコリゴリなのでしょうね。そんな中、肩の荷が下りた感じの菅直人前首相は、いろんなところでペラペラ喋ってるみたいですね。福島第一原発事故の対応については、「事故前から色んな意見があったのに、しっかりした備えをしなかったという意味で人災だ」と語っています。別に菅さんに言われなくても、国民の誰もがそう思っていますが、さすがにその時の総責任者である首相だったあなたには言われたくはないですね。首相を止めたら、もう他人事ですか?あたかも第三者のように話をするのは聞いていて気分が悪くなります。だから日本の政治家は責任を取らないと言われてしまうのです。大臣を辞任すれば、責任を取ったことになり、それで今までの全ての不祥事が解消されるのは、現実問題おかしいですよね。しかも、辞任したほとんどの議員が、そのまま国会議員として居続けるというから困ったものです。「国民のために身を持って・・・」とか言って実践してくれる政治家は、日本にはもういないのでしょうか?こちらにある方の自宅の庭(原発からほぼ300km)で発見した奇形ゼミ8、孵化失敗ゼミ11匹中の一部を紹介しています。例年この庭では、100匹以上のセミが孵化するそうですが、こんな奇形ゼミはいまだかって1匹も見たことがなく、孵化失敗ゼミも、例年では1シーズン1匹いるか否かだったそうです。今年は関東方面でセミの声が聞こえないという話をよく耳にしました。春先に真夏日のような異常気象が原因で羽化が遅れているのが理由と聞いていましたが、今回の件は関係しているのでしょうか?やはり、どうしても放射能汚染が少なからず影響していたのではと思ってしまいます。昆虫は、サナギになって羽化する時点で、変態するため、かなりの細胞分裂を行います。そのため、汚染されていると遺伝子異常が謙虚に現れるのかもしれません(素人なので分かりませんが・・・)。考えたくも無いですが、これが将来、人間の子供で起こったらと考えると恐ろしくなります。そうならないことを祈ります。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月07日
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最近、まったく話題にしなくなりましたが、楽天がジワジワと勝ちを重ね、3位まで上がっていますね。このペースは一昨年のクライマックスシリーズ進出の時の感じに似ています。ただ、4位のオリックスもゲーム差無しで楽天のペースに付いてきているので、今日からの直接対決3連戦の結果が大事です。私も応援に行きたいのですが、行くと負けるジンクスがあるので、テレビの観戦で我慢しときます(T^T)。3勝とは行かなくても、なんとか勝ち越して欲しいです。岩隈、まずは1勝お願い!そうそう、プロ野球といえば、東日本大震災の復興支援として来年7月のオールスターゲームも東北地方で開催する方針を固めたそうですよ。これは野球ファンならずとも被災地にとって嬉しいお知らせですね。来年は、今年行った楽天の本拠地である宮城県のKスタではなく、岩手県を候補地として検討しているそうです。今年のオールスターは、スター選手たちが仙台に集い、前日には被災地の避難所に多くの選手が訪れるなど、勢力的に活動して下さいました。残念ながら、あまりの人気でチケットは買えませんでしたが、震災からまもない時期に、このようなイベントを開催して頂き、多くの被災者が勇気と元気をもらったと思います。最近は、被災地をメディアが紹介する機会も減り、津波の被害が終わった話と捉える人も多いでしょうが、今でも手付かずの場所がたくさんあり、復興と呼ぶにはまだ程遠い状態ですので、来年も被災地を考慮したこの決断には感謝するばかりです。日本政策金融公庫が5日発表した消費者動向調査によると、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響があると考える地域の生鮮食品について、「買わない」と回答した消費者が37.0%に達しました。「買う」「気にならない」との回答約28.2%を上回り、原発事故が消費行動に大きな影響を与えていることが浮き彫りになりました。震災後、生鮮食品を購入する際に重視する項目では「産地」が30.4%を占め、次いで「鮮度」(12.9)、「低価格」(8.8%)と続いています。特に原発の影響を気にする傾向は東日本が強く、原発の影響があると考える地域の生産物について「買わない」との回答は西日本が33.2%だったのに対し、東日本は39.4%に上っています。先日も紹介しましたが、安全宣言された福島の食肉牛が、他自治体の独自調査で暫定基準値を超えたセシウムが検出されては、流通している=安全とは、まだまだ言えない状態です。宮城の食肉牛に関しても、暫定基準値は超えていないものの、4検体中3検体で放射性セシウムが確認(1キロあたり250~420ベクレル)されました。しかし、宮城県のサンプリング検査では全て「ND(検出せず)」でした。これでは「風評被害」というより「リスク回避」で買わない人が多いでしょうね。まずは消費者が信頼できるように、自治体には正しい情報提供をして下さるようお願いします。こちらにフクシマから岐阜に避難してきた人の話が紹介されています。自主避難したその方の話を読むと、いかに国、自治体が何もしれくれなかったか、住民に対し放射能汚染の情報提供が無かったかが分かります。どこまで本当の話か分かりませんが、他の地域で放射能特集を放送している時に、福島ではバラエティ番組を放送していたという話もありました。我々には常識の「放射線量が高いので子供は集団非難したほうがよい」という話ですら、現地では聞いたことがなかったそうです。住民の流出を防ぐために、メディアの情報統制、隠ぺいが行われていたのかもしれませんね。先日、私の住んでいる町の広報でも、年間で外部被ばく1mSv、内部被ばく1mSvまでは大丈夫だから、子供は気にせず砂遊びしても良いし、家庭菜園の野菜も食べても問題ないみたいなことが書いてありました。こんなものをお年寄りが読めば、町が言っているんだから大丈夫という感覚になりますよね。 私もネットが無ければ、正しい情報?(自治体、メディア、学者の安全神話を指摘する意見)が得られなかったかもしれません。それだけ、普通に生活していれば、放射能には無頓着になってしまうんですよね。この方の話が全て事実だとすれば、この対応は住民に対する殺人行為だと思われても仕方が無いのではないでしょうか?すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月06日
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最近、週末が忙しいため、月曜日は脱力感が残り、週明けはかなりテンションが落ち気味です(笑)。それでも、お金を貰って仕事をしているので、しっかり頑張りますよ。今度仙台に来ることになっている関西のお客さんから、仙台や被災地の経済動向など地元でしか分からない情報を聞きたいという難しい課題を与えられました。そのため、なかなか仕事がはかどりません(;^ω^)。阪神大震災の後にあった復興バブルと同様のことが、こちらでも無いかという話だとは思いますが、確かに一部の業種では潤っているものの、まだまだバブルと呼べるようなものは、あまり身近には感じていません。こちらで復興特需と呼べるようなものは、被災地から移転してきた居住者により、新築住宅、賃貸住宅の需要が大きくなり不動産業界がかなり活性化しています。政府による二重ローン対策が明確になれば、新築住宅、マンションなどの需要はさらに増えるでしょうね。また、復興がらみの作業で、県外から多くの土木建設関係の企業が入ってきており、空き気味だったビルの入居率が、震災後かなり上がったと聞いています。新規企業の参入に伴い、県外の作業員などが利用するホテル、駐車場、飲食店、飲み屋などは、震災前よりかなり繁盛しているそうです。復興作業は長期化が予想されますので、こちらに関してはしばらく続くと思われます。今では一般的となった郊外の大型商業施設が、地震による影響で長期休業を行うところが多かったのもあり、仙台市内などの繁華街に人が集中し、商業関係が活性化しているとも聞いています。ただ、6月ぐらいから徐々に郊外の商業施設が補修を終え再開していることもあり、長期的な展望はなさそうです。しかし、先ほど書いたように復興作業で人は間違いなく増えていますので、そちらを対象にしたビジネスであれば十分潤うかと思います。私が知っている復興バブルと呼べるものはこんな感じでしょうかね。でも、私のようなシステム開発業界では、今のところ特に復興の恩恵には与っていません。ここからどうビジネスにつなげるのかが、頭の使い所なのでしょうね。やっぱり私にはセンス無さそう(;^ω^)。それと津波の被害が少なかった場所では、復興より放射能汚染の方に意識が移っていると思います。そちらに関してのビジネスの方が長期的に考えられるかもしれません。先日紹介した一般消費者も利用できる放射能測定所や出張測定、ガイガーカウンターなどのレンタルは、しばらく需要が続くでしょうね。ただ、この手のものは、需要がある正当な商売でも、なんとなく放射能汚染を商売にしている感じがして個人的にはあまり好きではありません。まあ、喜んでくれる人も多いかもしれませんが、こちらには手を出さないでしょう。後は脱原発に推されての太陽光などの自然エネルギー発電関係も被災地では、かなりの需要が見込めるかもしれませんね。こちらに関しては、国、自治体が被災地に対し、今度どのような街作りを行っていくかが焦点になるかと思います。かなりの額の復興財源が県に入ってきていますので(システムでは絶対使わないだろうと思っていた金額のフル桁を現在使用しているそうです(;^ω^))。ビジネスとして考えるのであれば、こちらがターゲットでしょうね。という感じで、一応漠然とした思いはあるものの、ちゃんと資料化するとなるとそれなりの根拠も必要なわけで、どうも筆が進みません。でもなんとか仕上げないと、怒られちゃいます・・・。今日は愚痴半分でごめんなさい。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月05日
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台風12号の影響で、西日本の方々は河川の氾濫、土砂災害などで大変な思いをされているようですね。今日の午前3時には日本海側に抜けたそうですが、速度が遅い台風だけに今も西日本各地では激しい雨が続いていると聞いています。引き続き大雨や強風には注意して下さい。厚生労働省が行っている市場食品抜き打ち検査で、埼玉県産の製茶3検体と千葉県産の製茶1検体から、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されましたね。5月下旬に購入していた千葉県産の製茶から規制値の5倍以上にあたる2720ベクレル、8月上旬に購入した埼玉県産の製茶からは最大で規制値の3倍以上の800~1530ベクレルのセシウムが検出されました。やはり、自治体が言っているような流通しているから安全と思うのは、まだまだ早いようですね。自治体でも検査しているとはいえ、どうしてもサンプリング検査が主流でしょうから、高濃度に汚染された食品が流通する可能性はかなりの確率であります。食品などの放射線測定ができる機械が絶対的に不足しているので、全量検査、毎日検査していたら、検査待ちで出荷などいつできるかわかりませんから・・・。そのため、実際に検査を行っているのは、ごく一部の食品なんですよね。それを証明するかのように、厚生労働省が9月2日に発表した「自治体から入手した放射性物質の検査結果」によると、横浜市が検査した福島県浪江町産の流通品の牛肉から放射性セシウムが1キロあたり370~901ベクレル検出されました。神奈川県横浜市産の牛肉からも1キロあたり290ベクレルが検出されています。宮城県産の牛肉流通品も、東京都が検査した結果、放射性セシウムが1キロあたり250~420ベクレル検出されました。500ベクレル以下の基準値以下とはいえ、宮城県知事が言うように、どんなに食べても大丈夫とは思えませんね。しかし、牛肉は国から安全宣言が出されたんじゃなかったでしたっけ?こちら宮城県でも、県南の白石市、大河原町、丸森町の畜産農家計3戸が製造した牛ふん堆肥から国の暫定基準値(1キログラム当たり400ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。県による牛ふん堆肥の検査は今回が初めてというから驚きです(やっぱり宮城県はおかしい・・・)。検査した結果、白石市(700ベクレル)、大河原町(500ベクレル)、丸森町(800ベクレル)の各1戸で基準値超えが確認されました。牛ふんもそうですが、ふんをした牛はどうなっているのか心配です。こんな感じですから、また風評被害と言われるかもしれませんが、もう少し落ち着くまでは放射線量が少ない地域の食品を買った方が良いかもしれませんね。経済産業省原子力安全・保安院は、東日本大震災の発生直後に作成した東京電力福島第1原子力発電所1~3号機の事故解析・予測資料を公表しました。最悪の場合、3月12日未明に炉心溶融(メルトダウン)が起きうると予測しています。やはり、ちゃんと震災翌日にはメルトダウンを起こす可能性があると予測していながら、「メルトダウンの可能性は無い」と国民に嘘を付き続けていたようですね。3月12日に原子力保安院中村審議官が「炉心溶融の可能性が高い」と語りましたが、次の日には西山審議官に交代させられてしまいました。 この国の官僚は、真実を語ると左遷、更迭されるようです。本当に酷い国ですね・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月04日
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最近は週末、特に土曜日は朝からお兄ちゃんの部活の送迎、チビッコの習い事の送迎などで、ほとんど自宅にいません。そのため、ブログ更新もこんな時間になってしまいました。本当は夏風邪を治すために、ダラダラしたいのですが、会社の方が休めるかも・・・。先日、学校の放射線量がかなり低くなってきているので、また情報操作?と思ったら、こちらでも夏休みに校庭の土を削り取る作業が行われたようです。そのため現在は0.1μSv/h以下まで下がっている学校もあります。やはり除染は意味がありますね。こんな感じで、宮城県南も福島の対応を後追いするかのように、徐々にですが放射能対策が行われるようになりました。本人には数値が分からない線量計?も一部の学校で配布されたようです。こうやって生活圏の線量を少しずつでも下げることが、今できる最善の策かと思います(当然、避難が一番良いのですが・・・)。9月1日の報道ステーションで、汚染灰の現状を伝えました。全国で汚染灰の一時保存は増え続ける一方です。気になったのは、報道ステーションの番組内容ではなく、汚染灰が確認されている都県を色分けした日本地図です。それを見ると、土壌汚染が確認されている都県で宮城県だけが汚染灰が見つからなかったことになっています。宮城の北の岩手県でも確認されているのに、不思議ですね。土壌汚染の詳細なデータも出始め、宮城でも少なからず土壌汚染が確認されているのに、これはおかしいですよね。素直に考えると、チェックを行っていないのでは?と思ってしまいます。実は震災直後も、宮城県知事は早々に放射能汚染安全宣言を行い、出荷野菜などのチェック、各地の放射線量測定(土壌、空中、水道水)を一切行いませんでした。その後、各方面からの圧力?もあり、渋々行って現在に至るという経緯があります。そのため、今回の汚染灰についても、情報隠ぺいしているのか、本当に何もチェックしていないのかどちらかかと思います。こんな時だからこそ、より細かいチェックを行うことが風評被害や健康被害を防げると、なぜ分からないのでしょうか?農家に対しての配慮?かと思われますが「自治体が情報公開しないため、消費者に信頼されない風評被害」というのもありますので、宮城県知事に対し早急に検査結果の提示を求めます。宮城県南では汚泥の処理ができず困っているという話を以前からよく聞いていますので、今回の件は明らかに情報隠ぺいだと思われます。こちらでも書きましたが食肉牛のセシウム汚染に対する今後の対応について「詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができない(ので、安全か安全でないかを提示するだけで良い)」と言ったり、「500ベクレル以下であれば、どれだけ食べても全く問題がない」と発言していました。 こんなに知事の対応に、震災後かなり苛立ちを覚えているので、本当に宮城県に住むのが嫌になってきました。宮城県の子供への被ばく被害が確認されたら、絶対に訴えてやります。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月03日
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今週は想像通り夏風邪が長引き、咳まで伴い大変な状態でした。やっと今日当たりは落ち着いてきましたが、台風も来るし、今週末は家で大人しくしています。皆さんも夏風邪には注意して下さいね。福島県が公表した7月1日現在の推計人口によると、県人口は199万7400人(男97万120人、女102万7280人)で、前年同期の203万1631人から1.68%減少し、33年ぶりに200万人を割り込んだそうです。東日本大震災前の3月1日現在との比較では2万7001人減り、福島第1原発事故によって人口が流出したことを示しています。震災で亡くなった方を考慮しても、やはり減少が激しいですね。夏休み中に引っ越した方も多いそうなので、来月の報告ではもっと減少しているでしょう。放射能汚染から子供を守るために家族で引越しをされたり、仕事の目処が立てば今すぐにでも引越しをしたいという方が今もたくさんいるかと思います。中には、自主避難のため、収入を途絶えさせないように、父親だけが残り、家族は山形などの隣県に引っ越した方も多いと聞いています。ただ、住民票を移動せず、避難されている方も大勢いらっしゃるでしょうから、実際には、もっと多くの方が福島を後にしているのでしょうね。逆に多くの福島の方が避難されている山形県では、学校の収容人数が超えたため、プレハブ校舎などで対応しているそうです。全国に避難している福島の人たちがどんな思いで故郷を離れて行ったのか、こればっかりは当事者にならないと本当の辛さは分からないと思います。福島の子どもたちがプールに入れず、マスクをして登下校している状況を今も安全だと言い張る政府に、私はとても怒りを覚えます。そもそも、今まで法律で決まっていた数値を何十倍にも引き上げて、それが安全だと言われても信用できるわけがありませんよね。ちょっと前の話になりますが、8月17日に、東京・永田町の衆議院第1議員会館で開かれた集会で、原子力災害対策本部と原子力安全・保安院、文部科学省の担当者10人が出席する中、福島の子供たちの思いを書いた手紙を読み上げ、41通の子どもたちの手紙を政府の担当者に渡しました。手紙には、「福島県民よりもお金のほうが大切なのですか。」「大人が勝手に作った原発でなぜ、福島の子どもたちが被曝しなくてはならないのか。なぜこんなつらい目にあわなくてはいけないのか。これほどの事故が起きても、どうしてまた原発再開を目指すのか。私には全くわかりません。」「このような状況で総理大臣が変わっても、よい国が作れるとは思いません。」と現在の状況がいかに異常であるかを訴えかけていました。 自分たちが普通と違う生活を強いられ、だからといって避難させられるわけでもなく、政府から何の対応も行ってもらえない状況では、子供でもそう思うのは当然のことだと思います。子供たちの純粋な思いを聞いても、変わらないような政府であるならば、この国が存続し続ける意味は無いでしょう。そんな国は一度破綻させた方が良いのかもしれません。放射能汚染との戦いは今後も長期戦が予想されますが、いつの日か福島の方が笑顔で帰れる日が来る事を祈ります。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月02日
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東日本大震災の被災地支援のため始まったトラックやバスを対象にした東北地方などの高速道路無料化が昨日31日で終了しました。被災地支援と関係のないトラックによる悪用が後を絶たないためで、今後は通常通りの料金支払いが必要になります。今回の結果は、発着点のいずれかが対象区域内であれば、全ての走行区間の料金が原則掛からない仕組み自体に問題があったのかと思います。例えば関東から九州に行く場合、一度北上し、対象のICで折り返せば、実質高速料金は無料となるからです。子ども手当も、外国人も対象だったため海外にいる子供にまで支給するという訳の分からない状態になっていました。良い法案は、どんどん行って欲しいと思いますが、どうも詳細に対するツメが甘い状態で始めるケースが多いようです。現在も続いている被災証明ありきの高速無料化も、本人確認に時間を要し、料金所での大渋滞を引き起こしています。野田さん、今回の政府は大丈夫ですか?日用品のネット通販を手掛けるケンコーコムが、ミネラルウオーターの過剰在庫が2012年3月期の営業損益を2億円程度押し下げそうだと発表しました。東日本大震災後に需要が急増したものの、現在は落ち着いて、在庫がだぶつき収益を圧迫しているからだそうです。在庫を減らすため、ケンコーコムネットショップでは、クリスタルカイザーやコントレックスなどの海外ブランド水を破格値で販売しています。一番安いのは、クリスタルガイザー500ml×48本が1290円で、1本あたりに換算すると26円円になり、さらには送料無料です。まあ、ビジネスとして需要が増えれば、当然供給を増やすために仕入れを多くしますから、この企業の結果はよくあるケースだと思います。ただ、このような話が公になった時点で、企業としてはマイナスイメージでしょうね。現在、おそらく同様の理由で水を安売りしている企業は他にもいますし、海外から取り寄せたものですから悪いとは思いませんが、やはり安売りをニュースとして取り上げられたのはまずいですね。 仰るように、こんな時だからこそ企業のイメージアップにつながるような活動をすべきだったかと思います。例えば、完全に余ると分かった時点で、被災地に無償で提供するなりすれば、それはそれで企業イメージが上がり、宣伝効果もあったかと思います。損して得取れという考えには至らなかったのでしょうか?これでは、少しでも赤字を減らそうとしている企業姿勢が見え見えです。ただ、理由はともかく、今後震災が起こる可能性もありますので、安くなったものを買っておくのはアリかもしれませんね。 私は被災地の人間として、震災直後は水、食料の調達には、かなり苦労しておりました。買い物に行きたくても、今度はガソリンが不足しており、どうにもならない状態がしばらく続きました。そんな時、ネットで水を買おうと思ったら、信じられない値段で売っており、こんな時に便乗値上げか・・・と悲しくなった記憶があります。もし、震災後に被災地支援という形で良心的な価格で販売していれば、このような状態にはならなかったかもしれませんね。地元でも、震災直後、ガソリン不足で常にスタンドが長蛇の列をなしている頃、140円台だったガソリンを170円で売るスタンドと、1台2000円分で切りが良いように15L(実質133円)で売るスタンドがありました。どちらも当時は多くのガソリンを求める客が並びましたが、今はどうなっているかご理解できますよね。スーパーでも似たようなことがあり、こちらも今の状況は歴然です。企業姿勢は自由ですが、やはり困っている時に良心的な対応をしてくれた方を消費者は選びますよね。 測定サービスのベクレルセンター(千葉県柏市)は10月、消費者や生産者が食品などの放射能レベルを手軽に測定できるサービスを始めるそうです。暫定規制値 (1キログラムあたり500ベクレル)以下まで測定可能な高性能の装置を室内に備え、有料で使ってもらう形となります。専門の試験機関などと比べ料金が安く、数値をすぐに確認できるのが特徴です。「ベクレルセンター」というネーミングが個人的には好きですが、現在の状況では、このような商売が登場するのは自然な流れかと思います。家庭菜園などで作った野菜や庭の土など、汚染が心配な場合は、このようなところへ持ち込んで検査をすれば、気分的にも安心出来ますからね。検出下限値で測定料金が違いますが、1000円の検査の方は、カリウムを含む値だと思いますので、詳細が知りたい方は3500円の方で検査する方が良いかと思います。これからは、放射線量を測定してから食べるということが当り前の時代になって行くのでしょうか?すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年09月01日
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書き忘れていましたが、環境省は、放射能で汚染されたがれきなどの焼却灰について、一般の最終処分場に埋め立て処分するための新たな指針として、地下水への流出を防ぐなどの措置を取れば、灰に含まれる放射性セシウムが1キロ当たり10万ベクレル以下なら可能とする案を発表しました。今年6月に暫定基準値(8千ベクレル以下)を決めたばかりですが、暫定基準を超える焼却灰の検出が福島県のほか、東京都や千葉県などでも相次ぎ、処分に困る事態となったため、このような10倍以上の新たな基準値を設けようとしているわけです。 暫定基準値は下がることはあっても上がることは無いと思っていましたが、こんなにも簡単に変えられるものなのでしょうか?都合によって変えられるものは基準値と呼べるものではないですよね。このまま、このような対応が続けば、日本は放射能汚染国になってしまいそうです。野田さん、なんとかしてもらえませんか?東京電力は昨日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表しました。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松本純一原子力・立地本部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明しています。やはり被ばくは恐ろしいものですね。福島での作業と因果関係は無いと言われても、どうも納得できませんでしたので、分からないなりに調べてみました。白血病細胞が増殖する速度という知見から見ると、「8月上旬に被曝(福島第一原発の作業に従事)、少なくとも8月16日までに死亡」という期間を考慮すると、8月上旬の被曝が白血病の原因であるとは言えないそうです。もし、被曝後数週間で白血病になるとしたら、広島や長崎で、同様の症例が観察されていたはずだからだそうです。今回以外の原発での作業歴は不明ということですから、結局被ばくとの因果関係は無い(分からない)と言わざるを得ないかもしれません。しかし、この報道とほぼ同じタイミングで、厚生労働省から、福島第一原発作業員の被ばく量の限度を、ことし秋までに、250ミリシーベルトから本来の100ミリシーベルトに戻す方針を決めたと発表しました。あまりにタイミングが良すぎたので、思わず苦笑いしてしまいました。普通にこの2つの報道をつなぎ合わせると、他にも体調崩している作業員がいるので「やっぱり基準値250は無理だったかな」とあわてて修正したのかと疑ってしまいます。まあ、現場で頑張ってらっしゃる作業員のことを考えれば、限度値は下げてもらった方が良いですけどね。農水省が作成した、福島、宮城、栃木、群馬、茨城、千葉の農地土壌調査結果が公表されました。作付け制限された地点を合わせると、福島県内の合計40地点で土壌1キロ当たり5千ベクレルを超えました。最も濃度が高かったのは福島県浪江町の水田で2万8041ベクレルです。やはり空中放射線量と同様に、福島第一原発周辺と、福島県の中通り地方の土壌汚染が深刻ですね。宮城県南や栃木県北は、汚染が少ないように見えますが、福島県に比べ観測拠点が少なく、まだ実態を捉えていないと思われます。例えば、1市町村で3拠点ほどの測定値は500~2000ベクレル以上とかなりの幅がありますので、さらに詳細な調査が必要と考えます。農水省は今後の取り組みとして、農地土壌濃度分布図において高い濃度を示した調査地点の周辺の地域等については、除染手法の選択など対策の検討に資するよう、二次補正予算により現在の調査地点を大幅に拡大(約3000地点)して放射性セシウム濃度を測定し、濃度分布を精緻に把握することとしています。 こちらの結果が出るまでは、まだ何とも言えませんね。【おまけ】いつものことながら、海外メディアの方がまともなことを言っているような気がしてなりません。私って日本人失格?海外(ドイツ)から見た福島第一原発事故すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月31日
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民主党の代表に、まさかの野田さんが就任しましたね。私的には正直誰が首相になっても微妙な感じでしたが、野田さんだとは夢にも思いませんでした。最終的には、小沢派VS反小沢派の図式が謙虚に現れ、反小沢派が勝った形でした。増税を熱く語っていた野田さんが首相になるのですから、やはり増税は避けては通れませんかね・・・。復興財源とはいえ、これだけ不況、円高が続いている状態なのに、増税なんかしたら、さらに不況になり、日本は立ち上がれなくなるような気がします。ただ、無い袖は振れないのは理解していますので、増税自体はしょうがないかなと思う部分もありますが、まだまだ税金で私腹を肥やす輩が多いのも事実ですので、その辺りを排除することを強くお願いしたいです。こちらでよく取り上げる武田邦彦教授のブログですが、今回も「まだトリックを使う放射線の専門家」という共感する話を書いています。内容的には、お米の放射性物質の量が50ベクレルぐらいだったことをあげて、「毎日お米を食べても**シーベルトにしかならない」と「足し算のできない東大教授」と同じことを言っていると指摘しています。 個々の食品での汚染は、単品だけを食べ続ければ問題無いのかもしれませんが、当然人間は複数の食品、水などを摂取するのですから、単品の摂取量で換算して安全と言ってはいけないのです。複数摂取を前提に話をしなければならないのに、牛肉の時は牛肉だけ、米の時は米だけと、どうも専門家の皆さんは足し算が苦手なようです。武田教授の説明は、私のようなど素人でも分かるように説明して下さるので、いつも感服しています。国(専門家)が国民に対し説明するのも、自分の知識をひけらかすのではなく、このような形で老若男女でも分かるように行って欲しいと思います。よく私のような素人が、放射能汚染がらみの話を書くと、専門知識のある方から何も知らないくせにと責め立てられることがあります。それはそれで、間違っていれば知識のある方に情報を補足してもらったり、意見をもらうのは大変ありがたいことです。ただ、私もそうですが、大半の国民は専門知識など持っていません。専門知識の無い方でも正しく理解できるように説明するのが、国民を守る?国の義務であり、責任だと思います。当然、公共のメディアもそうあって欲しいと思います。それをまさに表現しているのが、宮城県知事臨時記者会見(平成23年8月22日)の「県産牛出荷停止の一部解除について」での村井知事の発言です。問題となる発言を一部を抜粋しますと、以下のようなことを言っています。◆Q 検査証明書の表記には検出値も表記するのか、あるいは食品衛生法の基準を下回っていると、安全であるというざっくりとした表記になるのか。どのようになるのか。 ■村井知事 安全であるということだけでよろしいかと思っております。健康上全く問題のない数値であるわけですので、詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができないわけでありますから、安全か安全でないかということだけはっきりと証明すれば十分だというふうに思っております。正式には、牛肉の放射性物質 検査結果通知書といったような形で添付をしたいと考えております。(1キログラムあたり)500ベクレル以下であるということであります。その証明書がつ いていれば(1キログラムあたり)500ベクレル以下で、どれだけ食べても全く問題がないということであります。「詳細な数値を出したところで消費者の皆さんは理解ができない」と国民を愚弄し、さらには「500ベクレル以下で、どれだけ食べても全く問題がない」と言い切っています。本気でこのようなことを言っているのであれば、知事はど素人の私より放射能の知識が無いか、無理やり国民を騙そうとしているとしか思えません。さすがに宮城県人として恥ずかしく思います。この内容は前々日の日記でも指摘しましたが、500ベクレルと0ベクレルを一緒の扱いにして、500ベクレルを超えなければ情報提供もせず、全て「安全」だと言い切っていることと同じです。他県ではすでに米の出荷が始まっていますが、放射線量が数十ベクレルでも今のところ数値を公表しています。先ほどの話を米に割り当てると、500ベクレル以下であれば、500ベクレル以下もしくは「安全」と表記して、測定値を提示せず出荷するということですよね。さすがにそんなことをすれば、今年の宮城の米は全く売れないでしょう。牛肉も同様だと思います。それで「風評被害」などと言うのであれば間違っていますよ。今の時期、安全だという正しい根拠を示して証明することが、一番消費者を安心させることなのですから・・・。自然エネルギーのみを供給するドイツのシェーナウ電力会社(シュバルツバルト)がこのほど、「原子力に反対する100個の十分な理由」の日本語版をまとめました。原子力エネルギーの危険性を訴えた冊子で、日本人にも原発の危険性について知ってほしいとの思いから制作したそうで、わかりやすい、と注目を集めています。初めのページには、こう書かれています。 日本の読者の方々に福島の原子力発電事故は、私たちにこの冊子を日本語に翻訳することを思い立たせました。ここに記した数多くの数値やデータは、ドイツの原子力発電所に関するものですが、事実は世界中どこでも同じです――原子力エネルギーは危険であり、非民主的で、高額で、不要なものです。この小さな冊子が日本において、原子力に反対する市民運動に?しでも力を与え、支持するものであれば幸いです。日本語版はこちらから確認できますので興味のある方は読んでみて下さい。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月30日
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週末に窓を開けたまま爆睡したのもあってか、すっかり夏風邪にやられてしまいました。ノドが痛く、微熱があるような感じですが、夏場は布団をかけても気が付けば、吹っ飛んでるし(シャレではありません(笑))、なかなか体が冷えない状態で眠れないですね。なんだか治るのに長引きそうだな・・・。以前こちらでも軽く紹介しましたが、8月20日にTBS「報道特集」で放送された、神社が津波の浸水域に沿って建てられているという話がこちらに書いてありました。過去の大津波の際の被害を伝えるために、神社が津波の危険レベルを示すモニュメントとなっていたというドキュメンタリーでした。ここまで津波が来たという石碑もあるように、私たちの先祖が津波に対して様々な方法で警鐘を鳴らして、後世に伝えていたのかもしれませんね。真相は定かではありませんが、ネット上の別の説ですと、昔、神社が避難所イメージになっており、津波の被害の無い安全な場所に神社を作ったとか、昔はもっと神社があったが津波の被害などで淘汰されたため、現在のような配置になったなどという書き込みもありました。どんな理由にしても、昔からの神社が津波の浸水域に沿って建てられているというのは間違いないようですので、津波に出会ったら神社に逃げ込むと助かる可能性が高いかもしれません。今回の東日本大震災では、沿岸部の避難所が実は危険な場所だったというケースが多々ありました。避難所の土地の確保や収容設備などの関係で、津波の影響という一番大事なものがおざなりになった結果、このような状態になったと想像できます。昔から人口が増え、各地区に避難所(集会所)を設けなければならず、その地区全体が危険な場所だとしても、形式的に避難所(集会所)は存在しますからね。一番謙虚だったのが、避難所が自分の家より海に近く、この状態で避難所に行くのはおかしいと高い場所に逃げた方がいました。その方は助かりましたが、素直に避難所に逃げた老人、子供の多くが津波の被害に遭ったと聞きます。避難所は多少遠くても、昔からの言い伝えを守り、安全な場所に建てるべきですね・・・。以前、川崎港で輸出用の中古車から62.60マイクロシーベルト毎時の非常に高い放射線量が測定されました。この車を持ち込んだ業者は「福島県で抹消登録をした」と話していましたので、食べ物などだけでなく、汚染は様々な所に広がっているようです。そして原子力安全・保安員のホームページを見ると、たびたび警戒区域から「車の持ち出しを実施」とあります。8月25日と27日にも実施されていますが、これらの車は汚染がない状態まで除染をすることが可能なのでしょうか?当然一時帰宅した場合に持ち出したものについては放射線測定を行うと思いますが、車の場合は外に置いてあるケースがほとんどですので、間違いなく高い放射線が測定されるはずです。さすがにそのまま持ち出せるようなことはないとは思いますが、実際に国はどのような対応を行っているのでしょうか?そもそも高い放射線が測定された場合、持ち出せないとするのか、それとも除染を行って放射線量を下げてから持ち出しを行っているのか、実態がつかめません。以前、新潟の洗車場の汚泥からも、高濃度の放射線が確認されていますので、少なからず放射線で汚染された車が日本国内を走っているのは間違いありません。チェルノブイリの原発事故の場合は、車の持ち出しを禁止したそうです。こちらはチェルノブイリ原発から35キロほど南に、大量の軍用車両とヘリが見えます。これらはすべて、事故処理で放射能まみれになり、放置されたものです。このような措置が日本では必要無いのでしょうか?すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月29日
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お兄ちゃんの練習試合の送迎で、休みの方が睡眠不足のみっちゃんです(笑)。まあ、中学になったら部活で忙しくなるのは覚悟していましたが、結構休みの日の活動も多いようです。私も送り迎えだけでなく、熱血指導できるよう自分も始めようかと思いましたが、おとしごろですからおとなしくしています・・・。昨日はAKBがこちらの町に来てミニコンサートを行って下さったようですね。避難所が無くなり、最近は芸能人もめっきり来なくなったので、引き続き来て頂けるのは有り難いことです。誰が来たかは分かりませんが、私でも知っているようなメイン?の方ではなかったようです。隣町にも行ったようで、その途中にあるローソンに寄ったらAKBがたくさんいたなんて情報もありました。そりゃ田舎町のコンビニでAKBが買い物していたらビックリしますわな(笑)。今日は久しぶりに暑くなったので、イオンに涼みに行ったら車がやけに多く、停めるのに苦労しました。みんな考えることは一緒なのかなと思いましたが、入ってすぐにその理由が分かりました。今日はこちらのイオンでコロツアー2011が開催されていたからのようです。多くのお子様がスタンプラリーの景品であるコロコロのビニールバックを持ってたので、早速チャレンジすることにしました。台紙をもらいに行ったら、良かったらお父さんもどうぞと言われたので、ちょっと恥ずかしかったですがチビッ子と一緒に頑張りました(笑)。イオンは、節電もあってか最近全然涼しくないので、ゴールでもらった冷えたグルトが美味しかったです。その後もチビッ子に付き合って、いろいろな体験コーナーを連れ回され、結局、爆丸を買わされました(涙)。でも、お兄ちゃんが練習試合で来れなかったので、ちょうど良いお土産ができました。今日は予告が若干流れましたが、日本テレビ系の人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画として、農作業などを体験してきた福島県浪江町の「DASH村」で、ヒマワリを使った土壌の浄化実験が始まったそうです。「DASH村」は福島第一原発から約25キロの計画的避難区域内にあり、震災以来閉鎖されていましたが、復興に向けた取り組みが動き出しました。ヒマワリの除染は、長期化が懸念されるのと、そのヒマワリの廃棄方法などで否定的な学者が多いのが正直なところです。それでも、個人的には「DASH村」は好きな番組だったので福島で復活してほしいと思います。国でも除染モデルを対象に、どうすれば除染が効率的に行われるか実験を開始し始めていますので、除染に関する取り組みが人気番組で取り上げられるのは良いことかと思います。最近は、津波の被害のあった被災地や原発事故が全国メディアに取り上げられることが少なくなりました。終わった話と勘違いされている方もいらっしゃるかもしれませんが、復興、原発事故とも現在進行形です。しかも、どちらも長期化が懸念されています。そう考えると、除染について長いスパンで放送される「DASH村」に取り上げられるのは嬉しいです。国民が忘れなければ、国も国民の目を気にして対策を施し続けてくれると思いますので・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月28日
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昨日の日記では、福島理系大学院生さんのご指摘通り、言い過ぎた感があったようで失礼しました。この件で「風評被害」の立役者になってしまったのであれば、お詫びいたします。申し訳ありませんでした。「風評被害」という言葉は、かなり曖昧な雑な言葉のため私はそもそも好きではありません。安全だと立証されているものに対して、安全ではないと言うのが、多くの方が意識している「風評被害」の意味なのでしょうが、その「安全」という判断基準は何なのでしょうかね。私は原発事故以降、政府がよく使う「安全」という言葉が嫌いになりました。完全に安全なものを100だとすると、そうでないもの(例えば60~90)も「安全」という言葉で公表しているからです。例えば暫定基準値ですが、従来の基準値に照らし合せると「危険」なのに、基準値を引き上げることで「安全」になったりもしています。それでは数値の意味って何なんでしょう。原発事故後、人間の構造が変わったなら理解できますが、普通に考えると黒が白(グレー)になるのは、おかしいと思いませんか?通常の基準値は、より安全な厳しい値にしているため、多少基準値を上げても問題ないという思いもあるのでしょうが、それだったら今までの「安全」という言葉と一辺倒にしてほしくありません。武田教授がよく使っている「がまんできる量」という言葉が私は適切だと思っています。生命に危険を及ぼす量ではないので摂取しても構わない、でもなるべくなら摂取しない方が良いという数値です。そこまではっきり言い切ってくれれば、被災地支援のため、多少がまんしてでも協力して農作物を買おうと思う人もいるでしょうし、いやいやがまんしたくないので、違う産地の「安全」なものを食べるという人もいるでしょう。食品の数値がこうなっていますというのは公表して欲しいですが、それを曖昧な暫定基準値に当てはめて「安全」と判断するのは政府、自治体ではなく、消費者自身だと思います。出荷制限されるようなものは当然論外ですが、政府が市場に流通させているからには、それなりの情報を公開する義務がありますよね。それを情報公開もせず、「流通させている」=「安全」としているため納得できないのです。例えばよく食品で使う暫定基準値500ベクレルですが、0ベクレルと499ベクレルが同じ扱いで「安全」とするのはおかしいと思いませんか?しかも消費者が購入する際は、情報が一切無いため、0ベクレルと499ベクレルの区別がつきません。それって本当に正しいことだと思いますか?私は理系の大学を出たと言っても、放射能に関しての専門知識はほとんど無いど素人です。ですが、人の親として、少しでも世の子供達の未来のために、汚染の少ない食品を食べさせ内部被ばくを防ぎたい、ただ、それだけのためにブログを書き続けています。専門知識を持っている方からすると、間違っている内容もあることでしょうが、そのポリシーだけは絶対譲れません。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月27日
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こちらは最近雨混じりの曇りの天気が続いており、湿気による蒸し暑さで、梅雨の時期が戻ってきた感じです。それでも真夏日を連日記録していた時期よりはずいぶん過ごしやすくなりました。そのため、窓を少し開けて寝ていると、夜中に寒くて起きてしまうことが多くなり、すっかり風邪気味になってしまいました。今日は会社の大事なイベントがあるので休めませんが、頭痛と戦いながら頑張りたいと思います。一番気になっていた福島県の米の汚染度合いですが、会津坂下町で収穫された早場米を検査した結果、放射性セシウムは検出されなかったと発表されました。会津坂下町は福島第1原発から西に約110キロ離れており、空間放射線量は福島県内でも低い場所です。千葉などの米でも微量のセシウムが検出されている状態なのに、福島の会津で放射性物質が検出されなかったというのは本当なのかと疑問に思い、暫定基準値の500ベクレル以下の数値だから検出されないと言っていないか心配していたところ、後から詳細な情報が入ってきました。県によると、検査対象の早場米は同町の旧若宮村の4地点で24日に採取された「瑞穂黄金(みずほこがね)」。県農業総合センターで調べたところ、セシウムはいずれも、使用した測定器で検出可能な最小量を示す検出限界(1キロ当たり5~10ベクレル)以下だったそうです。ただ、旧若宮村で予定している全地点のコメの検査が終わっていないため、まだ出荷は行われないそうです。ただでさえ国の食に対する安全管理に疑問、疑いを持っている方が多い状況ですから、ある程度の数値を示さないと信頼されませんからね。これが本当だったら福島県内でも汚染状況はそれほど広がっていないとなるのですが、土壌汚染もまだらに分布しているので、サンプリングだけでは、まだ安心できませんね。当然、消費者が納得する情報を提供して、信頼されてこそ購入意識が湧くと思いますので、これからも逐一情報提供するようお願い致します。やはり米の汚染は、土壌汚染に比例していますね。ただ、「不検出」という言葉には注意して下さい。測定機器が統一されていれば良いのですが、「検出されず」という意味の「ND」とは、その機器では測れなかった、文字通り、検出することができなかったという意味です。どんな測定器にもその測定器で測定できる検出の限界というのはありますので、どう頑張っても原理的にそれ以下は測定できませんということであれば仕方が無いわけです。ただ、国や自治体で現在行われている放射線の測定では、どうもこのNDの意味が通常のNDの意味とは違う場合があるようです。調べてみると、測定器としてはきちんと測定できている、あるいは測定できる能力があるのに、誰かが誰かにとって都合のいい基準値を作っていてその基準値以下であればNDとしてしまうという恣意的な操作が行われているような気がします。例えば、測定器自体は1.0Bq/kgまで測定できる能力があるのに、恣意的に20Bq/kgという基準を作って、これ以下ならば例え19.9Bq/kgという値が測定されていても、ND(検出されず)としてしまうというある意味情報操作が行われる可能性があります。例えば、千葉県でのお米の分析値の注を見ると、定量下限値について以下のように書かれています。注2)「検出せず」とは、放射性物質が存在しない、又は定量下限値未満であることを示す。なお、定量下限値は以下のとおり 放射性セシウム134 :20ベクレル/kg放射性セシウム137 :20ベクレル/kgこの注の通りであれば、仮にセシウム134とセシウム137がそれぞれ19.9ベクレル/kgあっても、検出せず(ND)になります。実際には39ベクレル/kgの放射性物質があっても、放射性物質は検出されませんでしたと報告されることになるわけです。「検出せず」と報道があっても、「安全」とは言い切れないので注意が必要です。 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月26日
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東京電力福島第一原発の事故で、東電が、同原発に従来の想定を超える10メートル以上の津波が到来する可能性があると2008年に試算していたことを、政府の事故調査・検証委員会に説明していたそうです。つまり、東日本大震災の津波は想定外ではなく、想定していた津波だったことになります。事故直後、東電は「想定外」を連呼していましたけどね。では、なぜ想定していたのに事故になってしまったのでしょうか。それは、この試算結果に対して何も対応を行っておらず、非常用ディーゼル発電機の位置を高くするなどの津波対策に結びつけていなかったためです。もし何らかの対策が取られていれば、電源喪失が最小限に抑えられ、もしかしたら今回の事故被害を小さくできた可能性もあります。 やはり今回の事故は、東電の人災以外のなにものでもありませんね。10m超えの津波が来たらやばいけど、そんな津波は来るわけ無いという感じで、たかをくくっていたのでしょう。これだけ危険なものを扱っているのに、本当に適当な考えの会社ですね・・・。東京電力福島第一原発の事故を受けて示された学校での屋外の活動を制限する放射線量の目安について、文部科学省は年間の積算で20ミリシーベルト未満とする数値を廃止することを決め、新たな目安を年間1ミリシーベルト以下とすることを福島県に通知することになりました。福島県の学校や幼稚園などの屋外での活動を制限する目安の放射線量については、文部科学省がことし4月、年間20ミリシーベルト未満、1時間当たり3.8マイクロシーベルト未満という数値を示していました。年間20ミリシーベルトは福島県知事が放射能汚染による人口流出を防ぐため、文部科学省に依頼して決まったということは周知の事実ですが、当初は年間100ミリシーベルトで依頼していたというから驚きです。その後、年間20ミリシーベルトが一人歩きして、福島県にだけ適用されているはずが、他県でも国が年間20ミリシーベルトと言っているから大丈夫という勘違いした自治体が多くなりました。ですから、今回の対応は新たな基準値というよりは、特例で福島県を年間20ミリシーベルトにしていたのを解除したと言った方が正しいです。これで日本国内全てが年間1ミリシーベルトの基準値に戻りました。もし、学校などで年間1ミリシーベルトを超えるような放射線量が確認されましたら、学校、自治体に除染するよう申し出て下さい。国の基準値以上の状態は、国、自治体に除染する義務がありますから・・・。福島原発事故を受け、政府が食品の放射性物質検査を求めた東北、関東などの14都県のうち、約100市町村を産地とする農産物は、7月末時点で一度も検査が実施されていないことが分かったそうです。つまり、100市町村の農作物は、放射性物質の検査をしないまま今まで市場に流通していたことになります。またかと思いましたが、これは消費者に対して完全な裏切り行為ですね。私も14都県の農作物は、当然検査を実施して流通しているものと思っていました。検査しなかった市町村も市町村ですが、それを監督する国にも責任があるかと思います。しかもそれが判明するのが、なぜ今なのでしょうか?こんなことばかりしているから、生産者と消費者の信頼関係は崩れる一方で、このままだと被災地支援で購入する人もいなくなってしまうでしょう。国は、国民の食の安全対策に対し、真剣に取り組んで頂きたいです。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月25日
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昨日の島田紳助さんの引退劇は衝撃的でしたね。それだけ芸能界では暴力団との関係をかなり気にしているからでしょう。暴力団との関係がどれぐらい深かったというのは分かりませんでしたが、あれだけ多くの番組を持っており、影響力もある方ですから、今回の件はしょうがないかと思います。今後、紳助さんはどうしていくのかだけが気になりますが、多趣味の方ですから、今まで稼いだお金で、楽しく遊びまくるんでしょうかね。逆にその方が幸せな可能性もありますね。残された人たちは大変でしょうが・・・。こちらでは、震災の影響で春休みが4月半ば以降まで続いたところが多かったので、今年の夏休みは短く、今週から始まっているところが多いです。確か、夏休みが始まるのも遅かったので、実質1ヶ月無かったと思います。まあ、子供達には頑張って勉強してもらい、親としては放射能汚染から少しでも守る努力を続けたいと思います。夏休みの宿題といえば自由研究ですが、放射能や地震、液状化などをテーマにした研究が急増しているそうです。現状に見合っているので、理にかなっていると言えばそれまでなのですが、どうも個人的には素直に納得できませんね。子供達がガイガーカウンターと地図の書いたノートを持ち歩き、ここは高めだね、ここは意外と低いねとか言っている光景を想像しただけで、身震いがします。そもそもガイガーカウンターなんて、名前は聞いたことがあっても、今まで実際に見たことなど無かった方が多いかと思います。一般人から見れば、ガイガーカウンターは、福島第一原発事故が無ければ映画などのフィクション番組にのみ登場するようなものなのです。そんな代物を使って、子供達が自由研究をする世の中になってしまうとは、今さらながら日本の未来はどうなってしまうのかと心配になります。ただ、逆に考えれば、子供達が放射能を意識し、どんな場所が放射線量が高く危険かという認識を持ってもらうには良いことかもしれません。我々より長く生き、放射能汚染と、より長く付き合っていかなければならない子供達にこのような経験は大切ですよね。今でも政府は、放射能汚染に対し手をこまねいている状態が続いていますので、子供達も被ばくからの自己防衛が必要な状態ですからね。しかし、一体いつになったら国は本腰入れて放射能汚染の対策を行ってくれるのでしょうか。今はやっと政府が、除染の基本方針を固めたところですから・・・。基本方針の中身としては、除染によって、2年後までに〈1〉居住地域の放射線量(空間線量率)の半減〈2〉子供の1日あたりの被曝線量を現在の60%程度低減――するなどの目標を掲げています。 また、除染作業の国、地元自治体の役割分担を明確にしており、積算線量が年間20ミリ・シーベルトを超える警戒区域や計画的避難区域については、国が主体的に除染するとし、20ミリ・シーベルト以下の地域は地元の自治体が中心となって除染計画を立てるよう求めています。まだ、こんな内容しか決まっていませんので、除染作業に入るのは、もう少し先になりそうですね。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月24日
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菅首相が暴走して、20km圏内はしばらくの間住めないという話をしましたが、枝野官房長官も、高濃度の放射性物質に汚染された場所では「長期にわたって住民に戻っていただくことが困難な地域が生じる可能性は否定できない」と述べ、禁止措置が長期化するとの見通しを公式に示しました。しかし、首相の発言が公式ではなくて、官房長官が発表すると公式になるとは、おかしな政府ですね・・・。今更という感じもしますが、現実問題、悲しいことですが客観的に見れば、警戒区域で最高500ミリシーベルト、計画的避難区域でも最大200ミリシーベルト以上被ばくする場所には、しばらく住めないでしょうね。避難住民の方も「願いは町民全員が一緒に帰ること」と怒りをあらわにしていました。富岡町の町長は「ステップ2も始まったばかりで、除染もまだしていないのに、こういう方針を示すことには疑問を呈したい。これからの環境改善の対策を積極的に示すべきでは」と語っていました。浪江町の町長も「対象区域での除染計画の発表前にこうした話が出るのは納得できない。順序が違う」と地元軽視の政府の対応に怒りをぶつけています。また、「線量が高く、戻れないことを心配する住民のことをもっと真剣に考え、責任を果たすべきだ」と早期の除染の必要性を指摘しました。避難が長期化するとなると、今後国による土地の買い上げや借り上げなどの措置が必要になります。汚染によって避難が長期化する区域については、仮設住宅ではなく恒久住宅の整備を行う考えも示しています。例えば戻るのに数十年かかるとして、今は戻りたいと思う方が多いですが、その時になって戻る人はどれぐらいいらっしゃるのでしょうかね・・・。福島県農業総合センター(郡山市)で、世界の約110種類の稲を使い、水田の土壌に含まれる放射性セシウムがどのくらいコメに移行するかを調べる実験が進められているそうです。セシウムを吸収しにくい品種を見つけ出すのが目的で、比較的高濃度の放射性物質に汚染された土壌でのコメの研究例は世界的にも前例がないそうで、結果が注目されます。土壌汚染が深刻ならば、セシウムを吸収しにくい米を新たに作ってしまえばよいという発想は、目からウロコですね。発想の転換が素晴らしいです。もし、そのような新種の米が作れれば、汚染の少ない地域でも数十ベクレルが、限りなくゼロに近くなると思いますので、汚染の激しい地域以外でも米の安全度は増しますね。今は昨年の古米しか食べないと言っていても、福島から遠く離れた高知や宮崎の米からもセシウムが検出されている状態ですから、放射能汚染と長く付き合うことを考えれば、この研究開発は意味のあるものになりそうです。国は高い暫定基準値で、米を流通させようとしていますから、子供達のために少しでも汚染の少ない米を食べさせたいですから・・・。福島県内のみどり書房系列のTSUTAYAで「サーベイメーター(ガイガーカウンター)」の貸し出しがスタートしました。安価な国産のガイガーカウンターが発売予定ですが、それでも1万円以上しますから、ちょっと家の周りがどんな状態なのか調べる方には良いですね。しかも、当日返却なら無料というのが嬉しいです。1日延長しても1000円ですから、買うよりは安いので、ぜひとも他県でも行って欲しいと思います。最近は、夏の南風と雨によって、宮城県の内陸部も東京都もしくはそれ以上の汚染になってきていると聞いています。宮城県でもどうかお願いします。以前からガイガーカウンターの有料レンタルはありますが、このような形で企業が率先して無料貸出しを行ってくれれば、実際に測定して、放射能汚染への意識が高まる人が増えていくと思います。放射能は、臭いもしないし、目にも見えない。気にしなければ普段の生活と何も変わらないが厄介です。そのため、放射能を気にする方を神経質呼ばわりして、馬鹿にする嫌いがありますからね・・・。そして5年、10年経って、体調に異常をきたしてから、放射能が恐ろしいものと気付くのです。その時には、もう遅いですが・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月23日
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金曜日の地震の影響か、週末は余震が頻繁に起きていました。こちらの最近の地震は、地鳴りから始まるので、それを聞いただけでも東日本大震災を思い出して焦ります。とりあえず、震度6以上の地震が来ないことを祈ります。放射能汚染による風評被害、すでに風評被害と呼べない状態かもしれませんが、自治体のすることは、根拠を示さず安全性をアピールして売ることばかり考えているように思えます。セシウム汚染牛によって、食の安全性は完全に否定され、今は生産者と消費者の信頼関係を取り戻すことが先決と考えます。こちらは福島県(いわき)で農家を営まれている方のブログです。プライドある農家の方で、原発事故後、田んぼの土壌を独自調査し、今年は作付けしてはいけないと米の生産を断念しました。また、福島で1000箇所の稲の検査は少なすぎると指摘し、さらには来年はもっと危険な状態になるだろうと指摘した方でもあります。そのお陰?か、福島県の調査箇所は2000に増えました。その方が今回は、国、自治体の農作物の対応に対し、物申しています。県が筆頭に「ふくしま新発売。」というキャンペーンを実施していますが、それに対しては売れなきゃ負担は農家に、責任は消費者に押し付けられると指摘しました。読んでみれば分かりますが、この方は農家の立場で今後どうしていくべきか真剣に考えています。以下、一部抜粋です。最近ネットを見てるとよく見かけます。福島土人が! 加害者だ! 農家は自分だけ良ければいいんだ!見るたび、悔しさに身を震わせています。やり場のない怒りでどうにかなりそうです。 ~省略~被害者が加害者扱いされるこの理不尽。何があっても、僕は絶対に認めない。その言った人が悪いわけじゃないことは百も承知。むしろ当然とも言えるのかもです。福島農民は加害者ではないと、説いたところで、頭で理解してもらったとしても根柢の感情では受け入れ難いんだと思います。当り前と言われるかもしれませんが、生産者でありながら、消費者の気持ちまで真剣に考えているのは素晴らしいです。このような方が生産した「安全」と太鼓判を押したものなら、私は迷わず買います。本来であれば、汚染された農作物は国が補償したりしなければならないのですが、暫定という名の下に基準値を上げ、安全と称して流通させている状況は酷すぎます。結局は、国民が汗水たらして働いたお金で、安全と言われる汚染された食品を買い、国の代わりにその負担を背負わされているのです。この方も農家ですから、家族の生活がかかっているはずです。それでも一方的な見方ではなく、視野を大きくして、消費者の気持ちも考えています。このような考えの政治家は、なぜ日本にいなくなってしまったのでしょうか?口先だけのリップサービスがお得意の人間ばかりになってしまい、日本の将来が不安です。先日は東電がセシウム汚染された食肉牛の問題で、国に対し、「稲わら汚染・賠償は火事場泥棒」と言っていたのには、かなりの怒りを覚えましたが、今回も似たような感じの話がありました。武田邦彦教授のブログの記事ですが、以下の点を指摘しています。NHKの番組で福島原発の事故の状態を放送したところ、その放送の中に3カ所「間違い」があると東電が指摘したのです。そして、NHKは3カ所のうち、2カ所に間違いがあったと訂正しました。傑作なのは東電の言い分です。NHKの間違いを指摘したあと、こともあろうに、「事実に基づいた正しい報道が今後とも広く行なわれること願っている次第」とコメントしたのです。東電は、自分のところで今までしてきた行動を認識し、発言しているんですかね。もし、認識して発言しているのであれば、東電がどれだけ自己中心的な考えしか持っていないのかが分かります。原発事故後、マスコミを通して国民に、政府と東電から偽りの情報を提供され続けました。一番の被害者は、放射性物質の拡散予測が公表されず、高濃度の汚染区域に避難して被ばくされた方達だと思います。東電は、国やNHKを批判する前に、その批判する内容をしっかり自分に置き換えてみて下さい。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月22日
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とも父さんの15万ヒットプレ企画で当選したmarusanashiさんご協賛の千葉県白井市産幸水梨が本日届きました。想像していたより箱が大きい(^^;)。 箱を開けてみると、子供達から歓声?が上がりました。こんなにたくさん梨が入っていました。本当に美味しそうですね。今のご時世ですから、しっかり放射能検査もしているようです。これだと放射能を気にしている方でも安心して食べれますね。早速、お昼ご飯の後に食べましたが、今まで味わったことがないぐらい物凄く甘かったです。表現すると、梨に砂糖を付けて食べた感じ?でしょうか(ん~美味しさが伝わらない・・・)。とも父さん、marusanashiさん、本当にありがとうございました。さて、政府、与党は、東日本大震災の復興財源を捻出するため国家公務員の給与を削減する臨時特例法案について、今国会の審議入りを見送る方針を決めました。菅直人首相の退陣問題など政局の混迷で国会日程に余裕がなくなり、会期内の成立は困難と判断したためです。当面は削減予定額が被災地に転用されず、引き続き公務員給与は満額支給されることになります。そういえば、復興財源と関係なく、公務員の人件費を2割削減するのが民主党のマニフェストではありませんでしたか?被災地のある県、市町村の公務員に夏のボーナスが支給された時は、正直かなりの違和感を覚えました。公務員にも被災者がいるということを認識していてもです。それは、東日本大震災の影響で、県民であり市町村の住民である方達が大勢亡くなり、運よく生き残った方達も家、職を失ったりしている酷い状態だったからです。さらには放射能汚染の調査、対応も鈍いし、ハローワークは、職を探す人が今でも大勢つめかけています。本来、自治体の役割は、県民、市町村住民の生活を守ることが大前提にあります。震災の影響とはいえ、それを遂行できていない状態で、公務員ボーナスの支給、給与の満額保障などを行ってはいけません。国がこんな状態でも、公務員は守られ、国民は無理を強いられている状態は絶対おかしいです。苦楽を共にだったら分かりますが、マイナス分は増税のみで補おうとしていますから・・・。やはりお役人には平民の生活など他人事なんでしょうね。日本のお代官様も全く一緒です。いつの時代も平民から年貢を取ることしか考えていない図式はそろそろ止めませんか?すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月21日
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昨日は久しぶりに大きい震度5弱の地震が来て焦りました。最初にダダダ・・という縦揺れが来たのと、揺れが長かったので、東日本大震災の再来かと一瞬思いました。東日本大震災の時は、ここまでは一緒で、さらに大きい揺れの本震が来ましたから・・・。さらなる地震が来ないことを祈るばかりです。そんな状態なのに、昨日は接待でしたが、いやはや皆さん元気すぎて、気が付けば午前様・・・。酒を飲むには体力が必要だと感じました。飲むのが疲れるようになるとは、やっぱり、おとしごろなのかしら(笑)。それでも今日は色々と用事があるのと、夏の高校野球で青森の光星学院が決勝戦に進出ということで早起きしました。高校野球の方は、西東京代表の日大三が11対0の大差で勝利し、またもや東北の地に優勝旗が持ち込まれることはありませんでした。被災地を元気にしてもらうためにも、今日は絶対勝って欲しかったですが、高校球児の素晴らしいプレーを見させて頂き、それだけでもかなり満足しました。でも昼飯を食べたら、眠くなってきた・・・。3時間睡眠は、おとしごろにはきついようです。さて、セシウム汚染牛で出荷停止だった福島県と宮城県でしたが、出荷停止解除を行うとみられましたが、初日から福島の肉牛から基準値を超える放射性セシウムが見つかったため、宮城のみ出荷停止解除となりました。基準を超えた福島県の牛の肉は、農林水産省の調査によると、牛を出荷した農家は、放射能に汚染した稲わらをえさとして与えていなかったとされていたため、原因を調べているそうです。稲わら以外でも内部被ばくしている可能性は否定できなそうですね。細野原発事故担当相は記者会見で、内閣官房に東京電力福島第1原発事故による放射能汚染対策を調整する新組織「放射性物質汚染対策室」を来週中に設置する方針を明らかにしました。細野氏は設置理由については、「放射性物質の問題を総合的に統括する司令塔機能をつくる」と説明しています。しかし、いったいいつになったら国が主導で除染を始めてくれるのでしょうか・・・。新しい組織を作るよりも、まずは除染でしょ。新しい組織を作って、そこに除染の対応を依頼してたら、来年になってしまいますよ。この煮え切らない状態は、いつまで続くのでしょう?稼動当初はトラブルも若干ありましたが、福島第1原発内にたまる高濃度の放射性物質を含む汚染水の浄化システムで、新たに導入した東芝製セシウム吸着装置「サリー」の単独運転を開始しました。 東電によると、18日の本格運転以降、6月から稼働している米・仏アレバ社製装置と組み合わせて使用してきましたが、単独運転に切り替え、米・仏製装置と並列に配置することで、現在毎時45トンの処理量を95トンまで倍増できるそうです。今日から、フル稼働させ、稼働率を向上させる予定です。 そうですか・・・日本の装置は処理能力が倍ですか・・・。これで今後トラブルも無ければ、どこぞやの高価な浄化装置は無用の長物になりますね。まあ、これで少しでも普通の状態に戻ってくれれば御の字です。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月20日
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今日は久々に涼しく、最高気温が26度です。天候が悪いのもありますが、来週も26~28度ぐらいの日が続きますので、うだるような暑さとは、しばらくお別れできそうです。これで電気使用量も減るかな?トラックによる制度悪用が相次いでおり、社会問題にまで発展したトラックやバスを対象にした東北地方などの高速道路無料化について、国土交通省は、8月末にも制度を打ち切る方針を固めました。テレビの報道番組でも取り上げていましたが、常磐自動車道水戸インターチェンジ(IC)などで、無関係なトラックが制度を悪用するために一旦降りて、住宅街などでUターンして、また乗る事例が多発しました。さすがにこれは該当インターチェンジ付近の住宅の方は大迷惑でしょう。被災地とは全く関係無いのは明白で、あまりに酷すぎます。このような一部の人間の行為で、復興に対する流通面の活性化を邪魔をしないで欲しいと思います。被災者については、トラックも含めて全車種で9月以降も無料化を続けるため、本当に東北に関係する車両については大丈夫そうですね(運転手は自分の被災証明を使わなければなりませんが・・・)。 原発廃止と騒がれている世の中ですが、原発や関連施設が立地する道県や市町村、周辺自治体に対し、交付金や税金の形で国や電力会社からもたらされた「原発マネー」の総額は、原発が営業運転を始めた66年以降、少なくとも2兆5000億円に上ることが分かったそうです。しかし、原発関連の固定資産税や寄付を公表しない自治体も多く、実際にはさらに巨額になることは間違いありません。原発の今後を考えると、原発マネーの扱いは避けて通れない課題となりそうです。なかなか原発廃止を訴えない自治体の長がいるのは、残念ながらこのような理由なのです。でも、住民を犠牲にしてまで、「原発マネー」の存続を望むのは正気とは思えません。「原発マネー」は過疎化で収入が少ない自治体には確かに魅力的ですが、それは麻薬のようなもので、最初はおいしい思いができますが、年々減額されるため自治体への収入は減っていき、それを補うためにまた原発を作ってきました。原子力発電所に複数の原子炉が存在するのは、そのためにです。一時でも潤った自治体は、いわゆる箱物と呼ばれる公共施設を大量に作りました。しかし、そのような施設が採算を取れるわけもなく、維持費だけでも大変な負担になります。原発を保有する市町村は、「平成の大合併」でも合併するところは少なかったですが、「原発マネー」が無くなったら破綻する自治体も数多くあるでしょうね。そのように仕向けた国にも責任は当然あるかと思います。「原発マネー」の財源は、電気料金と税金です。こんな税金を大量に使った絵空事の仕組みで、原発を増やして行くのは、即刻止めるべきです。育児用品総合メーカーのピジョンから、一般のキッズ用より小さいサイズで1才6カ月のお子さまから使える不織布製使い切りタイプのマスク「はじめてのマスク」を、2011年8月22日(月)より、全国で新発売されます。別にマスクの新商品発売の話なのですが、こんな2歳にも満たないお子様に、なぜマスクが必要なのかと考えると、どうしてもいたたまれなくなります。メーカー側も需要が見込めるから製品化するのであって、やみくもに新商品を作ったりしません。当然、背景にあるのは原発事故による放射能汚染でしょう。子供を少しでも放射能から守ろうとしたい気持ちは、親だったら誰でもありますからね。こんな国にしてしまった政府、東電は、子供達に明るい未来を与えて下さい。お願いします。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月19日
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昨日はお墓参りで実家に行きましたが、高速道路は下りにもかかわらず車の量は多く、80km/hぐらいで走っていました。帰りはもっと酷く、SA辺りを中心に10kmほど渋滞に巻き込まれました。私もそうですが、時期をずらして移動する方が結構いるんですね。お蔭様で久しぶりに渋滞を堪能しました。今回の渋滞はSAが満車だったので本線にSAに入る車が並んでいたためと推測できますが、そもそも信号の無い高速道路で渋滞するのはなぜなんでしょうね。カーブやトンネルなど、ちょっとした減速ポイントをきっかけにとは言われているようですが、みんなが同じスピードで走れば、どんなに車の量が増えても流れると思ってしまう今日この頃です(笑)。定期検査中の調整運転が異例の5か月間も続いていた北海道電力の泊原子力発電所3号機について、北海道の高橋知事が営業運転の再開を認めたことを受けて、経済産業省の原子力安全・保安院は、北海道電力に対して定期検査の終了証を交付し、泊原発3号機は営業運転を再開しました。東日本大震災のあと定期検査中の原発が営業運転を再開したのは、泊原発3号機が初めてとなります。というか、原発事故後、原発を再稼動させたのは世界で初めてです。実質、調整運転と称して営業運転を行っていたものの、原発事故を起こした日本がなぜ?と思うのは私だけでしょうか?【関連ニュース】海江田経済産業大臣が泊3号機の営業運転を先送りしてからわずか1週間での、北海道知事の容認の判断は地域住民を無視した行為と論議を呼んでいます。「地元軽視」と国に反発した高橋知事ですが、早すぎる結論に違和感を持った道民も少なくはないようですね。きっと裏で何かが動いて、知事はそれに乗ったのでしょう。そうでなければ容認してからの営業運転までの早さが尋常ではありません。明らかにストーリー付けられた、デキレースだと思います。武田邦彦教授は、北海道の泊原発の再開の問題について、科学的には完全にNOだと語っています。以下がNOの理由です。1) 震度6の地震で青森県東通原発から、石川県志賀原発まで、すべての原発が100%の確率で破壊された(破壊=地震が終わっても数ヶ月以上、立ち上がれない破壊)、2) 特に、東通、福島第一、茨城第二は、全電源を失った。たまたま福島原発だけが爆発に至っただけで技術的には、同じ危険があった、3) 泊原発に震度5以上の地震が来る可能性がある、4) 東日本の原発の安全性をすべて間違った原子力安全委員会、経産省保安院に安全を審査する能力はない。実にハッキリしています。再開は技術的にはとうてい無理です。しかも、未だに「救命ボート」も準備されていませんし、住民の避難訓練もされていません。しかし、結局、営業運転を開始してしまいましたね。泊原発3号機をきっかけに他の地域の原発も、ストレステストは行うとして再稼動し始めるのでしょうか・・・。3月21日の話ですが、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーによる講演会で、御用学者で有名な山下教授の発言が訂正されていたそうです。訂正の中身は「質疑応答の「100マイクロシーベルト/hを超さなければ健康に影響を及ぼさない」旨の発言は、「10マイクロシーベルト/hを超さなければ」の誤りであり、訂正し、お詫びを申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。」というものでした。いつのまにか、発言が「10分の1の数字に」訂正されているのです。しかし、動画の質疑応答では、山下教授は自信満々で「100マイクロシーベルト/hを超さなければ、まったく健康に影響を及ぼしません」と太鼓判を押しています。こんな重要なことが「間違えました」というHPの訂正だけで済まされるのでしょうか?こんな人が県のリスクアドバイザーで、原発事故後、福島県立医大の副学長にも就任していることには、大いに疑問です。1桁間違えた数値で、あれだけ大丈夫と福島の現地住民に語っていたのは何だったのでしょうか?ある意味殺人未遂ですよ。山下教授に対しては、責任追及するべきだと思います。福島の子供たちのためにも・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月18日
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会社の若い連中が休んでいる時の電話番でしたので、今日から遅いお盆休みです。別になにか用事があるわけではありませんが、高速道路も空いてきていると思いますので、実家に行って墓参りでもして来ますわ。今日も暑そうですね・・・。東京電力など電力9社と電源開発が発足させた「公益産業研究調査会」(略称「公研」)発行の月刊誌『公研』8月号に、東電福島原発事故によるセシウム汚染の稲わらで飼育した肉牛の出荷停止について、賠償を東電に負わせるのは「火事場泥棒」と論じる記事が掲載されていたそうです。国も国ですが、東電も東電ですね。東電の国に対する言い分も一理ありますが、そもそも汚染の原因となる放射性物質を撒き散らしたのはどなたですか?撒き散らさなければ発生しない問題ですよね。客観的に見ると、国は対策が甘かった責任、東電は放射性物質を撒き散らした責任があるかと思います。両者とも相手を責めて責任が無くなるような立場ではありません。それは理解しているのかしら?どちらも責任逃れに一生懸命で忘れているのかもしれませんが、稲わらのセシウム汚染によって被害にあわれた酪農家、農家、流通業界、飲食業界、消費者のことを考えれば、このような発言は当事者から決してあってはなりません。賠償金の溢れた分は血税が使われるのに、あたかも東電が全て保障するかのような偉そうな発言はやめて欲しいです。そうそう、福島第一原発に新たに導入した国産の汚染水浄化装置の試運転が昨日16日から始まりましたね。皆さんもご存知でしょうが、仏アレバ社(吸着装置は米キュリオン社)の浄化装置は、今でもトラブル続きで、政府が安定稼動宣言をした後も、水漏れや故障などで止まったと毎日のように聞いています。当初の目標稼働率は90%でしたが、現在も66%の稼働率にとどまっています。汚染水が溢れ出す危険性もあって急を要したため、アレバ社に依頼したのでしょうが、稼動開始もあれだけ遅れましたし、最初から国内企業に依頼した方が結果的に良かったのではと思います。当初、汚染水の処理費用は、汚染水の総量25万tで531億円と見込んでいましたが、トラブル対応や国産の浄化装置を追加したりしているので、間違いなくそれ以上の金額になっているでしょうね。足元を見られて、あんなポンコツを購入し、処理費用の溢れた分はまた税金で補うんでしょうね。国産の浄化システムには、なんとか頑張って欲しいです。こんな感じで福島第一原発事故は収束していない状態ですが、調整運転を続けていた北海道電力の泊原子力発電所3号機について、北海道の高橋はるみ知事は、営業運転への移行を容認する方針を固めたそうです。なぜ、電力も切迫していない北電で、この時期に原発を再開させるのか意味が分かりませんでしたが、知事の後援会会長は、元北電代表取締役という分かりやすい関係で納得しました。どうやら知事さんも原発利権にからんでいるんでしょうかね。 そんな理不尽なことを黙っていられないと、北海道在住の弁護士や研究者らが1000人規模の原告団と100人体制の弁護団によって、原発廃炉訴訟の準備を進めているそうです。確かにもう、知事の鶴の一声で原発再開、廃止を決める時期ではありません。政府があの状態ですから、自分の家族の安全、明るい子供たちの未来を守るためには、国民自らが立ち上がるしか手は残されていません。そもそも知事とは、その都道府県住民の代表であるはずですが、こちらも利権に溺れてらっしゃる方がいらっしゃるようで、原発廃止と言えない知事さんが少なからずいますからね。あれだけ世論から叩かれ、沈没しそうな勢いの原発の利権にしがみつき続ける姿は、こっけいにしか見えませんよ。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月17日
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お盆休みを故郷や行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュは、今日も各地の高速道上り線で続くようですね。みなさん、疲れたら休憩するなどして、気を付けてお帰り下さい。こちらの通勤は、最寄り駅から座れたりと、逆にかなり楽です。町は観光客や休みの学生たちで賑わっていますが、帰りの電車もそれほど混んではいませんね。会社にいても仕事の電話が来ることはほとんど無く、思わず睡魔が襲ってきます(笑)。福島第一原発ですが、敷地内の地割れから水蒸気が出ている話は、以前から聞いています。しかし、情報が少なく信憑性に欠けるため、真実か否かは分りません。もし、この原因がメルトスルーで、格納容器も突き破り、地中に核燃料が出ているとなると、本当に大変なことですね。そうなったら、核を閉じ込めるどころか、冷やすこともできなくなって制御不能におちいります。まさに「チャイナシンドローム」です。こちらの情報をどこまで信用してよいのか分りませんが、再爆発の可能性も否定できないため、一応ご紹介します。欧州連合(EU)では、福島第1原発事故を受け、日本からの水産物だけでなく、日本近海を中心とする海域で日本以外の国が漁獲したものについても、輸入時に放射性物質の検査を行うようEU各国に勧告したそうです。この海域では少なくとも事故前まで、主に中国やロシアがビンナガマグロなどを漁獲していたそうで、万一基準を上回る放射性物質が検出されれば、国際的な賠償問題に発展する可能性もあることから、日本政府はEUの検査結果を注視しているそうです。確かに海はひとつで、回遊魚は泳ぎ回りますから、EUの対応は当然かと思います。しかし、その影響で国際社会での賠償問題になったら、日本はどのような対応を行うのでしょうかね。そもそも、そんな莫大な賠償金を他国に支払うような余力が、今の日本にあるとは思えません。原発賠償法案のような東電を守る法律はあっても、日本を守る法律はありませんからね。すでに放射能汚染の影響は、日本国内に「大丈夫」「安全」と言っているだけでは済まなくなってきています。国も、そろそろ真実に目を向けませんか?民主、自民、公明3党などが、東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染されたがれきや土壌の処理に向けてまとめた特別措置法案の骨子案が判明しました。土壌汚染が著しい地域を「特別地域」に指定し、国が除染を行う。議員立法で各党が賛成する「委員長提案」として提案し、26日の参院本会議での成立を目指しているそうです。国が除染対象としてる「特別地域」は、原発から20km圏内の場所ですから、今は人が住んでいません。そんな場所を国が除染する暇があったら、今も人が住み、高濃度の汚染が確認されている場所の除染を率先して行うべきです。大半の地域の除染は、今までと変わらず、自治体が主体となって行うようですから、市町村が独自で行ってきた除染を違法(放射能に関する対応は国が行うことになっている)から合法にしただけですね。放射能汚染は被ばくと隣り合せですから、スピード重視で除染を行わないと、住民の被ばくは進む一方です。なんとか国が主体となり、国民を放射能から守って下さい。そもそも原発事故から5ヶ月も経っているにも関わらず、今頃国の除染に対する対応を協議している時点で、呆れるどころか怒りすら感じています。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月16日
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今日も暑いですが、会社に出ているので涼しく過ごしています。Uターンラッシュは、どこもすごい渋滞のようですね。週末は高速道路に近づかないようにしていたので、どれほど混んでいるか分かりませんが、普段聞かないような場所も渋滞で名前を呼ばれていましたので、結構混んだんでしょうね。まとまった休みは取るつもりはありませんが、実家の墓参りだけは行きたいな・・・。津波で倒された岩手県陸前高田市の松の木が、震災で亡くなった人たちの供養のために、千葉県にある成田山新勝寺に送られ、9月に護摩の木と一緒にたかれることになりました。陸前高田の松については、当初京都市で行われる送り火で、燃やすことが計画されていましたが、受入を中止。その後、中止の批判を受け、再度取り寄せたまきを検査した結果、皮の部分から放射性セシウムが検出されたとして、計画は断念しています。非情に残念な結果でしたが、ネットの意見を見ると、放射性物質を含んだものを送るなと陸前高田市が悪いような感じの書き込みが多数ありますが、実際には計画、実施は全て京都市と送り火の保存会などが行ったものです。今回の計画は、陸前高田市側が京都市に依頼したものではないということを改めて言わせて頂きます。京都市側も、被災地の人々を励まそうと計画したものだと思いますが、結果的に両者が悪い方向に行ってしまいました。成田山新勝寺では、陸前高田市から発送する前に、松の皮を削れば心配はないとして、予定どおり9月に護摩の木と一緒にたくことになっていますが、千葉はもう汚染されているから大丈夫、放射性物質をばらまくななどの批判がまた上がっている事が気になっています。結局は誰も得しない催しになってしまいましたね。放射能汚染が一番悪いはずが、汚い人の感情を垣間見ることになるとは・・・。東日本大震災と福島第1原発事故に見舞われた福島県の姿を世界に向けて発信しようと、地元出身のロック歌手らが中心となり、福島市内の公園で昨日15日、音楽フェスティバルが開かれました。放射線量は健康に問題がない水準とされるものの、影響を極力排除するため、会場の芝生は、全国から集められた色とりどりの布などを縫い合わせて作った巨大な風呂敷で覆われました。主催者によると、「芝生の上に布を敷くだけでも被ばくをかなり防ぐことができる」との専門家の助言を受けて実施することにしたそうです。約6000平方メートルに達する大風呂敷を広げる作業を手伝った方は「座布団のような優しい感じがいい」と話していました。ここまで大きいと風呂敷?と認識する方が大変そうですが、少しでも被ばくを抑える方法があるなら、どんどん行って欲しいと思います。政府は国民の被ばくに関して、いまだに見て見ぬ振りを貫いていますので、私たちが自己防衛するのが今は一番の対策です。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月15日
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こちらは田舎なので、どこに行っても人人人・・・。お盆の雰囲気もあり、かなりのまったり感はありますが人と車は多いですね。私もだらりと飲んだくれたいのですが、月曜から普通に仕事のため、あまりお盆の雰囲気に飲まれないように注意しています。でも、しっかり飲んではいますけどね(笑)。昨日は福島第一原発が、お漏らしでもしたのか東北、関東各都県で12日午前9時から13日午前9時に観測された最大放射線量は、11~12日に比べ各地で上昇が目立ったそうです。文部科学省によると、福島が毎時1.260マイクロシーベルト、宮城は0.064マイクロシーベルトにそれぞれ上昇し。逆に茨城は0.086マイクロシーベルトに下落しています。大阪でも11日、採取した大気中のちりから、放射性物質のセシウム134とセシウム137を検出したと発表しました。健康に影響はないそうですが、やはり福島第1原発事故の影響とみられています。お漏らしが治るのは、いつのことなのでしょうか・・・。福島県内の1000人以上の子どもの甲状腺を調べたところ、およそ半数から放射性ヨウ素による放射線が検出されたことが分かりました。専門家は「微量なので、健康に影響が出るとは考えにくいが、念のため継続的な健康管理が必要だ」としています。この調査結果は、13日、東京で開かれた日本小児科学会で、広島大学の田代聡教授が報告しました。田代教授らのグループは、国の対策本部の依頼を受けて、今年3月下旬、福島県いわき市や飯舘村などで、1149人の子どもを対象に甲状腺への被ばく量を調べる検査を行いました。その結果、およそ半数の子どもの甲状腺から放射性ヨウ素による放射線が検出されたということです。田代教授によりますと、甲状腺への被ばく量は100ミリシーベルト以上に達した場合に健康に影響が出るとされています。しかし、今回検出された放射線から換算される甲状腺への被ばく量は、子どもへの影響を最大限に考慮しても、最も多い人で35ミリシーベルトで、「健康に影響が出る値ではない」ということです。「微量なので将来、甲状腺がんが増えるとは考えにくいが、万が一の場合にも対応できるよう継続的な健康管理が必要だ」と話しています。検査の結果は、来週以降、国の対策本部から子どもや保護者に通知されることになっています。結論だけ言うと、福島の子供の半数は被ばくしているということですよね。健康に影響云々と講釈をたれる前に、被ばくさせちゃ駄目でしょ・・・。これ以上、被ばくが進まないようぜひとも対応をお願いします。宮城県では、県内7市町で採取した出穂前の食用イネの放射性物質測定結果を公表しました。宮城県南の丸森町、白石市のイネの茎と葉から微量の放射性セシウムが検出されたそうです。想像はしていましたが、やはり宮城でもセシウムが検出されました。当然、福島も駄目でしょうね・・・。県によると、食用イネの測定は初めてで、セシウムの検出量は水分を含んだ状態で、丸森町のイネが1キログラム当たり23.1ベクレル、白石市のイネが3.87ベクレルでした。それ以外の放射線量が高いとされる柴田、大和、大崎、栗原、登米の各市町では検出されませんんでした。水分を含まない状態での、玄米のセシウム濃度は、茎や葉の濃度の2分の1~3分の1程度になり、さらには白米に精米することによって、さらに下がりますが、各地の検査結果は慎重に見続けたほうが良いと思います。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月14日
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今日も相変わらず暑いですが、風が吹くと若干涼しく感じますので秋風になってきたのかしら?「夏の暑さもお盆まで」と言いたいところですが、来週も30度前後の日が続きますから、まだまだ暑そうです・・・。岩手県陸前高田市の高田松原の松を京都の「大文字」に使う計画が二転三転し、2回目に送ったマキからセシウムが検出されたため、結局取りやめとなってしまいました。土壌検査で問題ない場所の木からなぜ?と思いましたが、セシウムが検出されたのであれば、いたしかた無いです。最近は遠く離れたところでも検出されるところが多いですから・・・。そのセシウム汚染ですが、各地の浄水場や下水処理場の汚泥などから放射性セシウムが検出されている問題で、処分できずに行き場を失った汚泥で倉庫が満杯になり、保管用の設備を新設せざるを得ない事態に陥る自治体が出始めています。セメント原料に再利用できないレベルまで汚染された汚泥が多く、埋め立てを引き受ける処分場も簡単には見つからないためです。国も有効な対策は示しておらず、自治体からは悲鳴が上がっているそうです。静岡県浜松市では、下水処理施設の汚泥などを焼却して出た灰から放射性物質が検出されていたのに、国の通知に反して一般に公表しないまま最終処分場に埋め立てていたそうです。また、放射性セシウムが検出された先月の検査のあとは、新たに出た灰について検査をしないまま埋め立て処分していたということです。処分に困り、汚染されているのを見て見ぬ振りをしているということですね。違法なことをした自治体も悪いですが、国の地元任せの対応にも、かなりの原因があると思います。また、福島県内の多くの学校が放射性物質に汚染されたプールの水を排水できずに困っているそうです。農業用水路などに流れ込む場合、文部科学省は学校が自ら農家側の了解を得るよう指導しただけで、県教委が求める放射性物質の排水基準(濃度)作りを進めていないためです。国は放射能汚染廃棄物の対応はすると言ってはいるものの、明確な対策、方針、基準などは一切出しておらず、自治体は困っているでしょうね。細野原発事故担当大臣は、「数多くの課題があるなかでも、がれきの処理と除染に伴って出てくる新たな廃棄物の処理の問題が一番深刻だと語ってはいますが、当面の方針としては、市町村ごとに仮置きをお願いできないかと考えているそうです。その取り組みについては、政府としてきちんとバックアップしたいそうですが、結局は現状維持で、金を出すから自治体でためとけということですよね。今後の対応については、「その先、中間貯蔵や最終処分については、政府として考え方を整理しており、いましばらく時間がかかる。ただ、福島を廃棄物の最終処分場にすべきではないと考えており、少なくとも私が関わっているかぎり、政府が責任を持って処理を行いたい」と語りました。つまり放射性物質を帯びたがれきなどの最終処分の場所は、福島県外とする方向で検討するようです。おそらく福島の方の気持ちを考えてのことでしょうが、いったいどこに最終処分場を設けるのでしょうか?東電本社や国会だったら国民も納得するでしょうが、受け入れを表明する自治体は無いでしょうね。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月13日
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昨日は夜の3時半頃に、地震(福島浜通りで震度5弱)で起こされ、そこから5時過ぎまで眠れなくなり、すっかり寝不足です。昨日は22時頃にも震度4の地震がありました。12日に大きめの地震が来るとネット上で予想している方が多かったですが、本当に来ましたね。昼ごはんを食べたら、かなり眠くなりましたが、今日は金曜日ですから頑張りますよ。でも、ただでさえ夜も暑くて眠れないのに、夜中に起こされては本当に寝不足です・・・。これ以上、大きい地震が来ないことを祈ります。帰省ラッシュが始まりましたね。やはり予想通り、高速道路は朝から激しい渋滞が続いているそうです。特に東北自動車道は、被災者の車が無料になっている影響もあることから、例年よりも渋滞しています。日本道路交通情報センターによりますと、高速道路は早朝から下りの混雑が始まり、午前11時半現在で、東北自動車道は栃木県の矢板北パーキングエリア付近を先頭に35キロ、宮城県の鶴巣パーキングエリアを先頭に30キロの渋滞となっています。高速自動車道の渋滞は、12日は終日続き、混雑のピークは13日まで続く見通しです。やはり、実家に行くのは日程をずらした方が良さそうです・・・。東京電力・福島第一原子力発電所の事故で、インターネット上で公開されていた福島県の子どもの甲状腺検査の結果について、個人を特定できる可能性があるとして、国の原子力安全委員会が、すべて削除していたことが分かりました。専門家は、「正確な情報提供に逆行する」と指摘しています。福島第一原発の事故で、国の対策本部は、3月に福島県いわき市などに住む15歳以下の千人余りを対象に、放射性物質が甲状腺に蓄積していないか検査を行い、原子力安全委員会がインターネット上で結果を公開してきました。この中には、いわき市の4歳の子どもが健康への影響は無いとされる、甲状腺に受けた放射線量にして35ミリシーベルトの被ばくをした、とする記述もありました。ところが、詳しい住所が含まれていたことから、原子力安全委員会は、「個人を特定できる可能性がある」として、今月初め、記述をすべて削除しました。しかし、子どもの甲状腺の検査結果は、ほかには一切公表されていないうえ、個人の特定とは関係のない、被ばく線量などの情報まで削除されたことから批判の声があがっています。災害時の情報伝達に詳しい東京女子大学の広瀬弘忠名誉教授は、「子どもの被ばくに過敏に反応されることを恐れて削除したと言われてもしかたがない。正確な情報提供で対応できるようにしてもらわなければならないのに、逆行するあり方だ」と指摘しています。確かに個人を特定できるような情報は削除すべきかと思いますが、それとは関係のない、被ばく線量などの情報まで全て削除するのはどうかと思います。情報隠ぺいと言われてもしょうがないですね。だからこそ、隠ぺいを仕事?とする原子力保安院とか原子力安全委員会は不要だと言っているのです。子供達の被ばくがどのような状態なのか知ることは、今も放射能汚染が続いている状態ですから、子を持つ親への情報提供は必要と感じます。しかも、4歳の子供が事故後5ヶ月で35ミリシーベルトの被ばくって、物凄く大変なことのように思うのは私だけでしょうか?またパニックになるからとか、過剰に反応するからとかの理由で情報隠ぺいまがいの行為を行っているのであれば、絶対許せません。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月12日
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今日は東日本大震災から5ヶ月が経ちました。私の家の周り、会社の周りだけを見ると、震災以前の状態に戻っていますが、ちょっと足を延ばして沿岸部に行くと、がれきなども残っており、まだまだ復興と呼べるものでは無い状態です。現在、東日本大震災での犠牲者は、死亡者1万5,689人、行方不明者4,744人、8万7,063人の方が避難生活を送っています。犠牲になった方々のご冥福をお祈り致します。メディアでも被災地を話題として取り上げなくなってきているので、ボランティアの方が少なくなっていると聞いています。復興に関しては自治体が精一杯行っていますが、人の手を借りたい状態は今も続いていますので、今後ともご協力お願いします。東日本大震災の津波でなぎ倒された岩手県陸前高田市の松でできた薪(まき)を、京都の大文字送り火で燃やす計画が中止になった問題があり、被災者がメッセージを書いた薪333本は8日夜に現地で燃やされました。受入を拒否された薪は放射能汚染のチェックも行っており、燃やしても全く問題ないため、受入拒否に苦情が相次ぎ、五山送り火の各保存会で組織する「京都五山送り火連合会」は、現地から別の薪を受け入れ、送り火で燃やすことを決めたそうです。 やっぱりこれも風評被害なのですかね。受入拒否を決めた方は、陸前高田がどこにあるか分かっていたのでしょうか?陸前高田は岩手の沿岸部で、放射能汚染されている情報は一切ありません。追悼の意味をこめたこのイベントが中止になり、現地の人はさぞかし悔しかっただろうと思います。このような話は、残念ながらまだまだ続くのでしょうね。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、東京電力福島第1原発事故による放射性物質飛散直後に日本政府が「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」のデータを公表しなかったため、福島県浪江町の住民が避難先で高い被ばくリスクにさらされたと報じました。同紙は「責任を逃れ批判を避けようとする中央省庁の文化」が背景にあると分析しています。まあ、客観的に見てもそう思うのは当然ですよね。国際原子力機関(IAEA)から情報提供を求められていた時期(~5月)の分までは公開していますが、それ以降、SPEEDIの情報はいまだ公開していません。ドイツ気象局も放射能拡散予測を止めたため、放射能汚染に対するリアルな情報が一気に無くなってしまいました。こちらに震災当時の背景も含めながら、なぜSPEEDIが公表されなかったのかを分かり易く解説していますので、ご覧になって下さい。100億以上のお金をかけて肝心な時に役に立たなかった典型かと思います。こんな無駄遣いが今も続いているのでしょうね。その無駄遣いの良い例?として、原子炉の「メルトダウン」と「メルトスルー」を映像化したビデオを保安院をサポートする独立行政法人が2年以上前に作りましたが、現場の職員の目に一切触れないまま、福島第一原発で同様の事故が起きてしました。社会技術システム安全研究所・田辺文也所長は「圧力容器壁の穴が開いたことも含めて、基本的に(福島第一は)これと違わない」と語っていますので、まさにそのままの形で現実化してしまったわけです。こちらにそのビデオが紹介されていますから、ご覧になってみて下さい。想定はしていても、まさか日本でメルトダウンが起きるなんてことは無いという変な安全神話が働き、安全管理、教育体制に甘さがあったのでしょうね。ビデオを見たら結果が変わったかと言われると何も変わらないとは思いますが、税金をたくさんかけて良いもの作っているのですから、研修などに活用すべきだったかと思います。 おそらく「大丈夫」と言っていた原子力保安院や安全委員会、学者たち全てが、この事実を想像していたのでしょうね。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月11日
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仙台七夕まつりも終わり、すっかり普通の街並みになってしまいましたが、暑さはそのままのようです。今週末はお盆ということで、高速道路は混みそうですね。今年のお盆は、震災、津波で犠牲になった方々の初盆にあたりますから、帰省以外にも多くの方が訪れそうです。さらには被災証明の無料化もありますから、どれぐらい混むのか想像もできません。きっとかなりの大渋滞が予想されます。私もお盆に実家に行きたいのですが、このような状態ですから休みをずらし、来週の平日にでも行って来たいと思います。お盆近辺で東北に旅行を計画されている方は、見直しをお勧めしますよ。お盆といえば、こちらでは花火大会がいたるところで行われます。今年の開催状況は定かではありませんが、花火には慰霊と鎮魂の意味もあるため規模を小さくしてでも開催するところが多いようですね。東日本大震災から5ヶ月になる明日8月11日に、岩手、宮城、福島3県の太平洋沿岸10カ所で、花火大会「ライトアップニッポン」が一斉に開かれます。19時から約30分間、約2万発の花火を打ち上げ、亡くなった人を追悼し、被災地の復興を願うそうです。 開催地は岩手県5カ所(宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市)、宮城県2カ所(気仙沼市、多賀城市)、福島県3カ所(南相馬市、会津美里町、いわき市)となります。 開催の11日まで、寄付金を1口1000円から受け付けているそうです。ライトアップニッポンホームページに応募フォームがありますので、ご協力お願いします。枝野官房長官は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、子どもへの放射線の影響を心配して国が指定した避難区域以外の地域から自主的に避難した住民に対しても、適切な賠償が行われるよう東京電力を指導する考えを示しました。素直に聞くと、政府にしては珍しく真っ当な発言かと思いますが、実はこれには裏があって、実は原発賠償法案が可決されたからなのです。原発賠償法案は、別名「東電賠償保護法案(すみません勝手に付けました)」と言っても良い、東電をつぶさない法案なのです。最近、賠償範囲が広がっているのは、東電の賠償金の支払超過分に関しては国が負担、つまり我々の税金でまかなわれる可能性が高いからです。そのため、電力会社の利権を食う輩かも反対されないため、人気取りの発言も可能となったわけです。ただ、福島では、お子様の健康被害を心配して多くの方が他県へ避難しているのは事実です。東京電力福島第一原発事故後、福島県から県内外へ既に転校した小中高生や希望者は1万4千人以上に上っています。このうち小学生は1万144人で、県内の全小学生約11万7千人の一割弱になります。中学生は3千939人で全中学生の6・3%にあたります。2学期に入るまでに転校希望者数はさらに膨らむとみられています。自主避難は、収入を途絶えさせることができず、仕事をするために旦那さんだけが残るというケースも多いようです。しかし、それはそれで二重生活になるため、かなり苦しい状況が続いているようです。あれだけの汚染が確認されているのに、避難区域に指定せず、自主避難させている時点で国の責任だと思います。また、子供たちのことを考え、今までの生活を捨てて避難している方達の気持ちも考えると、かなりの決断が必要だったと感じます。たとえ税金を使おうと、その方々を多少なりにも支援することに私は賛成です。当然、このような状態を放置している責任は国にあるのは間違いありませんが・・・。 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月10日
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仙台七夕まつりも終わってしまい、今日はいつもの街並みに戻ってしまいました。一時のイベントだからこそ盛り上がるのは理解していますが、あれだけの七夕飾りが一瞬で消えてしまうと、寂しさを感じますね。仙台七夕まつりが3日間の日程を終え、青森ねぶた祭(2~7日)、秋田・竿燈まつり(3~6日)と続いた今年の東北三大祭りが全て閉幕しました。東日本大震災や原発事故の影響で団体ツアーが不振だったこともあり人出はいずれも減少しましたが、個人客の下支えにより極端な落ち込みは避けられたようです。仙台七夕まつりの人出は約199万8000人で、平成に入って2番目に多かった昨年より32万4000人減った計算になります。過去10年の平均(約218万人)を約18万2000人下回ったものの、主催のまつり協賛会の予想を24万8000人上回りました。竿燈まつりは130万人で5万人減、ねぶた祭は31万人減の266万人となり、いずれの人出も減少しました。ただ、あの大震災から5ヶ月余りで、お祭りを開催できたことは嬉しい限りです。昨日は七夕まつり最終日でしたが、私が帰る頃も人出は多く、写真を撮ったり、露店に並んでいたりと、観光客だらけでした。最終日も普通に夜まで七夕飾りはあるのですね。恥ずかしながら、最終日は早々に切り上げるものとばかり思っていました(;^ω^)。仙台駅に着くと何やら人だかりで、福島県の中通りで大雨洪水警報が発令されており、福島行きの在来線が運休とのことでした。福島への代替手段として新幹線が使えるようで、通勤されている方は、ある意味ラッキーだったかもしれません。仙台では時折、雷の閃光が見えるものの雨は降っていませんので、この事実を知らずに七夕見物をしている人がたくさんいるんだろうなと心配しながらも、混まないうちにそそくさと帰りました。放射能汚染がこれ以上拡がらず、来年も仙台七夕まつりが開催されることを祈りたいと思います。以前も書きましたが、バクテリアが放射性物質を無害化するということで、金沢大の田崎和江名誉教授は、南相馬市を訪れ、放射線量が高くセシウムを含んだ飯舘村長泥の土壌からバリウムが検出され、線量も低下したと桜井勝延市長に報告しました。田崎名誉教授は「飯舘村の放射能探査と汚染土壌の除染実験」と題した論文を「地球科学」に今月下旬に発表するそうです。田崎名誉教授によると、通常の状態で土壌からバリウムは確認できなかったため、糸状菌が土壌のセシウムを吸収し、物理学的半減期が30年のセシウム137が生物学的半減期で100日程度となり、バリウムが確認された可能性が高いと説明しています。前回書いた後に、元記事が消えてしまったので、バクテリアによって除染できるのか否かの真相は分かりませんでした。しかし、また元記事を書いた福島民友が取り上げているところを見ると、まんざらウソとも言いがたいような気はします。ただ、元記事がまた消えてしまいました・・・。はたして本当にバクテリアによって、セシウムの半減期が30年から100日になるのでしょうか?研究段階とはいえ、期待もこめて、そうあって欲しいと願っています。福島市では大量の放射性汚泥をひそかに処分しているという情報が入りました。この場所の存在は公にしておらず、付近に住む住民にも知らせていないそうです。大量の放射性汚泥は、市民による清掃や、町内の除染作業で出たものだそうです。確かに放射性物質を物理的に取り除く行為(除染)は、汚泥や土、落ち葉など放射性物質を含んでいるものをどこかに捨てなければいけません。それは、放射性物質を除去することはできても、無効化することができないからです。当然どこかに除染したゴミ(土や汚泥)を捨てる必要がありますが、それを公にすると以前あった郡山市の学校校庭の削り取った土のように廃棄場所の地域住民に大反対される可能性がありますので、秘密裏に行っているのでしょう。それはそれで情報隠ぺいにあたり、問題かと思いますけど・・・。今後粗大ゴミのように、放射性物質を含んだゴミが不法投棄される可能性があるでしょうね。そうなったら腐葉土のように日本全国がさらに汚染されるようになり、3月の風向きや実際の測定値などを考慮した汚染マップも、意味が無くなるでしょう。先日、車を洗車した汚泥から高濃度の放射性物質が見つかったことを紹介しましたが、汚染牛や腐葉土も含め、人為的による第2の放射能汚染が懸念されますね。これらを阻止するためには、やはり国が除染のゴミについての対応を明確にしなければいけません。さらには高濃度の放射性物質が見つかった場合、どこに連絡して対応を仰ぐかなど、連絡ルートも真剣に考えないと、ますます汚染は悪化することでしょう。日本をこれ以上汚染させてはいけません・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月09日
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仙台七夕の現在の状況はこちらのライブカメラで確認することができます。開催期間は本日8日までです。仙台七夕まつりは、震災の影響で人出が少ないと予想していましたが、中日の昨日7日だけで70万人以上と予想をはるかに上回る人出だったそうです。今日も朝から暑く、仙台では3日連続の真夏日となりました。多くの方に来て頂き、感謝するばかりです。 土曜日の日記で、七夕の丈が短くなったのでは?と書きましたが、今日見るといつも通りの背丈でした。やはり七夕飾りは前を遮るぐらいの長さが、風情があってしっくりきますね。どうやら、このヒモで七夕飾りの高さを調整できるようです。金曜日は前夜祭ということで、高くしていたのかもしれませんね。 仙台の年に一度の大イベントである七夕祭りが終わると、一気に寂しくなりそうですが、暑さはまだまだ続きそうですね。仙台はケヤキ並木でも有名です。冬になると、それらに電飾を施し、冬のイベント「仙台光のページェント」が行われますが、この季節の緑が茂る風景もなかなかのものですよ。ぜひとも遊びに来て下さいね。変な慣れで、食品の放射能汚染しか報道しなくなりましたが、その汚染のもとである福島第1原発内の放射性汚染水浄化システムが、また不調のようですね。昨日も午前8時過ぎから7時間半、停止しています。原子炉への注水は、貯水タンクに貯まった処理済みの水を使って継続したため、冷却には問題ありませんでしたが、トラブルが絶えませんよね。東電によると、システムの一部の仏アレバ社製除染装置で、放射性セシウムを沈殿させる効果のある薬液を注入するポンプ2系統のうち1系統が故障したためだそうです。残る1系統も今月4日にトラブルで停止しています。 調べたところ、薬液に粘り気があるためポンプに負荷がかかり過ぎたことが原因と判明しました。このポンプは2系統とも、通常運転用のポンプと、故障時の予備ポンプの計2台から構成されていますが、4日、7日のいずれも予備ポンプが働かなかったそうです。それについては今も原因を調べています。 国産の浄化システムが試運転中でしたが、故障続きで浄化が追いついていないことから、試運転を中止し、しばらくは現行の浄化システム稼動に専念するそうです。本当、実績も無い企業からガラクタを押し売りされた感じですね。福島第一原発が安定してくれないと、汚染と除染のいたちごっこになってしまいますので、なるべく早く安定化してもらいたいものです。政府も一時しのぎの対応で、安定したとか、恒久的な対応が完了したみたいなことを言わないで下さい。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月08日
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仙台七夕の現在の状況はこちらのライブカメラで確認することができます。開催期間は8月6~8日までです。今日も暑いですね。さっさと昼飯を食べて涼しいところに出かけたいと思います(汗)。昨日も東北電力の電気使用率が95%を超えました。ただ、東電から電気の融通をしてもらっているので、100%になることは無いかと思います。結局は東電からの電気の融通量によって電気の使用率が変わるので、どこまで行ったらリミットなのか分からない状態です。逆に言うと東北電力の電気使用率は東電が握っているということです。電力不足に見せかけるのであれば、いつでもぎりぎりの融通をし続ければ良いのです。原発推進派の道具に我々の生活が使われないことを祈ります。最近は価格も安定してきましたが、東京電力福島第1原発事故後に、放射線量を計測する機器「ガイガーカウンター」を販売するサイトで、代金を支払ったのに商品が届かない被害が相次いでいるそうです。被害者は全国で少なくとも200人で、業者は「入荷した」などと虚偽の説明で返金を先延ばししており、「詐欺ではないか」との声も出ています。本当にこの手の人の弱みに付け込んで商売する人間は、いつの時代にも存在しますね。福島県の内陸部で放射能汚染が発覚した時は、家の周りを勝手に測定して高額な代金をせしめる詐欺もあったそうです。こんな時だからこそ助け合いという気持ちになれないものでしょうか・・・。今年の新米についてですが、武田教授がコラムを書いています。以下、抜粋です。セシウムは米の胚と糠層に貯まります。土地が5000ベクレルなら、その3%から5%は玄米に入りますから、250ベクレル(キログラムあたり)のお米ができるでしょう。でも、その多くは胚と糠層にありますから、現実的には今年とれたお米を精米した白米は100ベクレルを切ってくると思います。また、昨年のお米を買った場合、少ししか貯めておけませんが、それでも、1) ペットボトルに詰めて床下などの冷えたところに置く、2) 凍らない冷凍室で保存するなどがあります。精米をそのまま冷凍保存するとカビは生えませんし、分析結果を見ると変わっていないのですが、味は落ちるようです。結局、1) 少し古米を買って、時間稼ぎをする、2) 新米はできるだけ北海道、西日本、新潟、秋田などのものにする、3) 仕方が無ければ、100ベクレル以下の関東のものを買って精米し、よく水で洗って使う、ということになると思います。現実に新米が出てきたら、その時点でデータを見て計算し、ブログに出したいと思います。当然、玄米で250ベクレルですから暫定基準値の500ベクレル以下に該当し、このような米は市場には出回るのでしょうね。そうなると、もう自己防衛するしかないです。今年の米は、食べないと思ってはいても、外食や、新米を古米として偽装、ブレンド米として売られたりするため、必ずどこかで口にするかと思います。100ベクレル以下と考えればたいしたことはないと思いますが、昨年までの米は0.1ベクレル以下ですから雲泥の差があります。全国的に米どころで有名な東北ですから、外部から米が入ってくることはめったに無いですが、先日ホームセンターに行くと、宮崎県産の新米や、北海道産の古米などが売っていました。分かってはいても、やはりこのような状態になっていくのですね。悲しいことですが、今年は地元の新米が流通していても買わないかと思います。別の地域の新米を買ったとしても、今ある古米と混ぜたりして使うと思います。それだけでも少しは線量が下がり、被ばくの可能性も下がると思いますので・・・。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月07日
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仙台七夕の現在の状況はこちらのライブカメラで確認することができます。今日も午前中から暑いですね。すっかり暑さが戻ってきてしまいました。昨日は、仙台七夕祭りの前夜祭で花火大会が行われましたが、私はそそくさと人の波に逆行して帰りました。東日本大震災の犠牲者を追悼し、復興を願う約1万6000発の花火が夜空を彩ったそうです。そうそう、帰る頃には七夕飾りがほとんど設置されていましたね。でも、毎年見ているつもりですが、なんか違和感があります。すっきりしたというかなんというか・・・昨年は出張で見ていなかったのでそう思ったのか・・・ということで2年前の画像と比べて見ました。七夕飾りが少ないのは、このご時世ですからしょうがないとして・・・あっ!分かりました。それは七夕飾りの背丈が短くなり、ヒラヒラをかき分けて歩く必要が無くなったようです。理由は分かりませんが、七夕飾りの一番下でも2m以上の高さがありますね。このヒラヒラをよけながら歩くのも風情だったのですが、前が見えなくて出会い頭にぶつかることもあったので、短くなったのかもしれません。でも、個人的にはすっきりしすぎて、七夕飾りのインパクトが無くなった感じです。もしかしたら、今日から開催なので昨日のうちは七夕飾りを上げておいて、今日下ろしているのかもしれませんね。今日は午後からにわか雨が降る可能性がありますので、お出かけの方は、折りたたみ傘を持っていった方が良さそうです。昨日、東海テレビの情報番組「ぴーかんテレビ」で岩手県産米を中傷するテロップが流された問題を紹介しましたが、その後事態を重く見たのか昨日5日、この放送事故を検証する特別番組を放送しました。この中で「ぴーかんテレビ」を当面、休止することを明らかにしました。 特別番組は午後6時37分から約15分間で、冒頭、浅野碩也(せきや)社長が改めて陳謝しました。テロップは50代のCG(コンピューターグラフィックス)制作会社社員が番組放送前日にCGで作製したそうです。タイムキーパーが内容を直すよう求めたが「後でいいと思い」放置したそうです(なんか言い訳くさい・・・)。東海テレビは今後も検証を進め、後日改めて特別番組を放送する予定だそうです。 JAの愛知中央会、岐阜中央会、三重中央会は5日、浅野社長あてに「単なる人為的ミスとして済まされるものではない」との抗議声明を送り、スポンサーもしばらく見合わせるとのことです。まあ、ネットでこれだけ大騒ぎになり、全国から抗議の電話が殺到すれば、これぐらいの対応は当り前です。再発防止に向けた今後の東海テレビの対応に注目させて頂きます。すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月06日
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仙台七夕の現在の状況はこちらのライブカメラで確認することができます。急に暑くなったせいか東北電力の使用電気が97%になりました。母数である供給電力の定義が怪しいのは分かっていますが、さすがに100%に近づくと焦りますね。一応波に乗って節電しますか・・・。東海テレビ放送(名古屋市)が4日に放送した情報番組「ぴーかんテレビ」で視聴者プレゼントの「岩手県産ひとめぼれ」の当選者として、「怪しいお米セシウムさん」などとテロップを表示し苦情が殺到しています。4日だけでも528件の苦情や問い合わせがありました。 リハーサル用の仮テロップが操作ミスで放送されたのが原因のようですが、作成したのは外部スタッフの男性で「ふざけ心でやってしまった」と説明しているそうです。本日5日、同番組を休止し、約3分間の特別枠を設定し、同番組のアナウンサーが「担当者がふざけ心で作成した。深く反省している」とあらためて謝罪しました。同枠ではアニメを放送し、来週以降の放送については「これから検討したい」としています。 アナウンサーは「ふざけ心では済まされない。風評被害を食い止めるべく、細心の注意を払わなければならない私たちが、誤解を招きかねない放送をした。重く受け止めている」と語っていました。また、東海テレビの常務らが5日午前中に岩手県庁を訪れ、県担当者に謝罪しました。 この話を聞いて、かなり怒り心頭になりました。ふざけてやったレベルのものじゃないでしょう。しかも影響力のあるテレビ局がやったとは、本当に信じられません。結局、放射能汚染が深刻でない地域では、他人事で「汚染牛」「セシウム」なんて笑いのネタにしかならないのでしょうね。今でも放射能汚染地域に住んでいる方には、「セシウム汚染」の話は生死に影響する真剣な問題です。生産者の方も生活できるか否かの深刻な問題です。決して笑いのネタにするような状況ではありません。悪ふざけもホドホドにして下さい。外部のスタッフとか言っていますが、使っているのは東海テレビなのですから、そんな責任転嫁の話は聞きたくもありません。放送免許剥奪ぐらいのことをしてもらわないと納得できません。こんなスタッフを使っているテレビ局は正しい報道ができるのでしょうか?すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m
2011年08月05日
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