続々・絨毯屋へようこそ トルコの絨毯屋のお仕事記

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December 25, 2017
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クリスマスイブの24日のSNSはどこを見ても美味しそうなクリスマスケーキであふれていましたねー。
目の毒です・・・・。
クリスマスケーキにふわっふわのスポンジケーキっでも食べたいところですが・・・・。
代わりにと言ってはなんですが、スポンジオヤでもいかがでしょう。





スポンジのことをトルコ語で「シュンゲル」と言います。
ケーキでは使いませんが、お皿洗いのスポンジとか、の意味です。

マニサのサーリヒリの村でこのオヤをたくさん見たことがあります。
女性たちは家で見つかったシュンゲルをカットして使ったと言っていましたが、もしかしたら手芸用に売っていたのではないかと思うほど色とりどりのものがあります。

これに似たタイプのオヤで、糸(ケスメイップオヤ)や布の端切れ(チャプットオヤ)を使ったものがあります。
同じように糸に括り付けて縁飾りにしています。





本当におもしろい。
手芸って材料がそこにあったから、もしくはそれしか手に入らなかったから、これになった・・・ということがわかる例のひとつですね。

ヤズマも古くて素敵です。
両者とも木版のハンドプリントもの。
トルコで型押しプリントを「バスク」と言います。
オスマン帝国時代に唯一バスク技術の権利を与えられたトカットの地で650年の歴史を持つ伝統美術のひとつです。
菩提樹を2年寝かせて乾燥させた木を特殊な道具で手彫りして型を作り、それを一つ一つ手で押していきます。
手間のかかり方や技術の特殊性から言うと、ヤズマの方が時間がかかったのかな・・・って思うけど、いやいやシュンゲルオヤ自体がそうそう数があるものではないので、地方文化、民族文化を辿る上ではとても貴重な資料です。

今年のクリスマスイブはスポンジケーキは我慢して、スポンジオヤで過ごしました~。



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Last updated  December 25, 2017 05:17:31 AM
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