続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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November 7, 2016
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カテゴリ: トルコ国内出張
ブログではまだ初日の話が終わっていないのですが、
バスク修行は土日も関係なく今日で4日目です。




状況的にはさと子さんは一色版、色版がだいたい終わったところ。
5日目の明日に色版の続きをやって、手塗りに入ります。

私はさと子さんの隣で作業の記録取りをしていますが、様子を見ながら合間合間に短時間のお出かけをしています。(残念ながらまだ放置タイムには至っていません)

最初に訪れた20年前とは町の様子も、職人さんたちの姿もすっかり変わっていますが、人々の優しさや温かさは変わっていません。

当時出会ったバスク職人さんや骨董家具屋さん(トカットは古い家具でも有名でしたから)の話をすると、それはきっと亡くなった自分の親父のことだろう・・と写真を見せてくれたり、そんなとき私のトルコで過ごした歳月を痛感させられます。
わずか20年間ほどの話なのにね・・・・。

あの時も、長いこと閉鎖中で現在改装中の古いヤズマジュハン(ガジオールハン)の作業風景なども(デジカメなかったからポジで)撮っているはずなんだけど、いったいどこにあるのだろう・・・とか。

さて初日の話に戻ります。
トカットに来たのですから、トカット県知事に表敬訪問して参りました。




事前に内務省を通して面会予約を入れておきました。
とても忙しい方で、面会のときもたくさんの訪問者がいましたが、私たちのために特別に時間を取ってくれ、個別面会になりました。

何かお願いしようと思っていたわけではなく、シンプルにご挨拶して日本のシルクの染め物と私の本を贈呈するためだったのですが、話を聞いて県観光局に私たちの修行と取材の全面的なバックアップまで直接指示してくれました。
実際は私の方でも滞在中のことについては手配済みでしたが、おかげさまで他の先生や関係者とも知り合う機会になりました。



実は面会の直前にバスクのアトリエでもお会いしていました。
要人3名を案内していらしたときのことです。
そういうわけで私たちがバスクのアトリエにいたのをご覧になっていたので、県庁での面会もスムーズでした。


トカットにはバスクを筆頭に様々な手工芸の伝統があります。
最後の職人さんたちもいます。
文化的にも面白い伝統的な建物など見るべき場所もたくさんあります。
(特に博物館は地方でありながら内容も充実していて見応えありました。でもトカットの博物館がこんなに素晴らしいことは宣伝されきれていませんよねえ・・・)
トカットについては私がしっかり取材しておきますので、いつになるかはわかりませんが、もし何か機会があればお披露目させていただきます。

さて、さと子さんもバスク修行後には日本で報告会も兼ねて紹介のためのワークショップも計画されているようです。
今回のことで私自身が身をもって体験しておりますが、バスクって思った以上に楽しく、しかも奥深い伝統手工芸です。
オヤを作る人も作らない人も、この地を訪問して職人さんたちから木版作りと型押しを習いながら、自分オリジナルのヤズマを作るツアーなんてどうでしょう。
その際はもちろん私が日本語解説員として同行しましょうー。
(とりあえず今は非公認トカット県観光大使・・・・!?)

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Last updated  November 9, 2016 04:22:33 AM
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