幅厚比とは、その順に幅÷厚(幅/厚)。幅厚比が大きいとは、厚みの割りに幅が大きく、「薄っぺらい」、「ペラペラ」ということ。強い圧縮がかかると、材が薄べったいので局部座屈しやくなります。フランジは曲げの時に強い圧縮がかかる部分なので、局部座屈しないように、幅厚比は小さく、厚みの割りに幅が小さい「分厚い」、「ごつい」形にする必要があります。構造体が壊れる際、弾性を超えて塑性化して粘るためには、幅厚比を一定以下に小さくします。すぐに局部座屈せずに、圧縮で塑性変形しながら粘るようにします。ウェブはフランジほど圧縮がかからないので、幅厚比の上限はフランジよりも大きく定められています。 EX 骨組みの塑性変形能力を確保するために定められているH形鋼の梁の幅厚比の上限値は、フランジよりもウェブの方が大きい。 A フランジよりもウェブの方が平べったくても局部座屈しにくく、幅厚比の上限は大きく定められています(S55建設省告示)。(答 〇)