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「伝吉祥天立像」細かい衣紋を彫りました。一番外側だった衣紋の中の細かい衣紋を枠取りのために彫っていきます。足もとの衣紋も彫り込みました。まだまだ浅いですね。背面については実物写真ではわからなかったので、観音像を参考に彫り出しました。彫り込んで初めてわかる衣紋の流れがあります。天衣の下の衣紋の関係性が見えてきました。この仏像は衣紋も独特ですので、仕上げ彫りの際はよく見て考えて彫りたいと思います。
2024.11.27
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「伝吉祥天立像」次に彫る衣紋を書き入れました。写真では見えにくいのですが、大きく彫り分けた衣紋の中に細かい衣紋を書き込みました。腕のアクセサリーを彫った分だけ腕が細くなりました。足の指を彫り込んでサイズとバランスが確定です。腰回りも削ったのでこのバランスです。これから衣紋を彫り込むと更に身体の線が見えてきます。この仏像の特徴でもあるのでどっしりした感じに仕上げたいと思います。
2024.11.21
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「伝吉祥天立像」左脚部のチェーンソー痕の修復をしました。左側面をカットしたときの端材から同じ部分を取り出して傷跡に埋め込みました。木目がほぼ同様の部分です。大まかに切り取って再度埋めて糊止めしました。埋めた後から衣紋どおりに彫り直すと修復跡も目立たなくなります。とは言ってもやはりわかりますね。残念!これから細かい部分を彫りすすめますので、また微調整していきたいと思います。
2024.11.18
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当倶楽部HPを更新するため所蔵する仏像を整理しました。HPの「仏像ギャラリー」を更新するため、全員集合しました。仏像だけで再集合しました。1点ずつもいいですが集まるとまた違いますね。ホームページはブログと重複しますが、ギャラリーは独自のものなのでこちらもご覧ください。https://butsuzo-art-club.sakura.ne.jp/
2024.11.14
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「伝吉祥天立像」各部位の小造りを始めています。 頭上には二つの象頭があり、他に類例のない非常に珍しい仏像です。今回は2本の手を彫りましたが、この仏像には複数の手があった形跡も残っています。まだ少し太めに感じますが、これから衣紋や手足も細かく彫り込むので全体バランスはこれぐらいにします。
2024.11.11
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平成30年の七五三に続き今回も桜山神社でお祓いしてもらいました。七五三詣での垂れ幕のとおり、日曜日ということでたくさんの人出でした。 境内には大岩「烏帽子岩」があり、盛岡藩の守り岩として歴代の藩主に祀られています。桜山神社は市内中心部にあり、岩手県庁、盛岡市役所に近く、岩手公園にも隣接しています。隣接する史跡盛岡城跡公園(岩手公園)は、江戸時代以来300年ぶりの石垣修復工事がすすんでいます。2022年6月から始まった工事は解体した石を1個ずつ管理して積み直すもので、2026年春の完成予定です。(工事の詳細はこちら盛岡市公式HPでご覧ください)・・・感謝!
2024.11.10
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「伝吉祥天立像」手の次に、足の彫り出しに着手しました。衣の裾前を決めて、大きな衣紋を彫り出します。裾の中まで彫り込んで、足首を確保します。少し早い気もしますが、足の指を彫り分けました。これでもう後には引けませんが、手と足の大きさの均衡がとれたので決定とします。今後は足に合わせて手を彫り込んでいきます。
2024.11.04
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「伝吉祥天立像」各部位の小造りは「手」から始めました。手のカタチ、印相は「施無畏印(せむいいん)」。恐れることはない、安心を与える印相なそうです。片手でのこの印相はよく見ますが、両手ともどもの仏像は見たことがないですね。彫り始めなので厚く大きいですが、バランスをとるよう指を細くして手も薄く小さくなります。次は足を予定してます。手と比べて大きいので、衣の裾を上げてくるぶしを出しながら小さくしていきます。
2024.11.02
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